クスリのアオキ
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | クスリアオ |
本社所在地 |
![]() 〒924-8510 石川県白山市横江町4街区1番 |
設立 |
1999年7月30日 (有限会社二階堂) |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 持株会社 |
代表者 |
代表取締役会長 青木桂生 代表取締役社長 青木宏憲[1] |
資本金 | 11億2,700万円(2020年5月時点[2]) |
売上高 |
連結:2,508億8,500万円 単独:23億4,900万円 (2020年5月期[2]) |
営業利益 |
連結:141億4,700万円 単独:18億6,300万円 (2020年5月時点) |
純利益 |
連結:106億4,800万円 単独:13億9,300万円 (2020年5月期[2]) |
純資産 |
連結:543億9,500万円 単独:335億8,000万円 (2020年5月期[2]) |
総資産 |
連結:1,362億1,000万円 単独:354億1,800万円 (2020年5月期[2]) |
従業員数 |
連結:2,417人 単独:14人 (2018年5月時点[2]) |
決算期 | 5月20日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(退職給付信託口・ダイエー口) 10.00% (2018年5月) |
主要子会社 | 株式会社クスリのアオキ、ナルックス[3][4][5][6]、フクヤ[7][8] |
外部リンク | https://www.kusuri-aoki-hd.co.jp/ |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | クスリのアオキ、アオキ |
本社所在地 |
![]() 〒924-8510 石川県白山市横江町4街区1番 |
設立 | 1985年1月26日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 医薬品・化粧品・日用雑貨などの近隣型小売業、調剤業務[9] |
代表者 | 代表取締役社長 青木宏憲 |
資本金 | 3億円(2019年5月時点)[9] |
売上高 | 250,885百万円(2019年5月期)[9] |
営業利益 | 90億円(2016年5月期) |
純利益 | 65億円(2016年5月期) |
純資産 | 281億円(2016年5月期) |
総資産 | 784億円(2016年5月期) |
従業員数 |
常勤社員2,417名 平均臨時雇用者数5,575名 (2019年5月期)[9] |
決算期 | 5月20日 |
主要株主 |
株式会社クスリのアオキホールディングス 100% (2017年5月) |
外部リンク | https://www.kusuri-aoki.co.jp/ |
株式会社クスリのアオキは、石川県白山市に本社を置き、石川県を中心に中部・関東・近畿・東北にドラッグストア(薬店)チェーンを展開する企業。ハピコム(旧イオン・ウエルシア・ストアーズ)に加盟。持株会社の株式会社クスリのアオキホールディングスが東京証券取引所第一部に上場している。
概要[編集]
1869年(明治2年)、薬種商として創業したのが起源で、現在の石川県白山市(旧・松任市)において「青木二階堂薬局」を営業。薬局の経営からドラッグストアへ転換を図った。北陸地方を主な営業エリアとし、限られた商圏で集中的に出店するドミナント戦略で店舗を拡大している[10]。
沿革[編集]
- 1869年 - 青木二階堂薬局として創業。
- 1976年 - 商号を有限会社青木二階堂薬局に変更。
- 1985年 - 株式会社クスリのアオキを設立。
- 1986年 - 石川県1号店を金沢市に出店(旧・泉ヶ丘店)。
- 1997年 - 富山県1号店を砺波市に出店(現・砺波店)。
- 1997年 - 福井県1号店を福井市に出店(現・福井若杉店)。
- 1997年 - 株式会社ツルハと商品仕入等の相互協力を目的とした業務提携・資本提携。
- 2001年 - シンボルマークを改定。
- 2003年 - イオン株式会社と商品の共同開発等を目的とした業務提携・資本提携。
- 2003年 - 新潟県1号店を上越市に出店(現・藤巻店)。
- 2006年 - 株式会社青木二階堂を設立(株式会社クスリのアオキ100%出資子会社、2012年11月清算)。
- 2006年 - 東京証券取引所2部に上場。
- 2007年 - 石川県金沢市での玉鉾店出店により100店舗を達成。
