武漢市

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中華人民共和国 湖北省 武漢市
左上から時計回り:黄鶴楼、武昌の夜、漢口の川沿い、武漢長江大橋、江漢関
左上から時計回り:黄鶴楼、武昌の夜、漢口の川沿い、武漢長江大橋、江漢関
武漢市の市徽
市徽
略称:
別称:江城、オリエントシカゴ
旧称:夏口、鄂州、江夏
武昌と漢陽(漢口を含む)の総称
湖北省中の武漢市の位置
湖北省中の武漢市の位置
中心座標 北緯30度34分21秒 東経114度16分45秒 / 北緯30.57250度 東経114.27917度 / 30.57250; 114.27917
簡体字 武汉
繁体字 武漢
拼音 Wǔhànzh-Wuhan.ogg 聞く
カタカナ転写 ウーハン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
湖北
行政級別 副省級市
政府所在地 江岸区
成立 1926年
都市の発祥 紀元前18世紀~紀元前14世紀前期(·盤龍城)
共産党市委員会書記 陳一新
市人民政府市長 万勇
面積
総面積 8,569.15 km²
市区 1,557 km²
海抜 23.3(平均) m
人口
総人口(2016) 1,076.62 万人
人口密度 1,267.45 人/km²
市区人口(2016) 858.82 万人
市区人口密度 15,170 人/km²
経済
GDP(2016) 11,912.61 億元
一人あたりGDP 111,469元
電話番号 027
郵便番号 430000
ナンバープレート 鄂A
行政区画代碼 420100
市樹 水杉
市花
2016年の人間開発指数(HDI)は0.839。
公式ウェブサイト http://www.wuhan.gov.cn/
武漢市
Wuhan (Chinese characters).svg
繁体字 武漢
簡体字 武汉
英文表記 Wuhan

武漢市(ぶかんし/ウーハンし、中国語:武汉市拼音: Wǔhàn Shì英語:Wuhan City)は、中華人民共和国の中部、湖北省の東部に位置する都市で、揚子江中流にある最大のメガシティで、湖北省の省都である。又、中国の重要な工業都市、文教都市及びマルチ交通中枢都市である。全市面積は8,569.15㎞2、人口は1,076.62万人となる。武漢市の市の花はウメで、市の木はメタセコイアである。市政府役所の所在地は江岸区
市の標語は「敢为人先,追求卓越。英:To be pioneering, To be outstanding.(私訳:先頭になれ、優秀になれ。)」である。市のスローガンは「武汉,每天不一样!英:Wuhan, Diffirent Everyday.(私訳:武漢、日々に変わる!)」である。

目次

概要

武漢市は華中地域ないし揚子江中流流域全域の中心都市であり、華中地方唯一の副省級市且つ中心都市であり中国の国家中心都市の一つでもある。
長江とその最大の支流漢水をはさんで、武昌漢陽漢口の三鎮が並立し、江城の異称がある。武漢は「百湖の市」とも呼ばれ、市内で数多くの湖が散見され、水域面積は全市面積の約四分の一を占める。
武漢は3,800年と長い歴史をもつ国家歴史文化名城で、文化の発祥地の一つである。
2016年の人間開発指数(HDI)は0.839で、アラブ首長国連邦(0.840)にほぼ相当し、中国の中・西部において1位で、全国9位となる。
経済的重要性から大幅な自主権をもつ副省級市に指定されている。2016年10月に党中央及び国家発改委により「長江経済ベルト発展計画要綱」が発布され、同市は「超大都市」かつ揚子江流域3大コア都市(重慶・武漢・上海)の1つに指定される[1]。12月に国家発展改革委員会国家中心都市に指定される。
武漢市を中心とする武漢都市圏(武漢「1+8」都市圏とも呼ばれる)は人口が3,186.36万人(2016年年末現在)の大都市圏である。狭義では、当都市圏は武漢市を中心とする、黄石市鄂州市黄岡市咸寧市孝感市天門市仙桃市潜江市から構成される。2007年12月14日に同都市圏が国家発改委により「全国資源節約型と環境友好型社会(「両型社会」とも略称)建設総合整備改革試験区」に指定された。広義では、武漢都市圏の9都市と武漢の影響を受ける同省の随州市荊門市荊州市、及び隣省の河南省信陽市江西省九江市湖南省岳陽市を含む近接14都市が「長江中流都市群」と言う大都市圏を形成している。

機関・首長

武漢市の権力機関及び議決機関は武漢市人民代表大会である。
武漢市の政治協商機構は中国人民政治協商会議武漢市委員会である。
武漢市の行政機関は武漢市人民政府である。
武漢市の司法機関は武漢市中級人民法院である。
武漢市の検察機関は武漢市人民検察院である。
武漢市の首長は、行政上は人民政府市長(行政級別は市の行政級別に準じて副省部級となり、略す場合は「市長」と言う)であるが、共産党が政治や経済発展など活動を全般的にリードするので、事実上の首長は中国共産党武漢市委員会書記(行政級別は副省部級、略す場合は「市委書記」と言う)である。武漢市委書記は普通、中国共産党湖北省委員会副書記と武漢市人民代表大会常務委員会主任(地方議会議長)をも兼務し、省委書記と省長に次いで省の指導陣において序列3位となる。
武漢市人民政府の役所は江岸区沿江大道188号にある。

歴史

先史時代

新石器時代

  • 武漢での考古で発見された遺跡は6,000前の新石器時代に遡る。東湖の畔にある李白放鷹台遺跡で穀物の殻が混入した建材とする焼いた土の塊と、石斧や漁猟用モリなど磨製石器が出土した。黄陂区の張西湾古代集落遺跡は4,300年前の古人類が生活した重要な遺存である。

古代

殷・先秦時代

殷・盤龍城遺跡(紀元前1,800年~紀元前1,400年)
  • 黄陂区盤龍城遺跡には紀元前18世紀~紀元前14世紀前期の(商)代・方国都邑が保存され、長江流域で発見された唯一の代都市遺跡として知られる。
  • 春秋戦国時代に武漢がの国に支配される。

秦・漢・三国時代

  • 代には南郡に属する。
  • 武漢が正式に一行政単位になるのは前漢であり、沙羡県が置かれ、江夏郡に属する。後漢末年に、漢陽において却月城と魯山城、現在の武昌蛇山で夏口城が建設される。当時の荊州牧劉表黄祖を江夏太守に任命し、郡治(郡都)を漢陽亀山にある却月城の中に置く。却月城が武漢の市街地にある最初の城となる。西暦223年(呉・黄武二年)に、東呉の孫権は曹操と戦う赤壁に近い為、武昌蛇山で夏口城を築き、城内の黄鵠磯で物見櫓を建て、それを「黄鶴楼」と名づけた。
  • 代に武昌郡と改められ、江夏県に治所が置かれた。武昌の名が始まる。当時は江北に漢陽があり、長江を挟んで向かい同士の二つの街は「双城(双子都市の意)」と称された。南北朝時代に、夏口は郢州に拡張され、郢州の治所(州都)になる。

隋・唐時代

  • 朝は武漢地区で江夏県と漢陽県を置き、それぞれ武昌、漢陽を以って治所にする。
  • の時代に江夏(武昌)と漢陽は鄂州と沔州の州治(州都)に再び昇格し、揚子江沿岸の重要な商業都市になる。多くの詩人は武漢を遊歴し、沢山の詩作を詠った。その中、詩仙李白は黄鶴楼に登り、下記の詩句を作り、後に「江城(川沿いの町)」との異称が広まり、隋唐時代以降も武漢の雅称としてよく用いられる。

“一為遷客去長沙、
西望長安不見家。
黄鶴楼中吹玉笛、
江城五月落梅花。

書き下し文:
“一たび遷客と為りて長沙に去る。
西のかた長安を望めども家を見ず。
黄鶴楼中、玉笛を吹く。
江城、五月、「落梅花」。

— 李白『与史郎中欽聴黄鶴楼上吹笛』

両宋・元・明・清

明代の漢陽と武昌を描く「江漢攬勝図」。左は武昌、右上は漢陽、右下は漢口。武昌の河沿いに立つのは明代の黄鶴楼である。
  • の時代に武昌が鄂州に属し、漢陽が漢陽軍に属する。南宋の抗金武将岳飛は鄂州(今の武昌)に8年間駐軍し、ここを起点に北伐の師を興した。
  • 世祖・至元十八年(1281年)に、武昌が湖広行中書省の省治になり、武漢が初めて一級行政単位(現在の省レベルに相当)の治所になる。
  • 代に武昌は湖広承宣布政使司(「湖広省」とも称す)の省都となる。又明太祖皇帝朱元璋の六男朱楨は楚王に封じられ、武昌に就藩する。時が成化時代になり、漢水の流路と揚子江への合流口が漢陽の南から亀山以北に変わり、嘉靖時代に漢水の新流路の北岸(凹岸)で新都市の夏口鎮が形成し、後に漢口鎮と改称された。初に漢口と朱仙鎮、景徳鎮及び仏山鎮を合わせて天下「四大名鎮」と呼ばれ、「楚中第一繁盛(湖北湖南で最も栄える都市)」とも称される。全国有数の水陸交通中枢になり、「九省通衢」との美名が呼ばれる。又、代から武昌漢陽をあわせて武漢の名が始まり、また商業都市としてが発達した。
  • 代、武昌は湖広承宣布政使司の省都である。康熙3年(1664年)に布政使を湖北省と湖南省に分割したのちにも、両省の軍政と民政を統括する湖広総督官邸の所在地である。清末に、漢口が漢陽から分離し、夏口庁(県に相当)になる。以降、「武漢三鎮」と呼ばれると共に、三都市が鼎立する時代が始まる。

近代・民国時代

民国27年(1938年)に金子常光により描かれた武漢三鎮の俯瞰図

現代・共和国時代

  • 1949年5月24日には武漢市人民政府が正式に成立し、同年10月1日に中華人民共和国が建国されると、その支配下に入った。1967年には文化大革命によって大規模な武装闘争が起り、7月20日には群集が中央代表を殴打する7・20事件が起った。
  • 1986年12月に国家歴史文化名城に指定された。1992年5月に沿江対外開放都市に指定され、1993年4月武漢経済技術開発区が正式に発足、多額の外国投資を導入した。1998年8月には長江の洪水によって水位が上昇し、同市が危機に瀕したため、江沢民朱鎔基らが来市して防護工作を指示した。

地理環境

位置・面積・範囲

武漢市は揚子江中下流平原の江漢平原東部に位置し、武漢市人民政府ホームページの記載によると、武漢市の面積は8,569.15平方キロメートルである。[2]市の範囲は東経113°41′~115°05′、北緯29°58′~31°22′にわたり、東端は新洲区徐古街道将軍山村、西端は蔡甸区侏儒街道国光村、南端は江夏区湖泗街道均堡村、北端は黄陂区蔡店街道李沖村にある。

気候

温帯夏雨気候(Cwa)に属し、特徴としては、四季の変化が明瞭であり、天気が日によって変化しやすい。梅雨の時季には梅雨前線に覆われ雨の降りやすい天気が続く。又夏は酷暑となり、夜も気温が30℃以上の日が続き、重慶南京と並んで三大ボイラーと呼ばれている。夏は最も暑い7月の平均気温は29.1度と高く、日中は40℃近くに達し、最高気温極値は41.3 ℃(1934年8月10日)を記録している。湿度が高いうえに風があまり吹かないので体感温度ではさらに高くなる。7月の平均最低気温は中国主要都市の中でも最も高い部類に入る26.0℃となり、ほぼ連日熱帯夜となる。一方、冬は寒く、1月の平均気温は4.0℃で、最低気温極値は−18.1℃まで下がった事(1977年1月30日)もある。


