イオンディライト

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イオンディライト株式会社
AEON DELIGHT CO., LTD.
イオンディライトの本社が入っている南船場ハートビル
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9787
大証1部(廃止) 9787
2013年7月15日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
542-0081
大阪市中央区南船場2-3-2
設立 1972年11月16日
(株式会社ニチイメンテナンス)
業種 サービス業
法人番号 1120001081381
事業内容 総合ファシリティマネジメントサービス業
代表者 代表取締役社長 中山一平
資本金 32億3800万円
発行済株式総数 54,169,633株
売上高 連結2,947億2,500万円(2017年2月期)
営業利益 連結172億5,700万円(2017年2月期)
純利益 連結102億3,800万円(2017年2月期)
純資産 連結885億4,600万円(2017年2月期)
総資産 連結1,395億500万円(2017年2月期)
従業員数 連結12,558名(2017年2月末現在)
決算期 2月末
主要株主 イオンリテール株式会社:30.57%
イオン株式会社:11.27%
リフォームスタジオ株式会社 :7.37%
オリジン東秀株式会社:3.42%
主要子会社 イオンコンパス株式会社
外部リンク http://www.aeondelight.co.jp/
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イオンディライト株式会社: AEON DELIGHT CO., LTD.)は、イオングループの総合ファシリティマネジメントサービス業。

概要[編集]

元々は、当時のマイカルの前身となるニチイがビル管事業の子会社としてニチイメンテナンスが設立されたのが始まりである。1976年にジャパンメンテナンスに商号変更している。

2003年11月にマイカルがイオンの子会社となり、名実ともにイオングループ入りしたことを受け、2006年8月にマイカルとイオンの各子会社で重複する事業の整理を目的に再編が行われ、その一環として、元々イオングループ内でビル管理事業を行っていたイオンテクノサービスを2006年5月に当社が子会社化した後、同年9月に吸収合併し、現在のイオンディライトとなった。再編の対象となった他のマイカルのグループ会社はイオンのグループ会社に子会社化された後に吸収合併しているのに対し、当社はイオンのグループ会社を子会社化した後に吸収合併している違いがある[1]。これは、旧マイカル系のジャパンメンテナンスの方が、イオンテクノサービスよりも売上規模等で大きかったことを意味している。

2010年9月には同じイオングループにおいてバックオフィスサポート事業を手掛けていたチェルト[2]を吸収合併。同社が行っていた事業を引き継ぎ、総合ファシリティマネジメントサービス業に転換した。2度の合併後も当社の筆頭株主はマイカルのままだったが、2011年3月のGMS再編に伴う吸収合併により、現在はイオンリテールが当社の筆頭株主となっている。

沿革[編集]

