メガネスーパー
種類 | 株式会社 | ||
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市場情報 |
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本社所在地 | ![]() 〒108-0023 東京都港区芝浦四丁目17番3号 芝浦NAビル3階 |
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設立 | 2017年11月1日 | ||
業種 | 小売業 | ||
法人番号 | 8010401134850 | ||
事業内容 | 持株会社 | ||
代表者 | 代表取締役社長 星崎尚彦 | ||
決算期 | 4月30日 | ||
主要子会社 | 株式会社メガネスーパー 株式会社関西アイケアプラットフォーム |
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外部リンク | www.visionaryholdings.co.jp |
![]() メガネスーパー本社
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種類 | 株式会社 | ||
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市場情報 |
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本社所在地 | ![]() 〒250-8533 神奈川県小田原市本町4丁目2番地39号 |
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設立 | 1980年9月26日 | ||
業種 | 小売業 | ||
法人番号 | 3021001032820 | ||
事業内容 | メガネ・コンタクトレンズの販売など | ||
代表者 | 代表取締役社長星崎尚彦 | ||
資本金 | 1億円(2018年1月15日現在)[1] | ||
売上高 | 連結178億9205万5千円 (2017年4月期) |
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純資産 | 連結4億2,086万2千円 (2017年4月30日現在) |
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総資産 | 連結133億9,678万円 (2017年4月30日現在) |
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決算期 | 4月30日 | ||
主要株主 | (株)ビジョナリーホールディングス 100%[2] | ||
外部リンク | www.meganesuper.co.jp |

株式会社メガネスーパーは、神奈川県小田原市に本社をおくメガネ、コンタクトレンズなどの販売を行う全国チェーン店の業界大手企業である。
目次
概要[編集]
1973年に前身となる有限会社ニュー湘南眼鏡として小田原市で、また1976年に埼玉県さいたま市[注 1]で有限会社メガネスーパーをそれぞれ創業[注 2]。1980年にニュー湘南眼鏡を存続会社として株式会社メガネスーパーと改組。
以来、全国主要都市にメガネ・コンタクトレンズを中心に、補聴器、化粧品、健康食品、プチシルマなどの販売チェーン店を展開する他している。このほか、低価格帯に抑えた若者向けの眼鏡店舗Hatch[3]・眼鏡専科を運営していたが、メガネスーパーの経営不振と、価格競争路線からの転換に伴い、閉店や通常業態への変更が行われた。
メガネスーパーのイメージペットキャラクターは、フクロウの「フクタン」とその妹の「フクリン」。
Zoff・JINS等の低価格販売店の台頭により業績が低迷し、2011 - 2013年の3期連続で債務超過に陥った[4][5]。2012年に創業家出身の役員が退き、アドバンテッジ パートナーズを中心とする投資ファンド主導による経営再建を計っている。2014年9月には累積損失の減少を目的に減資を行った結果、資本金が1,000万円となり、法制上「中小企業」となった[6]。(その後の新株予約権行使による株式の増加により、「中小企業」の基準である1億円を上回った)
2015年7月23日、東証は同日メガネスーパーが提出した有価証券報告書において最近4事業年度において、営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フロー額が負であること及び、同年4月末に債務超過の状態であることが確認されたため、同社は上場廃止に係る猶予期間に入ると発表した[7][8][9]。
こうした経営不振を踏まえ、価格競争路線から脱し、検眼やフィッティング、アフターサービスなどを充実させた「アイケアカンパニー」路線に転換して低価格店との差別化を図った結果、2016年4月期には9期ぶりに営業利益が黒字に転じた。営業活動によるキャッシュ・フローも正となり債務超過も解消されたため、上場廃止猶予期間は解除された。
2015年10月現在、秋田県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、山口県・香川県を除く中国・四国地方全県には店舗がない。香川県はかつて出店していたが撤退し、2015年10月に再出店している。また北海道は小樽市の1店舗のみである。
2017年1月に富山県を営業基盤とするメガネハウスを子会社化し、同年6月に大阪府を営業基盤とし、かつ経営危機に陥っていたシミズメガネ(後のファイブ・ミッションズ)の事業を譲受する受け皿会社として関西アイケアプラットフォームを設立し、関西アイケアプラットフォームは同年8月にシミズメガネから全事業を譲受[10][11]。同年11月1日に株式移転により設立された株式会社ビジョナリーホールディングスの完全子会社となった。これに伴い、メガネスーパーは同年10月27日付で上場廃止となり[2]、11月1日付でビジョナリーホールディングスが上場した。
会社の現況(特記なきものは2017年4月30日現在)[編集]
株式の状況[編集]
- 発行可能普通株式総数 - 350,000,000株
- 普通株 - 350,000,000株
- A種優先株 - 800株
- B種優先株 - 1株
- C種優先株 - 1,000株
- A種劣後株 - 110,000,000株
- B種劣後株 - 100,000,000株
- 発行済普通株式総数 - 158,931,034株
- 普通株 - 158,931,034株
- 自己株式 - 103,500株
- A種優先株 - 800株
- B種優先株 - 1株
- C種優先株 - 320株
- A種劣後株 - 30,318,181株
- B種劣後株 - 56,603株
- 株主数- 42,781名
大株主の状況[編集]
株主名 | 普通持株数 (千株) |
A種劣後株持株数 (千株) |
持株比率(%) | |||
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日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口) |
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眼鏡・補聴器革新株式会社 |
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投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズIV号 |
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AP Cayman Partners II, L.P. |
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Japan Ireland Investment Partners |
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日本証券金融株式会社 |
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楽天証券株式会社 |
