イオンペット

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イオンペット株式会社
Aeonpet.Co.LTD.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 272-0023
千葉県市川市南八幡4丁目17番8号
コスモス本八幡1階
設立 1998年7月10日
(ペットシティ株式会社)
1994年4月22日
(ペプコジャパン株式会社→AHBインターナショナル)
業種 小売業
法人番号 3040001006808
事業内容 総合ペットショップ、トリミング・ホテル、動物病院・クリニックの運営
ペットフード・用品の小売業
代表者 小川明宏(代表取締役社長)
資本金 3億円
従業員数 1,905名(2012年2月現在)
主要株主 イオン株式会社 70%
外部リンク http://www.aeonpet.com/
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イオンペット新茨木店
ペットシティ新茨木店
(改装前・2012年2月21日撮影)

イオンペット株式会社は、総合ペットショップ・動物病院・トリミングの運営やペットフード・用品の小売、ペットの葬儀を行うイオングループの企業である。

概要[編集]

主に、イオングループが運営するショッピングセンター内もしくはその隣地のペットショップ事業(ペットシティ等)、動物病院やペットホテル事業を行う企業である。

1998年7月10日、イオンがペット総合専門店事業に本格的な参入を図るべく、イオン株式会社100%出資によってペットシティ株式会社が設立される。 イオングループのペットショップ事業を行う店舗として「ペットシティ」を運営し、生体の他、ペットフードやペット用品を販売。

第一号店は、静岡県磐田市のイオンタウン磐田内にある「ペットシティ磐田店」。

その後も精力的に出店し、2008年12月に100店舗達成。生体コーナーがない店舗や、歩行リハビリや減量トレーニングが行える犬用プールを併設した店舗もある。トリミング施設や動物病院を併設した店舗もあり、その運営は、自社直営の場合とテナントの場合がある。テナントの主な担い手としてAHBインターナショナル株式会社(旧ペプコジャパン株式会社)[1]と提携し、同社は「ペットスクエア」や「ペットプラス」「アテナ動物病院」「ビューティプラス」をペットシティ内やイオングループのショッピングセンター内・隣地で展開。

2008年10月にオープンした、埼玉県越谷市イオンレイクタウン内には「pecos(ペコス)」の名称で、犬猫のファッションや健康を考慮したハイブリッドな商品に特化した専門店を出店。なお、2013年12月にはイオンモール幕張新都心のペットモール 1~2Fに「pecos幕張新都心店」を出店。こちらは、本格的なペットホテルやしつけ・トレーニング施設を備える総合的なペットショップとして展開している。

PECOSには、行政と協力した里親募集コーナーが常設されており、動物保護施設で殺処分されるのを待つ動物を引き取り、セカンドパートナー(新しい飼い主)を見つけるボランティア活動を行っている。この里親コーナーに関して、雑誌「AERA」(2008年12月8日号、朝日新聞社)が記事として取り上げるなど、大きな反響と関心を集めた。

2011年11月21日に、AHBインターナショナル株式会社より株式会社AHBが分社独立(吸収分割)し、「コンパニオンアニマル(犬猫関連)事業」を引き継ぐ。この事業の中核は、ペットプラスおよびキャットプラスにおけるペットの仕入・販売事業、ブリーダー支援、小動物の医学的研究(国際小動物医学研究所「Bio Plus」の運営)、「ペットプラス」等をで販売したペットや顧客のサポートを担う事業である。参考CA(コンパニオンアニマル)事業の分社化による新会社設立に関するお知らせ

2011年12月28日に、AHBインターナショナル株式会社とペットシティ株式会社の合併の発表がされる[2]

2012年2月21日に、AHBインターナショナルを吸収合併し、ペットシティ株式会社は「イオンペット株式会社」へ改称。これにより、国内最大規模のペット専門店企業が誕生した[3]。ペットシティ、ペットプラス、ペットスクエア、アテナ動物病院等は、順次「イオンペット」「イオン動物病院」等「イオン」を冠にした名称に改称されている(ただし、一部の複合型店舗(「イオンペット」・「ペットシティ」)内のペットショップ事業は、AHBインターナショナル株式会社(後のイオンペット)に移管されずに、株式会社AHBに移管され、ペットシティ(イオンペット)のテナントとして運営している)。

