安栄観光

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有限会社 安栄観光
Anei Kanko Co., Ltd.
本社が所在する石垣港離島ターミナル
本社が所在する石垣港離島ターミナル
種類 有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
907-0012
沖縄県石垣市美崎町1番地
石垣港離島ターミナル
北緯24度20分13.55秒 東経124度9分19.92秒 / 北緯24.3370972度 東経124.1555333度 / 24.3370972; 124.1555333
設立 創業1970年7月17日
業種 海運業
事業内容 八重山群島各離島旅客船輸送など
外部リンク http://aneikankou.co.jp/
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「ぱいじま」 - 石垣港沖
「ぱいかじ」 - 石垣港沖
「第68あんえい号」 - 石垣港
石垣港・旧離島桟橋に停泊する「第8あんえい号」

有限会社安栄観光(あんえいかんこう)は、沖縄県石垣市美崎町石垣離島ターミナル内に本社を置く海運会社である。主に石垣島八重山列島の他の島との間で旅客船フェリーを運航し、関連ツアー等も行っている。

概要[編集]

現状は大半の営業航路においてトリプルトラック(一部でダブルトラック)となっている。過当競争気味であることから、2010年4月から黒島航路、同年6月からは竹富島航路にて当社と八重山観光フェリーによる共同運航が開始された。さらに特に竹富航路では両社が同時刻に船を出発させていたが、これを改めて運航時刻を基本的に30分ずらすとともに、乗船券も共通としている。その後、2011年4月からは共同運航航路が拡大し、単独運航である波照間航路以外のすべての航路の高速船において、両社で乗船券を相互利用できる。

沿革[編集]

  • 1970年(昭和45年)7月17日 - 創業。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月 - 黒島航路で試験的に八重山観光フェリーと安栄観光の共通チケットを販売開始[1]
    • 6月2日 - 竹富航路で八重山観光フェリーと安栄観光の共通チケットを発売するとともに、共同運航を開始[1]
  • 2011年(平成23年)
    • 1月1日 - カーフェリー「第二ぱいかじ」就航。同時に、波照間航路について一般旅客定期航路事業の許可を取得。これにより、従来不定期運航扱いであった波照間航路が定期運航化するとともに、12名までであった旅客定員の制限が解消された[2]
    • 4月 - 八重山観光フェリーと安栄観光の共通チケット適用航路を拡大し、波照間航路以外のすべての高速船が対象になる[3]
  • 2012年(平成24年)10月 - 2012年6月から運休していた波照間海運の「フェリーはてるま」の運航を受け継ぎ、再開[4]

航路[編集]

※下記情報は2017年10月現在。夏季(4月-9月)と冬季(10月-3月)ではダイヤが異なる[5]

石垣島(石垣港)発着の旅客船(高速船)航路
(波照間便を除き便数は八重山観光フェリー運航分も含む)
  • - 竹富島 ※1日18往復
  • - 小浜島 ※1日11往復
  • - 黒島 ※1日5往復
  • - 西表島大原港 ※石垣発1日11便・大原発1日10便(うち1便は竹富島経由)
  • - 西表島・上原港 ※1日7往復(うち上下各1便は鳩間島経由)
  • - 波照間島 ※1日3往復
  • - 鳩間島 ※1日2往復(うち上下各1便は上原経由)
その他の島間の旅客船(高速船)航路
(石垣港発着便の途中寄港も含む。波照間便を除き便数は八重山観光フェリー運航分も含む)
  • 西表島・大原港 - 波照間島 ※1日上下各1便(不定期・要予約)
  • 西表島・大原港→竹富島 ※片道のみ1日2便(うち1便は不定期)
  • 西表島・大原港 - 小浜島 ※1日1往復
  • 小浜島 - 竹富島 ※小浜発1日2便、竹富発1日1便
  • 西表島・上原港 - 鳩間島 ※1日1往復
貨客船(フェリー)航路[6]
  • 石垣港 - 竹富島 ※火・土曜日運航
  • 石垣港 - 小浜島 ※水・金・日曜日運航
  • 石垣港 - 黒島 ※月・木曜日運航
  • 石垣港 - 西表島・大原港 ※火・木・土曜日運航
  • 石垣港→鳩間島→西表島・上原港→石垣港 ※月・金曜日運航
  • 石垣港→西表島・上原港→鳩間島→石垣港 ※水曜日運航
  • 石垣港 - 波照間島 ※火・木・土曜日、第2・4金曜日運航

保有船舶[編集]

