八重山観光フェリー

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八重山観光フェリー株式会社
石垣港離島ターミナル内の八重山観光フェリー事務所
石垣港離島ターミナル内の八重山観光フェリー事務所
種類 株式会社
略称 八重観、YKF
本社所在地 日本の旗 日本
907-0012
沖縄県石垣市美崎町1番地
石垣港離島ターミナル
設立 1971年11月12日
業種 海運業
法人番号 6360001013190
事業内容 一般旅客定期航路事業
代表者 代表取締役社長 大松宏昭[1]
外部リンク www.yaeyama.co.jp/ 八重山観光フェリー
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にぃぬふぁぶし(石垣港沖])
ちゅらさん2(石垣港)
かりゆし(大原港)
平成丸

八重山観光フェリー株式会社(やえやまかんこうフェリー)は、沖縄県石垣市美崎町に本社を置く海運会社である。主に石垣島八重山列島の他の島との間で旅客船フェリーを運航している。

概要[編集]

八重山列島の離島航路における老舗である。現状は大半の営業航路において安栄観光とのダブルトラックとなっている[注 1]

コスト削減を目的に、2010年(平成22年)4月から黒島航路で、同6月からは竹富航路で[3]、さらに2011年(平成23年)4月からは小浜・大原・上原・鳩間航路でも安栄観光との共同運航を実施しており、八重山観光フェリーが未就航の波照間航路を除くすべての高速船で、両社の乗船券が相互利用できるようになった[4]

報道によれば、2018年(平成30年)8月から新造船による波照間航路参入を検討しており、不定期航路は国や県に申請中で許可が下り次第運航開始、定期航路は慎重かつ前向きに検討中とされる[1]

沿革[編集]

  • 1971年(昭和46年)11月12日 - 八重山列島の海運業9社を統合して、八重山観光フェリーが設立される[5][6]
  • 1972年(昭和47年)7月18日 - 石垣島-竹富島間にホバークラフト就航。1982年(昭和57年)7月27日まで石垣島-竹富島・小浜島・西表島間で運航される[7][6]
  • 1990年(平成2年)
    • 7月1日 - 西表観光海運株式会社と合併[8]
    • 平田観光より全ての船舶を委譲される(平田観光は代理店となる)。
  • 1994年(平成6年)10月1日 - 離島総合海運株式会社と合併[8]
  • 2010年(平成22年)
    • 4月 - 黒島航路で試験的に安栄観光との共通チケットを販売開始[3]
    • 6月2日 - 竹富航路で安栄観光との共通チケットを発売するとともに、共同運航を開始[3]
  • 2011年(平成23年)4月 - 安栄観光との共通チケット適用航路を拡大し、波照間航路以外のすべての高速船が対象になる[4]

航路[編集]

※下記情報は2017年10月現在。夏季(4月-9月)と冬季(10月-3月)ではダイヤが異なる[9]

石垣島(石垣港)発着の旅客船(高速船)航路
(便数は安栄観光運航分も含む)
その他の島間の旅客船(高速船)航路
(石垣港発着便の途中寄港も含む。便数は安栄観光運航分も含む)
  • 西表島・大原港→竹富島・竹富東港 ※片道のみ1日2便(うち1便は不定期)
  • 西表島・大原港 - 小浜島・小浜港 ※1日1往復
  • 小浜島・小浜港 - 竹富島・竹富東港 ※1日1往復
  • 西表島・上原港 - 鳩間島・鳩間港 ※1日1往復
貨客船(フェリー)航路[10]
  • 石垣港 - 竹富島・竹富東港 ※月・木曜日運航
  • 石垣港 - 小浜島・小浜港 ※火・木・土曜日運航
  • 石垣港 - 黒島・黒島港 ※火・土曜日運航
  • 石垣港 - 西表島・大原港 ※月・水・金曜日運航
  • 石垣港→鳩間島・鳩間港→西表島・上原港→石垣港 ※火・木・土曜日運航(木曜日は逆回り)

保有船舶[編集]