  • 1972年11月16日 - 株式会社ニチイメンテナンス設立。
  • 1976年3月 - ニチイメンテナンスが株式会社ジャパンメンテナンスに商号変更。
  • 1978年11月2日 - 株式会社ジャパンメンテナンス北海道を設立。
  • 1982年
    • 1月22日 - 株式会社ジャパンメンテナンス信越を設立。
    • 1月23日 - 株式会社ジャパンメンテナンス東北を設立。
    • 3月 - 信越地域東北地域のビル管理業務をジャパンメンテナンス信越とジャパンメンテナンス東北に譲渡。
  • 1986年
    • 7月10日 - 株式会社ジャパンメンテナンス九州を設立。
    • 9月 - 九州地域のビル管理業務をジャパンメンテナンス九州に譲渡。
  • 1995年9月29日 - 大阪証券取引所第2部上場。
  • 1999年
  • 2000年2月1日 - 東京証券取引所、大阪証券取引所第1部指定替え。
  • 2002年6月 - ジャパンメンテナンス信越を吸収合併。
  • 2004年6月1日 - ジャパンメンテナンス東北を吸収合併。
  • 2006年
  • 2007年
  • 2008年
  • 2009年4月1日 - 株式会社ドゥサービスの株式の一部を取得。
  • 2010年
    • 2月1日 - 滋賀県長浜市に研究・研修施設「イオンディライトアカデミーながはま」を竣工。同年3月に本格稼動を開始。
    • 6月1日 - 子会社の株式会社イオンディライトセレスと株式会社イオンディライトタワーズから事業譲受
    • 9月1日 - イオングループのバックオフィスサポート事業を手がけるチェルト株式会社を吸収合併。総合ファシリティマネジメントサービス企業となる。
  • 2011年
    • 3月1日 - GMS事業再編による吸収合併に伴い、筆頭株主が株式会社マイカルからイオンリテール株式会社に変更。
    • 4月28日 - 家事支援サービスを手掛ける株式会社カジタクの株式を取得し連結子会社化。
    • 5月16日 - エイ・ジー・サービス株式会社の株式を追加取得し連結子会社化。
    • 12月7日 - ヴィンキュラム ジャパン株式会社(当社の前身の一つであるジャパンメンテナンスと同じマイカルグループで情報システム事業を行っていたマイカルシステムズが前身で、現在の株式会社ヴィンクス)との合弁でFMSソリューション株式会社を設立。
  • 2012年
    • 4月 - 経済産業省の補助事業「エネルギー管理システム導入促進事業」におけるBEMSアグリゲータに登録される。
    • 8月 - 中国・天津市に永旺永楽泰達(天津)物業服務有限公司を設立。
    • 10月10日 - 同じイオングループで旅行サービス事業を展開するイオンコンパス株式会社(旧・ジャスベル株式会社)を第三者割当増資引受により子会社化。
    • 10月31日 - BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を手掛ける株式会社ジェネラル・サービシーズの株式を取得し子会社化。
    • 12月 - マンション向けインターネット接続会社である株式会社ファミリーネット・ジャパンと共同出資でマンション管理サービスなどを手掛けるAライフサポート株式会社を設立。
    • 12月28日 - ベトナムホーチミン市に完全子会社であるAEON DELIGHT (VIETNAM) COMPANY LIMITEDを設立。
  • 2013年
    • 7月 - 中国・武漢市で物流管理を行う武漢小竹物業管理有限公司の株式の一部を取得し連結子会社化。
    • 11月28日 - 株式会社リサイクルワン(現・株式会社レノバ)や他の企業との共同出資により、静岡県菊川市の石山地区と堀之内谷地区の遊休地を利用した太陽光発電の管理運用専門会社2社(株式会社菊川石山ソーラー、株式会社菊川堀之内谷ソーラー)を設立し、売電事業に着手することを発表[3]
  • 2015年
    • 2月1日 - 当社が管理運用専門会社の出資に携わった静岡県菊川市の大規模太陽光発電所(メガソーラー発電所)の営業運転を開始。当社は発電装備の法定業務(自家用電気工作物保安管理業務)を請け負い、電気主任技術者の選任、発電量のモニタニング、周辺機器の保守・メンテナンスを担当する[4]
    • 10月1日 - グループ会社のイオントップバリュ株式会社と共同でディズニーデザインの自動販売機を開発し、関東地区の「イオン」を手始めに設置を開始[5]
    • 12月17日 - J.フロント リテイリング株式会社のグループ会社で、百貨店を主としたビルメンテナンスや警備などを行う株式会社白青舎に対する株式公開買付けを行い、約90%の株式を取得し子会社化[6][7]
  • 2016年
    • 1月26日 - 株式等売渡請求により株式会社白青舎を完全子会社化[8]
  • 2017年
    • 5月17日 - 同社の子会社であるイオンディライトセキュリティ株式会社の男性職員が「宿直の仮眠は労働時間にあたる」などとして未払い残業代などの支払いを求めていた訴訟で、裁判所は原告の請求をほぼ認める判決を出す。同社は「判決の内容を精読し、適切な対応をしたい」とコメントした[9]
    • 6月1日 - FMSソリューション株式会社と休眠中であったイオンディライトセレス株式会社を吸収合併[10][11]