  • 第1あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員90名 航海速力38.0ノット 1996年8月進水[7][8]
  • 第3あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員90名 航海速力38.0ノット 1997年10月進水
  • 第5あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員66名 航海速力30.0ノット 1990年5月進水 ※予備船
  • 第8あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員90名 航海速力38.0ノット 2000年3月進水・2000年4月就航
  • 第12あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員89名 航海速力38.0ノット 2003年12月進水・2004年1月就航
  • 第18あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員90名 航海速力30.0ノット 1995年3月進水
  • 第38あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員89名 航海速力38.0ノット 2000年12月進水・2001年1月就航
  • 第88あんえい号 - 総トン数19t 旅客定員89名 航海速力38.0ノット 2004年11月進水・2004年12月就航
  • 第98あんえい号 - 総トン数29t 旅客定員97名 航海速力36.0ノット 2005年4月進水・2005年5月就航
  • あさひ1号 - 総トン数19t 旅客定員60名 航海速力30.0ノット 1993年5月進水
    かつて那覇(泊港)-伊江島航路に就航していた[9]
  • ぱいじま - 総トン数98t 旅客定員181名 航海速力32.0ノット 2007年8月進水・2007年就航 ※当社初の大型高速船[10]
  • ぱいじま2 - 総トン数284t 旅客定員210名 2017年10月8日就航[11][12][13]
    双胴の大型高速船。欠航率が高い波照間航路に導入され、就航率を10%改善することが期待されている[11][12][14]。ただし、所要時間は従来の約60分から約80分に長くなる[13]。なお、波照間航路ではかつて波照間海運が総トン数 85t、旅客定員 120名の双胴船「ぱいぱてぃろーま」を運航していた。
  • うみかじ - 総トン数65t 旅客定員147名 航海速力29.0ノット 1993年7月進水・2008年10月就航
  • うみかじ2 - 総トン数120t 旅客定員162名 2016年6月就航 ※当社初の大型双胴船[10]
    前身は福岡市営渡船の博多港-志賀島航路に就航していた「きんいん2」[15]
  • カーフェリーぱいかじ - 総トン数19t 旅客定員54名 乗用車6台 航海速力20.0ノット 2002年8月進水・2003年3月就航 ※貨客船(カーフェリー)
  • フェリーはてるま - 総トン数194t 旅客定員50名 速力14ノット 1990年2月進水 ※貨客船(カーフェリー)
    1990年2月進水。波照間海運より2012年7月購入[16]、2012年10月就航[4]
    老朽化が進んでおり[17]、一時は代替船として600t規模の新造船を導入することも検討されたが、その後、2019年度に現在と同規模の中古貨客船を導入する方針となっている[14]

過去の保有船舶[編集]

  • 第28あんえい号 - 旅客定員75名 速力28ノット
  • 第48あんえい号 - 旅客定員51名 速力30ノット
  • 第58あんえい号 - 旅客定員69名 速力32ノット
  • 第68あんえい号 - 旅客定員 名 速力32ノット
  • 第78あんえい号 - 旅客定員 名 速力32ノット
    旅客定員が12名に制限されていた頃から波照間航路に使用されていた船舶である。2008年1月16日には、運航を中止すべき波浪があったにもかかわらず運航し、乗客3人が腰椎圧迫骨折等の重傷を負う事件を起こしている[18]
  • 第二ぱいかじ - 旅客定員38名 ※貨客船(カーフェリー)
    2011年1月就航。前身は1981年12月に竣工した平戸港-度島航路の「フェリー度島」[19]

脚注[編集]

  1. ^ a b 2航路で共同運行 観光フェリーと安栄観光 八重山毎日新聞、2010年6月2日
  2. ^ 安栄観光 - スタッフブログ | 祝・石垣⇔波照間一般旅客定期航路就航
  3. ^ 共通チケット航路を拡大 観光フェリー・安栄観光両社離島間定期運航も開始 八重山毎日新聞、2011年5月1日
  4. ^ a b 装い新たに運航再開 ニュー「フェリーはてるま」 八重山毎日新聞、2012年10月6日
  5. ^ 時刻表・料金 安栄観光
  6. ^ 貨客カーフェリー 時刻表・料金 安栄観光
  7. ^ 会社案内 安栄観光
  8. ^ 八重山要覧(平成27年度版) 第3章 交通・通信 (PDF)
  9. ^ 高速船「あさひ1号」就航/伊江-那覇間結ぶ 琉球新報、2002年4月6日
  10. ^ a b 「うみかじ2」就航 同社初の大型双胴船1安栄観光 八重山日報、2016年6月15日
  11. ^ a b 石垣ー波照間 大型高速船、9月就航予定 八重山毎日新聞、2017年6月17日
  12. ^ a b 「島民の思い実現」 大型高速船が入港 波照間航路 八重山日報、2017年9月23日
  13. ^ a b 高波に強い!就航率向上! 島民待望の大型高速船、石垣─波照間航路で運航開始 沖縄タイムス+プラス、2017年10月13
  14. ^ a b 大型高速船の導入検討 石垣-波照間 八重山毎日新聞、2016年12月15日
  15. ^ 八重山航路に新船「うみかじ2」が就航 WEB CRUISE、2016年6月21日
  16. ^ 安栄観光 「フェリーはてるま」を購入 八重山日報、2012年8月1日
  17. ^ 大型貨客船導入で意見交換 波照間航路 八重山毎日新聞、2015年5月26日
  18. ^ 平成20年那審第18号 交通船第七十八あんえい号乗客負傷事件 (PDF) 公益財団法人海難審判・船舶事故調査協会
  19. ^ 第二ぱいかじ 船の写真館

関連項目[編集]

外部リンク[編集]