石垣市

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いしがきし
石垣市
 於茂登岳野底マーペー 川平湾 730交差点白保サンゴ礁 平久保半島宮良殿内
Flag of Ishigaki, Okinawa.svg
石垣市旗
Emblem of Ishigaki, Okinawa.svg
石垣市章
1967年4月8日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方沖縄地方
都道府県 沖縄県
団体コード 47207-7
法人番号 1000020472077
面積 229.15km2
総人口 47,617
推計人口、2018年5月1日)
人口密度 208人/km2
隣接自治体 八重山郡竹富町
市の木 ヤエヤマコクタン
市の花 サキシマツツジ
他のシンボル 市の鳥 : カンムリワシ
市の蝶 : オオゴマダラ
市の魚 : ハマフエフキ
市の貝 : クロチョウガイ
石垣市役所
市長 中山義隆
所在地 907-8501
沖縄県石垣市美崎町14
北緯24度20分26.2秒東経124度9分20秒座標: 北緯24度20分26.2秒 東経124度9分20秒
Ishigaki City Hall.jpg
外部リンク 石垣市
石垣市の位置

石垣市位置図

― 市 / ― 町・村

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市の蝶のオオゴマダラ

石垣市(いしがきし)は、沖縄県南部の八重山列島にあるである。

概要[編集]

市街地が広がる石垣市中心部

八重山列島の政治経済産業交通の中心地であり、沖縄県八重山事務所(旧・八重山支庁)が所在するほか、数々の島から成り立つ隣接自治体である竹富町町役場を石垣市内に置いている。また、日本最南端・最西端に位置する市でもある。

地理[編集]

沖縄県では沖縄島西表島に次ぐ3番目に大きな石垣島と、尖閣諸島とからなる。尖閣列島は現在は無人島で、実質的には一島一市である。

石垣島の南部は平地が多く、人口が集中している。北部は山がちで裏石垣と呼ばれる。前近代においてはマラリアの蔓延する地域であったため、集落そのものが少ない。琉球王朝時代に強制移民が行われた歴史もある。

沖縄県最高峰の於茂登岳(標高526m)を中心とした山塊は照葉樹林に被われ、動植物の固有種も多い。

気候[編集]

最寒月平均気温が18℃以上である石垣市は、ケッペンの気候区分の定義によれば熱帯に属する。なお、ケッペンの気候区分ではないが、石垣市や石垣島地方気象台では亜熱帯海洋性気候に属するとしている[1][2]1897年の観測開始以来、気温は上昇傾向にある[3][4]

石垣市の気候には四季の明確な区別がなく、総じて温暖多湿である[1]。しかし、夏は太平洋高気圧に覆われ、晴れが多く高温多湿の日が続く一方、冬は大陸高気圧が張りだし、肌寒い日が多く小雨も混じり[2]、年によっては最寒月の平均気温が18度を下回ることがある。

  • 気温 - 最高35.6℃(2017年(平成29年)8月20日)、最低5.9℃(1918年(大正7年)2月19日
  • 最大降水量 - 923.5ミリメートル(2000年(平成12年)9月11日
  • 最大瞬間風速 - 71.0メートル(2015年(平成27年)8月23日
  • 夏日最多日数 - 275日(1998年(平成10年))
  • 真夏日最多日数 - 162日(2016年(平成28年))
  • 猛暑日最多日数 - 6日(1956年(昭和31年))
  • 日最低気温25℃以上最多日数 - 170日(2016年(平成28年))
  • 冬日最多日数 - 0日(1921年(大正10年) - )
石垣の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 21.2
(70.2)
21.6
(70.9)
23.5
(74.3)
25.8
(78.4)
28.3
(82.9)
30.4
(86.7)
32.0
(89.6)
31.8
(89.2)
30.7
(87.3)
28.7
(83.7)
25.8
(78.4)
22.7
(72.9)
26.88
(80.38)
日平均気温 °C (°F) 18.6
(65.5)
19.1
(66.4)
20.8
(69.4)
23.3
(73.9)
25.7
(78.3)
28.0
(82.4)
29.5
(85.1)
29.2
(84.6)
27.9
(82.2)
25.9
(78.6)
23.2
(73.8)
20.1
(68.2)
24.28
(75.7)
平均最低気温 °C (°F) 16.5
(61.7)
16.9
(62.4)
18.5
(65.3)
21.2
(70.2)
23.6
(74.5)
26.1
(79)
27.6
(81.7)
27.1
(80.8)
25.8
(78.4)
23.7
(74.7)
21.1
(70)
18.0
(64.4)
22.17
(71.93)
降水量 mm (inch) 130.6
(5.142)
139.4
(5.488)
131.5
(5.177)
155.1
(6.106)
206.6
(8.134)
206.6
(8.134)
130.4
(5.134)
261.6
(10.299)
257.7
(10.146)
204.5
(8.051)
156.5
(6.161)
126.3
(4.972)
2,106.8
(82.944)
湿度 72 74 76 78 79 81 77 77 76 73 72 69 75.3
平均月間日照時間 85.9 82.1 112.0 125.3 162.3 208.7 264.5 235.2 193.6 158.4 115.8 100.7 1,844.5
出典: JMA (1981-2010) [5]