- 2008年 - 電子マネーEdy、iDでの支払いが可能になる。
- 2008年 - 長野県1号店を長野市に出店(現・篠ノ井店)。
- 2011年3月10日 - 東京証券取引所1部に指定替え。
- 2013年6月5日 - 岐阜県1号店を岐阜市に出店(岐阜県庁南店)。
- 2016年11月16日 - 東京証券取引所1部の上場を廃止。
- 2016年11月21日 - 筆頭株主である株式会社クスリのアオキホールディングス(同年6月30日に有限会社二階堂より商号変更)を完全親会社とする株式交換を行い、同社の完全子会社となる。株式会社クスリのアオキホールディングスが東京証券取引所1部に上場[11]
- 2018年11月14日 - 福井県越前市の吉野店の開店で500店舗を達成[12]。
- 2018年12月4日 - 全店舗でPayPayの決済を開始[13]。
- 2019年5月1日 - 本社を白山市横江町に移転[14][15]。
- 2020年6月30日 - クスリのアオキHDが金沢市にスーパーマーケットを展開する「ナルックス」株式約90%を取得し子会社化[3][4][5][6]。
- 2020年10月21日 - クスリのアオキHDが京都府宮津市に本社を置くスーパーマーケットチェーンフクヤ株式約95%を取得し子会社[7][8]。
展開する店舗[編集]
現在の店舗の詳細は、公式サイトの店舗検索を参照。なお、店舗数は2020年10月11日時点のため、現在の店舗数とは異なる場合もある。
北陸3県[編集]
- 石川県 75店舗
本社所在地の石川県においては、未出店地域が多くあり、特に能登地方では顕著になっている。2020年9月時点で未出店なのは珠洲市、能美郡川北町、羽咋郡宝達志水町、鹿島郡中能登町。
- 富山県 73店舗
- 福井県 49店舗
信越地方[編集]
関東地方[編集]
東海地方[編集]
東海4県に出店。特に岐阜県での店舗展開は東海地方で初めて出店したことから店舗数も多くなっている。
近畿地方[編集]
東北地方[編集]
店舗ギャラリー[編集]
店舗における「クスリのアオキ」のロゴタイプ表記は店舗により異なっている。主に赤色ベースのものや白色ベースのものが使用されている。
かつて存在した店舗[編集]
- 本店(旧店)
- 泉ヶ丘店(旧本店2代目)
今後の出店計画[編集]
2019年春に静岡県浜松市、福島県会津若松市において出店。いずれも新規の出店で郊外型の店舗となる[10][18]。浜松市は同年4月24日に「浜松北島店」[19](東区)、会津若松市は同年5月1日に「城西町店」[20]を開店した。2020年6月に買収したナルックスの店舗は、全5店がドラッグストア化するほか、ナルックスの強みであった鮮魚部門を継承し、鮮魚取り扱い店舗の拡充を進める方針[3][4][5]。2020年5月期の決算発表で社長の青木は、大手に対抗するためのドラッグストアM&Aも選択肢のひとつだとしたほか、守りだけではやられてしまうとして積極的に県外出店するとした[6]。2020年5月からの1年間(2021年5月期)に、北信越で21店舗、東海と近畿に23店舗、東北と関東に51店舗、調剤薬局を50店舗開く方針だ[6]。また、山形県、千葉県にも新たに出店しているもしくは計画がされている。
店舗サービス[編集]
- 決済サービス
クスリのアオキでは、以下の電子マネーでの決済を導入している。
- メンバーズカード[21]
無料で発行するカードで、100円につき1ポイント、500ポイントで500円分のお買物券が発行される。また、お買物券3枚で2000円分相当として利用が可能。2019年5月27日に、これまでのメンバーズカードを刷新してプリペイド方式のメンバーズカード「Aoca」(アオカ)を導入する[22][23]。「Aoca」はチャージ機能を持たせたカードで、チャージ機能を持たないメンバーズカードは2020年5月までが有効期限となる[22]。「Aoca」は、2020年に総務省が行っているマイナポイント事業に参入している[24][25]。
- イオン銀行 - 北信越地方の一部の店舗(設置店舗は公式サイトの店舗サービス 電子マネー・クレジットなどを参照)
- 北陸銀行 - 北陸地方の一部店舗(設置店舗は北陸銀行公式サイトのまちかどATMのご案内を参照)
CM起用者[編集]
脚注[編集]
- ^ “代替わりした創業家新社長20人リスト かなりすごい会社も”. NEWSポストセブン. (2019年4月26日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ a b c d e f “有価証券報告書 第20期 (PDF)”. クスリのアオキホールディングス (2018年8月17日). 2019年2月7日閲覧。
