楽天スーパーポイント

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楽天スーパーポイント(らくてんスーパーポイント)は楽天が運営するポイントサービス[1]楽天グループ(楽天市場楽天ブックス楽天トラベルなど)に加え、楽天ポイントカード加盟店でも利用できる。 本項では楽天スーパーポイントを共通ポイントシステムとして実店舗でも利用可能にする楽天ポイントカードについても説明する。また、本項において「ポイント」「楽天ポイント」とは、楽天スーパーポイントの事を言う。

概要[編集]

日本の大手ECサイト楽天市場の他、楽天ブックス楽天トラベルなどの楽天グループの各サービスにて利用可能。また、楽天ポイントカード加盟店でも利用できる。

利用可能サービス[編集]

楽天での利用[編集]

楽天では、通常は購入金額の原則1%分のポイントが貯まり[3]、1ポイント=1円として50ポイントから1ポイント単位(楽天トラベルでは100ポイントから100ポイント単位)で使用できる。 通常ポイントの有効期限は最後にポイントの付与があった日から約1年間[3]。期間限定ポイントは、通常ポイントの有効期間とは関係しない。ポイント使用時に期間限定ポイントがある場合は期限が近い方から自動的に優先して使用される。 なお、楽天市場のポイント付与料は、基本的に出店者負担となる[4][5]

楽天市場や楽天ブックスでの利用時には複数商品を買っても完全に同一商品以外は個別に計算される。 書籍類の場合は同一シリーズであっても同一巻でなければ合算はされない。 ポイント使用による割引分にはポイント付与があるがクーポン利用時の割引分にはポイント付与がない。また、送料や振込手数料などの決済手数料にもポイント付与はない。

ポイント加算例:(下記はすべて税抜価格)
  • 150円の商品Aと180円の商品B=2ポイント付与
  • 150円の商品Cを2個=3ポイント付与
  • 125円の商品Dを2個と150円の商品E=3ポイント


楽天ポイントカード[編集]

2014年10月1日よりRポイントカードの名称でサービスを開始した、楽天スーパーポイントを実店舗で共通ポイントサービスとして利用可能にするポイントカード。ポイント還元率などは加盟店毎に異なり、ポイントは貯まるが使用できない加盟店もある。 楽天IDに対してカードの番号を紐付け登録することでポイントの利用が可能になる。なお、番号を登録しなくてもポイントを貯めることはできるが利用することはできず、貯まったポイントは12ヶ月で消滅するためそれまでに登録する必要がある。紐付けることで楽天IDのポイントと統合される。1楽天IDにつき3枚までカードの番号を登録可能。カード番号毎にポイントの利用の可否やカードの利用停止、削除が行える[6]。 加盟店によってはオリジナルデザインのポイントカードを配布しており、楽天Edyの機能がついた「楽天Edy+楽天ポイントカード」など、一部有料のカードもある[7]iOSAndroid向けのポイントカードアプリも配布している。ただし、利用できる店舗はコンビニエンスストアなど一部に限られている[8]

なお、楽天ポイントカード加盟店のポイント付与料負担は競合サービスに比べ低い水準と報じられている[9]

ポイントの利用はサービス開始当初からしばらくは楽天内のサービスと同様に50ポイントからだったが、2015年8月20日から順次1ポイントからの利用が可能になった[10]

2015年11月5日より、「楽天グループの共通ポイントカード」としての認知拡大を目的として、Rポイントカードから楽天ポイントカードに名称変更した[11]

加盟店[12]
(2016年5月1日時点)
以前の加盟店

トラブル・事件[編集]

ポイントキャンペーン不備[編集]