歴史[編集]

行政[編集]

2010年6月1日に「すぐやる課」を開設[8]、沖縄県内では西原町に次いで2箇所目である。

近隣自治体との合併協議[編集]

石垣市と竹富町与那国町では2002年6月に「八重山地域合併検討会」を、12月に任意合併協議会を設置し、2003年7月には法定合併協議会に移行したが、与那国町では2004年10月に行われた住民投票で反対多数となったため、協議会は休止(12月に解散)となった[7]

その後、同年11月に石垣市と竹富町は任意協議会を設置し、12月には法定協議会移行を議会に諮ったが、竹富町議会では法定協議会設置案を3度にわたり否決し、2005年2月28日に4度目の審議でようやく可決して法定協議会が設置された[7]

合併期日は2005年10月1日、新市名は「八重山市」に決定し、3月18日に合併協定調印に漕ぎ着けたが、合併関連議案を石垣市は可決した一方で、竹富町は2度にわたり否決し、結局合併を断念することとなった[7]

官公庁・公的機関[編集]

地域[編集]

かつて石垣間切だった地域は●印、大浜間切だった地域は◆印、宮良間切だった地域は■印
★印は1964年5月まで大浜町だった地域。

  • 新川(あらかわ)●
  • 石垣(いしがき)●
  • 伊良間(いばるま)■★
  • 大川(おおかわ)◆
  • 大浜(おおはま)◆★
  • 川平(かびら)●
  • 崎枝(さきえだ)●
  • 白保(しらほ)■★
  • 新栄町(しんえいちょう)
  • 登野城(とのしろ)◆
  • 名蔵(なぐら)●
  • 野底(のそこ)■★
  • 南ぬ浜町(ぱいぬはまちょう)
  • 浜崎町(はまさきちょう)1〜3丁目
  • 平得(ひらえ)◆★
  • 平久保(ひらくぼ)■★
  • 桴海(ふかい)●
  • 真栄里(まえざと)◆★
  • 美崎町(みさきちょう)
  • 宮良(みやら)■★
  • 桃里(とうざと)■★
  • 八島町(やしまちょう)1・2丁目

人口[編集]

高い出生率による自然増と移住者等による社会増とがあいまって、人口は増加傾向にある[9][10][11]

このうち、自然増については、石垣市の合計特殊出生率は2.2で、日本の市区町村の中で8番目に高い[12]

また、社会増については、2003年頃から本土からの移住者が急増して移住ブームが起きた。2008年以降、ブームと呼ばれた状況は沈静化しているが[13][14]、引き続き移住希望者は多い[15]。移住ブーム当時は、本土の競争社会に見切りをつけ南国の楽園にあこがれて移住したり、退職した団塊の世代が老後の住処を求めて転入したが、石垣島では目立った産業が無く、殊に若者の場合は計画を立てずに移住すると経済的に行き詰まるケースもあった[16]。また、転入した新住民と地元コミュニティーとの軋轢や乱開発によるインフラストラクチャー整備への負担増の問題も指摘された[17]

石垣市で最も多い苗字は、「宮良(みやら)」である[18]

人口統計[編集]

