自転車シェアリング

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自転車シェアリング(じてんしゃしぇありんぐ)は、自転車を有料で貸し出す事業の一つ。広義のレンタサイクルであるが、自転車を共有するという概念のもと、特定のステーションで短時間の借り出し、乗り捨て自由とする形態となっている。2000年代以降、オンライン決済や電子錠、電動自転車などソフト側とハード側の進歩により多様なシステムが登場した。

中国[編集]

中華人民共和国では、2015年頃から自転車シェアリングに参入する業者が増加し、瞬く間に都市部を中心にサービスが拡大した。一時は、高速鉄道モバイル決済ネットショッピングと並ぶ「中国新四大発明」と呼ばれた。進出企業の急激な増加により中国市場が飽和状態になると、次々と海外進出が始まり、2017年8月には業界一位のモバイク札幌市で、2018年3月には業界二位のofo和歌山市に進出した。しかしながら、2017年を境に倒産する中小企業が相次いだ。四川省重慶市を拠点としていた悟空単車が倒産すると町町単車、3Vバイク、酷騎単車、小藍単車、小鳴単車が相次いで経営破綻した。経営破綻に当たっては、町町単車の経営陣がデポジット料金を持ち逃げするように行方不明になったほか、利用者サイドも自転車の持ち逃げや不法投棄を行うなどモラルの無さが際立った。これら企業の倒産ラッシュで200万台の自転車がゴミになったと推計するデータも存在する[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ 中国自転車シェア企業6社倒産、日本進出のofoが経営危機か”. ロイター (2017年11月29日). 2019年9月5日閲覧。
  2. ^ 半年で日本撤退のシェア自転車ofoに破産準備報道。「中国新四大発明」の倒産ラッシュ”. businessinsider (2018年11月6日). 2019年9月5日閲覧。

関連項目[編集]