幸楽苑
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幸楽苑本社 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社 |
市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒963-0724[広報 1] 福島県郡山市田村町上行合字北川田2-1[広報 1] |
設立 | 1970年(昭和45年)11月11日[広報 1] |
業種 | 小売業 |
事業内容 |
グループの経営管理 フランチャイズ展開 |
代表者 | 新井田傳(代表取締役社長)[広報 1] |
資本金 |
29億4,937万9千円 (2016年3月31日現在)[広報 1] |
発行済株式総数 |
1,671万4,541株 (2016年3月31日現在) |
売上高 |
連結:385億7692万4000円 単体:139億8900万円 (2018年3月期) |
営業利益 |
連結:△7211万5000円 単体:8400万円 (2018年3月期) |
純利益 |
連結:△32億2531万3000円 単体:△5億8500万円 (2018年3月期) |
純資産 |
連結:38億667万1000円 単体:71億8000万円 (2018年3月31日現在) |
総資産 |
連結:180億449万5000円 単体:177億8700万円 (2018年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:1,190名 単体:161名 (2016年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 新日本有限責任監査法人[広報 1] |
主要株主 |
株式会社ニイダホールディングス 24.93% 日東富士製粉株式会社 2.66% 株式会社東邦銀行 2.40% アサヒビール株式会社 2.01% 株式会社大東銀行 1.59% サッポロビール株式会社 1.07% アリアケジャパン株式会社 0.93% |
主要子会社 |
株式会社幸楽苑 100% 株式会社デン・ホケン 100% 株式会社スクリーン 100% KOURAKUEN(THAILAND)CO.,LTD. 49.0% |
関係する人物 | 新井田司(創業者) |
外部リンク | https://hd.kourakuen.co.jp/ |
特記事項:2015年(平成27年)7月1日に持株会社体制に移行し、直営飲食事業を会社分割により子会社に承継[1]。 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒963-0725 福島県郡山市田村町金屋字川久保1-1 |
設立 |
2015年(平成27年)5月15日 (株式会社幸楽苑分割準備会社)[1] |
業種 | 小売業 |
事業内容 | ラーメン店等の直営 |
代表者 | 新井田傳(代表取締役社長) |
資本金 | 1,000万円 |
売上高 |
281億7,704万9千円 (2016年3月期) |
経常利益 |
1億9,189万2千円 (2016年3月期) |
純利益 |
9,148万5千円 (2016年3月期) |
純資産 |
1,890万6千円 (2016年3月31日現在) |
総資産 |
41億4,734万1千円 (2016年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社幸楽苑ホールディングス 100% |
外部リンク | http://www.kourakuen.co.jp/ |
株式会社幸楽苑(こうらくえん)は、福島県郡山市に本部を置くラーメンチェーン経営企業である。 2003年(平成15年)に東京証券取引所第一部に上場し[広報 2]、 2015年(平成27年)7月1日に持株会社体制に移行して直営飲食事業を会社分割により子会社に承継し[1]、株式会社幸楽苑ホールディングスが上場している[広報 1]。
ラーメン店チェーン店大手の一つである[2]。
目次
概要[編集]
福島県で創業し、東北及び関東地方にドミナント戦略を展開した[2]。
かつては好調であったが最近は低迷しており、特に2014年(平成27年)3月期に全体の約四分の一の128店、2015年(平成27年)3月期には34店舗を閉鎖したものの、94店舗が赤字店となるなど業績不振となったため、2015年(平成27年)5月末時点でに501店舗へ減少するなど赤字店舗が相次いでいる[2]。そのため、2018年(平成30年)3月期において、金融機関と締結した財務制限条項に抵触したため、「継続企業に関する重要事象」が記載されることになった[3]。
2015年(平成27年)5月26日に290円(税別)の中華そばの販売を終了し、520円(税別)の新商品「醤油らーめん司」に切り替えた[2]。
この発表は、幸楽苑が高価格路線を目指して大きな賭に出たと話題を呼んだ。[4]
2011年(平成23年)9月にタイ現地法人「幸楽苑タイランド」を設立し[5]、2012年(平成24年)に タイ1号店としてバンコクに「エカマイ店」を開店して海外に初出店した[広報 3]。 しかし、売上が伸び悩んだことから2016年(平成28年)3月31日にタイ現地法人「幸楽苑タイランド」を解散することを決定し[5]、同年6月16日にタイ現地の食品製造会社「タイ・プレジデント・フーズ」をとフランチャイズ契約を締結して同社に2店舗の運営を継承することになった[6]。
