Kドリームス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
株式会社ケイドリームス
KDreams Co.,Ltd.
種類 株式会社
略称 Kドリームス
本社所在地 101-0047
東京都千代田区内神田1-18-13
設立 2009年(平成21年)6月29日
事業内容 公営競技の投票券発売と関連業務
代表者 代表取締役 木村美樹
資本金 2億8500万円
主要株主 楽天株式会社100%
外部リンク http://kdreams.jp/
テンプレートを表示

Kドリームス(ケイドリームス)は、株式会社ケイドリームスによる車券を販売するウェブサイトである。「Kドリ」と略されることもある。

車券販売サービスの運営主体は重勝式勝者投票用電子決済投票システム運営協議会(株式会社ケイドリームスおよび車券を発売する自治体・事業組合による団体)である[1][2]。なお株式会社ケイドリームスは2014年9月楽天が全株式を取得し完全子会社化した[3]

販売方法[編集]

車券の販売はパソコン携帯電話からインターネット経由で行われ、競輪場内での販売は行わない。また事前に会員登録が必要である[4]

車券を購入するには、前もって車券購入専用の電子マネー・DERUCA(デルカ)への入金が必要である。入金は銀行振り込み(楽天銀行ジャパンネット銀行都市銀行地方銀行などのその他金融機関)、ゆうちょ銀行振り込み、コンビニ入金(ファミリーマートサークルKサンクスなど)、クレジットカードJCBオリコカード)と複数の手段がある。なお、Kドリームス購入の取り扱いサービスを行っているところは以下のとおりである[5]

Gamboo[編集]

取り扱いサービスのうち、日本トーター運営の『Gamboo』(ギャンブー)は独自のサービスを進めており、一部の競輪場競輪場外車券売場にインターネット用の投票センター(GambooBETターミナル[6])を設置して現地での現金投票を可能にしている。

また、オートレースの通常車券を2013年4月25日の開催よりGambooのウェブサイトにおいて取り扱いを開始する[7]

販売する車券の種類[編集]

BIG DREAM(ビッグドリーム)
1日のうち最終競走から数えて連続する4競走における1着と2着の組み合わせを予想する「四重勝車番二連勝複式」。発売は1口200円単位。買い目はコンピューターが無作為に選ぶが、コンピュータが提示した買い目を変更する(シャッフル)ことができる。シャッフルした場合は買い目がすべて変更され、一部を残してシャッフルすることはできない。また、前の買い目の方がよかったからといって一度シャッフルした買い目に戻ることはできない。投票とシャッフルの合計回数は全競輪場をあわせて1日300回までに制限されており、これを超えると当日は投票もシャッフルもできない。シャッフルを続けて最終的に買わないのも自由で、必ず買わなくてはならぬわけではない。キャリーオーバー(繰越)制を採用しており、的中者がいなかった場合は次開催日に繰り越される。払戻金の上限額は12億円[8]
K-5(ケイファイブ)
1日のうち最終競走から数えて連続する5競走の勝者を予想する「五重勝単勝式」。発売は1口100円単位。買い目は自分で指定する。キャリーオーバー制を採用しており、的中者がいなかった場合は次開催日に繰り越される。払戻金の上限額は6億円。
K-3(ケイスリー)
1日のうち最終競走から数えて連続する3競走の勝者を予想する「三重勝単勝式」。発売は1口100円単位。買い目は自分で指定する。キャリーオーバー制は採用しておらず、的中者なしの場合は購入金額の70%にあたる1口100円につき70円を全投票者に払い戻す(投票券の特払と同じ)。
K-3two(ケイスリーツー)
1日のうち最終競走から数えて連続する3競走の1着と2着を着順通りに予想する「三重勝二連勝単式」。発売は1口100円単位。買い目は自分で指定する。キャリーオーバー制を採用しており、的中者がいなかった場合は次開催日に繰り越される。払戻金の上限額は6億円。現在は名古屋競輪場大垣競輪場のみの発売で2012年4月26日から発売開始[9]

いずれの投票券も、発売は開催日の前夜(昼間開催は19:00から、ナイター開催は22:00から。競輪場により多少異なる場合がある)から最初に発走する対象競走の発走5分前まで発売。

なお、2012年4月以降は重勝式統一発売のDokanto!4two(四重勝車番二連勝複式)を発売するため、グレードレース開催時のBIG DREAMの発売はなし。また、立川は重勝式統一発売をする施行者のため、立川では2012年3月をもってBIG DREAM は終了となった。

