サンマルクホールディングス
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![]() 本社社屋 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | サンマルクHD |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
設立 |
1991年7月19日 (株式会社デコール) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 4260001004499 |
事業内容 | フランチャイズチェーンシステムを含むレストラン等の事業を行う子会社の経営管理等(持株会社) |
代表者 | 綱嶋耕二(代表取締役社長) |
資本金 |
17億3,117万7千円 (2020年3月31日時点) |
発行済株式総数 | 1,138万8,685株 |
売上高 |
連結:689億800万円 単独:94億3,400万円 (2020年3月期) |
営業利益 |
連結:41億6,100万円 単独:48億5,000万円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結:14億8,600万 単独:22億9,000万円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結:468億6,900万円 単独:315億7,500万円 (2020年3月31日時点) |
総資産 |
連結:574億3,400万円 単独:331億6,800万円 (2020年3月31日時点) |
従業員数 |
連結:848人、単独:100人 (2020年3月31日時点) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
片山直之 26.86% 日本トラスティ・サービス信託銀行 8.85% 日本マスタートラスト信託銀行 6.93% (2013年3月31日時点) |
主要子会社 |
サンマルクカフェ 100% サンマルク 100% 函館市場 100% バケット 100% 鎌倉パスタ 100% サンマルクチャイナ 100% |
関係する人物 | 片山直之(元社長) |
外部リンク | https://www.saint-marc-hd.com/hd/ |
株式会社サンマルクホールディングスは、岡山県に本社を置く持株会社。レストランを経営するサンマルクなどを子会社に持つ。2005年11月に、(旧)サンマルクが持株会社制へ移行するのに伴い、子会社のデコールを商号変更して持株会社とした。
サンマルクという名称は、古代東方教会で修道についての著作を残した修道士サンマルク(聖マルク)に由来する。
沿革[編集]
- 1991年7月 - インテリアコーディネイトおよび損害保険代理店業を目的として岡山県倉敷市に株式会社デコールを設立。
- 1998年2月 - インテリアコーディネイト業を廃業。
- 1999年3月 - 損害保険代理業を(旧)株式会社サンマルク(後のサンマルクカフェ)に譲渡。以降、休眠状態となる。
- 2005年11月 - (旧)サンマルクと株式交換契約を締結。同時に、株式会社サンマルクホールディングスに商号変更する。
- 2006年1月1日 - (旧)サンマルクと株式交換を実施し、同社を完全子会社化して持株会社となる。東京証券取引所市場第一部に上場。
- 2006年3月1日 - (旧)サンマルクが会社分割(吸収分割)を行い、株式会社サンマルクホールディングスが(旧)サンマルクの管理開発部門を承継。同時に、(旧)サンマルクは業態ごとに会社分割(人的新設分割)して株式会社サンマルクカフェに商号変更し、他に新設された(新)株式会社サンマルク・株式会社バケット・株式会社函館市場・株式会社鎌倉パスタの4社もそれぞれ株式会社サンマルクホールディングスの完全子会社となる。
- 2008年4月1日 - 会社分割を実施し、株式会社広東炒飯店を新設。
- 2008年7月1日 - 子会社・株式会社広東炒飯店が、株式会社サンマルクチャイナに商号変更。
子会社[編集]
- サンマルクカフェ(サンマルクから商号変更)
- 「サンマルクカフェ」(カフェ事業)、「パン工房サンマルク」(パン小売事業)の展開を行う会社。
- サンマルク
- 「ベーカリーレストラン・サンマルク」(レストラン事業)、「和食と甘味処みもざ」(和食・甘味店事業)の展開を行う会社。
- 函館市場
- 「すし処函館市場」(回転寿司事業)の展開を行う会社。
- 株式会社バケット
- 「ベーカリーレストラン・バケット」(レストラン事業)の展開を行う会社。
- 株式会社鎌倉パスタ
- 「生麺工房鎌倉パスタ」(パスタ店事業)の展開を行う会社。
- 株式会社サンマルクチャイナ
- 「広東炒飯店」「石焼ごはん倶楽部」「台湾小籠包」(以上、中華レストラン事業)の展開を行う会社。バケットより分離。設立により「あっぱれ讃岐」(うどん事業)の業務もサンマルクカフェより移管される。
サンマルクカフェ[編集]
大阪府枚方市役所前店 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
設立 |
1989年3月8日 (株式会社大元サンマルク) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5260001003038 |
事業内容 | サンマルクカフェ事業 |
代表者 | 下山能生(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