長きに渡りラーメンチェーン店を主に展開してたが、2017年にペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を結びペッパーが展開する、いきなり!ステーキのフランチャイズ展開を行うことになった。今後は幸楽苑の一部店舗を閉店し、いきなり!ステーキへ転換を進める予定。
沿革[編集]
- 1954年(昭和29年)9月23日[広報 1] - 創業者・新井田司(現在の代表取締役社長新井田傳の実父)が福島県会津若松市に「味よし食堂」を開店[広報 4]
- 1967年(昭和42年) - 「味よし食堂」を「幸楽苑」に店名変更[広報 4]
- 1970年(昭和45年)
- 1975年(昭和50年)
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年) - 製麺工場を郡山市に移転[広報 6]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年) - 関東地方1号店として栃木県宇都宮市に「西川田店」を開店[広報 6]。
- 1988年(昭和63年) - 東京都1号店として港区に「赤坂店」を開店[広報 6]。
- 1989年(平成元年) - 新潟県1号店として新発田市に「新発田店」を開店[広報 6]。
- 1991年(平成3年) - 山形県1号店として米沢市に「米沢店」を開店[広報 7]。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年) - 中華料理店「チーファン」を郡山市に出店[要出典]
- 2001年
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 10月27日 - 株式会社ペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を締結[8]。
- 11月 - いきなり!ステーキFC 1号店として福島市に「福島太平寺店」を開店。
出店地域[編集]
現在[編集]
過去[編集]
一度進出したが、赤字店舗が続出したことで撤退した地域
メニュー[編集]
- 季節メニューとして夏に、冷し中華や和風つけめん等がある。
- 「半ちゃんラーメン」は「幸楽苑」の商標登録(商標登録第1523776号)である。ただし、その由来は麻雀の半荘(はんちゃん)で[広報 9]、半量のチャーハンに由来するわけではない。また、商標登録の指定商品は「中華そばのめん」、「即席中華そばのめん」とされており、チャーハンとラーメンのセットには商標権は及ばない。
- 最もベーシックなメニューであった「中華そば」の価格は2006年5月以降に390円(税別)から、290円(税別)に値下げ。これは、さらなる集客効果を図るとともに、ほかのサイドメニューを購入しやすくして客単価を引き上げ、利益率を改善させるのが主な目的であった。
- 2015年(平成27年)5月26日に主力商品であった中華そば(税別290円)を販売終了し、新商品「醤油らーめん司」(税別520円)に切り替え
今は極上中華そばになっている[2]。
その他[編集]
- ラーメン業において、かつては福島県内と一部地域では「会津っぽ」、それ以外では「幸楽苑」という名称で展開していたが、のち幸楽苑に統一されている(それ以前は、福島県内でも「会津っぽ」と「幸楽苑」が混在していたこともあった)[要出典]。
- かつてはラーメン業以外に、「とんかつ伝八」と言う名のとんかつ店を展開していた。[要出典]。[注釈 3]
- 2006年に中華そばを値下げした際、来客数と売上は伸びたが、原価率の高い中華そばを注文する客が60%になり、顧客単価が下がったことで業績が悪化し、当時の社長は責任を取って退任した[9]。この状況で再就任した次の社長は対応策として、新メニューの追加やセットメニューの割引率を抑制するなどの「メニューの見直し・変更」や、店の薦めるメニューを上に配置して290円の中華そばが目立たないようにする「メニューの“見せ方”の変更」を行なった[10]。その効果が出て、中華そばの注文率は20%台まで下がり客単価の向上を果たしたことで、業績回復に成功した[10]。
- 2009年5月1日、パッケージライセンス契約をハンバーグレストランチェーンの株式会社フライングガーデンと締結し、2010年1月18日に、福島県第一号店として、「フライングガーデン安積店」がオープン。以前のこの店舗は、和風厨房伝八安積店であったが、昨年12月初旬に閉店後、改装[要出典]。
- 2014年4月、サンヨー食品からカップ麺「サッポロ一番 幸楽苑シリーズ」(極旨醤油らーめん・味噌らーめん・塩らーめん)が期間限定で全国発売された[注釈 4]。
- 毎年8月21日には「福島県民の日」のイベントとして、当日に幸楽苑で食事をした人全員にギョーザ無料券の配布を行っている。なお、このイベントは福島県内の店舗のみで実施されており、2014年から毎年開催されている[11]。
