NHK BSニュース

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NHK BS NEWS
ジャンル 報道番組
放送時間 毎時50分(随時)(10分)
放送期間 2004年11月1日 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK BS1 テレビニュース部
出演者 § 出演者を参照
外部リンク 公式webサイト

特記事項:
ハイビジョン撮影: ワイドSDTVHDTV
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NHK BS NEWS』(エヌエイチケイ ビーエスニュース、通称「BSニュース」)は、NHK BS1で衛星第1テレビジョン(旧BS1)のころから放送している報道番組である。『BSニュース50』の終了を受けて2004年11月1日に放送を開始する。BS1の「24時間ニュースチャンネル化構想」の第一歩として、これまで定時ニュースを放送していなかった深夜・未明の時間帯にも放送枠を広げ[注 1]、完全帯番組である。

番組概要[編集]

放送時間[編集]

  • 2017年4月2日までは原則的に終日毎時50分から00分までで、曜日の切り替えは午前4時50分に行われていた。スポーツ中継など、前後の番組の長さに応じて放送時間は適宜変更される。
  • 重大な事件・災害の時や重大な事件・災害の時は放送を休止し、総合テレビの放送番組をサイマル放送する。放送時間が5分間以下の場合はオープニング映像は流れない。
  • 2009年度までは毎時00分(正時)から15分間(休日は10分間)の放送だったが、2010年度からは毎時50分から00分までの10分間番組に変更された。
  • 2017年4月3日から、それまでの毎時50分からの放送が一部変更され、基本的に深夜0:50-4:50までの放送は休止(突発的な事件・事故・自然災害などがあったときは放送あり)となり、1日の初回は5:50、最終回は23:50の1日最大19回の放送となる[1]。またこれに伴い、スポーツ中継の中断時を除き、番組放送中は常時時刻表示を行う。

スポーツ中継時の対応[編集]

録画中継の場合は原則として定時放送となるが、生中継の場合は中継を優先させるため、下記の様な短縮版として放送する。当初の中継枠から延長して中継する場合、2011年10月からは臨時放送用チャンネルであるBS102chに移して中継するので、短縮放送は無くなった。

プロ野球メジャーリーグ
  • 毎時50分を過ぎて、最初の攻守交代もしくは投手交代が始まってから約2分間[注 2]。ただし、9イニング目の交代時で延長戦がないと判断された場合は、ニュースを挟まず試合終了まで中継し、終了後に放送。放送時間は状況に応じて勘案され、次の50分に近い時間帯(概ね30-40分台)に終わった場合には、中継終了後別のフィラー番組を挟んで、50分からの通常版を放送する。
Jリーグ、バスケットボールリーグ戦(BリーグWリーグNBAファイナル)、スーパーボウル
  • ハーフタイム中に5分間。
V・プレミアリーグ
  • 第2セット終了後に約2分間。連続した複数の試合を放送する場合、第1試合終了後に5分、ないしは通常版10分を放送する。
天皇杯皇后杯
  • ハーフタイム中に5分間。また、連続した複数試合を中継する場合、次試合の開始前に約2分間。
ATPテニスグランプリシリーズ
  • 各セット終了後5分間(録画中継で10分のフルバージョンとして流す場合でも、試合の進行などの都合で前後することがある)
オリンピック)、FIFAワールドカップアジア競技大会
  • 競技終了後直ちに次競技を中継する場合が多いので、開始時刻や放送時間を大幅に変更、もしくは放送休止。但し、録画中継である場合、部分的に編集する箇所もあるため、通常と同じ毎時50分から放送する場合もある。時刻出しのスーパーについては、4:50-9:50開始分は原則表示だが、スポーツの生中継競技を中断して放送するときは時刻表示を出さない。

番組進行[編集]

