カフェ・ベローチェ

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烏丸蛸薬師店

カフェ・ベローチェ(CAFÉ VELOCE)は、株式会社シャノアールが展開するセルフサービス形式のコーヒーショップである。

概要[編集]

「カフェ・ベローチェ」は、セルフサービス方式を採用したカフェ。1986年に営業を開始。以来、東京都心を中心にしつつ、関西や東北、九州、名古屋などへも事業を展開する。

2010年現在で181店舗が存在する。店名の「ベローチェ」はイタリア語で「速い」という意味であり、迅速なサービスを表現している。全店直営で展開することにより、それを実現している。 コーヒーを中心としたドリンクメニューのほかサンドイッチなどを店内調理している。また、その他にクッキーやクグロフといった焼き菓子やデニッシュ、ケーキなどといったフードメニューを揃える。ブレンドコーヒーMサイズを一杯200円で販売するなど、商品が低価格に設定されている。ブレンドコーヒーなどを提供するマグカップは、カフェ・ベローチェに2003年4月から導入。エスプレッソ系ドリンクは、全自動マシンではなく一杯ずつミルクをスチーミングしフォームドミルクをつくり販売している。なお、一部でエスプレッソとエスプレッソ系ドリンク(カフェラテ、カフェモカ)を取り扱っていない店舗もある。

出店開始当初の店舗は、効率を重視したレイアウトでハイチェアを配した小型店が多かったが、現在では比較的大規模店で席がゆったりしている店舗がその主流となってきている。一部店舗ではソファを配置するなど「くつろぎの空間」を演出する店舗が主体となっている。

2003年にシンガーソングライターの谷村新司がラジオ番組でベローチェのメロンパンを取り上げたことから話題となった、評判となりブームとなった。しかしながら現在は、当時の商品は取扱していない。

2007年10月1日に、雑誌「おとなの週末」の10月号に掲載された「人気カフェチェーンランキング」で主要なコーヒーチェーン11社のうちの最下位とされる。運営会社のシャノアール (コーヒーチェーン)は、これにより名誉を傷つけられたとして1100万円の損害賠償と出版差し止めを求めて講談社を提訴した。

2013年、カフェ・ベローチェで勤務していたパートタイマーが、雇用契約を終了したことの不当性と、鮮度という言葉で人格を傷つけられたとして、運営会社シャノアールを相手に雇用の継続と200万円の損害賠償金を求めて東京地裁に提訴した。2016年2月16日、東京高裁で和解が成立した[1]

脚注・出典[編集]

  1. ^ ベローチェ4年雇い止め事件首都圏青年ユニオン

外部リンク[編集]