- ^ a b c 「クスリのアオキ ナルックス買収 スーパー5店ドラッグ店に」(2020年6月5日付北國新聞朝刊5面)2020年6月5日閲覧
- ^ a b c クスリのアオキHD、石川のスーパー買収 鮮魚を強化(2020年6月4日、日本経済新聞)2020年6月5日閲覧
- ^ a b c クスリのアオキ/金沢の食品スーパー「ナルックス」買収(2020年6月4日、流通ニュース)
- ^ a b c d 「巣ごもりで増収増益 クスリのアオキHD」(2020年7月3日付北國新聞朝刊5面)2020年7月3日閲覧
- ^ a b クスリのアオキが京都のスーパーを買収(2020年10月15日、京都新聞)2020年10月16日閲覧
- ^ a b クスリのアオキHD、京都北部地盤のスーパー買収(2020年10月8日、日本経済新聞)2020年10月16日閲覧
- ^ a b c d 会社概要(公式ページ)2020年6月5日閲覧
- ^ a b “クスリのアオキ 東北進出 まず福島に出店”. 日本経済新聞. (2018年12月14日) 2019年2月7日閲覧。
- ^ 株式交換による持株会社体制への移行に関するお知らせ
- ^ “クスリのアオキ500店 1年あまりで100店増”. 日本経済新聞. (2018年11月13日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ “スマートフォンを活用したバーコード決済「PayPay」導入のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), クスリのアオキホールディングス, (2018年12月4日) 2019年2月7日閲覧。
- ^ “5月1日、新本社稼働のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), クスリのアオキホールディングス, (2019年4月30日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ a b c “クスリのアオキ/創業地・石川県白山市に新本社稼働”. 流通ニュース. (2019年5月7日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ “新規出店「西大宮店」のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), クスリのアオキホールディングス, (2019年1月15日) 2019年2月7日閲覧。
- ^ “新規出店「久世南店」のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), クスリのアオキホールディングス, (2017年5月9日) 2019年2月7日閲覧。
- ^ “来春に静岡、福島進出 クスリのアオキHD 店舗網18府県に拡大”. 北國新聞 (2018年12月14日). 2019年2月7日閲覧。
- ^ “クスリのアオキ、浜松に静岡1号店”. 日本経済新聞. (2019年4月24日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ “福島県新規出店「クスリのアオキ城西町店」のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), クスリのアオキホールディングス, (2019年4月30日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ クスリのアオキメンバーズカード
- ^ a b “クスリのアオキ、前払い式カード 27日導入”. 日本経済新聞. (2019年5月15日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ “クスリのアオキ/プリペイド機能付きカード「アオカ」に刷新”. 流通ニュース. (2019年5月13日) 2019年5月24日閲覧。
- ^ 「マイナポイントきょう開始 クスリのアオキ参入」(2020年9月1日付け北國新聞朝刊4面)2020年9月12日閲覧
- ^ クスリのアオキは「マイナポイント事業」に 参画します(クスリのアオキ株式会社公式ページ)2020年9月12日閲覧
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- クスリのアオキ - 公式サイト
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