  1. オープニングCG映像※ → 挨拶
  2. ヘッドライン (短冊)※
    • メインニュース3項目を紹介。重要なニュース(自然災害、緊急情勢など)が発生した場合にもヘッドラインを省略してそのまま最初のニュースを伝える場合もある。
  3. メインニュース
    • ニュース解説や現場との生中継は一切入らないストレートニュースを5項目。
    • VTR中は概要を右上にテロップで表示する(2017年4月2日までは朝の時報スーパーが表示されていなかった時間帯は左上だった)。
      • 平日のみ午前4:50-7:50のパートは、まず司会者が「おはようございます…。BSニュースです」と挨拶した後、司会者の右側にその時間に入る主要ニュースの短冊(1ページに付き3-4項目×2つ。2ページ目は2-3項目になることが多い)を表示しつつ、その短冊の色の変わった部分のニュースの詳細な解説を行う。2016年4月以後はこれに、平日の21:50、22:50、23:50も同様の体裁を取るようになった。ただし朝は緑ベースの短冊であるのに対し、深夜のそれはオレンジベースである。
  4. その他のニュース※
    • 概要を上記と同様の形式でテロップ表示(2015年3月28日午前5:50開始相当分までは一律右下に表示)。
  5. 株式・為替市況※
  6. 気象情報(※)
    • 気象衛星の画像、全国の天気[注 3]・週間予報[注 4](残り時間が足りない場合、一部省略有り)
      • 6時台・7時台・16時台は、日本地図の前に各時50分の気温・降水量・風速・風向とともに、東京都心各地点に設置されたお天気カメラからの映像が流れる。
    • かつてはBGMが流れていたが、2013年度辺りから流れなくなった。
  7. 挨拶 → エンディング映像
    • 情報カメラからの映像を背景に、メインニュースの短冊3項目で締める。
    • 臨時ニュースなどでオープニングの項目が休止・変更になった場合は、エンディングの短冊も変更される。
  8. 終了クレジット
    • NHK BSニュース 終/制作・著作NHK
  • ※印: 5分以下の編成時は省略される(気象情報は放送する場合がある)。
  • NHK BS-1の番組で「終/NHK」の字幕を出す番組は現状、このBSニュースとBS世界のドキュメンタリーABCニュースシャワー程度。他の番組はエンディングには番組名のみ(アイキャッチとほぼ同等)のみ表示(BS-1が独自編成になった1987年7月以後今日まで)。
  • 歴代のテーマ音楽は土井宏紀和田貴史、META BOYSなどが担当。

同時放送・時差放送[編集]

NHKワールド
  • 海外向けのNHKワールド・プレミアムでも、総合テレビのメインニュース[注 5]を同時放送している時間帯を除き、1日5回程度、主に日本時間の深夜時間帯(全曜日)と昼間の時間帯(土・日が中心)で同時放送あるいは時差放送される。また、平日の午前・昼間時間帯でも国会中継や高校野球中継(準決勝・決勝は除く)その他特別番組の編成で総合テレビの『NHKニュース』が放送されない時にも本番組が同時放送あるいは時差放送されることがある。
  • 放送時間が5分未満(3分間など)の場合、海外向けの放送では同時・時差にかかわらず放送されない。
  • NHKワールドTVでは2009年2月1日まで平日が1日16回程度、土日は1日11回程度放送されていたが、完全英語放送による大幅な番組改編により打ち切りとなった(最後の放送は2月2日の7:00(6:00の時差放送分)からだった)。
  • NHKワールドTVでは番組中、画面下1行の英語字幕によるティッカー表示を行っていた。
  • NHKワールド・プレミアムでは主にニュース・情報番組ではノンスクランブル放送を行うが、『BSニュース』はどの時間帯も通常はノンスクランブル放送の対象にはなっていない。ただし、重大なニュースがあった場合やノンスクランブル放送対象である総合テレビの定時ニュースが番組編成の都合で放送できない場合の代替番組として特別にノンスクランブル放送を行う場合がある。[注 6]
  • 番組表は、日本語では『BSニュース』と表記されるが、英語では『NHK News』と表記される(BS=放送衛星の略語が日本国内でしか通用していないための配慮と見られる)。ちなみに総合テレビ『NHKニュース』は単に『News』と英語表記される(日本語では『ニュース』と表記)。
  • 日本国内向け放送の番組編成に合わせて放送されているため、各種スポーツ中継が延長した時など定時に放送できない場合は、NHKワールド単独で時差放送(前時間の再放送や国内向け放送の異時放送)を行ったり、同時放送もしくは時差放送の総合テレビ『NHKニュース』など別番組に差し替えることもある。また、地上アナログ放送の文字多重放送番組である『NHK文字ニュース』に差し替えていたこともあった。
衛星ハイビジョン
  • 2006年のトリノオリンピック2006 FIFAワールドカップ期間中は、衛星ハイビジョン(BS hi)と同時放送を行っている場合はBShiでも『BSニュース』が放送された。しかし、当時はBSニュースセンター(BS-NC)のスタジオ設備と制作番組自体が画角4:3の標準画質(525i)となっていたため、ニュース素材も含めてすべてが標準画質のアップコンバートでの放送になっていた。BShiでの放送事例はこれら2つのケースしか実施されておらず、同じくBS1とBShiの同時放送があるメジャーリーグ中継についてはBS1のみで放送される。

放送機器[編集]