- 2018年11月15日から25日までの間、1997年(平成9)年当時の「幸楽苑」「会津っぽ」とは別業態の「㐂伝(きでん)」(「㐂」は「喜」の草書体で、七3つで構成する「森」「轟」と同型の文字。)という屋号で、絞り込んだメニューを提供する店舗を出店したいたのを記念して「㐂伝(きでん)らーめん」を限定復活させた。[12]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 既存店である「会津っぽ」、「㐂伝きでん(「㐂」は「喜」の草書体で、七3つで構成する「森」「轟」と同型の文字。)」は順次「幸楽苑」に転換された、中華そばを税込価格410円(店内外の目立つ表示は税別390円)で販売
- ^ 国税庁は総額表示の「具体的な表示例」として下記のように説明している。
例えば、次に掲げるような表示が「総額表示」に該当します。
・10,290円
・10,290円(税込)
・10,290円(税抜9,800円)
・10,290円(うち消費税等490円)
・10,290円(税抜9,800円、消費税等490円) [ポイント]
支払総額である「10,290円」さえ表示されていればよく、「消費税額」や「税抜価格」が表示されていても構いません[7]。 - ^ 現在は、すべての店舗がいきなり!ステーキに転換している。
- ^ その後、2015年4月に豚骨こってりらーめんが発売されたのに伴い、極旨醤油らーめんと味噌らーめんがリニューアル扱いで再発売された[要出典]。
出典[編集]
- ^ a b c d e f “幸楽苑が持株会社化 7月 運営部門分割し子会社に”. 福島民報 (福島民報). (2015年5月9日)
- ^ a b c d e f g “幸楽苑が看板商品終了 次は赤字店に「メス」”. 週刊東洋経済 2015年6月20日号 (東洋経済新報社). (2015年6月15日)
- ^ データを読む 上場企業 2018年3月期決算 「継続企業に関する重要事象」の初記載は、サノヤスHD・幸楽苑HDなど8社東京商工リサーチ 2018年5月21日
- ^ 幸楽苑「290円ラーメン」販売中止の衝撃 高単価路線への転換で大勝負へ 東洋経済オンライン 2014年11月29日
- ^ a b c d “幸楽苑、タイから撤退 戦略再構築、海外進出引き続き挑戦”. 福島民友新聞 (福島民友新聞社). (2016年4月1日)
- ^ a b “「幸楽苑」タイ2店舗は継続 現地企業とフランチャイズ契約”. 福島民友新聞 (福島民友新聞社). (2016年6月17日)
- ^ No.6902「総額表示」の義務付け〔平成22年4月1日現在法令等〕 - 国税庁
- ^ ”幸楽苑、いきなり!ステーキとFC契約 福島に12月・1号店”. 福島民友新聞 (福島民友新聞社). (2017年10月28日)
- ^ 売行好調なのに業績が悪化するその訳とは?〔1〕 - All About 2007年6月28日
- ^ a b 売行好調なのに業績が悪化するその訳とは?〔2〕 - All About 2007年6月28日
- ^ 幸楽苑がギョーザ無料券を配布 21日の「福島県民の日」に 福島民報 みんゆうNET 2017年8月18日(2017年8月29日閲覧)
- ^ “幸楽苑、「㐂伝(きでん)らーめん」復活 期間、数量限定で販売” (日本語). 福島民友新聞社 2018年11月30日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]
- ^ a b c d e f g h i j “幸楽苑 会社概要”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “幸楽苑 沿革・社史 2000年代”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “幸楽苑 沿革・社史 2000年代”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b “幸楽苑 沿革・社史 1960年代”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b c d “幸楽苑 沿革・社史 1970年代”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “幸楽苑 沿革・社史 1980年代”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g “幸楽苑 沿革・社史 1990年代”. 幸楽苑. 2017年3月14日閲覧。
- ^ 株式会社フライングガーデンとのパッケージ・ライセンス契約締結に関するお知らせ 株式会社幸楽苑・プレスリリース2009年5月1日
- ^ FAQ & お問い合わせ:幸楽苑について 「幸楽苑」
関連企業[編集]
- ニイダ麺販 - 1988年に幸楽苑の生麺、冷凍生餃子の販売会社として新井田武男が創業。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 幸楽苑
- 幸楽苑 - Facebook
- 幸楽苑 公式アカウント (@kourakuen_pr) - Twitter
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