NHK熊本放送局

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Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:熊本市中央区花畑町の新放送会館の画像提供をお願いします。2017年4月
NHK熊本放送局
NHK logo.svg
JOGK 2011.JPG
NHK熊本放送局旧会館(2011年)
放送対象地域 熊本県
所在地 860-8602
総合テレビ
開局日 1958年2月22日
コールサイン JOGK-DTV
親局 熊本 28ch (キーID 1)
Eテレ
コールサイン JOGB-DTV
親局 熊本 24ch (キーID 2)
ラジオ第1
開局日 1928年6月16日
コールサイン JOGK
親局 熊本 756kHz
ラジオ第2
コールサイン JOGB
親局 熊本 873kHz
FM
コールサイン JOGK-FM
親局 85.4MHz
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NHK熊本放送局(エヌエイチケイくまもとほうそうきょく)は、熊本県放送対象地域とするNHKの地方放送局。テレビラジオで県域放送を行っている。

概要[編集]

九州初の放送局として1928年に開局し、長らく九州沖縄8県を統括する中核としての位置づけがなされていたが、1992年6月5日の組織改正により九州の中核局としての機能が福岡局に完全集約され[1]、熊本のローカル局として再出発した。以後今日に至るまで、地域に密着した活動を展開している。

ラジオ放送のうち、第2放送呼出符号:JOGB、873kHz)は、送信出力500kW大電力で県内はもちろん、西日本の広い範囲にわたり送信されている。出力500kWは日本最大級で、ほかに秋田札幌東京本局のラジオ第2放送のみとなっている。

アークホテルから見たNHK熊本放送局

沿革[編集]

  • 1928年(昭和3年)6月16日 - 社団法人日本放送協会熊本放送局開局。九州初の放送局としてラジオ放送開始。
  • 1934年(昭和9年)5月16日 - 熊本中央放送局として九州地区の拠点放送局に昇格。
  • 1945年(昭和20年)9月 - ラジオ第2放送開始。
  • 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散、特殊法人としての日本放送協会が一切の権利義務を継承。
  • 1957年(昭和32年)6月1日 - 九州管内放送関係業務を福岡放送局に移管。
  • 1958年(昭和33年)2月 - NHK熊本テレビジョン放送開始。
  • 1963年(昭和38年)2月 - NHK熊本教育テレビジョン(Eテレ)放送開始。
  • 1971年(昭和46年)7月1日 - 地方本部制度導入により、日本放送協会九州本部に改称[2]
  • 1972年(昭和47年)12月13日 - ラジオ第2放送の送信所を大津町に移転。出力を10kWから500kWに増力するとともに、周波数も1560kHzから870kHzに変更する[3]
  • 1980年(昭和55年)7月25日 - 中央放送局制度廃止に伴って、日本放送協会熊本放送局に改称。
  • 1983年(昭和58年)6月 - 総合テレビジョン音声多重放送開始。
  • 1992年(平成4年)6月5日 - NHKの組織改正により、九州地方の統括機能を福岡放送局に全面移管(放送関係業務は前述の通り1957年に移管)[1]
  • 2006年(平成18年)11月1日 - 地上デジタル放送試験放送開始。
  • 2006年(平成18年)12月1日 - 地上デジタル放送本放送開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - アナログ放送終了。
  • 2017年(平成29年)6月5日 - 放送会館を熊本市中央区千葉城町の熊本城址内から花畑町の花畑公園隣に移転。先行して営業部は5月22日から新会館で業務を開始、視聴者公開スペースは遅れて6月17日からの開放[4]。同時に首都圏放送センター以外では初めてローカル放送でのウォーターマーク(『NHK G』『NHK Eテレ』)表示を開始。

主なテレビ局のチャンネル[編集]

金峰山放送所(デジタル総合・教育)
地区区分 局名 デジタル アナログ(2011年7月24日で終了)
総合ch 教育ch 空中線電力 総合ch 教育ch 映像空中線電力
熊本地方 熊本 28 24 1kW 9 2 2kW(総合)
1kW(教育)
八代 (原則熊本局でカバー) 61 58 30W
阿蘇地方 阿蘇 28 24 1W 58 53 10W
天草地方 天草牛深 20 13 300mW 9 2 3W
天草本渡 29 23 300mW 55 51 3W
葦北地方 水俣 20 25 100W 4 1 500W
球磨地方 人吉 17 25 10W 3 1 75W

親局たる熊本局の廃止されたアナログ放送で、総合と教育の出力が異なっていたことは全国的にも珍しく、教育の方が小さかった。1979年までは、九州朝日放送(KBC)北九州局の方が域内他局よりも出力を半分に抑えられており、当時は南区高宮本社から直接電波を出していたテレビ西日本(TNC)福岡親局についても、NHK熊本アナログ総合への影響を抑止するため同様に出力を抑えられていた[5]

ラジオ局の周波数[編集]

大津ラジオ放送所(ラジオ第2)
金峰山放送所(FM放送)

出力太字局はNHKのみ設置。

地区区分 局名 ラジオ第1 ラジオ第2 FM
kHz 空中線電力 kHz 空中線電力 MHz 空中線電力
熊本地方 熊本 756 10kW 873 500kW 85.4 1kW
(山都)矢部 89.8 10W
(山都)蘇陽 86.8 10W
(八代)坂本 83.1 1W
阿蘇地方 阿蘇 1503 1kW 86.3 3W
南阿蘇(高森) 1026 100W 83.8 10W
肥後小国 83.9 10W
天草地方 牛深 83.3 10W
河浦 84.2 10W
高浜 82.9 3W
葦北地方 水俣(FMは御所浦) 1341[6] 1kW 82.5 100W
芦北 81.5 1W
球磨地方 人吉 846 1kW 1602 1kW 82.8 50W
五木 84.0 10W

支局[編集]

  • 水俣(旧報道室)
  • 県南(旧報道室、八代市
  • 阿蘇(旧通信部)
  • 県北(山鹿市
  • 人吉
  • 天草

主な熊本局制作番組[編集]

何れも総合テレビ

  • NHKニュース おはよう熊本(平日 7:45~7:51)
  • テレメッセくまもと(平日 11:45~12:00)※国会中継や春・夏の高校野球中継放送時、および祝祭日は放送休止。
  • クマロク!(平日 18:10~19:00)※祝祭日は放送休止。
  • くまもとの風(金曜 19:30~19:55)
  • ニュース645くまもと(土日・祝祭日 18:45~19:00)
  • ニュース845くまもと(平日 20:45~21:00)
  • くまもと駅景色(毎月第1・第3日曜 19:58~20:00)
  • くまもとの石橋(毎月第2・第4日曜 19:58~20:00)

アナウンサー・キャスター[編集]

アナウンサー[編集]

キャスター[編集]

  • 齊藤遥陽、竹内里奈、谷崎すずな、辻田桃子、仲本奈鶴季、村上史

脚注[編集]

  1. ^ a b 日本放送協会総合放送文化研究所放送情報調査部 『NHK年鑑'93』 日本放送出版協会、1993年、34,60頁。 
  2. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室 『NHK年鑑'72』 日本放送出版協会、1972年、83頁。 
  3. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室 『NHK年鑑'73』 日本放送出版協会、1973年、326頁。 
  4. ^ “NHK熊本放送局移転のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), NHK熊本放送局, http://www.nhk.or.jp/kumamoto/images/shinkaikan.pdf 2017年6月11日閲覧。 
  5. ^ ちなみに、デジタル総合のチャンネルは福岡・熊本両親局で同一となっている。
  6. ^ かつては999kHzで送信されていた。

外部リンク[編集]