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松井証券株式会社 |
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フォーティーツー投資組合 |
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GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL |
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使用人数[編集]
従業員数(連結) | 従業員数(単体) | ||
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- ()内は、外書きで、準社員数・嘱託社員・パート社員数を示している。
- パートについては、1日の労働時間を8時間に換算した員数である
主要な借入先(2015年4月30日現在)[編集]
借入先 | 残高(百万円) | |
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株式会社みずほ銀行 |
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株式会社三井住友銀行 |
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株式会社三菱東京UFJ銀行 |
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株式会社商工組合中央金庫 |
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株式会社りそな銀行 |
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三菱UFJ信託銀行株式会社 |
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株式会社十六銀行 |
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三井住友信託銀行株式会社 |
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株式会社AP22 |
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株式会社山口銀行 |
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株式会社京葉銀行 |
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株式会社静岡銀行 |
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株式会社第四銀行 |
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CM[編集]
提供番組[編集]
- 過去
- みのもんたの朝ズバッ!(TBS 関東ローカル:月・金曜)
- オールナイトニッポン(ニッポン放送・NRN系列)
- クイズ!地球まるかじり(テレビ東京系列)
- はなまるマーケット(TBS系列)
- スッキリ!!(日本テレビ系列・隔週)
- 午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ系列)
- YAWARA!(読売テレビ制作・日本テレビ系列)
など
基本的にはスポットCM中心。
スポーツ事業[編集]
- かつてプロレスと深いかかわりをもっていた時期がある。自ら団体SWSを主宰していた他、第2次UWFの大会スポンサーとなる等。
- 創業者は、SWSを「金権プロレス」と批判した週刊プロレス編集長・ターザン山本に対し、バッシングを行わないことと引き替えに「税金のかからない形」で月50万円を一年間にわたって支払っていた。
- その後長らく格闘技とは関わりを断っていたが2015年の天龍源一郎引退興行でリングスポンサーに広告を出した。
- また、創業者夫妻は競走馬の馬主としても知られている。代表的な所有馬に2012年のエリザベス女王杯(GI)で優勝したレインボーダリアがいる。他の著名な所有馬には1994年のきさらぎ賞(GIII)で優勝したサムソンビッグがいる。しかし同馬はその後皐月賞17着・東京優駿(日本ダービー)18着・菊花賞15着と振るわず、「準・裏三冠馬」という不名誉な通り名で呼ばれることもあったが、実は1994年の牡馬三冠に全て出走したのは三冠馬ナリタブライアンを除けばこの馬だけである。
- 現在はプロ野球の横浜ベイスターズ[要出典][注 3]、レーサー・長島正興に協賛している。
- かつて、バイクレーサーの阿部典史のスポンサーをしていた。現在もTEAM NORICK JRのスポンサーをしている。
- 2006年から2016年まで、箱根駅伝の小田原中継所(往路)が本社前に移転し行われていた。
脚注[編集]
注[編集]
- ^ 創業当時は合併以前で大宮市であった。
- ^ 会社としてはニュー湘南眼鏡の創業を会社の創業年度としている。
- ^ 当該法人は、横浜スタジアムへ広告を掲出し、年間席を購入しているが、横浜ベイスターズへのスポンサードは行っていない。横浜ベイスターズのスポンサーとしては、株主構成4社(東京放送ホールディングス、フジテレビジョン、BS-TBS、アール・エフ・ラジオ日本)、ベイスターズ横浜会のほか、ユニホーム・スポンサーとして2008年度はノジマ、リスト、マイナビの3社が挙げられる。
出典[編集]
- ^ 連結子会社の減資に関するお知らせビジョナリーホールディングス 2017年12月11日
- ^ a b 株式会社ビジョナリーホールディングス11月1日設立 ~同業との提携・買収による事業規模拡大とウェアラブル端末事業の推進による持続的な成長と収益力の増強へ~ビジョナリーホールディングス 2017年11月1日
- ^ 旧法人ハッチにて運営。2008年8月1日付で100%子会社株式会社ハッチを吸収合併した(100%子会社との吸収合併に関するお知らせ (PDF) )。
- ^ 大証、メガネスーパーを「債務超過」の猶予期間入り銘柄に指定(Business newsline, 2011年7月27日)
- ^ 上場廃止に係る猶予期間入り -(株)メガネスーパー-(東京証券取引所、2013年7月31日)
- ^ 資本金及び準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ(2014年6月24日)
- ^ “上場廃止に係る猶予期間入り -(株)メガネスーパー-”. 株式会社東京証券取引所 上場部 上場手続グループ. (2015年7月23日) 2015年7月24日閲覧。
- ^ “東証、メガネスーパの上場廃止の猶予期間入りを発表”. 日本経済新聞. (2015年7月23日) 2015年7月24日閲覧。
- ^ “メガネスーパー、上場廃止の危機 債務超過転落、市場を欺き続けた4年の代償”. ビジネスジャーナル. (2015年7月21日) 2015年7月24日閲覧。
- ^ (経過報告)当社子会社(㈱関西アイケアプラットフォーム)による事業譲受に関するお知らせ メガネスーパー 2017年8月3日
- ^ 倒産・動向速報記事 株式会社ファイブ・ミッションズ(旧商号:シミズメガネ)帝国データバンク 2017年12月13日
関連項目[編集]
類似形態の眼鏡量販店[編集]
- (メガネの)パリミキ・メガネの三城 - 株式会社三城ホールディングス
- 眼鏡市場 - メガネトップグループ
- GLASSISM - 株式会社オプティ
- Zoff - 株式会社インターメスティック
- OWNDAYS - 株式会社オンデーズ
- メガネのドクターアイズ-Dr.eye's
外部リンク[編集]
- 株式会社ビジョナリーホールディングス
- 株式会社メガネスーパー
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- メガネスーパー - Google+
- メガネスーパー通販サイト
- Hatch(ハッチ)
- PUZZLE(パズル)
- b.g.