武漢市(1981〜2010年平均、極値1951〜2013年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 25.4
(77.7)
29.1
(84.4)
32.4
(90.3)
35.1
(95.2)
36.1
(97)
37.8
(100)
39.3
(102.7)
39.6
(103.3)
37.6
(99.7)
34.4
(93.9)
30.4
(86.7)
23.3
(73.9)
39.6
(103.3)
平均最高気温 °C (°F) 8.1
(46.6)
10.7
(51.3)
15.2
(59.4)
22.1
(71.8)
27.1
(80.8)
30.2
(86.4)
32.9
(91.2)
32.5
(90.5)
28.5
(83.3)
23.0
(73.4)
16.8
(62.2)
10.8
(51.4)
21.5
(70.7)
日平均気温 °C (°F) 4.0
(39.2)
6.6
(43.9)
10.9
(51.6)
17.4
(63.3)
22.6
(72.7)
26.2
(79.2)
29.1
(84.4)
28.4
(83.1)
24.1
(75.4)
18.2
(64.8)
11.9
(53.4)
6.2
(43.2)
17.1
(62.8)
平均最低気温 °C (°F) 1.0
(33.8)
3.5
(38.3)
7.4
(45.3)
13.6
(56.5)
18.9
(66)
22.9
(73.2)
26.0
(78.8)
25.3
(77.5)
20.7
(69.3)
14.7
(58.5)
8.4
(47.1)
2.9
(37.2)
13.8
(56.8)
最低気温記録 °C (°F) −18.1
(−0.6)
−14.8
(5.4)
−5.0
(23)
−0.3
(31.5)
7.2
(45)
13.0
(55.4)
17.3
(63.1)
16.4
(61.5)
10.1
(50.2)
1.3
(34.3)
−7.1
(19.2)
−10.1
(13.8)
−18.1
(−0.6)
降水量 mm (inch) 49.0
(1.929)
67.6
(2.661)
89.5
(3.524)
136.4
(5.37)
166.9
(6.571)
219.9
(8.657)
224.7
(8.846)
117.4
(4.622)
74.3
(2.925)
81.3
(3.201)
59.1
(2.327)
29.7
(1.169)
1,315.8
(51.803)
平均降水日数 9.5 9.8 13.1 12.5 12.2 11.8 11.6 9.6 7.5 9.0 8.0 6.9 121.5
 % 湿度 76 75 76 75 74 77 77 77 75 76 75 73 75.5
平均月間日照時間 101.9 97.0 121.8 152.8 181.0 170.9 220.2 226.4 175.8 151.9 139.3 126.5 1,865.5
出典: 中国气象局 国家气象信息中心 2014-02-01

自然資源

淡水

武漢市都市部付近の湖(白い塊)、河川(白い帯)と道路(白い線)

武漢の水域面積は2,217.6km2で全市総面積の25.88%を占め、1人当りの地表水資源量は11.4万㎥、両方とも中国一となる。全市で長さが5キロ以上の河川は165本あり、水面面積は471.31km2。2015年現在、武漢市に166の湖があり、「百湖の市」と呼ばれる。通常水位時の湖水総面積は803.17平方キロメートルで、中国都市で1位となる。

森林

武漢市政府が発表した武漢市の都市開発部緑地系統建設計画(2010~2020)

武漢は「国家園林都市」「国家森林都市」に指定されている。2016年時点、武漢の緑化率(緑地面積/敷地面積)は34.18%で、緑化カバー率(緑化植物垂直投影面積/敷地面積)は39.65%である。1人当たりの公園緑地面積は11.21㎡である。森林の蓄積総量は525万㎡で、森林率は全国平均を上回る22.88%である。又、市は緑化拡大の為、「1コア・2軸・5リング・6グリーンウェッジ」との緑化計画を策定し、推進中。

湿地

武漢市の湿地資源は内陸部都市において世界第3位で、2010年時点の湿地面積は3,358.35km2、全市総面積の39.31%を占め、うち天然湿地の面積は1,561.86km2で、人工湿地面積は1,796.49㎞2である。

生物

2015年時点、武漢においては養殖鳥類、水棲、薬用、毛皮羽用、害虫の天敵、国家保護動物等動物資源を有する。畜産動物は主に豚、牛、鶏等10種余りあり、70品種余りある。魚類資源は11目、22科、88種あり、主要な経済価値がある魚類はソウギョアオウオハクレン等20種余りある。水棲鳥類はコウノトリペリカン等8目、14科、54種ある。特にシュバシコウは国家1類保護動物となる。特種経済的価値ある水生生物はヨウスコウカワイルカスナメリ等ある。うちヨウスコウカワイルカは国家1類保護動物で、スナメリは国家2類保護動物となる。野生動物資源の中、毛皮用動物が少なく、主に薬用動物、農林害虫の天敵などが多い。武漢市の食用作物は240品種余りあり、経済価値ある農産物は計50種ある。魚類資源は計11目11科88種、水棲動物は計8目14科45種を有する。

鉱産

2015年年末時点、武漢で鉱物資源を38種発見、うち埋蔵量を確かめたのは24種(地下水を除く)あり、累計総埋蔵量は96,125.65万トン、鉱産可採埋蔵量は79,829.75万トンとなる。非金属鉱産資源の中、ベントナイト金属精製用ドロマイトガラス石英砂岩の埋蔵量は湖北一で、石膏の埋蔵量は湖北省の第3位を占める。全市では埋蔵量を確かめた鉱産地数は384ヵ所あり、うち大型鉱産地は4ヵ所、中型鉱産地は10ヵ所、小型鉱産地は43ヵ所、その他採鉱場は327ヵ所ある。

行政区画

概況

NASA宇宙飛行士が撮影した夜間の武漢(2010年)

武漢市の都市部は揚子江と漢水に分割され、漢口、漢陽と武昌から構成される。そもそも武漢市と深い絆があるが当市に属せず、20世紀50年代以降から武漢市に編入された郊外的地域の各区に対しては、漢口、漢陽や武昌との呼称を適用するどうかは人によって異なる。
漢口は揚子江支流の漢水が揚子江に合流する処「水の」に位置する事に由来する。曽て漢口市が存在したが、現在、一行政単位として存在しない。但し地名として、漢口駅、漢口銀行や漢口水文観測所などの機関名に残り、市民の間でも地理名詞としてよく使われている。狭義では旧漢口市に属する礄口区、江岸区、江漢区を含む。広義では漢口三区に隣接し、高度都市化した東西湖区も含まれる。
漢陽は昔、亀山の南側、かつ漢水の北岸に位置し、「山南水北為陽(山の南側や川の北側にある所を陽と呼ぶ)」という陰陽思想により、「水の」に由来する。明成化十年(1474年)に漢水の流路が漢陽の南側から亀山の北側に変わり、漢陽は漢水の「陽」に位置しなくなるが、「漢陽」という地名はそのまま継続し現在に至る。現在、漢陽区という行政単位が存在する。広義では蔡甸区(旧漢陽県)も漢陽に属する。
武昌は、孫権が「以治国而(武を以って国を治めて栄える)」の意をこめて武昌と命名したと伝わる。当時の「武昌」は現在の鄂州市を指すが、歴史上、武昌と鄂州は数度にわたり地名が入れ替わる事があり、元代以降から現在の呼称が定まった。狭義では武昌区、或いは隣接する青山区と洪山区を含む武昌三区を指す。広義では、江夏区(旧武昌県)も含まれる。

武漢市の地図
行政区画 行政級別 面積(km2 常住人口(人)*1 GDP(億元)*2 行政区番号 政府所在地 街道
武漢市 副省級 8,569.15 1,076.62万人 11,912.61 420100 江岸区沿江大道188号 156 1 3
江岸区 副地級 64.24 895,635 960 420102 六合路1号 16
江漢区 副地級 33.43 683,492 1010 420103 新華路255号 13
礄口区 副地級 41.9 828,644 590 420104 沿江大道518号 11
漢陽区 副地級 108 584,077 830 420105 芳草路特1号 11
武昌区 副地級 82.2 1,199,127 970 420106 中山路307号 14
青山区 副地級 61.1 485,375 464 420107 臨江大道868号 10
洪山区 副地級 509 1,049,434 827 420111 珞獅路300号 13 1
東西湖区 副地級 495.3 451,880 645 420112 東呉大道1号 11
漢南区 副地級 287 114,970 1152 420113 紗帽正街109号(東風一路88号*3 4
蔡甸区 副地級 1,100.81 410,888 405 420114 知音湖大道18号 11 1
江夏区 副地級 2,014.5 644,835 681.72 420115 文化大道99号 15
黄陂区 副地級 2,261 874,938 635.80 420116 黄陂大道380号 15 1
新洲区 副地級 1,409.7 848,760 625 420117 邾城紅旗街14号 12 1
*1:常住人口とは当市に1年間以上に在住する人口の事。全市総人口は2016年年末の人口数で、各区の人口数は2014年時点のデータである。
*2:各区のGDPは、区内に位置するものの、市に直接に管理される国有企業などが産み出す付加価値を含まない。一部は2016年年末時点の推計値。
*3:2014年1月1日より、漢南区は武漢経済技術開発区に委託管理の下に置かれ、区人民政府は廃止されず、開発区管理委員会に統合される。開発区の正式呼称も「武漢経済技術開発区(漢南区)」になる。

年表(市制施行以降)

市制施行~解放

20世紀20年代前後の武漢市制実施寸前の湖北地図、右上の示すように「夏口県」の地名が残る。
  • 1926年9月7日 - 国民革命軍が漢陽と漢口を攻略。
  • 1926年9月23日 - 湖北省政務委員会が漢口で成立し、『漢口市組織条例』を発表し、夏口県と漢陽県市街の市制施行を決定。
  • 1926年10月10日 - 国民革命軍が武昌を攻略。
  • 1926年10月12日 - 湖北省漢口市が正式に発足。
  • 1926年12月 - 武昌県市街に市制を施行。湖北省武昌市が発足。
  • 1927年1月 - 国民政府が広州から武漢に遷り、武昌、漢口、漢陽を京兆区に併合し武漢に改名。但し、武漢三鎮は各自の市政管理機構が存在。
  • 1927年4月16日 - 武漢市政委員会が成立(第一次合併)。中華民国の首都となる武漢特別市が正式に発足。
  • 1927年8月19日 - 武漢国民政府は南京遷都を発表。
  • 1927年9月初め - 汪兆銘は南京に到着し、寧漢は正式に合体(寧漢合流)。
  • 1929年6月 - 武漢市は再び分割され、武昌が湖北省に編入され武昌市となり、漢口及び漢陽県の市街が漢口特別市となる。
  • 1930年4月5日 - 湖北省政府と漢口特別市は連席会議を開催し、漢口特別市の漢陽市街を湖北省漢陽県に編入する事を決定
  • 1930年5月15日 - 漢陽市街が正式に湖北省漢陽県に編入。
  • 1931年1月 - 湖北省政府は漢口特別市の税収で喫緊の財政に補充する為、国民政府に漢口合併を提案し、可決となる。同年、武昌市政準備処が成立。
  • 1931年7月1日 - 漢口特別市が湖北省に編入され、湖北省漢口市となる。
  • 1932年4月 - 漢口市は再び湖北省から分離し、漢口特別市に復帰。
  • 1935年 - 武昌市政処が成立。
  • 1936年 - 湖北省政府は武昌県と漢陽県の市街地と農村部を分離する事を決定し、両県の都市部を武昌市に改編。
  • 1937年11月 - 日中戦争の戦局悪化を受けて蒋介石政権は南京から重慶への首都移転を決定し、重慶での準備が整うまで約1年間、一時に武漢に戦時首都を置く。
  • 1938年10月25日 - 国民政府は武漢会戦で敗北し、武漢三鎮陥落
  • 1945年8月 - 日中戦争の終結に伴い、漢口市が中華民国の管轄下に復帰。
  • 1945年9月12日 - 漢口市政府の役所は現在の武漢少年児童図書館に置かれる。
  • 1945年10月1日 - 漢口市が正式に復帰し、湖北省に編入。
  • 1946年10月1日 - 武昌市政府が成立し、中正、大朝街、賓陽、糧道街、胡林翼、積玉橋、金白洲、徐家棚といった8の鎮公所から構成される。
  • 1945年12月1日 - 武昌市の8の鎮公所に区制を施行し、すべて区に改編。同年、漢陽市街が武昌市に編入。
  • 1947年5月 - 国民政府行政院は漢口直轄市の復帰を決定。
  • 1947年6月7日 - 国民政府より漢口直轄市復帰の政令を下す。
  • 1947年8月1日 - 漢口直轄市が国民政府行政院に直轄され、漢口院轄市になる。