Demography47207.svg
石垣市と全国の年齢別人口分布(2005年) 石垣市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 石垣市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
石垣市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 36,554人
1975年 34,657人
1980年 38,819人
1985年 41,177人
1990年 41,245人
1995年 41,777人
2000年 43,302人
2005年 45,183人
2010年 46,922人
2015年 47,564人
総務省統計局 国勢調査より

経済[編集]

石垣市に本社を置く主な企業[編集]

運輸業については#交通参照

姉妹都市・提携都市[編集]

日本国内[編集]

日本国外[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

小中併置校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

  • 石垣市立吉原小学校
  • 石垣市立新川小学校
  • 石垣市立石垣小学校
  • 石垣市立登野城小学校
  • 石垣市立平真小学校
  • 石垣市立大浜小学校
  • 石垣市立川原小学校
  • 石垣市立大本小学校
  • 石垣市立宮良小学校
  • 石垣市立白保小学校
  • 石垣市立伊野田小学校
  • 石垣市立明石小学校
  • 石垣市立平久保小学校
  • 石垣市立野底小学校
  • 石垣市立八島小学校
  • 石垣市立真喜良小学校
  • 私立海星小学校

幼稚園[編集]

  • 石垣市立わかば幼稚園
  • 石垣市立なぐら幼稚園
  • 石垣市立あらかわ幼稚園
  • 石垣市立まきら幼稚園
  • 石垣市立みやとり幼稚園
  • 石垣市立みやまえ幼稚園
  • 石垣市立やえやま幼稚園
  • 石垣市立あまかわ幼稚園
  • 石垣市立おおかわ幼稚園
  • 石垣市立へいしん幼稚園
  • 石垣市立おおはま幼稚園
  • 石垣市立かわはら幼稚園
  • 石垣市立みやなが幼稚園
  • 石垣市立しらほ幼稚園
  • 石垣市立いのだ幼稚園
  • 石垣市立あかし幼稚園
  • 石垣市立ひらくぼ幼稚園
  • 石垣市立のそこ幼稚園

特別支援学校[編集]

  • 沖縄県立八重山特別支援学校

医療[編集]

交通[編集]

空港[編集]

新石垣空港
石垣空港。2013年新石垣空港開港により廃止。

道路[編集]

一般国道
主要地方道
一般県道

路線バス[編集]

  • 東運輸 - 石垣島内各地を運行する。
  • カリー観光 - 石垣空港と離島ターミナルを結ぶ直行バスを運行する。

港湾[編集]

石垣港離島ターミナル

放送[編集]

テレビジョン[編集]

  • 石垣島南部及び周辺離島(竹富島・黒島・小浜島など)、西表島東部、さらに波照間島までカバーする石垣中継局と、石垣島北部をカバーする川平中継局の2ヶ所ある。
  • アナログ放送時代は、NHKはVHF、民放はUHFで放送していたため、RBCテレビ10OTV8と、親局と同じチャンネルに合わせているところが多く、石垣島の日刊紙八重山毎日新聞八重山日報ラテ欄でもRBCは10、OTVは8とCH表示していた。ちなみにNHKは、総合9、教育12と、当時の石垣局のチャンネルを表示していた。
  • 石垣島では、1993年12月16日に新規に中継局が出来るまでは、石垣ケーブルテレビにおいて、当該民放両局と、系列キー局のTBSフジテレビの番組の時差配信をしていたものの、テレビ朝日日本テレビに比べ少なかった。
  • QABは、開局以来長らく宮古島同様アナログ中継局もなく、石垣ケーブルテレビでの再配信も行われていないため、テレビ朝日系の番組はほとんど見られなかったが、2009年、開局14年にしてようやくデジタル中継局が開局し、14年ぶりにテレビ朝日系の番組が見られるようになった。
  • 2006年に沖縄県内でも開始された地上デジタルテレビジョン放送は、石垣島ではNHKが2008年12月に石垣中継局で開始され、2009年4月に川平中継局で開始。民放は2009年10月21日に石垣中継局をはじめとした八重山各地で開始された(アナログ放送をしていなかったQABもデジタル新局として開局。なお石垣ケーブルテレビ加入者は、デジアナ変換を利用することでアナログ放送での視聴は可能だった)。
テレビ中継局周波数一覧

(TVの単位はch)

