ココカラファインヘルスケア

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株式会社ココカラファイン ヘルスケア
Cocokara fine Healthcare Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場(以下は過去のデータ)
東証JQ 2797
2004年2月 - 2008年3月26日
本社所在地 日本の旗 日本
222-0033
横浜市港北区新横浜3-17-6
イノテックビル
設立 1954年3月4日
(株式会社セガミ製薬所)
業種 小売業
法人番号 8120001082605
事業内容 ドラッグストア、調剤事業
代表者 代表取締役社長 塚本厚志
資本金 9,500万円
決算期 毎年3月31日
主要株主 株式会社ココカラファイン 100%
関係する人物 瀬上留治郎(セガミメディクス創業者)
外部リンク www.cocokarafine.co.jp/healthcare/
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株式会社ココカラファイン ヘルスケアCocokara Fine Health Care Inc.)は、神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を置くドラッグストアチェーンを展開する企業である。

本項では統合時の存続会社となったセガミメディクス株式会社についても述べる。

概要[編集]

セガミメディクス株式会社は近畿圏和歌山県を除く)と山陽地方を中心に、東は千葉県、南は沖縄県まで393店舗を展開している(関東地区、関西・中部地区、九州・沖縄地区、中国・四国地区の4つに分けて展開)。一時、香港にも店舗を持っていた。日本チェーンドラッグストア協会正会員。ドラッグストアの共同グループは、WINグループに参加。
ドラッグストアチェーンの中では調剤に強く、上場企業の中では第1位に位置する。

2007年2月には創業70周年を迎え、同年7月には関東進出40周年を迎えた。

2008年4月に、同じWINグループに参加している株式会社セイジョーと、共同持株会社ココカラファイン ホールディングスを設立(2010年10月にアライドハーツ・ホールディングスとの合併によりココカラファインに商号変更)。当社はココカラファインHDの完全子会社となった。また、九州地方に展開するドラッグイレブン(現・JR九州ドラッグイレブン)と業務提携し、同社への製品供給やPET/CT検査紹介業務を開始している。

2013年4月にセイジョー、ライフォートジップドラッグスズラン薬局、メディカルインデックスの5社を吸収合併し、ココカラファインヘルスケアに商号変更。さらに、同年10月にコダマとくすりのえびなを吸収合併した。

沿革[編集]