武漢直轄市

湖北省行政区画地図(1949-1953)
当時、武漢直轄市は湖北省と同等レベルの1級行政単位であると同時に、湖北省の省都をも兼ねる。
  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国の成立に伴い、前中華民国漢口院轄市湖北省武昌市、湖北省漢陽県の市街地が合併し武漢直轄市が発足(第二次合併)。武聖区宝善区漢正区新安区三民区中山区大智区漢景区雲樵区永清区張公区復興区中正区和平区漢陽中心区武昌一区武昌二区武昌三区武昌四区長春区武泰区挹江区長豊区恵済区岱山区が成立。(25区)
  • 1949年11月 - 長春区および武泰区・挹江区の各一部が合併し、洪山区が発足。(25区)
  • 1949年12月 (23区)
    • 中山区・大智区が合併し、漢口五区が発足。
    • 漢景区・和平区が合併し、漢口六区が発足。
  • 1950年1月13日 (16区)
    • 武昌一区・武昌二区・武昌三区・武昌四区が合併し、一区が発足。
    • 漢陽中心区の一部が分立し、福成区が発足。
    • 中正区・漢正区が合併し、漢口一区が発足。
    • 武聖区・宝善区が合併し、漢口二区が発足。
    • 新安区および三民区の一部が合併し、漢口三区が発足。
    • 雲樵区・永清区および三民区の残部が合併し、漢口四区が発足。
    • 復興区・張公区が合併し、漢口七区が発足。
  • 1950年7月 - 漢口五区・漢口六区が合併し、四区が発足。(15区)
  • 1950年11月 (13区)
    • 漢口一区・漢口二区が合併し、二区が発足。
    • 漢口三区・漢口四区が合併し、三区が発足。
    • 漢口七区が五区に改称。
    • 漢陽中心区が六区に改称。
  • 1951年4月 (9区)
    • 岱山区・恵済区・長豊区が合併し、七区が発足。
    • 武泰区・挹江区・洪山区が合併し、八区が発足。
  • 1951年7月 - 湖北省大冶専区武昌県の一部が分立し、青山区が発足。(10区)
  • 1952年6月 - 青山区が湖北省孝感専区武昌県に編入。(9区)
  • 1952年7月 (9区)
    • 二区が礄口区に、三区が江漢区に、四区が江岸区に、七区が恵済区にそれぞれ改称。
    • 五区が江漢区・江岸区に分割編入。
    • 八区が分割され、東湖区南湖区が発足。
  • 1952年8月 - 一区が武昌区に、六区が漢陽区にそれぞれ改称。(9区)
  • 1953年3月 - 武昌区・漢陽区・江漢区・江岸区・礄口区の各一部が合併し、水上区が発足。(10区)
  • 1954年6月19日 - 湖北省に編入され、湖北省轄武漢市となる。

湖北省武漢市

文革時代(1969年)の武漢市街地図
  • 1955年5月25日 (10区)
    • 東湖区の一部が孝感専区武昌県の一部と合併し、洪山区が発足。
    • 東湖区の残部・南湖区の一部が孝感専区武昌県の一部と合併し、青山区が発足。
    • 福成区・恵済区が孝感専区漢陽県の一部と合併し、漢橋区が発足。
  • 1956年6月22日 - 南湖区が洪山区に編入。(9区)
  • 1957年5月13日 - 水上区が武昌区・漢陽区・江漢区・江岸区・青山区・礄口区に分割編入。(8区)
  • 1958年3月14日 - 洪山区・漢橋区が合併し、郊区が発足。(7区)
  • 1959年2月24日 - 孝感専区孝感県黄陂県応山県安陸県応城県雲夢県漢陽県漢川県崇陽県通山県咸寧県武昌県通城県嘉魚県蒲圻県大悟県を編入。(7区16県)
  • 1959年4月5日 - 黄陂県・孝感県・漢川県・漢陽県の各一部が合併し、東西湖区が発足。(8区16県)
  • 1960年5月26日 - 通城県が崇陽県に編入。(8区15県)
  • 1960年8月15日 (8区13県)
    • 蒲圻県が咸寧県に編入。
    • 嘉魚県が武昌県に編入。
  • 1960年11月17日 - 安陸県・雲夢県が合併し、安陸県が発足。(8区12県)
  • 1961年4月24日 - 孝感県・安陸県・漢陽県・通山県・大悟県・黄陂県・漢川県・応城県・咸寧県・応山県・崇陽県・武昌県が孝感専区に編入。(8区)
  • 1964年10月7日 - 郊区が分割され、洪山区漢橋区が発足。(9区)
  • 1976年1月10日 - 漢橋区が洪山区に編入。(8区)
  • 1979年12月19日 - 孝感地区漢陽県咸寧地区武昌県を編入。(8区2県)
  • 1983年8月19日 (8区4県)
  • 1984年2月9日 - 鄂州市の一部が洪山区に編入。(8区4県)
  • 1984年4月27日 - 漢陽県の一部が分立し、漢南区が発足。(9区4県)
  • 1985年1月 - 洪山区の一部が江岸区・漢陽区・礄口区・江漢区に分割編入。(9区4県)
  • 1987年8月10日 - 洪山区の一部が鄂州市鄂城区の一部と合併し、鄂州市華容区となる。(9区4県)
  • 1992年9月12日 - 漢陽県が区制施行し、蔡甸区となる。(10区3県)
  • 1995年3月28日 - 武昌県が区制施行し、江夏区となる。(11区2県)
  • 1998年9月15日 (13区)
    • 新洲県が区制施行し、新洲区となる。
    • 黄陂県が区制施行し、黄陂区となる。
  • 2009年4月30日 (13区)
    • 洪山区の一部が武昌区・青山区に分割編入。
    • 武昌区の一部が洪山区に編入。

人口・民族構成

人口

2016年年末時点の常住人口は1,076.62万人、前年同期と比べ15.85万人増える。うち都市部人口は858.82万人。常住人口の都市化率は79.77%、前年の79.41%を上回る。戸籍人口833.84万人で、4.57万人増える。全年度の出生人口は9.5万人、出生率は11.48‰。死亡人口は4.5万人、死亡率は5.44‰。人口増加率は6.03‰。人口流入率は-0.29‰。

民族構成

武漢市は多民族が雑居する都市である。一番最近の2010年第六回人口普査(国勢調査)の結果により、全市で56の民族が在住しており、うち少数民族は55民族で、計8.8万人、全市総人口の0.7%を占める。少数民族の中、土家族は一番多い(3.0万人)、次は回族(2.2万人)。全市13区の何れかに少数民族が在住している。

文化

武漢市は中国の文化の発祥地の一つであり、中国南北の文化が衝突し交流する処でもあり、各地からの住民が地元の文化に影響を与え、多彩な文化を持つ都市となる。現地で生まれて発展した漢劇が湖北省、安徽省と江西省が交わる黄梅県のあたりで生まれた黄梅戯と融合し、京劇に発展した。各地の人が行き交う場所であり、現地の人々は、古くから華南、華北の料理を取り入れ、味も「酸」(酸っぱい)、「甜」(甘い)、「麻辣」(しびれるように辛い)、「清淡」(あっさりした塩味)とさまざまな味付けを受け入れ、また、周辺地域など、各地の多彩な食材を取り入れている武漢料理が生じた。

方言

武漢市の住民の間で複数の方言が話される。いわゆる「武漢方言」や「武漢語」とは、武漢市の中心7区に住む住民に話されるシナチベット語族シナ語派中国語西南官話・武天片・武漢語である。西南官話は中国語の方言の中で話者人口が最も多く、使用地区の面積も最も広い方言である。統計によれば、西南官話の話者人口はおよそ2億人で、全国の人口の5分の1を占め、北方方言(官話)の話者人口の3分の1を占める。これは湘語粤語閩語の話者人口の総数に相当する。

特徴

  1. 多数の地域は他の大部分の官話と同様に、陰平陽平上声去声の計四つの声調を持つ。古代入声は全て陽平に変化した。他のおよそ三分の一の地区では依然として入声が保存されている。
  2. 基本的に他の官話方言と同様に、清音濁音の区別が存在しない。ただし湖南省の一部の地区の西南官話まだ区別する。
  3. 他の官話方言と違って、 歯茎鼻音n軟口蓋鼻音ŋを区別しないが、両唇鼻音mは未だ完全に[n]に合流する。
  4. 西南官話の軟口蓋鼻音ŋ末尾はピンイン「i」,「e」の後ろでは保たれず、 歯茎鼻音nと発音される。ピンイン「b」「p」「m」「f」の後の「eng」は「ong」と発音される。
  5. 多くの地域では歯茎音s, ʦ, ʦʰそり舌音ʂ,ʐ,ʈʂ, ʈʂʰの区別が存在しない。ただしある限られた地域では北京官話のように歯茎音とそり舌音を厳密に区別する 。
  6. 歯茎鼻音n歯茎音lを区別しない。
  7. 唇歯音f軟口蓋音x(ピンイン「h」)を区別しない。
  • 武漢方言は1、2、4、5、6に合致する。

音韻

中国語は声調言語である。音節の音の高低の違いが子音や母音と同じように意味を区別している。これを声調(トーン、tone)という。武漢方言は普通話(標準語)と違い、軽声が存在するほか、強調を表す長音も存在する。武漢方言の音の高さは測定基準によって声調値が違うが、5度式によって説明すると、以下の表を参考する。

四声 武漢語 標準語
陰平 55 55
陽平 213 35
上声 42 214
去声 35 51

出典:李栄(1998)江蘇教育出版社「現代漢語方言大詞典・武漢方言詞典分巻」

漢劇

京劇の名家・梅蘭芳氏(1894年~1961)と漢劇の名家・陳伯華氏(1919年~2015年)(photo taken in 1950s)

漢劇は武漢地区の伝統的な古典演劇である戯曲歌劇の一種のこと)の1つである。楚調、漢調(楚腔、楚曲)とも呼ばれる。民国時代に「漢劇」の呼称が定まり、俗に「二黄」と呼ぶこともある。2006年に文化部により国家無形文化遺産に指定され、登録番号は「1-174-Ⅳ—30」である。清代中期に湖北省で生まれ、陝西省の秦腔が襄陽から南下して生まれた「西皮」と主な腔調として、荊河、襄河、府河、漢河との四つの路子(流派)に発展した。湘劇、川劇、贛劇、桂剧、滇劇など古典演劇の発生と変化に影響を与えた。清嘉慶道光年間、漢劇が北京に伝わり、徽調(黄梅劇)の班社に演じられ、融合した結果に「国劇」の京劇に発展した。漢劇の役柄は末(老年男性)、浄(官僚と武将など)、生(中年男性)、旦(媛、中年女性、后妃、貞婦など)、丑(滑稽な人物)、外(しぐさが多い男性)、小(若い男性)、貼(しぐさが多い青少年女性)、夫(老年女性)、雑(しぐさが多い老婦)といった10種類に分けられる。腔調は西皮と二黄の外に、羅羅腔もよく使われる。伴奏楽器は胡琴、月琴、三弦、鼓板等が使われる。今現在、漢劇を演出する劇団は武漢漢劇院である。