事業所[編集]

関連会社[編集]

国内[編集]

  • 株式会社白青舎(ビルメンテナンス事業)
  • イオンディライトアカデミー株式会社(人材育成事業)
  • イオンディライトセキュリティ株式会社(警備保安事業)
  • 環境整備株式会社(関東・東北・北海道地区におけるビルメンテナンス事業)
  • 株式会社ドゥサービス(近畿地区を中心に展開する商業施設のメンテナンス事業)
  • エイ・ジー・サービス株式会社(小型商業施設のメンテナンス事業)
  • 株式会社カジタク(家事代行サービス事業)
  • イオンコンパス株式会社(旅行サービス・貸会議室事業)
  • 株式会社ジェネラル・サービシーズ(ビジネスプロセスアウトソーシング事業)

海外[編集]

  • 永旺永楽(中国)物業服務有限公司(中国におけるビルメンテナンス事業)
  • 永旺永楽(杭州)服務外包有限公司(中国におけるビジネスプロセスアウトソーシング事業)
  • 永旺永楽蘇房(蘇州)物業服務有限公司(中国における施設管理事業)
  • 武漢小竹物業管理有限公司(中国における物業管理事業)
  • AEON DELIGHT(MALAYSIA) SDN.BHD.(マレーシアを中心としたアセアン地域における総合ファシリティマネジメントサービス事業)
  • AEON DELIGHT(VIETNAM) CO., LTD.(ベトナムにおける総合ファシリティマネジメントサービス事業)

番組スポンサー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ なお、マイカルのグループ会社が合併時の存続会社となったのはマイカルがイオンリテールへ吸収合併された後にも見られ、製パン事業のマイカルカンテボーレは2011年3月にイオンベーカリーシステムを吸収合併してイオンベーカリーに、既にイオンの完全子会社となっていたワーナー・マイカルは2013年7月にイオンシネマズを吸収合併してイオンエンターテイメントにそれぞれ商号変更されている
  2. ^ チェルトも同時期に行われたマイカルとイオンの子会社再編により、マイカル子会社のオートマックセールスを2006年4月に子会社化した後、同年8月に吸収合併している。
  3. ^ 静岡県菊川市にてメガソーラーの設置運営による売電事業を開始 (PDF) - イオンディライト・リサイクルワン 2社連名によるリリース(配信元:イオンディライト株式会社) 2013年11月28日(2015年11月29日)
  4. ^ 静岡県菊川市におけるメガソーラー発電所 運転開始のお知らせ (PDF) - レノバ・イオンディライト 2社連名によるリリース 2015年2月1日(2015年11月29日閲覧)
  5. ^ イオン限定・ディズニーデザイン自動販売機が登場!! (PDF) - イオン・イオンディライト・イオントップバリュ 3社連名によるリリース(配信元:イオンディライト株式会社) 2015年9月30日(2015年11月29日閲覧)
  6. ^ 株式会社白青舎株券等(証券コード:9736)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせ (PDF) - イオンディライト株式会社 ニュースリリース 2015年10月27日(2015年11月29日閲覧)
  7. ^ 株式会社白青舎株券等(証券コード:9736)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ (PDF) - イオンディライト株式会社 ニュースリリース 2015年12月11日(2015年12月17日閲覧)
  8. ^ イオンディライト株式会社による当社株式に対する株式等売渡請求を行うことの決定、当該株式等売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ (PDF) - 株式会社白青舎 ニュースリリース 2015年12月21日(2016年4月9日閲覧)
  9. ^ 「仮眠も労働時間」イオン関連会社に残業代支払い命令”. 朝日新聞 DIGITAL (2017年5月17日). 2017年5月18日閲覧。
  10. ^ 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ (PDF) - イオンディライト ニュースリリース 2017年3月28日(2017年7月2日閲覧)
  11. ^ 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ (PDF) - イオンディライト ニュースリリース 2017年3月28日(2017年7月2日閲覧)

外部リンク[編集]