石垣コミュニティーエフエム

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有限会社石垣コミュニティーエフエム[1]
Ishigaki Community FM, Inc.
愛称 FMいしがき サンサンラジオ[1]
コールサイン JOZZ0BC-FM
周波数/送信出力 76.1[1] MHz/20[1] W
本社・所在地
〒907-0002
沖縄県石垣市真栄里354-1
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート オーシャンウイング2F[1]
開局日 2007年7月15日
演奏所 所在地に同じ[1]
送信所 沖縄県石垣市字大川
大川山1540-20番地[1]
中継局 なし
放送区域 石垣市、竹富町の各一部[1]
公式サイト https://www.fmishigaki.jp/

有限会社石垣コミュニティーエフエムは、沖縄県石垣市八重山郡竹富町の各一部地域を放送区域として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。FMいしがきサンサンラジオの愛称でコミュニティ放送を行っている。

概要[編集]

2007年(平成19年)に開局[2]。日本最南端・最西端のラジオ放送局である。コミュニティ放送の免許人としては珍しい有限会社である[3][4]那覇市に那覇支局スタジオを開設し、沖縄本島在住のタレント・アーティスト・経営者による番組も制作配信している。かつては北谷町でコミュニティ放送を行うFMニライと業務提携を行い、2019年9月23日より大多数の独自番組をFMニライへネットしていた[5]が、2020年10月末をもってネットを解消している。

スタジオ[編集]

スタジオ演奏所)はANAインターコンチネンタル石垣リゾート オーシャンウイング2Fにある[1]。現在地への移転前は、アートホテル石垣島(旧ホテル日航八重山)1Fロビーにあった。アートホテル石垣島は標高18mの高台にあり、津波被害時にも安定して情報発信ができるとしていた[6]

送信所及び放送エリア[編集]

送信所は、スタジオ(演奏所)から北西方向にあるバンナ岳(大川山)にある[7]。また、2021年4月1日には、石垣島西部の川平及び北部の伊原間(玉取)に中継局を開設している[8][9]。なお、川平での中継局開設にあたっては、住民による建設場所の変更を求める運動が発生した[10][11]

放送エリアは、石垣市の人口47,175人、世帯数17,728戸、竹富町の人口4,201人、世帯数2,126戸。中継所開設前には、石垣市は西側の川平地区と東側の桃里地区あたりまでの人口の95%を、竹富町は竹富島西表島一部の人口の約10%を聴取エリアとしていた[1]

SimulRadioに参加しており、インターネット配信をしている。PCサイト・スマホアプリ「ListenRadio」で聴取可能。また、公式ウェブサイトでもスタジオ映像をライブ配信している[12]

沿革[編集]

  • 2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)6月 - 石垣市と災害防災などの放送に関する協定を締結[7]
  • 2009年(平成21年)9月9日 - SimulRadioによるインターネット配信開始。
  • 2010年(平成22年)3月5日 - 送信所を石垣市字大川250番地与儀ビル[16]から字大川大川山1540-20番地(バンナ岳)の現在地に移転。聴取エリアが石垣島北西部、西表島、黒島の一部まで拡大する[7][17]
  • 2011年(平成23年)4月27日 - 石垣市と地震・津波などの緊急情報の割り込み放送に関する協定を締結[18]
  • 2012年(平成24年)7月15日 - 演奏所(スタジオ)を石垣港近く(石垣市大川の丸ビル2階[13])からホテル日航八重山(現アートホテル石垣島)に移転。
  • 2018年(平成30年)7月15日 - 演奏所(スタジオ)をアートホテル石垣島からANAインターコンチネンタル石垣リゾートに移転[19]
  • 2019年(平成31年)3月27日 - 石垣市、竹富町、与那国町及び石垣島地方気象台と災害防止情報等の放送及び配信に関する協定を締結。1市2町及び気象台から災害に関する情報提供を受け、ラジオ放送及びインターネットのストリーミング放送により1市2町全域に提供[20]
  • 2021年(令和3年)
    • 2月1日 - 石垣コミュニティーエフエムとの協力のもと、石垣市が緊急告知防災ラジオの運用を開始[21]
    • 4月1日 - 石垣島西部の川平及び北部の伊原間(玉取)に中継局を開設[9][8]

番組[編集]

自社制作番組以外は、ミュージックバードなどの番組を放送している。

主な番組[編集]

  • sunsunMorning (月曜 - 金曜、7:00 - 10:00)
  • HAPPY THE SUN(月曜 - 金曜、10:55 - 13:00)
  • SUN SET EVENING(月曜 - 金曜、17:00 - 18:00)
  • FUN FUN☆オールリクエスト(月曜 - 金曜、18:00 - 20:00)
  • ガレッジセールのガレッジパーリー!(土曜、17:00 - 18:00) ※ミュージックバードにも配信され、全国のコミュニティ放送局にネットしていたが、2019年(平成31年)3月30日を以て放送終了。

その他[編集]

ミュージックバードを除く。

特別番組[編集]