武漢の風物を描く唐詩

20世紀80年代に再建された黄鶴楼から眺めた東へ流れる揚子江と向こう岸の漢口、漢陽(作者:Vin@高楼迷)
武漢都市計画展示館で展示される唐代の黄鶴楼の模型(撮影:Wuchernchau)

武漢は、古来交通の要衝であり、数多くの文人騒客が遊歴し、ここでたくさんの詩歌を詠んだ。そんな中、世の中によく知られているのは、前述の『与史郎中欽聴黄鶴楼上吹笛』のほか、下記の2首もよく伝わっている。

李白・黄鶴樓送孟浩然之廣陵
原文 書き下し文 通釈
故人西辭黃鶴樓 故人西の方、黄鶴楼を辞し 古くからの友人(孟浩然)は、西にある黄鶴楼に別れを告げ、
煙花三月下揚州 煙花三月揚州に下る 花が咲き春の霞が立つ三月に、揚州へと(長江を)下っていった。
孤帆遠影碧空盡 孤帆の遠影、碧空につき 遠くに見える(友が乗っている)一そうの舟の帆も、青空に消えていき、
唯見長江天際流 惟だ見る長江の天際に流るるを ただ、長江が天の果てまで流れていくのを見るばかりである。


崔顥・黄鶴樓
原文 書き下し文 通釈
昔人已乘黄鶴去  昔人 已に黄鶴に乗って去り 昔の仙人はすでに黄鶴に乗って飛び去り
此地空餘黄鶴樓 此の地 空しく余す 黄鶴楼 この地には黄鶴楼だけが空しく残された
黄鶴一去不復返 黄鶴 一たび去りて 復た返らず 黄鶴は飛び去ったきりかえって来ず
白雲千載空悠悠  白雲千載 空しく悠悠 白雲だけが千年もの間も悠々と流れ続けている
晴川歴歴漢陽樹  晴川歴歴たり 漢陽の樹 晴れわたった長江の対岸には漢陽の樹々くっきりと見え
芳草萋萋鸚鵡洲  芳草萋萋たり 鸚鵡洲 芳しい草が鸚鵡洲のあたりに青々と生い茂る
日暮鄕關何處是  日暮 郷関 何の処か是れなる 日の暮れゆく中、我が故郷はどの方角にあるのだろうか
煙波江上使人愁  煙波 江上 人をして愁へしむ やがて川の上には波や靄が立ち込め、私の心を深い悲しみに誘うのだ

 

地元料理

武漢の代表的な朝食:豆皮、熱乾麵と糊米酒

湖北料理は、湖北省内でも地域差が大きい。これは、隣接する省からの影響を強く受けているためであり、大きく分けると、中央部の漢沔菜(かんべんさい)、東南部の鄂州菜(がくしゅうさい)、西南部の荊南菜(けいなんさい)、北西部の襄鄖菜(じょういんさい)の四系統があるとされる。
漢沔菜は武漢菜(ぶかんさい)ともいい、最も多彩で、各地の特徴を兼ね持つ。塩味の料理には胡椒をよく利かせる場合もある。他地方の料理を出す店も多く、特に「点心」や「小吃」と呼ばれる軽食品の種類が豊富であるが、それぞれの専門店が出している。また、朝食に適したものもあり、朝から供されている。武漢の朝食は毎日1品食べて1か月以上経っても同じ物が出ないほど種類が多いので、「朝食の都」と呼ばれる。
湖北省は「千湖之省」という言い方があるように、南部を中心に長江や洪湖のような河川、湖沼が多く、北部にも漢水が流れるため、淡水魚を使った料理が発達している。中国各地で見られる蒸し魚、煮魚、唐揚げのほか、干した小魚を甘辛く炒めたごまめの様な料理や、淡水魚で作る蒲鉾、魚そうめんもある。魚は宴会や結納などの祝い事に欠かせない。湖北料理では魚のほかに、鮮魚のうまみを引き出す料理として、スープと「圓子」と呼ばれるつみれや団子が宴会に欠かせないとされ、「三無不成席」(三つがないと宴席が成立しない)と表現される。

経済

湖北省、ひいては華中地区の最大の工商業都市である。2016年の全市の国内総生産 (GDP) は11,912.61億人民元(全国第9位)で前年比7.8%増。うち、第一次産業が390.62億元、前年比3.4%増、第二次産業が5,227.05億元で、前年比5.7%増、第三次産業が6,294.94億元、前年比9.9%増。武漢市の総生産の産業別構成比は、第一次産業が3.3%、第二次産業が43.9%、第三次産業が52.8%である。三次産業のGDP成長の貢献率はそれぞれ1.4%、33.7%と64.9%である。常住人口で計算すると一人当たりのGDPは111,469元、前年比6.2%増である。

農林畜水産業

長江の広大な沖積平野を利用した農業が盛んで、また長江および多数の湖沼での漁業も盛んである。特産物は蓮根、武昌魚(Wuchang bream)など。

2016年度の農林畜水産業の総生産は669.65億元で、同期比3.6%増。うち農産物栽培業は392.27億元、6.6%増、林業は8.14億元、17.0%減、牧畜業は139.30億、4.8%減、漁業は101.80億元、2.7%増、農林牧魚サービス業は28.14億元、16.9%増。

工業・建築業

武漢は中国の重要な工業基地として、鉄鋼業(武漢鋼鉄)、自動車産業(東風汽車)、光電子産業、化学工業、冶金、繊維紡績工業、造船業(中国船舶重工集団武昌造船所)、設備装備製造業、医薬等完全な工業体系を備える。

2016年に工業付加価値総額は4,238.78億元を達成し、成長率は4.9%。うち、規模以上工業付加価値総量は同期比5.0%増。全年度規模以上工業全プロセス生産値は前期比5.8%増、売上総額は13,574.50億元に達し、15.0%増。規模以上工業製品販売率は105.5%で、8.5%伸びた。其の中、製造業は8.3%増、電力、熱力、ガス及び水の生産・供給業は1.7%増。年末時点の規模以上工業企業は2,514社あり、生産高が100億元を超えた企業は18社、10億元を超えた企業は134社ある。11種の工業業界分類のうち、自動車及び部品製造、電子情報技術製造、設備装備製造、食品・煙草製造とエネルギー・環境保護といった5種の総生産値は1,000億元を超えた。

2016年年末時点、全市のハイテック企業は2,177社あり、前年と比べ521社増える。全年規模以上ハイテック企業のハイテック総生産は8,446.11億元で、前年比12.6%増。ハイテック産業増加値は2,423.18億元で、8.4%増、GDPの20.3%を占める。

2016年年末時点、資格を有し等級認定された全般工事請負業者と特定業種請負業者は1,300社あり、建築業の付加価値総額は997.59億元で同期比9.8%増。建築業全プロセス生産値は6,980.37億元を突破し、成長率は16.0%。

2016年度主要工業製品生産量及び成長率
指標 計量単位 2016年 前年比(%)
銑鉄 万トン 1,488.48 -1.8
万トン 1,562.95 -2.9
自動車 万台 176.68 23.9
タバコ 万箱 244.19 -12.1
原油加工量 万トン 676.41 -12.2
発電 億kWh 217.07 -0.2
製紙、板紙製造

(二次加工除く)

万トン 72.80 23.4
室内空気調和設備 万台 1,206.38 -0.5
万トン 3.84 -69.0
万メートル 7,964.21 -4.3
服装 7,516.23 -10.0
ソフトドリンク 万トン 323.41 -5.1
モニター 万台 2,183.94 19.0
化学薬品原薬 トン 16,434.00 -1.4
エチレン 万トン 72.89 -14.6
光ケーブル 万メートル 5,435.68 28.7
コンクリート 万トン 1,071.06 -5.0

工業団地

武漢経済技術開発区
武漢東湖新技術産業開発区
武漢臨空港経済技術開発区

武漢の工業企業は殆ど市街からやや離れた経済開発区に置かれる。自動車製造業など重工業は漢陽区および揚子江沿いに集まっている。ハイテクでは、武昌区東湖の南側に位置する武漢東湖新技術産業開発区が設立され、光ファイバー製造などのハイテク工場があり、開発区の一部の武漢光谷ソフトウェアパークでITアウトソーシング産業なども盛んに行なわれている。

  • 国家級経済開発区(3)
    • 武漢経済技術開発区[3](自動車産業が主で、「中国車都」とも呼ばれる。本田技研工業日産自動車ショーワTSテック日本特殊塗料など日系製造業大手も進出している。)
    • 武漢東湖新技術産業開発区[4](「中国光谷」とも呼ばれ、光電子産業、医薬研究開発・製造、生物工学などハイテック産業がメインで、特に光ファイバー・ケーブルの生産規模は世界一となり、市場シャアは11年連続に50%を超える。NECパナソニックなど日系企業も進出している。)
    • 武漢臨空港経済技術開発区[5](武漢天河国際空港に隣接し、飛行機修理・メンテナンス、航空サービス業、航空物流・運輸業が主要産業。)
  • 省級経済開発区(13)
    • 武漢呉家山台商投資区
    • 武漢陽邏経済開発区[6]
    • 武漢江漢経済開発区[7]
    • 武漢洪山経済開発区
    • 武漢蔡甸経済開発区
    • 武漢江夏経済開発区
    • 武漢漢南経済開発区
    • 武漢武昌経済開発区
    • 武漢漢陽経済開発区
    • 武漢礄口経済開発区
    • 武漢江岸経済開発区[8]
    • 武漢盤龍城経済開発区
    • 武漢青山経済開発区

商業

湖北省における商業は武漢市を中心に、湖南江西安徽河南を含む華中地区全域に発展しており、年間商品売上高が華中では第一位を占め、卸売りでは漢正街など華中最大の商業集積地を有しており、小売では武漢武商集団股份有限公司、武漢中商集団股份有限公司、武漢中百集団股份有限公司、武漢市漢商集団股份有限公司など武漢現地の大手商社が有力で、特に武商グループの武商プラザは中国単体デパートで年間利益額「十連覇」の記録を残した。そのほか、カルフールイケアメトロウォルマートイオンニトリローソンなど外資系大手も当市で店舗を開いている。最近は商業施設が更に健全化し、高速道路網、新幹線、都市間鉄道、地下鉄などインフラも整備される事に伴い、武漢都市圏の消費マーケットは湖北省のみならず、湖南江西安徽河南全体に影響を及ぼすほどの規模にまで拡大している。また、郊外や新都心にもイオンイケアなど大手ショッピングセンターが開業され、都心部との競争も激しくなっている。華中地域においては武漢市の商業は圧倒的な優位性を有している。

2016年度の全社会消費品小売総額は5,610.59億元で、前年比10.0%増。うち、限度額以上企業(主要経営業務の年間収入が2,000万元以上の卸売り業企業、500万元以上の小売業企業、200万元以上の宿泊・飲食業企業の事)の小売額は3,694.09億元で、成長率は6.2%。業界別けに、卸売り・小売業の売上額は5,077.23億元で、成長率は9.7%、宿泊・飲食業の売上額は533.36億元で、前年同期比12.2%増。

主な商圏

前述のように、武漢の中心部は漢水と揚子江に漢口、漢陽と武昌といった3エリアに分割され、各エリア独自の商圏を有する。華中地方において、商圏TOP13のうち、半分以上は武漢にある商圏である。