所在地
リモコンキーID
総合
(1)
教育
(2)
RBC
(3)
OTV
(8)
QAB
(5)
石垣(出力100W) 26 24 33 35 36
川平(出力30W) 22 18 19 20 21

ラジオ[編集]

ラジオ中継局周波数一覧

(単位はNHKAMがkHz、ほかはMHz)

所在地 NHK1 NHK2 NHKFM RBCi ROK FMいしがき
石垣 540 1521 87.0 89.0 87.8 76.1
  • 出力はNHKAMが1kW、NHKFMと民放ラジオが100W、FMいしがきが20W。

名所・旧跡・観光スポット[編集]

文化財[編集]

史跡[編集]

名勝[編集]

天然記念物[編集]

重要文化財[編集]

登録有形文化財・登録記念物[編集]

  • 石垣やいま村 - 旧八重山民俗園。登録有形文化財の旧牧志家住宅、旧森田家住宅を含む八重山の古民家を移築・保存。
  • 渡久山家住宅 - 登録有形文化財。
  • 入嵩西家住宅 - 登録有形文化財。
  • 仲本氏庭園 - 登録記念物。

その他[編集]

祭事・催事[編集]

  • 八重山毎日駅伝大会(1月中旬)
  • 石垣島マラソン(1月中旬から下旬)
  • 一六日祭(旧暦の1月16日)
  • サンゴウィーク(3月5日から11日)
  • 八重山の海開き(3月中旬)(竹富町、与那国町と交代で開催)
  • ITUトライアスロンワールドカップ石垣島大会(4月)
  • 八重山の産業まつり(5月)
  • ハーリー(旧暦5月4日)
  • オリオンビアフェストin石垣(7月上旬の日曜)
  • 石垣港みなとまつり(7月下旬)
  • 豊年祭(7月〜8月)
  • 南の島の星まつり(旧暦の七夕前後)
  • アンガマ(8月旧盆)
  • 明石エイサー(8月旧盆)
  • とぅばらーま大会(旧暦8月13日)
  • 八重山古典民謡コンクール(10月)

出身有名人[編集]

政治・経済[編集]

スポーツ[編集]

音楽[編集]

学者・教育者[編集]

芸術関係[編集]

芸能・マスコミ[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 石垣市都市計画マスタープラン 第1章 石垣市の現状と課題 (PDF) 石垣市、2011年3月
  2. ^ a b 八重山地方の気候の特徴 石垣島地方気象台
  3. ^ 沖縄の気候変動監視レポート 2016 (PDF) 沖縄気象台、2016年3月
  4. ^ 1.土地および気象 (PDF) 『統計いしがき』平成24年版 第36号
  5. ^ Ishigakijima Climate Normals 1981-2010” (Japanese). Japan Meteorological Agency. 2013年12月22日閲覧。
  6. ^ 八重山3市町の合併検討会が発足 琉球新報、2002年6月11日
  7. ^ a b c d 市町村合併過去の動き 沖縄県
  8. ^ 設置1カ月 相談194件 石垣市すぐやる課 琉球新報、2010年7月2日
  9. ^ 沖縄県人口増加計画(改定版) (PDF) 沖縄県、2015年9月
  10. ^ 人口逆転が目前 増える八重山圏域、減る宮古圏域 琉球新報、2014年11月23日
  11. ^ 石垣市人口4万9000人突破 八重山毎日新聞、2015年7月14日
  12. ^ 石垣島の働く母はなぜ3人産めるのか 日経ビジネスオンライン、2015年3月12日
  13. ^ 移住ブーム沈静化か 人口の社会増467人(06年)から58人(07年)に激減 八重山毎日新聞、2008年5月8日
  14. ^ 石垣市人口4万8600人台に 移住ブームが沈静化 八重山毎日新聞、2010年1月9日
  15. ^ 石垣市、移住希望先2位 沖縄公庫意向調査 八重山毎日新聞、2017年3月25日
  16. ^ 読売新聞2005年4月12日付
  17. ^ 日経ビジネス2007年5月14日号
  18. ^ 「八重山手帳」南山舎発行、2007年版より
  19. ^ a b c d e f g 姉妹都市紹介”. 石垣市. 2018年5月18日閲覧。
  20. ^ 2014年(平成26年)1月26日発行岩手日日北上版第1面「石垣市と友好都市提携」閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]