発行済株式総数 | 2,000株 |
純利益 | ▲2億7954万1000円(2020年03月31日時点)[1] |
総資産 | 204億2917万5000円(2020年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 205人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | サンマルクホールディングス 100% |
外部リンク | https://www.saint-marc-hd.com/saintmarccafe/ |
特記事項:1990年7月に株式会社サンマルク、2006年3月1日に現商号へ商号変更。 |
株式会社サンマルクカフェは、岡山県に本社を置くサンマルクホールディングス傘下のカフェ事業を行う会社である。「サンマルクカフェ」のブランドで展開している。かつてはパン小売事業も営んでおり、「パン工房サンマルク」[2] ブランドで展開していた。
沿革[編集]
サンマルク時代[編集]
- 1989年
- 3月 - 株式会社大元サンマルク(岡山県岡山市三浜町一丁目15番19号、レストラン経営を目的、資本金3百万円)を設立。
- 4月 - 岡山県岡山市に洋食レストラン「ベーカリーレストラン・サンマルク」の1号店(直営店)を開店(新谷製菓株式会社より引継)。
- 1990年7月 - 株式会社サンマルクに商号変更。
- 1991年
- 4月 - 本社を現在地に移転。
- 12月 - 株式会社倉敷サンマルクを吸収合併し「ベーカリーレストラン・サンマルク倉敷店」の営業を引継ぐ。
- 1994年4月 - 株式会社サンマルク(株式会社落柿舎販売として1977年に創業)を吸収合併。
- 1995年12月6日 - 株式を店頭公開。
- 1999年
- 2002年
- 2003年3月3日 - 東京証券取引所第1部へ指定変え。
- 2004年10月 - 岡山県岡山市にスパゲティ店「生麺工房鎌倉パスタ」の1号店を開店。
- 2005年
- 2006年1月1日 - サンマルクホールディングスと株式交換し、同社の完全子会社となる。
サンマルクカフェ時代[編集]
- 2006年3月 - (旧)株式会社サンマルクが、親会社のサンマルクホールディングスへ管理機能、店舗開発機能、業態・商品開発機能、教育機能等を吸収させる会社分割(吸収分割)と、サンマルクカフェ以外の事業を業態ごとに新設された(新)株式会社サンマルク・株式会社バケット・株式会社函館市場・株式会社鎌倉パスタの4社に承継させる会社分割(人的新設分割)を、それぞれ実施して、カフェ事業に特化。同時に株式会社サンマルクから株式会社サンマルクカフェへ商号変更。
サンマルクカフェ[編集]
サンマルクカフェが運営するベーカリーカフェ。
都市部とショッピングセンター内に主にビルイン出店し、セルフサービス型カフェでありながら、焼きたてパンを豊富に供給する形態を取る(例外的に、郊外では駐車場のある平屋で運営している店舗も存在する)。ベーカリーレストランと同様、キッズルームを完備している店舗もある。「チョコクロ」(板チョコを包んで焼き上げたクロワッサン)が代表商品。「チョコクロ」はサンマルクカフェの登録商標である。(商標登録番号4570899・4719533号)コーヒーの抽出機にはドトールコーヒー傘下のマグナ社のものを使用している。店内ではフレッツ・スポット、docomo Wi-Fiといった公衆無線LANサービスを利用できる店舗もある。一部店舗においては無料のWi-Fiでインターネットができる店舗があり、309cafeと表示される回線が使用可能である。
2006年にサンマルクカフェの首都圏JR線沿線31店舗でSuicaを決済手段として採用し、2007年には69店舗で導入された。[3]
サンマルク[編集]
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種類 | 株式会社 |
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略称 | サンマルク |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
設立 | 2006年3月1日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5260001008994 |
事業内容 | ベーカリーレストラン・サンマルク事業および和食と甘味処みもざ事業 |
代表者 | 富樫司(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
発行済株式総数 | 2,000株 |
純利益 | ▲1億2965万3000円(2020年03月31日時点)[4] |
総資産 | 28億2306万7000円(2020年03月31日時点)[4] |
従業員数 | 59人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | サンマルクホールディングス 100% |
外部リンク | https://www.saint-marc-hd.com/saintmarc/ |
特記事項:2006年3月1日にサンマルク(現・サンマルクカフェ)から会社分割により新設。 |
株式会社サンマルクは、岡山県に本社があるレストランチェーンおよびフランチャイザーであり、ファミリーレストランの価格と、高級レストランの雰囲気を両立させる店を目指して、全国展開している。
(旧)サンマルクのうち、レストラン事業など一部の事業のみを引き継いだ新設会社である。