武漢中心部の主要商圏一覧
地域 商圏名 主な商業施設 備考
漢口 江漢路商圏 江漢路歩行者天国、中山大道商店街、江漢路万達広場、保成路屋台街、前進四路電気街など 中国中部10位
武漢広場商圏 世界貿易センター、武商プラザ、武漢国際プラザ、恒隆広場、新世界百貨、K11百貨など 中国中部1位
漢正街商圏 漢正街商業エリア 明代に発祥、漢口最初の商圏
唐家墩商圏 菱角湖万達広場、新唐万科広場、大武漢1911、泛海城市広場など
武漢天地商圏 武漢天地、壱方ショッピングセンターなど
漢陽 鍾家村商圏 漢商銀座、新世界百貨、漢陽商場、漢商銀座知音站台など
王家湾商圏 海天広場、漢商21世紀ショッピングセンター、武漢モール、人信匯など 中国中部11位
経開商圏 万達広場経済開発区店、湘隆時代広場、寧康園商店街、イオンモール武漢経開など
武昌 中南路商圏 中商百貨中商広場、中南天紫広場など 中国中部5位
街道口商圏 未来城ショッピングセンター、楽天城ショッピングセンター、銀泰創意城、群光広場、新世界百貨武昌店など
光谷商圏 魯巷広場ショッピングセンター、光谷国際広場、世界城光谷歩行者天国、世界城広場など 中国中部4位
司門口商圏 民主路商店街、戸部巷飲食街、武昌広東商城、解放路商店街など 約800年の歴史、武昌最古商圏
中北路商圏 楚河漢街歩行者天国、凱徳1818、万達広場武漢漢街店など 中国中部13位
徐東商圏 福客茂、銷品茂、新世界百貨徐東店、群星城、中商徐東平価広場、中商広場など 中国中部8位
  • 中心部以外に、各区にも商店街や商圏がある。

黄陂区:武漢百聯アウトレット広場、漢口北商圏、盤龍城商圏、前川商圏など。
江夏区:紙坊商圈など。
東西湖区:呉家山商圏、金銀湖商圏、イオンモール金銀湖店など。

漢口の一部(2017年7月 byJerryWH@高楼迷)
武昌の夜景(2017年9月 by玩攝堂@高楼迷)

軍事

武漢に駐在する部隊は人民解放軍中部戦区に所属する。又、中国共産党中央軍事委員会に直轄され、五大戦区の後方支援を担当する聯勤中心(無錫、桂林、西寧、瀋陽、鄭州)を総括し上位機関となる中国人民解放軍武漢聯勤(後方支援)保障基地は武漢にある。

教育

武漢市を中心とする湖北省は、昔から教育を重視し、多くの人材が輩出する事から、「惟楚有材(楚湖北の略称に人材有り)」と評価される。2015年時点、全市において幼稚園は1,184園あり、在籍園児数は26.87万人、就学前教育の入園率は88.21%である。小中高校は952校あり、在籍学生数は77.67万人、中等専門学校は106校あり、在籍学生数は8.86万人、前期中等教育の卒業率は99.779%で、後期中等教育の進学率は96.46%である。2016年時点の国立・公立大学、私立大学、短期大学含め89校あり、在籍学生数は大学院生含め106.4万人となる。

幼稚園

1904年2月、武昌にある中国初の公的幼児教育施設「湖北幼稚園」が正式に開園し、戸野みちゑが園長に就任した。日本の「幼稚園保育及設備規程」(1899年制定)を元に作成した「湖北幼稚園開弁章程」は、中国における公的な幼児・女子教育制度の先鞭となった。

小学校

中学校

特殊教育学校

武漢市は特殊な教育上の必要を抱えた生徒たちを対象として、特殊教育学校を設立している。

  • 武漢市黄陂区特殊教育学校
  • 武漢市武昌区培智中心学校
  • 武漢市中山特殊教育学校
  • 武漢市第一聾校
  • 武漢市江夏区特殊教育学校
  • 武漢市江岸区輔読学校
  • 武漢市盲童学校
  • 武漢市第二聾唖学校
  • 武漢市新洲区特殊教育学校

高等学校

武昌実験中学「惟楚有材」牌坊
武漢市第四中学(博学中学)

2017年9月時点、全市の高等学校の中、「湖北省示範高級中学(重点校)」に指定される学校は下記通り34校ある。太字は創校100年以上の学校である。

学校名 所属 重点校に指定する政令 創校年
武漢外国語学校 武漢市直属 鄂政督【2001】19号 1964年
武漢西蔵中学 鄂政督【2010】4号 2006年
武漢市常青第一中学 不明、省教育庁のホームページに記載あり 1999年
武漢市第二中学 江岸区 鄂政督【2000】009号 1939年
武漢市第六中学 鄂政督【2000】009号 1903年
武漢市漢鉄高級中学 鄂政督【2006】4号 1947年
武漢市育才高級中学 鄂政督【2009】3号 1915年
武漢市第一中学 江漢区 鄂政督【2001】19号 1931年
武漢市第十二中学 鄂政督【2004】3号 1954年
武漢市第十九中学 鄂政督【2012】2号 1911年
武漢市第四中学 礄口区 鄂政督【2000】009号 1899年
武漢市第十一中学 鄂政督【2000】009号 1954年
武漢市第十七中学 鄂政督【2005】3号 1936年
武漢市第三中学 漢陽区 鄂政督【2003】1号 1705年
武漢市第二十三中学 鄂政督【2006】4号 1896年
華中師範大学第一附属中学 武昌区 鄂政督【1998】009号 1950年
湖北省水果湖高級中学 鄂政督【1998】009号 1958年
湖北省武昌実験中学 鄂政督【1998】009号 1920年
武漢中学 鄂政督【2001】19号 1920年
武漢市第十四中学 鄂政督【2004】3号 1903年
武漢市第十五中学 鄂政督【2006】4号 1885年
武漢市東湖中学 鄂政督【2006】4号 1964年
湖北大学附属中学 鄂政督【2010】4号 1957年
武漢市第四十九中学 青山区 鄂政督【2001】19号 1957年
武漢鋼鉄集団第三子弟中学 鄂政督【2003】6号 1958年
武漢市洪山高級中学 洪山区 鄂政督【2004】3号 1964年
武漢市呉家山中学 東西湖区 鄂政督【2000】009号 1959年
武漢市漢南区第一中学 漢南区 鄂政督【2005】3号 1971年
武漢市蔡甸区第一中学 蔡甸区 鄂政督【2004】3号 1901年
武漢市江夏区第一中学 江夏区 鄂政督【2004】3号 1947年
武漢市新洲区第一中学 新洲区 鄂政督【2001】19号 1949年
武漢市黄陂区第一中学 黄陂区 鄂政督【2003】6号 1933年
武漢経済技術開発区第一中学 武漢経済技術開発区 鄂政督【2006】4号 1996年
華中科技大学附属中学 東湖高新技術開発区 鄂政督【2011】5号 1954年

大学

武漢大学
華中科技大学
華中農業大学
武漢理工大学
中国地質大学
華中師範大学
中南財経政法大学
中南民族大学

武漢は2016年現在、国立大学が8校、他の公立大学が23校、私立大学が23校あり、短期大学含め89校ある。大学教育・研究の実力において北京、上海に次ぐ全国第3位の文教都市である。2016年現在、大学及び短期大学の学生数は94.9万人、大学院生数は11.5万人、凡そ106.4万人となり、広州に次いで中国2位となる。

国立大学

省立・市立大学

軍事大学

  • 中国人民解放軍海軍工程大学
  • 中国人民解放軍第二砲兵指揮学院
  • 中国人民解放軍国防信息学院
  • 中国人民解放軍軍事経済学院
  • 中国人民解放軍空軍予警学院
  • 中国人民武装警察部隊武漢指揮学院
  • 中国人民解放軍武漢軍械士官学校

独立学院

  • 湖北大学知行学院
  • 武漢科技大学城市学院
  • 湖北工業大学工程技術学院
  • 武漢工程大学郵電と信息工程学院
  • 江漢大学文理学院
  • 武漢紡績大学外経貿学院
  • 湖北経済学院法商学院
  • 武漢体育学院体育科技学院

主な私立大学

  • 武昌首義学院
  • 文華学院
  • 漢口学院
  • 武漢学院
  • 湖北商貿学院
  • 武漢工商学院
  • 武漢東湖学院
  • 武昌理工学院
  • 武昌工学院
  • 武漢生物工程学院
  • 武漢設計工程学院
  • 武漢工程科技学院
  • 武漢伝媒学院
  • 武漢晴川学院
  • 武漢華夏理工学院

中長距離・都市間の交通

武漢を出発し揚子江に沿って、上流のに至り、下流のにも行ける。漢江に沿って、北の河南や陝西に行ける。又洞庭湖を経て湖南と広西に通じる。水上・陸上交通を利用し、武漢から四川、陝西、河南、湖南、貴州、江西、安徽、江蘇及び湖北といった九省にお互いに通じる原因で、古代から「九省通衢(9つの省に通じる衢つじ)」と呼ばれる。 武漢は揚子江と京広鉄道大動脈が交差するところで、北京と広州、上海と成都の真ん中に位置し、中国内陸部最大の水・陸・空総合交通中枢都市である。

航空

武漢天河国際空港
ファイル:天河T3航站楼.png
武漢天河国際空港第3ターミナル

武漢天河国際空港

武漢天河国際空港中国民用航空局(CAAC)により中国中部地方のハブ空港に指定され、定期航空便は北米、欧州、大洋州、アジアの四大州に通航し、通航する海外都市数が43都市あり、中国中部一となる。

  • 開港:1995年4月15日
  • 航空旅客数:2,077.2万人(2016年)、1,141.26万人(2017年上半期)
  • 航空貨物取扱量:17.53万トン(2016年)、9.10万トン(2017年上半期)
  • 日本の都市では、東京(成田)、福岡、静岡、名古屋、大阪(関西)から定期国際便が開通される。
  • 2017年7月19日現在の通航都市は下記通り。
国内線
地域 就航都市
華東 安慶東営福州杭州黄山済南連城三明南通寧波青島泉州アモイ、上海(虹橋浦東)、台州温州威海煙台塩城義烏
華南 北海広州桂林海口掲陽南寧三亜深セン湛江珠海
華中 恩施十堰襄陽張家界
華北 包頭北京フフホト天津
西北 博楽大同蘭州臨汾太原ウルムチ西安西寧銀川運城
西南 畢節成都重慶大理貴陽昆明荔波麗江瀘州六盤水綿陽柳州攀枝花西双版納宜賓興義遵義
東北 長春大連大慶ハルピン瀋陽
国際線(香港、マカオ、台湾含む)
地域 就航都市
中国 香港マカオ、台北(桃園松山)、高雄台中
アジア ソウル済州バンコクチェンマイクラビープーケットスラートターニー福岡静岡名古屋東京(成田)大阪(関西)サバ(コタキナバル)クアラルンプールペナンプノンペンシアヌークビルシェムリアップホーチミン市ハノイダナンニャチャンダラットマレバリ島マナドドバイセブシンガポール
欧州 パリモスクワサンクトペテルブルクローマ
北米 サンフランシスコ
大洋州 シドニー
アフリカ カイロアスワン

武漢漢南公共用飛行場

武漢漢南公共用飛行場は武漢市武漢経済技術開発区(漢南区)の南部にある公共用航空と衛星産業団地に位置し、湖北省ないし華中地方最大級の公共用飛行場である。初回WFEの会場となる。