  • タイトル映像は2パターンが使用されている。CG映像を使用したオープニングは、現行のロゴを表示(定時で放送される場合)。CG映像のオープニングが無い時とエンディング時は、画面の右側にオープニング映像の最後の部分の静止画を表示し、左下にキャスター名を表示する。(スポーツ中継などの中断時間を利用した放送である場合や定時放送であっても5分のみしか時間が取れない場合)。
  • 2010年度までは平日23時台は『きょうの世界』に内包されているため、オープニング映像は流れず、エンディング音楽も別のものに差し替えていた。この時間帯は2008年3月28日までNHKワールドTVでも放送されていた。
  • 2006年4月3日5:00放送分より、CG映像BGMが一新される。
  • 2006年9月下旬にBSニュースセンターのスタジオ設備がハイビジョン対応化されたため、現在はハイビジョンで制作されている。その後マスター(TOC装置)を更新したことにより、2006年11月20日5:00放送分よりBSデジタル放送では標準画質(525i)でこそあるものの、画角16:9のサイズで放送されるようになった。
    • 2011年4月からBS1がハイビジョンチャンネル化されたため、ハイビジョン画質で放送されるようになった。
  • 2007年1月1日0:00放送分より、スタジオのセットがすべて新しくなったと同時に、平日23時に行われていた『きょうの世界』からの連続的なカメラワークが無くなる。
  • 2007年4月から、7時のオープニングは、スタジオ上部にあるモニターに映されたCG映像のオープニング画面をスタジオのカメラで捉えたのち、下にいるキャスターにズームして始まる形をとっている[注 7]。2008年3月31日放送分から2009年1月30日まではNHKワールドTVでもこのオープニングを見ることができた。
  • 2008年3月31日5:00放送分より、短冊が変更され透過率が高まった。
  • アナログ放送では2008年5月1日5:00放送分より、右上に常時表示されている「BS1」ロゴの下に「アナログ」ロゴが追加される。
  • 2009年3月30日8:00放送分より、スタジオセットやCG映像、SEを含むBGMが一新され、番組構成も一部が変更される。
  • 2010年7月5日放送分よりアナログ放送およびNHKワールド・プレミアムでは、16:9レターボックス放送となった。ただ、9月26日深夜(9月27日未明)3:50の分までは字幕は従来の4:3の位置に書かれていたが、9月27日早朝の放送日付上の基点となる4:50の分以後、16:9サイズの位置に字幕が表示されるようになった(地上波もこの日の『おはよう日本』から同様の処置をとった)
  • 2011年4月1日6:50放送分より、新生BS1としてCG映像やBGMが一新(気象情報は変更なし)。最初に「NHK BS1」のロゴが出現し、それが分解していき『NHK BSニュース』のロゴを形成する。
  • 2011年5月5日12:50放送分より、セットが一新される。透明・不透明の縞模様状の背景パネルの隙間から『ワールドWave』のセットが見える。
  • 2015年3月30日6:50放送分より、変更された点と変更されなかった点は次の通り。
    • 変更された点…オープニングタイトル、タイトルCG(緑・黄緑・黄など、5色のをイメージしたグラデーションに変更)、題名ロゴ(「BSニュース」から全て英語の「BS NEWS」に変更)、字形(一部、変更前の字形を用いる場合あり)、気象情報のデザイン(「気象情報」の字形、地図や週間天気予報の表は変更されず)など
    • 変更されなかった点…開始時・終了時のテーマソング
  • 2016年度より、平日21:50-23:50に放送される番組についてはスタジオパートのテロップのみ暖色系のグラデーションで表示されるようになり、またヘッドラインの表示も午前4:50-7:50に放送されるパターンと全く同じ形で放送されている。

『BSニュース50』との関係[編集]

  • 2004年にBS1の全面改編の発表した際に「『NHK BSニュース』を新設」という表現[2]を使っており、『BSニュース50』とは無関係の新番組として扱われた。新「BSニュース」は2004年11月1日午前5時放送回から開始された。開始当初から2010年3月28日までは、スポーツ生中継時など一部の例外除いて原則として毎時00分からの放送であるが、時間帯により10分枠と15分枠とに分かれていた。
  • 『BSニュース50』に定期出演していたキャスターのうち、局外起用のフリーアナウンサーのほとんどは引き続いて当番組を担当したが、NHK職員の女性アナウンサーは全員がBS1から姿を消している。

出演者[編集]

現在のキャスター[編集]

男性アナウンサー
  • 伊林毅暁 - 2017年4月3日より
女性キャスター

歴代のキャスター[編集]

キャスターのローテーション[編集]

今年度[編集]