ベーカリーレストランサンマルク[編集]
株式会社サンマルクが運営するベーカリーレストラン。郊外型で、駐車場を確保した平屋のレストランとして立地することが多い。サンマルクの基本業態。新谷製菓(現在のベーカリーカフェ「アンリュール」、岡山県岡山市)の店舗を引き継いで開店したのが発祥といわれている。
メニューは、2000-3000円程度のコース料理がメインである。店内でパンを焼き上げており、様々な種類の焼きたてのパンがお代わり自由で、パンの入ったバスケットを抱えた店員が度々各テーブルを巡回する。また、店舗入口付近では、持ち帰り用のパンの販売も行っている。フォーク、ナイフは籠に入れられずに一本一本テーブルに並べられる。
夜にはピアノの生演奏やキャンドルサービスなども行っている。店舗によってはキッズルームを完備しているところもある。
株式会社バケット[編集]
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
代表者 | 代表取締役社長 江下 健一 |
資本金 | 1億円 |
純利益 | ▲3億7021万円(2020年03月31日時点)[5] |
総資産 | 42億2431万5000円(2020年03月31日時点)[5] |
決算期 | 3月末日 |
ベーカリーレストラン・バケット(BAQET)[編集]
株式会社バケットが運営するベーカリーレストラン。
パンがおかわり自由で楽しめるベーカリーレストラン。パンはセルフ方式で、ドリンクバーもあるなど、サンマルクより安いファミリーレストランの価格帯のメニューを提供。
「BAQET」以外に「BISTRO309」、「BREAD GARDEN」なども展開しており、メニューの料理は基本的に共通となっている。
函館市場[編集]
すし処函館市場[編集]
株式会社函館市場が運営する回転寿司業態。100円均一よりは高級価格で、内容も高級を目指すが、あくまで回転なので、時価におびえる一般店ではないという店舗の考え方がある。
株式会社鎌倉パスタ[編集]
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
代表者 | 代表取締役社長 齋木 健作 |
資本金 | 1億円 |
純利益 | 2億8224万4000円(2020年03月31日時点)[6] |
総資産 | 103億7781万8000円(2020年03月31日時点)[6] |
決算期 | 3月末日 |
生麺工房鎌倉パスタ[編集]
株式会社鎌倉パスタが運営するパスタ専門のレストラン。
店舗で製麺した最高級のデュラム小麦使用の生麺を茹でたパスタを提供。和風が基調の落ち着いた店舗。
他、「サンマルクパスタ」を3店舗展開。
店内は鎌倉彫の内装をあしらっているが、神奈川県鎌倉市とは直接の関係はない。
株式会社サンマルクグリル[編集]
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
代表者 | 代表取締役社長 山内 智央 |
資本金 | 1億円 |
純利益 | 1億1939万3000円(2020年03月31日時点)[7] |
総資産 | 21億0857万1000円(2020年03月31日時点)[7] |
決算期 | 3月末日 |
神戸元町ドリア[編集]
株式会社サンマルクグリルが展開する窯焼きドリア専門店。全国で37店舗を展開している。
株式会社サンマルクチャイナ[編集]
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒700-0952 岡山県岡山市北区平田173番地104 |
代表者 | 代表取締役社長 宮岡 昌孝 |
資本金 | 1億円 |
純利益 | ▲1億2233万6000円(2019年03月31日時点)[8] |
総資産 | 14億5801万9000円(2019年03月31日時点)[8] |
決算期 | 3月末日 |
中華「サンマルクチャイナ」、ハンバーグ専門店「グリル蔵敷」、石焼きビビンバ用の石の容器使用の熱々チャーハン専門店「広東炒飯店」を展開している。
その他の業態[編集]
カフェ・コーヒー専門店「倉式珈琲店」、セルフうどん店「あっぱれ讃岐」、「和食と甘味処・mimoza」、カレー店「シェフズカリー」を展開している。
すべての店に共通するサービス[編集]
頼んだ料理と一緒に配布される(一部の店ではテーブルに備え付け)アンケート用紙に記入して回収箱に入れると、誕生日や結婚記念日の間近になると割引券や記載のメニューが無料または割引されるはがきが送られてくる。
脚注[編集]
- ^ a b 株式会社サンマルクカフェ 第32期決算公告
- ^ ベーカリーレストラン・サンマルクとは別
- ^ サンマルクカフェで Suica 利用可能店舗が拡大しました
- ^ a b 株式会社サンマルク 第15期決算公告
- ^ a b 株式会社バケット 第15期決算公告
- ^ a b 株式会社鎌倉パスタ 第15期決算公告
- ^ a b 株式会社サンマルクグリル 第5期決算公告
- ^ a b 株式会社サンマルクチャイナ 第11期決算公告
外部リンク[編集]
- サンマルクホールディングス
- サンマルクカフェ
- サンマルクカフェ OFFICIAL (@st_marc_cafe309) - Twitter
- サンマルクカフェ OFFICIAL (saint_marc_cafe_official) - Instagram
- ベーカリーレストランサンマルク
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