  • 2016年11月16日 起工。
  • 2017年8月5日 試離着陸に成功。
  • 2017年9月 工事完了予定。
  • 2017年11月4日 国際航空連盟が主催するワールド・フライイン・エキスポ(World Fly-in Expo)の開催に伴い開業予定。
  • 面積:613,233㎡(第1期)
  • 投資額:10億人民元
  • 滑走路:長さ1,600m×幅30m
  • ICAO飛行場基準コード:2B

鉄道

武漢の鉄道

武漢は中国高速鉄道網の重要な中枢都市で、中国四大鉄道中枢、六大鉄道旅客運輸の中心都市及び四大機関車修理・メンテナンス基地の1つでもある。中国の鉄道大動脈である京港旅客専用線滬漢蓉旅客専用線が武漢で交差する。当市の2016年度の鉄道旅客乗降数は1億5,855万3千人で、2013年から北京と広州を抜き、長年にわたり中華圏1位になり、中国鉄道旅客運輸における最大の乗継都市となる。又、湖北省の大部分及び河南省の南部の鉄道運営を管轄する中国鉄路総公司武漢鉄路局は同市に所在する。
武漢には、鉄道駅が複数あるが、旅客によく利用される規模も大きい特等駅は漢口駅(在来線、新幹線共用)、武昌駅(在来線、新幹線共用)、武漢駅(新幹線専用)といった旅客駅が3駅ある。

国鉄幹線

都市間鉄道

上記国鉄のほか、武漢都市圏都市間鉄道も整備・運営されている。

  • 武咸都市間鉄道(武漢市・武昌駅 - 咸寧市・咸寧南駅)
  • 武黄都市間鉄道(武漢市・武漢駅 - 黄石市・大冶北駅)
  • 武岡都市間鉄道(武漢市・武漢駅 - 黄岡市・黄岡東駅)
  • 武孝都市間鉄道(武漢市・漢口駅 - 武漢市・天河空港駅 - 孝感市・孝感東駅)

高速道路

国道(G)

国家高速道路(G)

省級高速道路(S)

  • 岱黄高速道路(S1):岱家山-黄陂
  • 漢孝高速道路(S2):武漢市-孝感市
  • 武麻高速道路(S3):武漢市-麻城市
  • 武鄂高速道路(S7):武漢市-鄂州市
  • 関豹高速道路(S8):関山-豹澥
  • 武陽高速道路(S9):武漢市-陽新県
  • 青鄭高速道路(S11):青菱-鄭店
  • 武監高速道路(S13):武漢市-監利県
  • 漢蔡高速道路(S15):漢陽区-蔡甸区
  • 礄孝高速道路(S17):武漢市礄口区-孝感市孝南区
  • 武漢天河機場高速道路(S18):武漢天河国際空港と市内(常青立体交差)を結ぶ高速道路(2017年8月4日から2018年12月31日まで改造工事中)
  • 武漢天河機場高速第二通路(S19):武漢天河国際空港と市内(姑嫂樹)を結ぶ第二高速道路
  • 武漢四環線高速道路(S40):武漢市の中心部から数えて四本目の環状高速道路

水運

武漢新港

武漢市は揚子江中流に位置し、昔から内陸水運の拠点として栄えている。揚子江主流の航行と輸送に対する管理機能を備える交通部長江航務管理局と中国一の内陸水運業者である中国長江航運(集団)総公司が武漢にある。

  • 旅客輸送について、武漢客運港があり、揚子江沿い同士の重慶、宜昌、安慶、南京、上海など都市との間で航路が開かれ、年間乗降旅客数が286万人に一旦達したが、陸上交通と空中交通と比べ旅客輸送の効率が低い為、20世紀末期以来の河川水運の衰退と高速道路、鉄道の建設に伴い、2001年10月10日に最後の漢申線(武漢~上海便)が幕を下ろし、全ての旅客定期便は廃止となる。武漢港のフェリーターミナルもそれ以降、レストランやホテルなどに改造され、2011年11月20日に武漢科学技術館新館として改造工事を始め、2015年12月28日に開業。
  • 貨物輸送について、武漢新港がある。武漢新港は2010年に武漢港を中心とし、周辺の鄂州市、黄岡市(黄州区、団風県)、咸寧市(咸安区、赤壁市、嘉魚県)の一部港湾を整合した揚子江中流及び上流において最大の港湾であり、南京港に次ぐ中国第2位の河川港である。港湾管理者は武漢新港管理委員会。武漢新港は、陽邏港湾地域及び林四房、唐家渡、武鋼、北湖、白滸山、葛店、三江といった10ヵ所の港湾作業区域から構成される。2016年度の貨物取扱量は21,287.33万トンを突破し、コンテナ隻数は112.74万隻に達した。

市内と郊外の交通

武漢市内において交通手段として、自家用車のほか、タクシー路線バストロリーバスBRT地下鉄路面電車フェリーレンタサイクルといった8種の交通手段からなっている公共交通網が整備され、市民によく利用されている。特に、市は長年にわたり公共交通機関の利用促進を行ない、2017年上半期時点に公共交通機関(軌道交通、公営バス、フェリーを含む)のデーリー利用者数は延べ637万人で、分担率は58.6%である。うち、地下鉄の利用者数は237万人、路線バスは399万人、フェリーは2.4万人、タクシーは85万人、BRTは8万人、路面電車は1万人である。市営レンタサイクルのデーリー利用者数は30万人を突破し、Mobike、ofoなどサイクルシェリングの規模は59.35万台にのぼり、1日当りの利用者数は100万人を突破。

路線バス・トロリーバス

武漢公営バス703番と黄鶴楼
ファイル:武汉公交刷卡器2017新款.jpg
武漢公営バスに装備される新世代カードリーダー(『武漢晩報』2017年6月15日載)。
3段からなっている。
上段:武漢通ICカードリーダー
中段:残金など情報表示用液晶ディスプレイ
下段:アリペイなど非接触型決済用二次元コードリーダー

武漢市の公営バスは、殆ど国有会社である武漢公共交通集団有限公司(武漢公共交通グループ株式会社)及びその子会社・支社により管理運営され、2014年4月現在の路線数は330系統で、系統総長は6,005.9キロ。車輌数はバス・トロリーバス含めて6,993台あり、うち冷房車輌は5,486台、エアコンレス車輌は1,507台。ターミナル(日本の公営バス営業所に相当)は63箇所ある。

運賃

武漢市内(都市的地域)で運営するバス系統は殆どワンマン運転である。但し、日本と違い、整理券を発行せず、均一運賃で運営しており、うち運賃が2元のバス路線が多い。運賃を現金で支払う際に、車内に両替器が設置されていないので、事前に小銭を準備する事は要注意。ICカード(武漢通カード)を使用すると1割引或いは2割引で、現金支払いより便利なので現地の人によく利用されている。最近、武漢市の「キャッシュレスシティー構築」に伴い、2017年8月現在、アリペイ決済用の設備は全てのバスに整備されている。

乗換割引

市政府は公共交通機関利用を奨励する為、90分間以内でバス間で乗り換える(三回まで)と割引がある(武漢通ICカード利用時のみ)「乗換割引政策」を採用している。公営バスを数回利用する場合の運賃については、次のルールで算出される。1回目の乗り換えは乗用の前後を問わず運賃が高い系統の金額で1回のみ通常IC運賃を支払う。2回目と3回目の乗り換えは3本目と4本目の系統のきっぷ運賃より3割引き(通常IC運賃がきっぷ運賃より1割引きをする系統)又は4割引き(通常IC運賃がきっぷ運賃より2割引きをする系統)をする。5本目以降或いは90分間を超えた場合は改めて次の運賃計算サイクルに入る。65歳以上の高齢者は年間乗車回数の残数がある敬老カードを利用でき、1回目の乗車は可利用回数を減算せず、2回目から通常の計算ルールで減算する。

無料乗車の対象

障がい者(視覚障がい者、下肢の不自由な身障者、重度聴覚障がい者、重度音声・言語障がい者、生活保護費を受給する世帯の知的障がい者が対象となる)は障がい者ICカードを利用し乗車する場合は無料となる。現役軍人は公営バスを無料で利用できる。65歳以上の高齢者は敬老ICカードを利用し、一定の回数(年に730回)まで無料とする。

地下鉄

武漢地下鉄路線図
武漢地下鉄6号線車両

武漢地下鉄1号線は、2004年7月28日に開通した武漢ないし華中地区初の地下鉄路線で、東西湖区の東呉大道駅から黄陂区の漢口北駅までを結ぶ。駅数29駅、長さ34.57kmである。第2期区間は2010年、第3期区間は2014年5月28日に開通した。第4期は計画中。なお、この線路は全線が高架となっているため、中国語で「軽軌」(ライトレール)と扱われることもある。大智路駅で6号線と、宗関駅で3号線と、循礼門駅で2号線と乗り換える。

武漢地下鉄2号線は、漢口地区と武昌地区を結ぶ、第1期区間が2012年12月28日に開通した路線である。2016年12月28日に開業した第2期区間(金銀潭駅~天河空港駅)を含め運営キロ数は47.53km、中国初の揚子江を横断する地下鉄路線であり、巨竜大道駅~天河空港駅区間を除き大部分が地下となる。循礼門駅で1号線と、範湖駅と宏図大道駅で3号線と、中南路駅と洪山広場駅で4号線(両駅とも対面乗り換え)と、漢口駅で中国国鉄在来線(要改札)、武孝都市間鉄道(要改札)と、天河空港駅で武孝都市間鉄道(要改札)と乗り換える。

武漢地下鉄3号線は、漢口地区と漢陽地区を結ぶ、2015年12月28日に開通した路線である。全線が地下となる。宗関駅で1号線と、範湖駅と宏図大道駅で2号線と、王家湾駅で4号線と、香港路駅と東風公司駅で6号線と、沌陽大道駅で路面電車車都T1線と乗り換える。

武漢地下鉄4号線は、武昌地区と漢陽地区を結ぶ、第1期区間は2013年12月28日に、第2期区間は2014年12月28日に開通した路線である。永安堂〜黄金口区間を除いた区間が地下となる。王家湾駅で3号線と、鍾家村駅で6号線と、武昌駅で中国国鉄在来線(要改札)と、武漢駅で中国国鉄高速鉄道CRH(要改札)と乗り換える。

  • 武漢地下鉄6号線

武漢地下鉄6号線は、漢陽地区と漢口地区を結ぶ、第1期区間は2016年12月28日に開通した路線である。全区間が地下となる。大智路駅1号線と、江漢路駅と常青花園駅で2号線と、東風公司駅と香港路駅で3号線と、鍾家村駅で4号線と乗り換える。

路面電車

武漢路面電車・車都T1線車両
武漢路面電車・光谷T1、T2線車両
  • 武漢路面電車・車都T1線

武漢路面電車車都T1線は2017年7月28日に開業した華中地方初の路面電車路線で、全区間は武漢経済技術開発区で運営され、武漢経済技術開発区(漢南区)管理委員会直轄の国有会社である武漢車都軌道交通有限公司により管理され、運営キロ数は16.8km、駅数は23駅。ターミナル駅である車輪広場駅で地下鉄3号線(沌陽大道駅にて、要改札)と乗り換える。

  • 武漢路面電車・光谷T1線

武漢路面電車光谷T1線は全長が15.824km(単線は2.414km、複線は13.410km)、又T1線とT2線のT型連絡線は979m。駅数は23駅、駅間平均距離は700m、万科城市花園駅、光谷大道駅は高架駅で、その他駅は地上駅である。路線は単線の環状線と複線からなっており、単線の環状線は関山大道、珞喩路、珞雄路、歩行街北路を貫通し、長さは2.414km、駅数は5駅。複線の起点は関山大道の東側にあり、関山大道の東側~三環線の南側~光谷一路の中央~光谷大道の北側に沿って走行し、光谷大道の北側に終わる。武漢三環線で計画中のT2線と合流し、線路共用区間は万科城市花園駅~工程大学流芳駅で、長さは約2.526km。T1線は華中科技大学駅、省中医院駅、光谷大道駅で武漢地下鉄2号線延長線と、雄楚大道駅で計画中の11号線と、凌華路で計画中の13号線と乗り換える。2017年年末に竣工し開業する予定。