2008年3月23日の19:00 - 20:00に放送。全国のコミュニティ放送を除く民放FM全53局で同時放送された[22]が、石垣島においては例外としてコミュニティ放送局である当局にてネット受けを行った[23][注 1]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 当時の石垣島には、県域民放FMであるエフエム沖縄の中継局がなかったため、一般的な方法でエフエム沖縄を受信することはできなかった。ただし、LISMOドコデモFMの有料会員制インターネットラジオサービスではエフエム沖縄を聴取可能であった(2021年時点では、いずれもサービスを終了)。なお、2021年現在もエフエム沖縄の中継局は設置されていないが、2017年10月からradikoで無料で聴取できるようになっている[24][25]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 会社概要”. 石垣コミュニティーエフエム. 2018年7月19日閲覧。
  2. ^ a b “「FMいしがきサンサンラジオ」開局”. 八重山毎日新聞. (2007年7月17日). オリジナルの2008年1月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080118142601/http://www.y-mainichi.co.jp/news/8759/ 
  3. ^ 山田晴通類例の少ない組織形態(株式会社,NPO法人以外)の事業者が運営するコミュニティ放送の実態と背景」『コミュニケーション科学』第44号、東京経済大学コミュニケーション学会、2016年、 3-26頁。
  4. ^ 小内純子「コミュニティ放送局の推移と今日的状況 : 2003年以降を中心に」『社会情報』第23巻第1号、札幌学院大学総合研究所、2014年、 1-20頁。
  5. ^ FMニライと提携!サンサンラジオ沖縄営業所ニライスタジオも営業開始!”. FMいしがきサンサンラジオ (2019年9月25日). 2020年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。
  6. ^ “【ホテル日航八重山】「FMいしがきサンサンラジオ」スタジオ移転オープン及びロビーリニューアル” (プレスリリース), ニッコー・ホテルズ・インターナショナル, (2012年7月17日), オリジナルの2012年7月19日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120719125001/http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000377.000002213.html 
  7. ^ a b c “FMいしがき聴取エリアが拡大”. 八重山毎日新聞. (2010年3月5日). オリジナルの2010年3月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100309091436/http://www.y-mainichi.co.jp/news/15537/ 
  8. ^ a b “石垣コミュニティーエフエム 石垣市川平、玉取に中継局を整備” (プレスリリース), (2020年4月1日), オリジナルの2020年4月2日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200402034956/https://www.soumu.go.jp/soutsu/okinawa/hodo/2020/30_04_01-004.html 
  9. ^ a b “北西部にエリア拡張 島内全域で聴くこと可能に”. 八重山毎日新聞. (2021年4月2日). オリジナルの2021年4月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210402004340/https://www.y-mainichi.co.jp/news/37321/ 
  10. ^ “地元FM難聴解消へ 北西部計2カ所に電波塔”. 八重山毎日新聞. (2021年11月4日). オリジナルの2021年11月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201104005445/https://www.y-mainichi.co.jp/news/36909/ 
  11. ^ “「川平の過半数が反対」 FMラジオ電波塔”. 八重山毎日新聞. (2021年2月21日). オリジナルの2021年2月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210212012430/https://www.y-mainichi.co.jp/news/37184/ 
  12. ^ サンサンラジオのネット視聴方法”. FMいしがきサンサンラジオ (2008年1月1日). 2021年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。
  13. ^ a b “石垣市にFM放送局7月から開局へ”. 八重山毎日新聞. (2007年3月29日). オリジナルの2008年1月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080129163554/http://www.y-mainichi.co.jp/news/7651/ 
  14. ^ a b “石垣市内のコミュニティ放送局に予備免許を交付 〜県内で8局目のコミュニティ放送局〜” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2007年3月23日), オリジナルの2009年7月22日時点におけるアーカイブ。, https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286922/www.soumu.go.jp/soutsu/okinawa/hodo/2007/07_03_23-01.htm 
  15. ^ “石垣コミュニティーエフエムに放送局免許を交付”. 八重山毎日新聞. (2007年7月13日). オリジナルの2018年7月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180719173658/http://www.y-mainichi.co.jp/news/8725/ 
  16. ^ FMいしがき 会社紹介”. FMいしがきサンサンラジオ. 2007年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
  17. ^ 2010年3月5日、いよいよエリア拡張です!”. FMいしがきサンサンラジオ (2010年3月3日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。
  18. ^ “地震・津波緊急放送で協定 県内初、市とFMいしがき”. 八重山毎日新聞. (2011年4月28日). オリジナルの2012年7月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120722175848/http://www.y-mainichi.co.jp/news/18202/ 
  19. ^ FMいしがきサンサンラジオ 新スタジオが開局!”. やいまタイム. 南山舎 (2018年7月17日). 2018年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月19日閲覧。
  20. ^ “災害情報発信で協定 3市町・気象台・FMいしがき”. 八重山日報. (2019年3月28日). オリジナルの2019年7月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190721042112/https://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/6083 
  21. ^ “防災ラジオの運用開始 迅速・確実な情報伝達”. 八重山毎日新聞. (2021年2月2日). オリジナルの2021年2月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210202004141/https://www.y-mainichi.co.jp/news/37155/ 
  22. ^ “桑田佳祐、石垣島の熱い夜 FM53局で同時生中継”. 八重山毎日新聞. (2008年3月24日). オリジナルの2008年3月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080327091010/http://www.y-mainichi.co.jp/news/10711/ 
  23. ^ “3月23日に桑田佳祐ライブ 全国民放FM53局、KDDIが中継”. 八重山毎日新聞. (2008年1月25日). オリジナルの2008年1月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080128155256/http://www.y-mainichi.co.jp/news/10316/ 
  24. ^ “ついに沖縄県内の民放ラジオ3局がradikoに出そろう! 各局のキーマンが語るネットとラジオの未来”. 沖縄タイムス. (2017年11月21日). オリジナルの2017年11月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171121121757/http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/173442?page=3 
  25. ^ radiko.jpの配信が続々スタート!沖縄発のおすすめラジオ番組”. radiko news. radiko.jp (2017年10月24日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]