栄光堂 (武漢市)

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栄光堂(武漢市、2012年)

栄光堂(えいこうどう、中国語: 荣光堂英語: Glory Church, Wuhan)は、以前は格非堂と呼ばれ、中華人民共和国湖北省武漢市江岸区黄石路26号にあるプロテスタント教会である。

概要[編集]

格非堂はロンドン伝道会(London Missionary Society)の中国中部における中心的教会であった。その前身は花楼総堂で、1880年に漢口の英国租界と他との交差点の江漢路に建てられ、中国式と西洋式の融合した教会であった。1927年、中国全土のロンドン伝道会の宣教師が中華基督教会に加わった。

1931 年、花楼会堂は漢口模範地区の雲樵路 (現在の黄石路)に移転し、中国中部で最初のキリスト教宣教師である楊格非(John Griffith、1831年—1912年)を記念して格非堂と名付けられた。目がさめるような赤レンガの外壁と尖った窓があり、建築面積は1,191平方メートル、1,000人を収容できる武漢最大の教会である。[1]総費用は10万元以上。 江漢路の元の敷地は思明銀行に売却され、7階建ての銀行ビルが建てられた。1951年12月23日、格非堂は栄光堂と改名した。

1966年からは文化大革命で教会は閉鎖された。1980年11月30日に礼拝が再開され、これは河北省で一番早かった。[2]現在、教会へ常時礼拝に来る信者の数は約千人。

参照項目[編集]

脚注[編集]

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