5:50 6:50 7:50 8:50 9:50 10:50 11:50 12:50 13:50 14:50 15:50 16:50 17:50 18:50 19:50 20:50 21:50 22:50 23:50
平日
伊林毅暁 (女性) (女性) (女性)
土日祝 (女性) (女性) (女性) (女性)

過年度[編集]

スピンオフ番組[編集]

月刊!ジョセイメセン[編集]

2017年4月より、まず第1シーズンとして、7月迄の1クール分の4回シリーズの放送が原則として毎月最終日曜日[注 8]に編成された情報番組である。番組概要としては、当該番組のスピンオフの扱いで女性キャスターが3人づつ[注 9]出演し、『BSニュース』で取り扱う国内外のニュースとは別に1人の女性の視点からチョイスしたユルいニュースと1か月間のニュース事項で特に注目すべき話題を取り上げ、キャスター自らのロケに出向き、関係者・有識者へのインタビュー取材を行うことで問題点を探る構成である[3]。また、演出もBSニュースと比較し、セットも女性的な小物が置かれ、立ちイスで一箇所に固まり、出演者の手元にはノートPCを設置している[注 10]

放送時間[編集]

  • 最終日曜:22:00 - 22:50

テーマソング[編集]

放送リスト[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 深夜・早朝は旧『BSニュース50』の時代は地震台風・大規模な国際情勢の悪化など特例があるときだけに限られ、定時でのテレビ放送はBS・地上波も含めて行っていなかった(番組最終期は平日は6:50初回~22:55最終、土・日・祝日は7:50初回~18:50最終で夜間の放送がなかった)。ただし、本州に影響を及ぼす台風や地震・津波が起こった場合は、東日本大震災の時などの「7(8)波全中」を除いて、原則として旧体制において、深夜の災害情報を総合テレビとBS2の同時放送としたことがあった
  2. ^ EPG上では1分40秒間で、『<中断>(XX:50)~(XX:51.40)BSニュース』などと表記される。
  3. ^ 札幌旭川帯広釧路青森盛岡仙台山形宇都宮・東京・父島長野新潟金沢名古屋大阪松江広島高松高知福岡熊本鹿児島那覇南大東島石垣島
  4. ^ 時間帯により全国主要都市を1枚で示す場合と、東日本と西日本の2枚とで示す場合とがある。1回で放送する場合、札幌・仙台・新潟・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇の9都市、2回に分けて放送する場合、前半は札幌・釧路・秋田・仙台・新潟・長野・東京・名古屋、後半は大阪・松江・広島・高知・福岡・鹿児島・那覇・南大東の計16都市。
  5. ^ NHKニュースおはよう日本』、『正午のニュース』、『午後6時のニュース』、『NHKニュース7』、『ニュースウオッチ9』その他、総合テレビの定時ニュース。
  6. ^ これまでの実施事例としては、バンクーバーオリンピック期間中は一部時間帯(主に週末のJST10時台と22時台および次番組にバンクーバーオリンピックハイライトが組まれている時間帯。すべて時差放送)においてノンスクランブル放送された。また、2010 FIFAワールドカップ期間中も一部日程・時間帯で通常ノンスクランブル放送を行っている総合テレビの定時ニュースが放送できない際の差し替えでもノンスクランブル放送が行なわれ、2011年1月1日第61回NHK紅白歌合戦再放送内(JST7:20-11:40)の中断ニュース(JST9:15-9:25。BS1でJST8:50-9:00放送分の時差放送)、2011年4月3日以降の東日本大震災関連の特設ニュース期間(日中時間帯の一部)でもノンスクランブル放送が行なわれた。2012年のロンドンオリンピック期間中は午前と夜間の時間帯(8月4日と11日は正午前も)を中心に総合テレビの定時ニュースの放送がない(または予定していた時差放送が総合テレビの放送時間変更によりなくなった)際にもノンスクランブル放送を実施した。
  7. ^ 日曜日と祝日、および放送時間が5分以下の場合は除く。
  8. ^ 初回のみ祝日最終土曜日の編成
  9. ^ ゲストも含める
  10. ^ 但し、他番組の様にSNSで視聴者意見を募った物をチェックする為に置いている訳ではなく小道具の1つで画面は番組ロゴが表示されている
  11. ^ 21:50からのBSニュースの最後に出演し、番組の告知を行った
  12. ^ 2回目からビジネスニュースの読み上げも兼ねる
  13. ^ 取材ロケは竹村が担当
  14. ^ ごごナマ』(NHK総合)同年6月19日放送分にて、上代と高嶋が生出演し、番宣を実施
  15. ^ 野田聖子へのインタビュー含む
  16. ^ リポートは江河が担当

出典[編集]

関連項目ほか[編集]

外部リンク[編集]