山鹿市

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やまがし
山鹿市
Flag of Yamaga, Kumamoto.svg
山鹿市旗
Yamaga Kumamoto chapter.JPG
山鹿市章
市旗・市章、共に2005年平成17年)1月15日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 熊本県
団体コード 43208-3
面積 299.69km2
総人口 51,813
推計人口、2016年6月1日)
人口密度 173人/km2
隣接自治体 熊本市菊池市
玉名郡玉東町和水町
福岡県八女市
大分県日田市
市の木 キンモクセイ
市の花 ツツジ
他のシンボル ウグイス
山鹿市役所
所在地 861-0592
熊本県山鹿市山鹿978番地
北緯33度1分0.3秒東経130度41分28.7秒座標: 北緯33度1分0.3秒 東経130度41分28.7秒
山鹿市役所
外部リンク 山鹿市

山鹿市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村


北緯33度01分00秒東経130度41分28.5秒
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山鹿市(やまがし)は、熊本県の北部に位置するである。山鹿温泉山鹿灯籠まつりで知られる。

地理[編集]

熊本県の北部の内陸部、熊本市から北側へ約30km、福岡市から南南東へ約90kmの場所に位置する。市の北部から北東部にかけて福岡県と接しており、市の東端部ではわずかに大分県と接している。中央部よりやや南寄りにある中心市街地から南部(旧菊鹿町)にかけては盆地となっている。市北部から北東部の県境付近は九州山地の一角を占めており、北部(旧鹿北町)の福岡県との県境には姫御前岳(596m)、北東部(旧菊鹿町)の福岡県・大分県との県境付近には国見山(1018m)、八方ヶ岳(1052m)といった山々がそびえる。河川としては、菊池川が中心部を流れる。

隣接する自治体・行政区[編集]

熊本県

福岡県

大分県

地名[編集]

平成の大合併で合併した地区は、旧町名を大字の前に冠している。

  • 宗方(旧山鹿町)
  • 山鹿(旧山鹿町)
  • 石(旧八幡村)
  • 熊入町(旧八幡村、市制時に熊入より改称)
  • 下吉田(旧八幡村)
  • 杉(旧八幡村)
  • 名塚(旧八幡村)
  • 小坂(旧三岳村)
  • 津留(旧三岳村)
  • 寺島(旧三岳村)
  • 上吉田(旧三玉村)
  • 蒲生(旧三玉村)
  • 久原(旧三玉村)
  • 麻生野(旧川辺村)
  • 椿井(旧川辺村)
  • 鍋田(旧川辺村)
  • 西牧(旧川辺村)
  • 保多田(旧川辺村)
  • 方保田(旧大道村)
  • 古閑(旧大道村)
  • 中(旧大道村)
  • 藤井(旧大道村)
  • 小群(旧平小城村)
  • 城(旧平小城村)
  • 平山(旧平小城村)
  • 小原(旧米田村)
  • 坂田(旧米田村)
  • 志々岐(旧米田村)
  • 長坂(旧米田村)
  • 南島(旧米田村)
  • 泉町(旧1964年、山鹿より発足)
  • 大橋通(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 昭和町(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 新町(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 中央通(旧1964年、山鹿・宗方より発足)
  • 川端町(旧1974年、山鹿・宗方より発足)
  • 宗方通(旧1974年、宗方より発足)
  • 鹿校通1丁目~4丁目(旧古閑・中より発足)
鹿北町
  • 椎持(旧岳間村)
  • 多久(旧岳間村)
  • 芋生(旧広見村)
  • 四丁(旧広見村)
  • 岩野(旧岩野村)
菊鹿町
  • 阿佐古(旧城北村)
  • 池永(旧城北村)
  • 木野(旧城北村)
  • 松尾(旧城北村)
  • 宮原(旧城北村)
  • 米原(旧城北村)
  • 相良(旧内田村)
  • 上内田(旧内田村)
  • 矢谷(旧内田村)
  • 山内(旧内田村)
  • 太田(旧六郷村)
  • 上永野(旧六郷村)
  • 五郎丸(旧六郷村)
  • 下内田(旧六郷村)
  • 下永野(旧六郷村)
  • 長(旧六郷村)
鹿本町
  • 来民(旧来民町)
  • 御宇田(旧来民町)
  • 石渕(旧稲田村)
  • 小島(旧稲田村)
  • 下高橋(旧稲田村)
  • 庄(旧稲田村)
  • 高橋(旧稲田村)
  • 津袋(旧稲田村)
  • 梶屋(旧中富村)
  • 小柳(旧中富村)
  • 下分田(旧中富村)
  • 中川(旧中富村)
  • 中富(旧中富村)
  • 中分田(旧中富村)
  • 分田(旧中富村)
鹿央町
  • 梅木谷(旧山内村)
  • 大浦(旧山内村)
  • 北谷(旧山内村)
  • 霜野(旧山内村)
  • 中浦(旧山内村)
  • 仁王堂(旧山内村)
  • 千田(旧千田村)
  • 広(旧千田村)
  • 持松(旧千田村)
  • 合里(旧米野岳村)
  • 岩原(旧米野岳村)

歴史[編集]

中世以前[編集]