発売する競輪場[編集]

西武園と大宮はともに埼玉県主催のため、キャリーオーバー共有方式での発売となる。

BIG DREAMの的中配当実績[編集]

1千万円以上を記述

  • 2009年3月11日 四日市競輪場 25,647,900円
  • 2009年3月31日 名古屋競輪場 16,900,940円
  • 2009年4月28日 一宮競輪場 15,709,200円
  • 2009年5月27日 立川競輪場 76,934,700円
  • 2009年6月16日 岐阜競輪場 13,324,800円
  • 2010年5月29日 函館競輪場 159,787,340円(当時の公営競技史上最高の配当)
  • 2010年12月23日 四日市競輪場 31,876,940円
  • 2011年1月21日 一宮競輪場 23,095,640円
  • 2011年7月4日 名古屋競輪場 43,983,740円
  • 2011年9月24日 立川競輪場 32,869,940円
  • 2012年2月9日 岐阜競輪場 26,266,340円
  • 2012年5月6日 京王閣競輪場 25,093,340円
  • 2012年5月11日 西武園競輪場 31,987,500円
  • 2012年5月17日 函館競輪場 22,293,600円
  • 2013年4月12日 取手競輪場 13,209,000円
  • 2014年7月7日 富山競輪場 10,353,300円

通常車券発売[編集]

2011年12月5日の開催より通常の7賭式車券もKドリームスを通して購入できるようになり、2015年8月から広島競輪場が最後発となる形で全場の通常車券を発売するようになった。ただし通常車券の発売締切時間は発走時刻の7分前なので注意が必要である[11]

なお通常車券については立川市立川競輪場)が管理施行者扱いとなっている[12]

発売終了時における取り扱いについて[編集]

一宮競輪場については2008年7月2日より発売が開始されたが、2014年3月16日に本場開催廃止となったため、重勝式については最終開催が終了した時点でキャリーオーバーが発生していた場合には全額を主催者の収益とするが、最終開催日において全レース的中者がいない賭式が出た場合は一つのレースを外した目の購入者全員を繰り上げ的中とする特別措置が実施されることになった。なお、この措置は自転車競技法施行規則第22条の2に基づくもので、チャリロトで廃止された「チャリロト・リターン」のケースと同じ準拠である。

これにより的中者の出なかったBIG DREAMの残額1万7250円、K-5の残額2万4750円が、一宮市の収入となった[13]

脚注[編集]

  1. ^ 2013年3月31日まではサミーネットワークスも加入の上で同社とは別サイトの「競輪TOWN」で同様のサービスを行っていたが、同年4月1日より株式会社ケイドリームスに事業譲渡した上で協議会および運営から撤退した。なお、引き続き重勝式・通常車券ともに新しくなった競輪TOWNホームページより購入は可能である。
  2. ^ 【重要】競輪タウンの運営会社変更のお知らせ - 株式会社サミーネットワークス(2013年3月1日)
  3. ^ 楽天、ケイドリームスを完全子会社化 - 楽天株式会社・2014年9月3日
  4. ^ 払戻金を入金する銀行口座が必要である。なお、楽天銀行・ジャパンネット銀行の口座を指定する場合はインターネット上で会員登録が完結する。
  5. ^ 購入の取り扱いサービスを行っているところへの会員登録は4つとも独自で募集をしているため、それぞれのホームページ上で行う必要がある。(運営会社が同じKドリームスと競輪TOWNでも会員登録は別々である)
  6. ^ GambooBETターミナル
  7. ^ 4/25、GambooBETオートレース発売開始! - Gamboo・2013年4月5日
  8. ^ 上限12億円は200円単位での発売によるもので、他方式における100円単位で上限6億円の投票券と事実上同額である。
  9. ^ 【名古屋競輪】ケイドリームスで重勝式の新賭式「K3TWO」(ケイスリーツー)発売を開始! - KEIRIN.JP(2012年4月23日)
  10. ^ KEIRIN.JPのリリースより
  11. ^ 重勝式の発売締切時間は発走時刻の5分前である。
  12. ^ 函館競輪場事業概要・平成26年度 15p (PDF) - 函館市競輪事業部
  13. ^ 一宮競輪本場開催事業の廃止に伴う重勝式車券の発売終了について

関連項目[編集]

外部リンク[編集]