  • 武漢路面電車・光谷T2線

武漢路面電車光谷T1線はは全長が19.592km(T1と共用する区間は2.526km、連絡線は0.5km)、駅数は25駅(T1との共用駅は3駅あり)、うち武大園路駅、三環立交駅、万科城市花園駅(共用駅)、光谷大道駅(共用駅)といった4駅は高架駅で、その他駅は地上駅であり、駅間平均距離は約816m。起点は武咸都市間鉄道・湯逊湖駅で、天恒路~大学園路~武漢三環線~武黄高速~神墩五路~光谷七路~九峰一路に沿って走行し、珊瑚北路と九峰一路の交差点に終わり、九峰一路車庫に繋がる。T2線は始発駅で武咸都市間鉄道・湯逊湖駅で計画中の地下鉄9号線と、三環線と光谷大道との交差点で2号線延長線と、武黄高速と光谷五路との交差点で計画中の19号線と、光谷七路と高新大道との交差点で計画中の11号線と乗り換える。2017年年末に竣工し開業する予定。

渡江施設・航路

武漢三鎮は漢水や揚子江に分割され、南北両岸はバランスよく発展し昔から人口が集まる繁華街であり、往来する人が多いが、1909年に武漢史上初のフェリーが開業されるまで、渡河手段として木造の帆船を使うのは普通であり、天候などに影響を受けやすく非常に危険で不便である。1957年10月15日に武漢長江大橋が揚子江に掛けられる最初の橋として開通されて以来、渡江手段が多様になる。

フェリー

長江両岸を往復するフェリー

武漢市公共交通集団有限公司(武漢市公共交通グループ)の子会社となる武漢市輪渡公司(武漢市フェリー会社)は下記通り漢口〜武昌間と漢陽〜武昌間などのフェリー往復便を運営している。

青山区内

  • 青山〜天興洲

武昌〜漢口間

  • 月亮湾〜苗家埠頭
  • 中華路〜武漢関(連続往復)
  • 漢陽門〜竜王廟
  • 漢陽門〜王家巷
  • 曽家巷〜王家巷

武昌〜漢陽間

  • 黄鶴楼〜晴川

運賃は普通便(20:10前)1.5元/片道、夜間(20:10〜0:00)遊覧便5元/片道。
武漢通ICカードを利用する場合は1割引(20:10以降割引なし)。

橋梁

漢水と揚子江が武漢市内で合流し、湖が散見される都市でもあり、多くの橋が掛けられている為、「橋の都」と呼ばれる。

名称 交差物件 両端 構造 全長 開通日 用途
武漢長江大橋 揚子江 漢陽亀山 武昌蛇山 トラス橋 1,670m 1957年10月15日 鉄道道路併用橋
武漢長江二橋 揚子江 漢口黄浦大街 武昌徐東大街 斜張橋 4,407.6m 1995年6月18日 道路橋
武漢白沙洲長江大橋 揚子江 漢陽区江堤街道 洪山区青菱街道 斜張橋 3,586.38m 2000年9月8日 道路橋
武漢軍山長江大橋 揚子江 蔡甸区軍山街道 江夏区金水街道 斜張橋 4,881.18m 2001年12月15日 道路橋
武漢陽邏長江大橋 揚子江 新洲区陽邏街道 洪山区建設郷 斜張橋 約10km 2007年12月26日 道路橋
武漢天興洲長江大橋 揚子江 江岸区諶家磯街道 青山区紅鋼城街道 斜張橋 4,657m 2009年12月26日 鉄道道路併用橋
武漢二七長江大橋 揚子江 漢口発展大道 武昌和平大道 斜張橋 6,507m 2011年12月31日 道路橋
武漢鸚鵡洲長江大橋 揚子江 漢陽鸚鵡大道 武昌復興路 吊り橋 3,420m 2014年12月28日 道路橋
武漢沌口長江公路大橋 揚子江 漢陽沌口徐家堡 江夏区龔家鋪 斜張橋 8,583m 建設中、2017年年末予定 道路橋
武漢楊泗港長江大橋 揚子江 漢陽国博立体交差 武昌八坦立体交差 吊り橋 4,320m 建設中、2019年9月予定 二層通路橋
武漢青山長江大橋 揚子江 黄陂区武湖街道 洪山区建設郷 斜張橋 7,494m 建設中、2019年予定 道路橋
京広線漢水鉄路橋 漢水 漢口鉄橋路 漢陽琴台大道 トラス橋 300.6m 1955年1月1日 鉄道橋
江漢橋 漢水 漢口武勝路 漢陽鍾家村 アーチ橋 322.37m 1956年1月1日 道路橋
知音橋 漢水 漢口宗関 漢陽郭茨口 アーチ橋 566.2m 1978年4月25日 道路橋
月湖橋 漢水 漢口礄口路 漢陽江城大道 斜張橋 1,570m 1998年5月1日 道路橋
晴川橋 漢水 漢口集家嘴 漢陽南岸嘴 アーチ橋 989.75m 2001年7月20日 道路橋
武漢京珠線漢江大橋 漢水 京珠高速K142+127 京珠高速K144+330 アーチ橋 1,607m 2001年9月 道路橋
長豊橋 漢水 漢口舵落口 漢陽黄金口 アーチ橋 1,146m 2001年 道路橋
古田橋 漢水 漢口古田二路 漢陽仙女山路 吊り橋 1,834.79m 2015年2月16日 道路橋
中仏友誼大橋 漢水 東西湖区恵安大道 蔡甸区知音湖大道 斜張橋 4,391m 2015年11月9日 道路橋

水底隧道

橋を架ける以外に、漢水と揚子江の底をくぐるトンネルも建設される。武漢長江隧道は、中国初の揚子江の水底を渡るトンネルである。

名称 横断物件 両端 全長 開通日 用途
武漢長江隧道 揚子江 漢口大智路 武昌友誼大道 3,630m 2008年12月28日 道路トンネル
武漢地下鉄2号線長江隧道 揚子江 漢口江漢路駅 武昌積玉橋駅 3,098m 2012年12月28日 鉄道トンネル
武漢地下鉄4号線長江隧道 揚子江 漢陽攔江路駅 武昌復興路駅 3,000m 2014年12月28日 鉄道トンネル
武漢地下鉄3号線漢江隧道 漢水 漢口宗関駅 漢陽王家湾駅 2,331m 2015年12月28日 鉄道トンネル
武漢地下鉄6号線漢江隧道 漢水 漢口武勝路駅 漢陽琴台駅 1,704m 2016年12月28日 鉄道トンネル
武漢地下鉄8号線長江隧道 揚子江 漢口黄浦路駅 武昌徐家棚駅 3,186m 建設中、2017年12月28日予定 鉄道トンネル
武漢三陽路長江隧道 揚子江 漢口三陽路 武昌徐家棚 4,650m 建設中、2018年予定 鉄道道路併用トンネル

レンタル自転車

  • 武漢市営レンタサイクルサービスは武漢環境投資公共自転車サービス有限公司により運営される。2017年3月現在、自転車貸出返却所が約2,000箇所あり、総台数は約6万台、累積利用者数は延べ約6,000万人に上る。
  • 市営レンタサイクルのほか、Mobike、ofoなどサイクルシェリング大手も当市に進出している。

スポーツ

  • 武漢市内では、複数の大型体育館やスタジアムが整備される。主なスポーツ施設は武漢スポーツセンター、湖北省オリンピックスポーツセンター、光谷体育館、新華路体育場(競技場)、塔子湖体育センター、漢口文化体育センター、洪山体育館、武漢体育館、光谷国際テニスセンター等ある。
  • 2019年第7回世界軍人体育大会は武漢市で開催する予定。

競馬

  • 武漢オープン競馬(中:武汉速度赛马公开赛、英:Wuhan Open Horse Racing)と武漢国際競馬祭は武漢東方競馬場で開催される。

テニス

  • 武漢オープン(英:Wuhan Open)は、2014年から毎年9 - 10月に武漢で開催されるWTAツアー大会の一つ。大会ランクはツアー上位ランクの「プレミア」ランクの内、更に3段階に分けたランクの中間に位置する「プレミア5」。
  • 武漢出身の李娜(Li Na)元選手はアジア出身選手初で唯一のグランドスラムシングルス優勝者。アジア出身選手初のグランドスラム決勝進出者。中国人選手初のWTAツアー優勝者。グランドスラム優勝2回・準優勝2回。WTAツアー選手権準優勝。自己最高ランキングはシングルス2位(アジア出身選手世界ランク最高位記録)。WTAツアーでキャリア通算シングルス9勝、ダブルス2勝を挙げた。

サッカー

マラソン

  • 武漢国際マラソン大会は2016年から毎年の4月に開催され、中国マラソンメジャーズに加入している。起点が漢口江灘公園の入り口で終点が武漢歓楽谷遊園地の片道コースは、旧漢口租界、中山大道の街並み、晴川橋、亀山テレビタワー、鉄門関、武漢長江大橋、黄鶴楼、辛亥革命記念館と博物館、湖北省図書館、湖北省博物館、東湖など武漢三鎮の有名な観光地を貫通し、中国で一番美しいマラソンコースと呼ばれている。

観光

武漢は国家歴史文化名城及び中国優秀観光都市であり、毎年武漢国際観光祭を開催する。現地ならではの自然風景があり、夏と冬は長く、春と秋は短い。166の湖と複数の丘が市内に散見される。人文景観は濃厚な楚の文化の特徴を帯びる。

国家AAAAA級観光地

  1. 黄鶴楼公園
  2. 東湖風景区(東湖桜花園、東湖磨山、東湖緑道含む)
  3. 黄陂木蘭文化生態旅遊区(雲霧山景区、木蘭天池、木蘭草原、木蘭山含む)

国家AAAA級観光地

  1. 武漢革命博物館
  2. 武昌首義文化旅遊区(辛亥革命記念館、辛亥革命博物館、首義広場含む)
  3. 湖北省博物館
  4. 中国科学院武漢植物園
  5. 武漢歓楽谷旅遊区(遊園地)
  6. 中国地質大学博物館
  7. 帰元禅寺
  8. 武漢博物館
  9. 武漢海昌極地海洋世界(水族館)
  10. 武漢科学技術館
  11. 武漢九真山
  12. 清涼寨
  13. 錦里溝
  14. 大余湾景区
  15. 農耕年華農業風情園

その他観光地

  • 武漢大学
  • 宝通禅寺
  • 長春観(道教の寺院)
  • 古徳禅寺
  • 中山公園
  • 解放公園
  • 武漢長江大橋
  • 亀山テレビタワー
  • 古琴台(伯牙琴台)
  • 武漢動物園
  • 江漢路歩行街(歩行者天国)
  • 武漢の屋台
  • 武漢江灘(揚子江バンド、漢水バンド)
  • 武漢美術館
  • 中山大道(漢口近代建築)