本項ではセガミメディクスからココカラファインヘルスケアまでの沿革を述べる。セイジョーライフォートジップドラッグスズラン薬局の沿革は各記事を参照のこと。

  • 1937年2月 - 創業者・瀬上留治郎が、大阪市東成区大今里において、合名会社セガミ製薬所を設立。
  • 1953年8月 - チェーン店1号店(布施一店、東大阪市)を開店。
  • 1954年3月 - 組織変更し、株式会社セガミ製薬所商号変更。
  • 1967年7月 - 関東地方に進出(吉祥寺店)。
  • 1970年7月 - 中国地方に進出(水島店)。
  • 1971年9月 - 株式会社セガミ製薬に商号変更。
  • 1976年5月 - 九州進出(飯塚店)。
  • 1977年7月 - 中部地方に進出(岡崎店)
  • 1982年11月 - 調剤専門店1号店(日本橋店)を開店
  • 1983年1月 - セガミメディクス株式会社に商号変更。
  • 1985年10月 - 四国進出(高松常盤町店)。
  • 1987年2月 - 香港進出(瀬上薬房有限公司設立、1993年10月解散)。
  • 1988年7月 - 本社を現在地に移転。
  • 2001年4月 - 都市型店舗・パワードラッグス1号店開店
  • 2003年4月 - ドラッグストアグループのWINグループを結成。
  • 2004年
    • 2月 - ジャスダック市場に店頭公開。
    • 10月 - ジャスダックの証券取引所化に伴い、ジャスダック市場に株式上場。
  • 2006年
    • 1月 - プライバシーマークを取得。
    • 9月 - 調剤医薬品の仕入業務の効率化・合理化を図るため、メディカルシステムネット・エムエムネットと業務提携する。
  • 2007年
  • 2008年
    • 4月 - セイジョーと経営統合し、共同持株会社ココカラファイン ホールディングス(現・ココカラファインを設立。セガミメディクスは上場廃止。
    • 8月 - ドラッグイレブン福岡県、現・JR九州ドラッグイレブン)と業務提携。
    • 10月 - 当社の卸業務を通じてドラッグイレブン(現・JR九州ドラッグイレブン)への製品供給を開始。
    • 11月 - イレブン(大阪府堺市南区、ドラッグイレブンとは無関係、現在のウエルシア薬局)とPET/CT検査紹介業務で提携し、イレブン店舗での業務を開始。
  • 2009年
    • 4月1日 - 完全子会社の國廣薬品を略式吸収合併岡山県にドラッグストア・調剤薬局を展開する金光薬品(本社:岡山県倉敷市)と業務提携。
    • 5月1日 - 業務提携先のドラッグイレブンにてPET/CT紹介業務を開始。
    • 5月11日 - 中国・四国地方の店舗運営業務を管轄する第四営業部を開設。
    • 10月27日 - シスメックスが開発した健康管理支援サービス「タッチで続ける健康日誌」を導入した健康支援サービスを大阪府内の3店舗で開始。
    • 12月6日 - 子会社のセガミコーポレーション関西、セガミコーポレーション九州を清算。
  • 2010年3月 - 終末期医療に対応した次世代型調剤薬局(阪神尼崎店)をオープン。
  • 2012年
    • 2月 - ソフトバンクモバイル(現・ソフトバンク)の公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」をドラッグストア店舗全店へ導入開始。
    • 4月16日 - ココカラファイン運営のネットショップ「ココカラファイン.ネット セガミ店」をオープン。
    • 8月31日 - 親会社の社名を冠した「ココカラファイン苅田店(福岡県)」をオープン。
  • 2013年
    • 4月1日 - 当社を存続会社としてグループ内の販売子会社5社(セイジョー・ジップドラッグ・ライフォート・スズラン薬局・メディカルインデックス)を吸収合併し、株式会社ココカラファインヘルスケアに商号変更[1]
    • 8月9日 - 「ココカラファインイータウン砺波店」のオープンにより富山県に進出。
    • 10月1日
  • 2014年8月 - 株式会社光慈堂を吸収合併。
  • 2015年4月24日 - 「ココカラファインラスパ白山店」のオープンにより石川県に進出。
  • 2016年
    • 6月1日 - 株式会社神戸マルゼンから兵庫県の調剤薬局1店舗の事業を譲り受ける[2]
    • 9月1日 - 東洋薬品株式会社から北海道の調剤薬局1店舗の事業を譲り受ける[3]
    • 10月1日 - グループ会社の株式会社ココカラファインOECを吸収合併。
  • 2017年10月1日 -
    • イズミヤ株式会社から大阪府・京都府・奈良県の調剤薬局6店舗の事業を譲り受ける[4]。譲り受けた店舗の一部は「ココカラファイン薬局」へ転換。
    • グループ会社の株式会社シニアコスモスを吸収合併。
  • 2018年4月1日 - グループ会社の有限会社東邦調剤、有限会社古志薬局、株式会社ココカラファインネクストの3社を吸収合併。これにより、「東邦薬局」と「フリーダム」を当社の店舗ブランドに組み入れる。

店舗展開[編集]

店舗ブランド[編集]

セイジョー横浜西口店
神奈川県横浜市西区
セガミ薬局江坂店
(現・ココカラファイン薬局江坂店、
大阪府吹田市
ライフォート東浦店
(現・ココカラファイン東浦店、
兵庫県淡路市
くすりのコダマ五泉店
新潟県五泉市

合併前の各会社が展開していた店舗ブランドはそのまま当社の店舗ブランドとして引き継がれる。この為、地域により展開する店舗ブランドが異なるほか、複数の店舗ブランドが存在する地域もある。

合併後に新規開業する店舗は2012年5月から合併前の各会社(メディカルインデックスを除く)で実験店(パイロットショップ)として展開していた「ココカラファイン」の店舗ブランドで展開される。富山県・石川県・福井県は「ココカラファイン」で進出している。

また、2013年6月より従来からの屋号で営業している店舗にも、店舗入口などに「ココカラファイン」ロゴの看板が順次掲げられている。なお、従来からの屋号で営業している店舗の一部は改装のタイミングで「ココカラファイン」に屋号変更している店舗があり、山形県・福島県・山梨県・佐賀県においては「ココカラファイン」への店舗ブランド統一を完了している。