2012年05月24日に、株式会社AHBが「Bio Plus Pharmacy(バイオプラスファーマシー)」を設立。国内で初めてペット販売会社が動物用医薬品店舗販売を開始。

2012年9月1日より、関東および近畿圏で、ペットの葬儀の取り扱い(「イオンのペット葬」事業)を開始している。

2013年4月26日には、電子マネー「イオンペットWAON」の発行を開始した。基本条件などは通常の「WAONカード」と同じだが、16歳以上の方が対象で、裏面に記名された本人のみができる。イオンペット各店をはじめ、イオングループの店舗(イオンマックスバリュなど)やWAON取扱店(マクドナルドファミリーマートエディオンなど)でも利用でき、利用された収益の一部は災害時動物救援など、ペット社会貢献の為に活用される。なお、この「イオンペットWAON」は2014年3月より「イオンペットメンバーズカード」の機能も兼ねるようになった為、これまでのリライトタイプのポイントカードは同時期から順次取り扱いが終了となり、旧デザイン仕様を含むリライトタイプのポイントカードやすべて押印された紙のスタンプカードを所持している方は申し込むことで無料でカードを切り替えることが可能で、ポイントカードにたまっていたポイントもすべて「イオンペットWAON」へ移行される。また、WAONの所有者情報登録を済ませることで「イオンペットポイント」をWAONに交換できる新機能が付与される[4]

運営店舗[編集]

これまでペットシティで運営していた「ペットシティ」やAHBインターナショナルで運営していた「ペットプラス」・「アテナ動物病院」など、両社が運営していた店舗ブランドはイオンペットおよび株式会社AHBに改組後もそのまま継続されてきたが、新規店舗や改装した店舗において「イオンペット」・「イオン動物病院」といった「イオン」を冠したブランドの使用を開始し、既存の店舗や動物病院も一部を除いて順次変更された。なお、旧AHBインターナショナルが展開していたペットホテル「ペットインロイヤル」はブランド再編後も変更なく継続しており、2013年12月に新規オープンした「イオンペットpecos幕張新都心店」に併設されているペットホテルもこの店舗ブランドを用いる。

基本的には、総合ペットショップ事業、ペットグッズ仕入販売、ペットビューティ事業、動物病院事業、犬猫以外の小動物・魚類仕入販売事業を当社が運営し、犬猫の仕入販売事業のうち「ペットプラス」は、母体企業のAHBインターナショナルから分社した株式会社AHBが担っている(分社以降はテナント扱いである)。また、一部の店舗はペットグッズショップ以外の部門(生体販売、トリミング、ホテル、動物病院など)は、イオンペット以外の他社がテナントとして出店する場合もある。

主な店舗ブランド[編集]

  • 旧ペットシティが展開していたものは◆
  • 旧AHBインターナショナルが展開していたものは●
  • 総合ペットショップ
  • イオンペット
  • イオンペットPECOS
  • PETEMO
  • ペットシティ◆
  • ペットシティPECOS◆
  • ペットプラス●
  • ペット関連商品物販店
  • イオンペット
  • イオンペットPECOS
  • ペットシティ◆
  • ペットシティPECOS◆
  • ペットプラス●
  • 生体販売店
  • イオンペット
  • ペットシティ◆
  • ペットプラス●
(上記の犬猫生体(コンパニオン・アニマル)事業部分は、株式会社AHB等が運営。小動物は店舗によって運営会社が異なる)
  • 動物病院
  • イオン動物病院
  • ペットシティ動物病院◆
  • アテナ動物病院●
  • ペットトリミング
  • イオンペットビューティーサロン
  • ビューティプラス●
  • ペットホテル
  • イオンペットビューティーサロン
  • ビューティプラス●
  • ペットインロイヤル●
  • 一時預かり
  • ペットほいくえん トナリノ
  • しつけ教室
  • イオンペットしつけ教室

店舗数[編集]

2015年5月現在、日本国内に198店舗・海外2店舗の計199店舗を展開する。海外店舗は中国にて展開
なお、併設店舗に関しては便宜上、以下の略名を用いる
BS:イオンペットビューティサロン
BP:ビューティプラス
EH:イオン動物病院
AH:アテナ動物病院
PH:ペットシティ動物病院
TR:イオンペットしつけ教室
PR:ペットインロイヤル
TN:ペットほいくえん トナリノ