2005年12月初旬から全日本空輸AOL朝日新聞社等の企業と提携し、会員番号の入力やバナー広告のクリックでポイントを獲得できるというキャンペーンであったが、複数の提携キャンペーンを回れば、1アカウントで合計約2,000円相当のポイントを獲得できた。その為、これらのキャンペーンのURL2ちゃんねるブログ等で話題となり、さらに一人で大量のアカウントを取得する手法が紹介されると、2,000円未満の商品を大量に購入する者も現れた。一部の2ちゃんねるユーザーが、アカウント取得とポイント取得を自動化するソフトウェアを公開したこともこれに拍車をかけた。 楽天の規約では、複数アカウントの所持を禁じておらず、このキャンペーンにはポイント取得人数の制限もなかったが、2006年1月9日、突如キャンペーンの中止を発表し、正当な取得かどうかにかかわらず、当該キャンペーンで取得したポイントをマイナスする操作を行なった[14]。既にポイントを使用して残高がマイナスになっている場合はユーザーに請求メールが送られた。 翌日以降、楽天が正当な取得と判断したポイントに対しては返還がなされたが[15]、判断基準については公表されていない。またこれらの騒動が新聞各紙面でも報道された。結局、この問題により楽天市場は5,000万円ほどの出費を招いた[16]

ポイント盗難[編集]

2013年7月、楽天ポイントが電子マネー楽天Edyに不正移行される被害が出ていたと報じられた[17]。 楽天は、他社サイトから流出したとみられるIDとパスワードが不正利用されたと説明し、本件でポイント不正取得されたと判明した会員にはポイントを補償すると表明している[18]。 なお、2015年4月18日 (土) 14:32 (UTC)閲覧時点でのポイント利用規約[1]第11条第2項には、第三者による不正使用でも楽天はポイント返還をせず、損害について一切責任を負わないと記している。 2013年12月、楽天ポイントを盗み電子マネーにした中国人が逮捕されたと報じられた[19]

脚注[編集]

  1. ^ a b 楽天スーパーポイント利用規約(楽天会員向け)
  2. ^ 楽天ID決済
  3. ^ a b 楽天PointClub ポイント付与ルール
  4. ^ 【楽天市場】ネットショップ出店・開業 - 選べるプランと費用詳細
  5. ^ 楽天の「楽天市場」出店料金 実質値上げへ、税込み課金に統一、メルマガ有料通販新聞 2014年9月11日
  6. ^ 楽天ポイントカード ご利用ガイド - 楽天ポイントカード公式
  7. ^ ポイントカードの種類と配布元
  8. ^ 楽天ポイントカード: カードレスで便利!楽天ポイントカードアプリ登場
  9. ^ 楽天が共通ポイント発表 手数料、業界最低水準に日本経済新聞 2013年3月5日
  10. ^ 【お知らせ】楽天スーパーポイントが1ポイントからご利用いただけるようになりました - 2015年8月20日付
  11. ^ 楽天株式会社: 楽天の共通ポイントサービス「Rポイントカード」を「楽天ポイントカード」に名称変更 | ニュース - 2015年11月5日
  12. ^ Rポイントカード加盟店一覧
  13. ^ +K(プラスケイ)Rポイントカードとは - サークルKサンクス
  14. ^ 増田覚 「楽天、キャンペーンで付与したポイントを一旦取り消すInternet Watch、2006年1月10日
  15. ^ 楽天、キャンペーンポイントの大量獲得者への代金請求は「検討中」正規獲得者には一旦取り消したポイントの返還措置を開始Internet Watch 2006年1月10日
  16. ^ 楽天三木谷社長、ポイントキャンペーン騒動で謝罪~損失額は5,000万円Internet Watch 2006年2月16日
  17. ^ 楽天 不正ログインでポイント盗難、電子マネーに不正移行通販新聞 2013年7月18日
  18. ^ 【楽天市場】楽天市場からのお知らせ楽天 2013年7月10日(最終更新2013年8月30日)
  19. ^ 時事ドットコム:楽天ポイント盗み、電子マネーに=不正アクセス容疑で中国人逮捕−岐阜県警jiji.com: 2013/12/08

関連項目[編集]

外部リンク[編集]