カッコ内は2018年5月時点のブランドごとの店舗数(セイジョー・ジップドラッグ・ジップファーマシーは派生業態を含む)

  • ココカラファイン(600店舗)
展開地域:北海道、宮城県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、沖縄県
  • ココカラファイン薬局(158店舗)
展開地域:北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、山口県、福岡県、長崎県
展開地域:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、長野県、静岡県
  • セイジョー薬局(11店舗)
展開地域:埼玉県、東京都、神奈川県
  • ドラッグセガミ(139店舗)
展開地域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、沖縄県
  • パワードラッグワンズ(8店舗)
展開地域:埼玉県、神奈川県、岐阜県、大阪府、香川県、愛媛県、高知県、福岡県
  • セガミ薬局(35店舗)
展開地域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、山口県、福岡県、熊本県
展開地域:岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県
  • ジップファーマシー(8店舗)
展開地域:岐阜県、愛知県
展開地域:京都府、大阪府、兵庫県
  • ライフォート薬局(12店舗)
展開地域:京都府、大阪府、兵庫県
  • マルゼン(8店舗)
展開地域:大阪府、兵庫県
  • マツノキ薬品(1店舗)
展開地域:京都府
  • ホップスドラッグ(3店舗)
展開地域:京都府
  • シンヤクドー(12店舗)
展開地域:鳥取県、島根県
  • くすりのスズラン(1店舗)
展開地域:北海道
展開地域:北海道
展開地域:宮城県、新潟県
  • コダマ調剤薬局(1店舗)
展開地域:新潟県
  • 東邦薬局(11店舗)
展開地域:栃木県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、岡山県
  • フリーダム(7店舗)
展開地域:鳥取県
  • その他屋号の薬局(12店舗)
北海道の「メロディー薬局」、東京都の「アルプス薬局」・「泰洋薬局」・「泰平薬局」、京都府の「オーツカ薬局」など(京都府ではどの店舗ブランドにも属さない地名のみの調剤薬局も存在する)。

店舗数[編集]

2018年5月時点で1,372店舗。青森県・岩手県・秋田県・宮崎県・鹿児島県は未出店である。

  • 北海道地方(北海道29)
  • 東北地方(宮城県4、山形県1、福島県3)
  • 関東地方(茨城県3、栃木県6、群馬県1、埼玉県46、千葉県21、東京都275、神奈川県63)
  • 甲信越・北陸地方(新潟県70、富山県3、石川県1、福井県2、山梨県3、長野県2)
  • 東海地方(岐阜県17、静岡県36、愛知県104、三重県69)
  • 関西地方(滋賀県9、京都府50、大阪府177、兵庫県111、奈良県45、和歌山県32)
  • 中国地方(鳥取県14、島根県10、岡山県9、広島県22、山口県14)
  • 四国地方(徳島県4、香川県8、愛媛県5、高知県4)
  • 九州・沖縄地方(福岡県61、佐賀県2、長崎県18、熊本県8、大分県5、沖縄県6)

統合に伴う対応[編集]

これまで各社で発行していたポイントカードのうち、「セイジョークラブカード」・「ドラッグセガミ/パワードラッグワンズポイントカード」・「ジップポイントカード」・「スズランポイントカード」(以降、まとめて旧法人名義カードとする)は統合後も引き続き利用可能だが、システム統合が行われた関係で、「ライフォートポイントカード」及び2012年11月にココカラファインのグループ会社となったコダマが発行していた「くすりのコダマ友の会カード」が2013年6月をもって廃止となった。

統合後のポイントカードは「ココカラクラブカード」となっており、廃止に伴う切替の対象でない旧法人名義カードでも「ココカラクラブカード」への切り替えが可能で、旧法人名義カードに保有していたポイントは「ココカラクラブカード」へ全て移行される。「くすりのコダマ」では2013年7月より「ココカラクラブカード」の取扱が開始され、既に当社の系列店舗で新規或いは前述の旧法人名義カードからの切替により「ココカラクラブカード」を所持している場合、同じタイミングで「くすりのコダマ」でも利用可能となった。