  • 北海道:6店舗
    • イオンペット5店舗(うち1店舗はBS・EH併設)
    • アテナ動物病院1ヶ所
  • 東北地方:13店舗(青森3、秋田1、岩手1、福島3、宮城5)
    • イオンペット12店舗(うち8店舗はBS併設)
    • ビューティプラス1店舗
  • 関東地方:82店舗(茨城6、栃木4、群馬2、埼玉18、千葉19、東京17、神奈川15)
    • イオンペット57店舗(うち14店舗はBS・EH併設、2店舗はBS・EH・TR併設、1店舗はBS・EH・TN併設、2店舗はEH併設、1店舗はBS・TN併設、1店舗はBS・TR、34店舗はBS併設)
    • イオンペットpecos1店舗(BS・EH・TR・PR併設)
    • ペットシティ2店舗(うち1店舗はPH併設)
    • ペットシティPECOS1店舗(BS併設)
    • ペットプラス3店舗(うち2店舗はBP・AH併設、1店舗はBP併設)
    • イオンペットビューティーサロン5店舗(うち1店舗はEH・TN併設、2店舗はTN併設、1店舗はEH併設、1店舗はホテル・一時預かり専門店)
    • ビューティープラス9店舗(うち1店舗はEH併設、3店舗はAH併設)
    • ペットインロイヤル1店舗
    • エステカーサ1店舗
    • アテナ動物病院1ヶ所
  • 中部地方:42店舗(新潟3、石川2、福井1、山梨2、長野2、静岡6、岐阜4、愛知16、三重6)
    • イオンペット38店舗(うち7店舗はBS・EH併設、30店舗はBS併設)
    • ペットプラス3店舗(うち1店舗はBP・AH・TR併設、2店舗はBP・AH併設)
    • ペッツワン1店舗
  • 近畿地方:31店舗(京都4、兵庫9、大阪13、奈良4、滋賀1)
    • イオンペット26店舗(うち5店舗はBS・EH併設、18店舗はBS併設)
    • ペットプラス1店舗(BP・AH併設)
    • ビューティプラス4店舗
  • 中国地方:6店舗(鳥取1、岡山1、広島3、山口1)
    • イオンペット5店舗(うち4店舗はBS併設)
    • イオンペットPECOS1店舗(BS・EH併設)
  • 四国地方:3店舗(香川2、愛媛1)
    • イオンペット3店舗
  • 九州地方:15店舗(福岡10、熊本2、宮崎2、鹿児島1)
    • イオンペット13店舗(うち3店舗はBS・EH併設、9店舗はBS併設)
    • イオンペットPECOS1店舗(BS・EH併設)
    • ビューティプラス1店舗
  • 海外:2店舗
    • イオンペット1店舗(BS併設)
    • ペットシティ1店舗(ペットシティトリミングルーム併設)

注釈[編集]

  1. ^ AHBインターナショナル社のルーツは、1994年4月に現在イオンペット社長の小川明宏氏が設立した「ペプコジャパン株式会社」である。第一号店は「ペットプラス名古屋南陽店」で、イオン系のショッピングセンターを中心に店舗を増やし、2002年1月「株式会社ワンダフル(ペットホテル、ペットビューティー)」を設立。2005年9月社名を「ペプコジャパンホールディングス」に改称。その際、事業子会社として「株式会社ペットプラス(ペットショップ)」を設立。2006年12月にペプコジャパンホールディングスが、株式会社が「株式会社ブイエスシー(動物病院)」と経営統合し、「AHBインターナショナル」に改称。なお、AHBとは、Animal Human Bond(アニマル・ヒューマン・ボンド)の略で「動物と人間の共生」という意味である。(参考サイト[1][2]
  2. ^ AHBインターナショナル株式会社とペットシティ株式会社との合併について
  3. ^ イオンペット株式会社誕生のお知らせ (PDF) - イオンペット株式会社 ニュースリリース 2012年2月21日
  4. ^ イオンペットメンバーのお客さまへ大切なお知らせ - イオンペット株式会社 2014年3月9日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]