  • 景行天皇の時代 - 山鹿灯籠の創始にまつわる伝説がある
  • 古墳時代 - 市内には5世紀~7世紀のものとみられる古墳が点在し、この時代に人々が住み着いていたことがわかる。
  • 8世紀前半 - 「筑後風土記」に「肥後国山鹿郡荒爪山」との表現がみられる。これが「山鹿」の名の初出とされる。
  • 12世紀中頃 - 山鹿温泉の発見により、温泉町としての性格を帯びる。
  • 中世 - 菊池氏が地域一帯を支配するが、菊池氏の没落後、めまぐるしく変動する。
  • 1587年 - 肥後の国衆一揆により戦乱に巻き込まれる。
  • 物資の集散地として発展
中世期の山鹿は、各地の集落の産物の集散地域として、菊地川の港を有する市場と湯の町とが結びついた。今日に至る山鹿市(旧市)の骨格はおおむねこの時代に形成された。

近世[編集]

  • 加藤清正が山鹿を含む9郡の領主となり、加藤氏の治世により安定。
  • 16世紀 - 宿場町として発展
参勤交代の道となる「豊前街道」が整備され、熊本藩人吉藩薩摩藩がこの道を往来した。また、この頃温泉の整備も一段と進んだ。
  • 18世紀 - 山鹿大橋(現在の国道の橋とは別)の完成により温泉地としてさらに賑わった。この頃、特産物である山鹿製作なども盛んになった。1763年の「山鹿湯町絵図」には町屋、寺院、茶屋等合わせて約500戸が描かれており、当時の繁栄ぶりがわかる。

近現代[編集]

明治時代~戦前

明治以降、各種行政機関が立地し「地方行政の中心」としての位置づけが強まった。中心街には「さくら湯」が設置されるとともに、参勤交代路が国道3号となった。山鹿温泉大改築、山鹿鉄道の創立、八千代座の建築の3つを総称して山鹿の「明治の三大改革」とされる。

  • 1870年(明治3年) - 温泉の大改築
  • 1877年(明治10年) - 西南戦争において薩摩軍が山鹿市中心部(旧山鹿ホテル跡)に陣を構える(西南の役 山鹿口の戦い)
  • 1896年(明治29年) - 山鹿鉄道株式会社創立[1]山鹿-植木間の鉄道敷設免許状が下付されるが[2]、1898年に会社解散[3]
  • 1908年(明治41年) - 電話が通じる。熊本市に次いで熊本県内2番目であり、当時、遠方との連絡を要し財力も有した商家が多かったことがわかる。
  • 1911年(明治44年) - 八千代座の開場
  • 1923年(大正12年) - 鹿本鉄道(のちの山鹿温泉鉄道)が開通
  • 太平洋戦争中 - 戦災も受けずに済んだことから、街の構造が現在に受け継がれている。
戦後
  • 1960年(昭和35年) - 山鹿温泉鉄道休止(5年後の1965年に正式廃止)
  • 1975年(昭和50年) - 中心部の再開発により共同湯「さくら湯」取り壊し(破風のみ残存)

行政体の変遷[編集]

産業[編集]

山鹿燈籠
  • 市内総生産 1,681億円(2004年度)

特産品[編集]

  • 山鹿灯籠
  • 来民の渋うちわ
  • 鹿北茶

山鹿市に本社を置く主な企業[編集]

山鹿市に拠点を置く企業[編集]

行政[編集]

市役所[編集]

  • 本庁・山鹿総合支所(旧山鹿市役所)
  • 鹿北総合支所(旧鹿北町役場)
  • 菊鹿総合支所(旧菊鹿町役場)
  • 鹿本総合支所(旧鹿本町役場)
  • 鹿央総合支所(旧鹿央町役場)

国の機関[編集]

県の機関[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography43208.svg
山鹿市と全国の年齢別人口分布(2005年) 山鹿市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 山鹿市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
山鹿市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 64,029人
1975年 61,910人
1980年 62,839人
1985年 63,234人
1990年 62,150人
1995年 60,991人
2000年 59,491人
2005年 57,726人
2010年 55,402人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

市立
  • 山鹿中学校
  • 鶴城中学校
  • 鹿北中学校
  • 菊鹿中学校
  • 鹿本中学校
  • 米野岳中学校

小学校[編集]

太字の学校は標準服が存在している。

市立15校

交通[編集]

道路[編集]

国道3号が市街を南北に縦貫している。旧山鹿市内中心部で国道325号及び国道443号と接する。九州自動車道が市の西部を通っているが、市内にインターチェンジは無い(最寄りインターチェンジは菊水インターチェンジもしくは植木インターチェンジ)。

一般国道
主要地方道
一般県道
道の駅

公共交通機関[編集]

廃止された公共交通機関[編集]

山鹿市に本拠地を置くスポーツチーム[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

観光スポット
祭り・イベント

山鹿市出身の有名人[編集]

ゆかりある人物

  • 宗不旱 - 歌人。熊本市生まれ、旧鹿本町育ち。
  • 桑田健秀 - バスケットボール指導者。山鹿市生まれ。東京都出身
  • 小松一三 - 東京出身のラジオパーソナリティ。同市在住。

架空の人物

山鹿市が舞台となった作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治30年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『鉄道局年報. 明治29年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 『鉄道局年報. 明治31年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)

外部リンク[編集]