エフエムみやこ
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画像提供依頼:本社外観の画像提供をお願いします。(2016年12月) |
株式会社エフエムみやこ[1] | |
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愛称 | エフエムみやこ |
コールサイン | JOZZOAR[1]-FM |
周波数/送信出力 | 76.5[1] MHz/20[1] W |
本社・所在地 | |
設立日 | 2002年3月26日[1] |
開局日 | 2002年7月20日[1] |
演奏所 | 所在地と同じ[1] |
送信所 |
宮古島市平良字東仲宗根968-9 (宮古島市広域情報センター)[1] |
中継局 |
上野中継局 20W 宮古島市上野字上野395-1 (宮古島市上野庁舎) 多良間中継局 10W 宮古郡多良間村仲筋89 (多良間村コミュニティセンター)[1] |
放送区域 | 宮古島市及び多良間村の一部[1] |
ネット配信 | FM++ |
公式サイト | http://www.fm-miyako.com/ |
株式会社エフエムみやこは、沖縄県宮古島市及び宮古郡多良間村の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行う特定地上基幹放送事業者である。エフエムみやこそのままの愛称でコミュニティ放送をしている。
概要[編集]
2002年(平成14年)の開局当時は、日本の本土[注 1]以外に所在する初のコミュニティ放送局であった[2][3]。また、石垣コミュニティーエフエムが開局する2007年(平成19年)7月までは、日本最南端・最西端のコミュニティ放送局でもあった[4]。
県域放送局のFM沖縄は、かつて宮古島を含む先島諸島に中継局を設けておらず基本的に受信不可であったため、2018年(平成30年)まで宮古島市で聴取できる事実上唯一の民間FM放送局であった[注 2]。
長らくJ-WAVEから配信を受けていたが、これに加えて2006年(平成18年)秋よりFM沖縄の一部の番組が放送されるようになり(自社制作番組の大半とJFNC制作の『BEGIN オーリトーリFM』→『いきものがかりの歌ものばかり』など)、これらの番組が自社制作番組に混じった番組編成となった。同時に日曜深夜を除き24時間放送されるようになった。[要出典] その後、FM沖縄は伊良部島に中継局を整備し2018年(平成30年)11月30日からの試験放送を経て、2019年(平成31年)1月23日に本放送を開始した[6][7][8][9]。これに先立ち、エフエムみやこは2018年(平成30年)9月末でFM沖縄の放送の配信を終了し、現在はミュージックバードの配信を受けている[10]。
沿革[編集]
2002年(平成14年)7月20日に開局。開局当初の局舎及び送信所は、宮古島のほぼ中央部の宮古郡上野村字野原1190番地188(後に市町村合併に伴い宮古島市上野字野原1190番地188)のトロピカルフルーツパーク[注 3]内にあった[3][12][13]。
2010年(平成22年)1月18日に局舎を宮古島市上野字野原から同市の市街地に近い平良字下里の現在地に移転[14]。
2012年(平成24年)までの筆頭株主はケーブルテレビ局の宮古テレビであった[15]が、2013年(平成25年)に代表取締役の仲里雅彦になった[16]。
2015年(平成27年)8月18日には、宮古郡多良間村の多良間島に多良間中継局が開局し、多良間村(多良間島及び水納島)の大半が放送区域となった。本局所在地と異なる市町村に中継局が設置されるのは、沖縄県内のコミュニティFMで初であった[17][18]。
2016年(平成28年)4月15日には、宮古島の南部の受信環境の改善と、宮古島北部と中心市街地の難聴取解消のため、宮古島市南部の宮古島市上野庁舎に上野中継局を開局するとともに、親局を上野字野原から平良字東仲宗根にある宮古島市広域情報センターに移設した[19]。
2018年(平成30年)10月1日にネット配信の開始を予定していた[20][21]が、台風24号が接近する中、台風情報の伝達等のために予定を早めて9月28日16時に配信を開始した[22]。
主な番組[編集]
2018年(平成30年)4月現在[10]
自社または市民スタッフ制作[編集]
- サザンモーニング(月 - 金、7:20 - 10:50) ※生放送
- アイランドコンシェルジュ(月 - 金、11:00 - 11:30) ※生放送
- イブニングラペズマン(月 - 金、16:00 - 17:25) ※生放送
- りな子ときらり☆ナイト宮古島(月 - 金、17:30 - 18:55) ※生放送