武漢にある全国重点文物保護単位

武漢には下記通りの全国重点文物保護単位(重要文化財)が29ヶ所ある。

  1. 武昌起義軍政府旧址(1-7-Ⅰ-7)
  2. 八七会議会址(2-5-Ⅰ-5)
  3. 盤龍城遺址(3-199-Ⅴ-19)
  4. 武漢国民政府旧址(4-229-Ⅴ-31)
  5. 湖泗磁窯址群(5-89-Ⅰ-89)
  6. 明楚王墓(5-175-Ⅱ-31)
  7. 武漢農民運動講習所旧址(5-494-Ⅴ-21)
  8. 大智門火車站(5-495-Ⅴ-22)
  9. 江漢関大楼(5-496-Ⅴ-23)
  10. 武漢大学早期建築(5-497-Ⅴ-24)
  11. 詹天佑故居(5-498-Ⅴ-25)
  12. 漢口近代建築群(6-994-Ⅴ-121)
  13. 漢口中華全国総工会旧址(6-997-Ⅴ-124)
  14. 無影塔(7-1213-Ⅲ-511)
  15. 勝像宝塔(7-1214-Ⅲ-512)
  16. 槐山磯駁岸(7-1216-Ⅲ-514)
  17. 禹稷行宮(7-1218-Ⅲ-516)
  18. 古徳寺(7-1800-Ⅴ-193)
  19. 起義門(7-1801-Ⅴ-194)
  20. 京漢鉄路総工会旧址(7-1802-Ⅴ-195)
  21. 漢口中共中央宣伝部旧址(7-1803-Ⅴ-196)
  22. 中共中央領導人漢口住地旧址(7-1804-Ⅴ-197)
  23. 中国共産党第五次全国代表大会旧址(7-1805-Ⅴ-198)
  24. 武漢中央軍事政治学校旧址(7-1806-Ⅴ-199)
  25. 武漢中共中央機関旧址(7-1807-Ⅴ-200)
  26. 湖北省立図書館旧址(7-1808-Ⅴ-201)
  27. 漢口新四軍軍部旧址(7-1809-Ⅴ-202)
  28. 八路軍武漢弁事処旧址(7-1810-Ⅴ-203)
  29. 武漢長江大橋(7-1814-Ⅴ-207)

国際交流

武漢は日本大分市との友好都市(姉妹都市)締結を皮切りに、2017年6月16日時点まで世界各国の25都市と姉妹都市提携を結んでいる。又79都市と国際友好交流都市提携を結んでいる。武漢と大分とは1979年に友好都市締結して以来、隔年ごとの友好訪問団の相互派遣、文化芸術・産業経済・教育スポーツなど幅広い分野での交流を展開している。大分市は2006年に、市民交流拠点として大分市武漢事務所を開設し、大分市情報の発信を恒常的に行うとともに、多彩な市民交流のサポート業務を行っている。大分市・平和市民公園には「武漢の森」がある。

武漢市の友好都市一覧
都市 調印日 調印地
1 大分市 日本の旗 日本 1979年9月7日 大分
2 ピッツバーグ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1982年9月8日 武漢
3 デュースブルク ドイツの旗 ドイツ 1982年10月8日 デュースブルク
4 マンチェスター イギリスの旗 イギリス 1986年9月16日 武漢
5 ガラツィ  ルーマニア 1987年8月12日 ガラツィ
6 キエフ  ウクライナ 1990年10月19日 キエフ
7 ハルツーム スーダンの旗 スーダン 1995年9月27日 武漢
8 ジェール  ハンガリー 1995年10月19日 ジェール
9 ボルドー フランスの旗 フランス 1998年6月18日 武漢
10 アーネム オランダの旗 オランダ 1999年9月6日 アーネム
11 清州市 大韓民国の旗 韓国 2000年10月29日 武漢
12 ザンクト・ペルテン  オーストリア 2005年12月20日 (書類郵送)
13 クライストチャーチ  ニュージーランド 2006年9月12日 武漢
14 マーカム カナダの旗 カナダ 2006年9月12日 マーカム
15 ボーレンゲ  スウェーデン 2007年9月28日 武漢
16 コーパヴォグル アイスランドの旗 アイスランド 2008年4月25日 武漢
17 アシュドッド イスラエルの旗 イスラエル 2011年11月8日 武漢
18 エソンヌ県 フランスの旗 フランス 2012年12月21日 武漢
19 イズミル トルコの旗 トルコ 2013年6月6日 イズミル
20 ティフアナ メキシコの旗 メキシコ 2013年7月12日 ティフアナ
21 サラトフ ロシアの旗 ロシア 2015年8月7日 成都
22 コンセプシオン  チリ 2016年4月7日 コンセプシオン
23 ビシュケク キルギスの旗 キルギス 2016年11月15日 ビシュケク
24 ハルキス ギリシャの旗 ギリシャ 2017年5月11日 ハルキス
25 イジェフスク ロシアの旗 ロシア 2017年6月16日 合肥
武漢市の友好交流都市一覧
都市 提携日
1 神戸 日本の旗 日本 1998年2月16日
2 弘前 日本の旗 日本 2003年10月17日
3 セントルイス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2004年9月27日
4 アトランタ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2006年9月9日
5 大田 大韓民国の旗 韓国 2006年11月1日
6 光州 大韓民国の旗 韓国 2007年9月6日
7 コルカタ インドの旗 インド 2008年7月24日
8 水原 大韓民国の旗 韓国 2008年12月5日
9 太白 大韓民国の旗 韓国 2008年12月5日
10 コロンバス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2009年10月30日
11 ブレーメン州 ドイツの旗 ドイツ 2009年11月6日
12 ポートルイス モーリシャスの旗 モーリシャス 2009年11月10日
13 セブ フィリピンの旗 フィリピン 2011年8月19日
14 ジョグジャカルタ  インドネシア 2011年11月12日
15 ペルミ ロシアの旗 ロシア 2012年9月10日
16 シカゴ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2012年9月20日
17 コシツェ スロバキアの旗 スロバキア 2012年11月6日
18 ナポリ イタリアの旗 イタリア 2012年9月18日
19 モゼル県 フランスの旗 フランス 2013年7月16日
20 サンフランシスコ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2013年11月21日
21 シェムリアップ州 カンボジアの旗 カンボジア 2013年11月21日
22 ビラートナガル ネパールの旗 ネパール 2013年11月21日
23 バンコク タイ王国の旗 タイ 2013年11月21日
24 チェンストホヴァ ポーランドの旗 ポーランド 2014年3月14日
25 オリヴェイラ・デ・アゼメイス ポルトガルの旗 ポルトガル 2014年4月11日
26 シドニー オーストラリアの旗 オーストラリア 2014年5月30日
27 ダーバン  南アフリカ共和国 2014年6月
28 バーリンゲーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
29 メンローパーク アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
30 クパチーノ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
31 イーストパロアルト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
32 ヘイワード アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
33 ミルブレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
34 モラガ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
35 モーガンヒル  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
36 マウンテンビュー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
37 オークリー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
38 ユニオンシティ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年6月23日
39 ベートン タイ王国の旗 タイ 2014年6月25日
40 サロ  フィンランド 2014年8月25日
41 イェヴレ  スウェーデン 2014年8月27日
42 エンテベ ウガンダの旗 ウガンダ 2014年9月4日
43 パタン ネパールの旗 ネパール 2014年10月20日
44 パタヤ タイ王国の旗 タイ 2014年10月24日
45 ベラネ モンテネグロの旗 モンテネグロ 2014年10月24日
46 コルドバ アルゼンチンの旗 アルゼンチン 2014年10月24日
47 リエージュ  ベルギー 2014年10月29日
48 リール フランスの旗 フランス 2014年11月3日
49 ホルベック  デンマーク 2014年11月24日
50 ケープタウン  南アフリカ共和国 2014年12月9日
51 イラクリオン ギリシャの旗 ギリシャ 2014年12月11日
52 サン・ルイス ブラジルの旗 ブラジル 2015年4月29日
53 ヴァラジュディン クロアチアの旗 クロアチア 2015年5月7日
54 コタキナバル マレーシアの旗 マレーシア 2015年5月20日
55 ペシュト県Erdőkertes  ハンガリー 2015年7月4日
56 黄金海岸 オーストラリアの旗 オーストラリア 2015年9月29日
57 ル・マン フランスの旗 フランス 2015年11月1日
58 南部州 スリランカの旗 スリランカ 2015年12月3日
59 ゴール スリランカの旗 スリランカ 2015年12月5日
60 聞慶 大韓民国の旗 韓国 2015年12月22日
61 大邱 大韓民国の旗 韓国 2016年3月24日
62 タコマ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2016年4月5日
63 リマ ペルーの旗 ペルー 2016年4月8日
64 タブリーズ  イラン 2016年5月28日
65 マラケシュ モロッコの旗 モロッコ 2016年6月3日
66 プノンペン カンボジアの旗 カンボジア 2016年7月11日
67 スウォンジー イギリスの旗 イギリス 2016年8月8日
68 ダブリン アイルランドの旗 アイルランド 2016年9月5日
69 ヒューストン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2016年9月10日
70 ジンジャ県 ウガンダの旗 ウガンダ 2016年9月20日
71 プカルバ ペルーの旗 ペルー 2016年9月20日
72 マリボル スロベニアの旗 スロベニア 2016年9月23日
73 モンテゴ・ベイ ジャマイカの旗 ジャマイカ 2016年9月28日
74 ヴィクトリア セーシェルの旗 セーシェル 2016年10月17日
75 ケミ  フィンランド 2016年11月25日
76 サン・ニコラス アルゼンチンの旗 アルゼンチン 2016年12月16日
77 フォス・ド・イグアス ブラジルの旗 ブラジル 2017年3月9日
78 ダンケルク フランスの旗 フランス 2017年3月20日
79 イフラヴァ  チェコ 2017年5月10日

外交機構

総領事館

2017年9月現在、中国中部地域において、諸国は総領事館を武漢にのみ開設している。

在武漢アメリカ合衆国総領事館

  • 管轄地域:湖北省、湖南省、河南省、江西省
  • 住所:中国湖北省武漢市江漢区建設大道568号 新世界国貿ビルI座47階 〒430022

在武漢グレートブリテン及び北アイルランド連合王国総領事館

  • 管轄地域:湖北省、湖南省、河南省、江西省
  • 住所:中国湖北省武漢市江岸区中山大道1628号 武漢天地平安金融ビル33階 〒430010

在武漢大韓民国総領事館

  • 管轄地域:湖北省、湖南省、河南省、江西省
  • 住所:中国湖北省武漢市江漢区新華路218号 浦発銀行ビル4/19階 〒430022

在武漢フランス共和国総領事館

  • 管轄地域:湖北省、湖南省、河南省、江西省
  • 住所:中国湖北省武漢市江漢区建設大道568号 新世界国貿ビルI座17階 〒430022

在武漢ロシア連邦総領事館(仮)

  • 管轄地域(仮):湖北省、湖南省、貴州省、四川省、重慶市
  • 住所:未定

その他機構

  • オランダ貿易促進会武漢事務所
  • 仏エソンヌ県駐武漢代表処
  • 中国米国商会華中事務所
  • カナダ貿易武漢代表処
  • 英中貿易協会武漢代表処
  • ベルギーワロン地域経済商務武漢代表処
  • ハンガリー国家貿易署武漢代表処
  • スウェーデンダーラナ地方(ボーレンゲ市)経済貿易促進事務室
  • ブラジル-中国経済貿易促進会(武漢代表処)
  • オーストラリア貿易委員会武漢代表処
  • シンガポール企業発展局武漢事務所
  • 日本貿易振興機構武漢事務所
  • 大韓貿易振興公社武漢事務所
  • 韓国清州駐武漢経済貿易事務所
  • 韓国観光公社武漢事務所
  • 武漢香港商会
  • 香港特別行政区政府駐武漢経済貿易事務所
  • 香港貿易発展局武漢事務所
  • 台湾貿易センター武漢事務所

関連項目

脚注

外部リンク

座標: 北緯30度34分21秒 東経114度16分45秒 / 北緯30.57250度 東経114.27917度 / 30.57250; 114.27917 (武漢市)