  • にいぬふぁぶし
1990年12月進水・1991年1月竣工、強力造船所建造
96総トン、全長33.20m、型幅6.50m、型深さ2.20m、ディーゼル3基、機関出力3,120PS、航海速力30ノット、旅客定員188名・乗組員4名[11][12]
  • ちゅらさん
2004年11月進水、19総トン、航海速力40ノット、旅客定員94名・乗組員2名
  • ちゅらさん2
2006年7月進水・竣工、江藤造船所建造、沖縄県離島海運振興保有
83総トン、全長30.70m、型幅5.70m、型深さ1.75m、ディーゼル3基、機関出力2,443PS、航海速力34ノット、旅客定員149名・乗組員3名
  • サザンキング
1998年9月進水・1989年竣工[要出典]、19総トン、ディーゼル2基、機関出力2,080PS、航海速力40ノット、旅客定員90名・乗組員2名
  • サザンクイーン
1998年8月進水・1992年竣工[要出典]、19総トン、ディーゼル2基、機関出力2,080PS、航海速力40ノット、旅客定員90名・乗組員2名
  • サザンイーグル
2000年9月進水、19総トン、航海速力40ノット、旅客定員90名・乗組員2名
  • サザンクロス5号
1997年1月進水、19総トン、航海速力40ノット、旅客定員90名・乗組員2名
  • サザンパラダイス
2001年12月進水、19総トン、航海速力40ノット、旅客定員90名・乗組員2名
  • サザンコーラル
2003年11月進水、19総トン、航海速力40ノット、旅客定員90名・乗組員2名
  • かりゆし(フェリー)
1993年4月進水・1993年竣工、小門造船鉄工建造、99総トン、航海速力12ノット、旅客定員13名・乗組員2名
  • 平成丸(フェリー)
1990年9月進水・1990年竣工、三上造船建造、43総トン、航海速力10ノット、旅客定員16名・乗組員2名
  • ゆいまる(フェリー)
2017年3月竣工、2017年10月10日就航、江藤造船所建造、19総トン、最大速力20ノット、定員20名
平成丸に代わる新造船[13][14]

過去の保有船舶[編集]

  • サザンドリーム
1997年11月竣工、江藤造船所建造
74総トン、全長33.50m、型幅5.60m、型深さ2.30m、ディーゼル3基、機関出力3,120PS、航海速力32ノット、旅客定員150名
  • えめらるどくいーん
1985年竣工、52総トン、機関出力1,340PS、航海速力27.0ノット、旅客定員107名・乗組員2名
  • ひるぎ2
1986年竣工、鈴木造船建造
33総トン、全長19.95m、型幅4.30m、型深さ2.01m、ディーゼル2基、機関出力970PS、航海速力25ノット、旅客定員96名
  • サザンクロス1号
19総トン、速力34ノット、旅客定員62名
  • サザンクロス3号
19総トン、速力34ノット、旅客定員62名
  • サザンクロス8号
19総トン、速力40ノット、旅客定員90名
  • はまゆう
1998年竣工、19総トン、航海速力22ノット、旅客定員80名
  • スバル8号
1989年竣工、19総トン、航海速力27ノット、旅客定員48名
  • スバル18号
1990年竣工、19総トン、航海速力27ノット、旅客定員58名

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ かつては大半の営業航路で石垣島ドリーム観光を加えた3社でのトリプルトラックであったが、石垣島ドリーム観光は2018年(平成30年)4月から定期航路事業を休止している[2]

出典[編集]

  1. ^ a b “石垣―波照間航路 観光フェリーが参入検討”. 八重山毎日新聞. (2018年3月14日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/33160/ 2018年3月15日閲覧。 
  2. ^ “来年4月に定期船休止 船員不足、ツアーは継続 ドリーム観光”. 八重山日報. (2017年10月22日). https://www.yaeyama-nippo.com/2017/10/22/%E6%9D%A5%E5%B9%B4%EF%BC%94%E6%9C%88%E3%81%AB%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E8%88%B9%E4%BC%91%E6%AD%A2-%E8%88%B9%E5%93%A1%E4%B8%8D%E8%B6%B3-%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%81%AF%E7%B6%99%E7%B6%9A-%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%A6%B3%E5%85%89/ 2018年3月15日閲覧。 
  3. ^ a b c “2航路で共同運行 観光フェリーと安栄観光”. 八重山毎日新聞. (2010年6月2日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/16098/2 2018年3月15日閲覧。 
  4. ^ a b “共通チケット航路を拡大 観光フェリー・安栄観光両社離島間定期運航も開始”. 八重山毎日新聞. (2011年5月1日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/18227/ 2018年3月15日閲覧。 
  5. ^ 八重山近・現代史年表 昭和20年8月15日~昭和47年5月14日まで
  6. ^ a b 沖縄県離島から中心都市への近接性の測定とその変化 (PDF) 、宮内久光、沖縄地理 第5号
  7. ^ 八重山近・現代史年表 昭和47年5月15日~昭和64年1月7日まで
  8. ^ a b 八重山近・現代史年表 平成元年1月8日~平成10年12月31日
  9. ^ 運航状況・時刻表・運賃 八重山観光フェリー
  10. ^ 貨物船運航時刻表 八重山観光フェリー
  11. ^ 八重山観光フェリー船舶紹介 八重山観光フェリー
  12. ^ 八重山要覧(平成27年度版) 第3章 交通・通信 (PDF)
  13. ^ 10月 (2017) 八重山観光フェリー 貨物船運航予定表 (PDF) 八重山観光フェリー
  14. ^ 業績 実績船の写真例 平成29年度 有限会社実用技術研究所

関連項目[編集]

外部リンク[編集]