ミュージックバード制作[編集]
- Morning Stream
- リンボウ先生の『謹訳 源氏物語』
- Weekly Recommend
- Morning Community
- 大西貴文のTHE NITE
その他の制作[編集]
- 天使のモーニングコール ※幸福の科学出版が制作する宗教番組[23]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k “FMみやこについて”. 株式会社エフエムみやこ. 2018年9月25日閲覧。
- ^ “「エフエムみやこ」の予備免許 〜沖縄県内で5局目・先島地域で初のコミュニティ放送局〜” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2002年7月8日), オリジナルの2009年7月22日時点によるアーカイブ。
- ^ a b “「エフエムみやこ」の免許 〜沖縄県内で5局目・先島地域で初のコミュニティ放送局〜” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2002年7月17日), オリジナルの2009年7月22日時点によるアーカイブ。
- ^ “開局順コミュニティ放送局一覧”. 総務省電波利用ホームページ. 総務省 (2018年1月1日). 2018年9月25日閲覧。
- ^ “琉球放送株式会社及び株式会社ラジオ沖縄の中波放送外国波混信対策用放送中継局が開局” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2005年3月23日), オリジナルの2010年2月25日時点によるアーカイブ。
- ^ “宮古島に中継局 FM沖縄整備へ/来年1月放送予定”. 沖縄タイムス. (2018年5月8日)
- ^ “エフエム沖縄が宮古島市でも受信可能に!” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2018年9月4日) 2018年12月15日閲覧。
- ^ “FM沖縄が宮古島市でも受信可能に!”. FINE!. エフエム沖縄 (2018年9月4日). 2018年12月15日閲覧。
- ^ “1月からの本放送を報告/エフエム沖縄”. 宮古毎日新聞. (2018年12月21日)
- ^ a b “エフエムみやこ TIMETABLE (PDF)”. 株式会社エフエムみやこ (2018年4月). 2018年9月25日閲覧。
- ^ “みやこパラダイス閉園へ/上野字野原”. 宮古毎日新聞. (2011年10月19日)
- ^ “2002年7月21日 朝刊 1・2・3・22面”. 沖縄タイムス. (2002年7月21日). オリジナルの2002年8月8日時点によるアーカイブ。
- ^ “2002年7月22日 月曜日”. 宮古毎日新聞. (2002年7月22日). オリジナルの2002年12月4日時点によるアーカイブ。
- ^ “移転のお知らせ”. 株式会社エフエムみやこ (2010年1月17日). 2018年9月25日閲覧。
- ^ “コミュニティ放送事業者”. 総務省電波利用ホームページ. 総務省 (2012年11月1日). 2012年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月25日閲覧。
- ^ “コミュニティ放送事業者”. 総務省電波利用ホームページ. 総務省 (2013年10月1日). 2013年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月25日閲覧。
- ^ “多良間村にコミュニティFMの中継局が開局 〜宮古島市のコミュニティ放送局に免許状を交付〜” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2015年8月17日)
- ^ “エフエムみやこ、きょう多良間中継局開局 免許交付で”. 宮古新報. (2015年8月18日)
- ^ “宮古島内のコミュニティFM難聴地域が改善されます 〜エフエムみやこ上野中継局が開局〜” (プレスリリース), 総務省沖縄総合通信事務所, (2016年4月15日)
- ^ “来月からネット放送開始/エフエムみやこ”. 宮古毎日新聞. (2018年9月22日)
- ^ “FMみやこ”. FM++. 2018年9月25日閲覧。
- ^ fmmiyakoのツイート(1045228297397841921)
- ^ “放送局一覧”. 天使のモーニングコール. 幸福の科学. 2018年9月25日閲覧。
外部リンク[編集]
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