併せて、各店ごとにばらつきがあったポイントの基本条件を統一し、税込100円につき1ポイント付与、500ポイントで500円の「お買物値引券」発券となった(旧ライフォート運営店舗、旧スズラン薬局運営店舗はポイント付与単位を税込105円につき1ポイントから税込100円につき1ポイントに引き下げ、旧ジップドラッグ運営店舗は一部の店舗を除き、値引券の発券ポイントを625ポイントから500ポイントに引き下げ、旧セイジョー運営店舗、旧セガミメディクス運営店舗は変更なし)。なお、2013年10月からはこれまでの値引きクーポンに代わり、特定製品の購入により付与されるボーナスポイントを導入している。

さらに、同年9月からは日本国内の実店舗としては初となるVisaプリペイド機能が付加された。この機能は事前にレジにて1,000円以上・1,000円単位で申し出た希望額分のチャージを行い、買い物時に現金の代わりにカードを提示するだけで支払いが完了する。当社の系列店舗やサークルKサンクスの店舗に限り、月間のプリペイド利用金額の0.5%分を当月利用分の翌月10日までにチャージ残高に加算されるキャッシュバック特典も受けられる(キャッシュバック特典はこれまで当社の系列店舗に限定していたが、2015年2月からサークルKサンクスの店舗にも拡大した)。また、ココカラファインのグループ店舗のみならず、国内・海外のVisa加盟店でもプリペイド機能が利用できる(この場合、売上票には「クレジット売上票」と表記される)。2014年9月からはクレディセゾンクレジットカードUCカードセゾンカード)でのクレジットチャージに対応している。

「ココカラクラブカード」は2017年10月1日付でカード券面のデザインが変更され、コーポレートカラーであるコーラルピンク基調となり、ココカラファインのキャラクターである「ココシエル」が新たに描かれた。この日以降に新規入会や前述の旧法人名義カードからの切替の場合は新デザインカードでの発行となるほか、既に「ココカラクラブカード」を保有している場合でも、プリペイド機能の有効期限が2018年内となっている場合はカード切替により新デザインカードの入手が可能である(前述したプリペイド機能には有効期限が設けられているため、有効期限が到来する前に新カードへの切替が必要となる。プリペイド残高とポイントは新カード切替時に全て移行される)[5]。この新デザインカードは、2018年4月19日よりゆうちょ銀行ATMに対応し、ATMからのチャージ及び残高照会の取扱が可能となった[6]

なお、統合後も引き続き利用が可能だった旧法人名義カード(旧くすりのえびな発行のポイントカードを含む)は今後利用不可となることが2018年2月26日に発表された。旧法人名義カードを保有している場合は、同年9月30日までに「ココカラクラブカード」への切替が必要となる[7]。旧法人名義カードの廃止により、当社のポイントカードは「ココカラクラブカード」に完全統合される見込みとなる。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 子会社間の合併及び存続会社の商号変更に関するお知らせ (PDF) - 株式会社ココカラファイン ニュースリリース 2012年9月5日(2013年2月4日閲覧)
  2. ^ “調剤薬局事業の譲受に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ココカラファイン, (2016年2月26日), http://corp.cocokarafine.co.jp/news/pdf/20160226_TD03.pdf 2017年8月17日閲覧。 
  3. ^ “調剤薬局事業の譲受に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ココカラファイン, (2016年7月11日), http://corp.cocokarafine.co.jp/news/pdf/20160711_TD01.pdf 2017年8月17日閲覧。 
  4. ^ “調剤薬局事業の譲受に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ココカラファイン, (2017年7月31日), http://corp.cocokarafine.co.jp/news/pdf/20170731_TD02.pdf 2017年11月23日閲覧。 
  5. ^ ココカラクラブカード新デザイン&プリペイドカードをご利用のお客様へご案内 (PDF)”. 2017年11月23日閲覧。
  6. ^ “年間約600億円の利用実績のあるプリペイド機能付会員カード「ココカラクラブカード」郵便局等のゆうちょATMでのチャージが可能に!” (PDF) (プレスリリース), (2018年4月11日), http://corp.cocokarafine.co.jp/news/pdf/20180411_PR01.pdf 2018年5月28日閲覧。 
  7. ^ 旧カード廃止のお知らせ (PDF)”. 2018年3月7日閲覧。

外部リンク[編集]