カフェ・ベローチェ

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烏丸蛸薬師店

カフェ・ベローチェ(CAFÉ VELOCE)は、株式会社シャノアールが展開するセルフサービス形式のコーヒーショップである。

概要[編集]

1986年に営業を開始。以来、東京都心を中心にしつつ、関西や東北、九州、名古屋などへも事業を展開する。2010年現在で181店舗が存在する。店名の「ベローチェ」はイタリア語で「速い」という意味であり、迅速なサービスを表現している。コーヒーを中心としたドリンクメニューの他に、菓子パンクッキーなどの焼き菓子、ケーキなどのデザート、サンドイッチといったフードメニューも揃えている。

ブレンドコーヒーMサイズを1杯190円という低価格に設定している。[1]一番小さいMサイズでさえ大きめのマグカップで提供するなど、低価格でも量は充実している。同じくセルフ式コーヒーチェーンを展開し、同じ価格帯であるドトールコーヒーショップなどが主なライバルとなっている。

なお、一部でエスプレッソとエスプレッソ系ドリンク(カフェラテカフェモカ)を取り扱っていない店舗もある。

2007年10月1日に、雑誌「おとなの週末」の10月号に掲載された「人気カフェチェーンランキング」で主要なコーヒーチェーン11社のうちの最下位とされる。運営会社のシャノアール (コーヒーチェーン)は、これにより名誉を傷つけられたとして1100万円の損害賠償と出版差し止めを求めて講談社を提訴した。

2013年、カフェ・ベローチェで4年11ヶ月アルバイトしていた20代の女性が、契約終了したこと(雇い止め)は不当だとし雇用の継続と[2]、雇い止めになる前、運営会社と組合の交渉の場で、人事部長に「従業員は定期的に入れ替わって若返ったほうがいい」、「うちの会社ではこれを『鮮度』と呼んでいる」などと言われ、人格を傷つけられたとして、200万円の損害賠償金を求めて東京地裁に提訴したが、2015年7月の東京地裁判決で、いずれもその訴えは棄却され、シャノアール側が勝訴した。[3]女性は控訴し、2016年2月16日、東京高裁で和解が成立した。和解内容について、女性が2013年6月付けで合意退職したことを相互に確認する一方、会社が女性に解決金を支払うものとした。[4]


脚注・出典[編集]

外部リンク[編集]