ドコデモFM

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ドコデモFM(ドコデモエフエム)は、エフエム東京(TOKYO FM)が2011年12月5日から開始した、JFN系列38局及びLOVE FMのラジオ番組をエリア制限なしで日本全国で聴けるスマートフォン向けの有料のIPサイマル配信サービス。TOKYO FMとその関連会社であるジグノシステムジャパンが共同でサービスを行っている。

概要[編集]

山あいやコンクリートの建物の中、地下など、電波が届きにくい場所や、外国からの電波の混信を受けていた難視聴地域で聴取状況を改善し、きれいな音で楽しめるようにすること、また旅行先や出張先でも日常聴いている地元のラジオ局を聴取できることを目的としている[1]

スマートフォン向けの民放ラジオ番組のエリアフリー型有料配信サービスとしては、KDDIau携帯電話・スマートフォン向け音楽ストリーミングサービス「LISMO WAVE」が先行していたが、キャリア主導であり利用できる端末が限定されたことから「auだけでなく全てのキャリアのユーザーにも同じ聴取環境の提供を目指す」としてTOKYO FMが独自に本アプリの開発を主導するに至った[1]。サービス開始当初の聴取可能局はJFN加盟38局のみであったが、2012年8月6日よりLOVE FMMegaNet系)がJFN系列外では初となる配信を開始した[2]。ただし、その他のFM局(J-WAVENACK5InterFMなど)は現時点では聴取不可である。

対応機器・アプリケーション・聴取方法・料金[編集]

対象機器・アプリは下記の通り。

  • Android OS向け公式アプリ - Android 2.2以上に対応。NTTドコモのスゴ得コンテンツ加入者専用アプリも別途存在する。
  • iOS向け公式アプリ - iOS 6.1以上に対応。

聴取方法として、画面上にJFN各局のロゴが表示されるので、これを指などでスライドさせて希望の放送局を選択する。放送局のロゴを選択すると音声が流れ、その下に番組表および直近にオンエアされた楽曲の曲名が表示される。なお、アプリを起動させる場合には、別途GPS機能を有効にさせる必要がある。

有料会員登録後31日間は無料で利用できるが、32日目以降も引き続き利用する場合は料金(定期購入課金)が発生する。アプリの種類・入手方法等により料金が異なる。

  • Google Playでアプリを入手した場合 - 30日毎に315円(消費税込み)。
  • スゴ得コンテンツでアプリを入手した場合 - スゴ得コンテンツの月額料金に含む(JFN系列FM局のコマーシャルでは無料と言っている)。
  • 楽天アプリ市場でアプリを入手した場合 - 1ヶ月毎に324円(消費税込み)。10%分が翌月に楽天スーパーポイントでポイントバックされる[3]
  • App Storeでアプリを入手した場合 - 30日毎に360円(消費税込み)。

一旦定期購入課金の手続きを行うと、手動で解約しない限り自動更新となる。なお、定期購入課金の期限満了後はラジオの聴取ができなくなるが、各局の番組表の閲覧は可能。

配信対象地域[編集]

  • 日本国内

配信内容[編集]

対応する放送局(JFN加盟38局およびLOVE FM)が地上波で放送する番組をサイマル配信する。配信データを一旦端末にストックするシステムとしている関係上、地上波放送に比べて数分(5分から7分前後、機器・地域・通信環境の状況によっては変化する)の遅延が発生する。

CM時報(時報CM含む)および権利処理が困難な一部番組はサイマル配信されない。冠番組およびスポンサー付き番組についても番組名や提供クレジットの読み上げは通常の地上波番組同様に行われるが、CMはカットされ、当該時間の帯は各局独自ジングルやフィラー音楽が挿入される。ジャニーズ事務所所属のタレントの冠番組が配信不可になっていることが多い。配信不可番組の放送中でも、番組表の只今放送中の番組の欄や番組内で放送した曲の題名は表示される。

2014年12月からは配信中の楽曲の歌詞をアプリ内に表示させるサービスを開始した[4]

沿革[編集]

  • 2011年12月2日 - NTTドコモ向けにサービス提供開始[1]。当初は「dメニュー」からのアプリ提供であった。
  • 2012年
    • 3月9日 - iOS版の提供開始。iOS版は当初よりキャリアフリーで提供する[5]
    • 8月6日 - LOVE FMが参加。
    • 10月1日 - Google Playでの提供開始。対応機種を拡大し、Android版もキャリアフリーで利用できるようになる[6]
    • 10月26日 - 同日 16:00頃からシステム障害によりドコデモFMが聴取不可能になる事態が発生。11月1日 0:10に復旧[7]
  • 2013年5月16日 - 「スゴ得コンテンツ」対応Android版アプリの提供開始[8]
  • 2014年
    • 12月2日 - 「スゴ得コンテンツ」対応iOS版アプリの提供開始[9]
    • 12月24日 - 「同期歌詞表示サービス」の提供開始[4]
  • 2015年8月19日 - 楽天アプリ市場でAndroid版を提供開始[3]

類似サービス[編集]

  • LISMO WAVE - 2011年1月26日より提供開始。LISMOに対応したauの携帯電話・スマートフォン向け[10]。FM52局。
  • radiko.jpプレミアム - 2014年4月1日開始(エリア限定無料配信「radiko」は2010年3月15日開始)。パソコン及びスマートフォン向け。FM・AM・短波84局。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c “TOKYO FM、ドコモスマートフォン向けにラジオIP配信”. AV Watch (インプレス). (2011年11月17日). http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/491628.html 2016年7月30日閲覧。 
  2. ^ LOVE FMが全国どこからでも聴ける!「ドコデモFM」に新規参加しました。”. ラブエフエム国際放送株式会社 (2012年8月6日). 2012年8月10日閲覧。
  3. ^ a b “全国のFMラジオが聴けるスマホアプリ「ドコデモFM」、楽天アプリ市場でのサービスを開始!” (PDF) (プレスリリース), TOKYO FM, (2015年8月19日), https://www.tfm.co.jp/company/pdf/news_5989a283e708b0e2887050385c8bac5d55d41d5b78bdd.pdf 2016年7月30日閲覧。 
  4. ^ a b “株式会社シンクパワー、FMラジオアプリ「ドコデモFM」への歌詞データ提供をスタート”. CD Journal. (2014年12月25日). http://www.cdjournal.com/main/news/-/63673 2016年7月30日閲覧。 
  5. ^ “全国のFM放送をどこからでも聴ける iPhone版「ドコデモFM」”. ITmedia. (2012年3月15日). http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1203/15/news036.html 2016年7月30日閲覧。 
  6. ^ “「ドコデモFM」が対応機種を拡大”. ITmedia. (2012年10月4日). http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1210/04/news060.html 2016年7月30日閲覧。 
  7. ^ ドコデモFM システム障害に関するお詫び
  8. ^ “TOKYO FMほか全国のFMラジオがエリア制限なくドコデモ聴けるスマートフォンアプリ『ドコデモFM』 NTTdocomo「スゴ得コンテンツ」でのサービスを開始!” (プレスリリース), TOKYO FM, (2013年5月16日), http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000004829.html 2016年7月30日閲覧。 
  9. ^ “ラジオ聴き放題「ドコデモFM」、ドコモのスゴ得コンテンツ対応でiPhone用Webアプリも登場”. ITmedia. (2014年12月2日). http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/678441.html 2016年7月30日閲覧。 
  10. ^ KDDI、LISMOで民放FM52局が聞けるサービス - ケータイWatch 2011年1月25日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]