シャノアール (コーヒーチェーン)

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株式会社シャノアール
CHAT NOIR Company
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
170-6045
東京都豊島区東池袋3-1-1
サンシャイン60ビル 45階
設立 1965年5月26日
業種 サービス業
法人番号 1013301022669
事業内容 レギュラーチェーンの経営
代表者 代表取締役社長 中村成佑
資本金 3,000万円
従業員数 5,017名
主要子会社 株式会社リアナ
外部リンク https://chatnoir-company.com/
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江古田店

株式会社シャノアールCHAT NOIR COMPANY, LTD.)は、日本喫茶店コーポレイト・チェーン運営企業。

東京都に本社を置き、全国に展開するコーヒーショップチェーンを経営する会社である。店舗はフランチャイズ・チェーン方式での展開ではなく、コーポレイト・チェーン方式(いわゆるレギュラー・チェーン方式)で展開している。

社名の由来[編集]

創業者中村脩が、フランスの中世期にパリの新進気鋭の芸術家たちがモンマルトルの丘のふもとにあるシャノアールというカフェに集い、雑談や議論を交わしていたとされているのを聴き、日本にもカフェ文化を根付かせたいとの思いからカフェ事業を始めた。そのカフェ文化の香りを受け継ぐ意味で、シャノアールという社名にし、店舗名もシャノアールとした。

沿革[編集]

チェーン展開[編集]

コーヒーハウス・シャノアール[編集]

「コーヒーハウス・シャノアール」は、フルサービス方式を採用した喫茶店。

東京都福生市に「珈琲館シャノアール」1号店を開店。

社名の由来ともなったフルサービス方式の業態で、1965年(昭和40年)に営業開始。現在は東京、神奈川、千葉、埼玉県内で23店(2014年10月現在)展開する。

商品情報[編集]

主なドリンクメニュー

  • ブレンドコーヒー
ブラジルをベースにコロンビア・ガテマラなどを配合。
  • カフェオーレ
  • カフェウィンナー
  • 抹茶オーレ
  • ココア
バン・ホーテン社のココアをベースに牛乳と砂糖のみを使用し、店舗での仕込みによるシャノアールのオリジナル商品。
  • アイスコーヒー
  • アイスカフェウィンナー
  • アイスカフェオーレ
  • コーヒーフロート
  • アイスココア
  • ヨーグルトドリンク〜野菜果実〜

主なデザートメニュー

  • コーヒーゼリー(ソフトクリーム)
丁寧に仕込んだコーヒーゼリーにソフトクリームをのせた商品。
  • チョコレートサンデー
  • ファンカップ 和風
  • 苺フロマージュサンデー
  • キャラメルバナナブリオッシュ

サンドイッチ・サラダメニュー

  • ミックスサンド
  • ポテトサンド
  • プレスサンド(ハムチーズ)
  • サラダ

モーニングメニュー

  • タマゴ&ソーセージ
スクランブルエッグにソーセージ、サイドサラダ付きのセットに厚切りトーストを一緒にした朝食プレート。
  • ヨーグルトグラノーラ

カフェ・ベローチェ[編集]

「カフェ・ベローチェ」は、セルフサービス方式を採用したカフェ。店名の「ベローチェ」はイタリア語で「迅速」という意味であり、スピーディな提供サービスを目指して命名された。全店直営で展開することにより、それを実現している。

コーヒーを中心としたドリンクメニューのほかサンドイッチなどを店内調理している。また、その他に焼き菓子やデニッシュ、ケーキなどといったフードメニューを揃える。ブレンドコーヒーMサイズを一杯200円で販売するなど、商品が低価格に設定されている。ブレンドコーヒーなどを提供するマグカップは、カフェ・ベローチェに2003年4月から導入。エスプレッソ系ドリンクは、全自動マシンではなく一杯ずつミルクをスチーミングしフォームドミルクをつくり販売している。なお、一部でエスプレッソとエスプレッソ系ドリンク(カフェラテ、カフェモカ)を取り扱っていない店舗もある。

出店開始当初の店舗は、効率を重視したレイアウトでハイチェアを配した小型店が多かったが、現在では比較的大規模店で席がゆったりしている店舗がその主流となってきている。一部店舗ではソファを配置するなど「くつろぎの空間」を演出する店舗が主体となっている。

商品情報[編集]

主なドリンクメニュー

  • ブレンドコーヒー
ブラジル、コロンビア、ガテマラ豆などを配合したブレンドコーヒー。
  • レモンティー
  • ロイヤルミルクティー
  • エスプレッソ
  • カフェラテ
  • カフェモカ
  • ココアラテ
ココアにフォームドミルクを合わせた商品。
  • 抹茶ラテ
  • アイスコーヒー
  • アイスカフェオーレ
  • アイスロイヤルミルクティー
  • アイスカフェラテ
  • アイスカフェモカ
  • コーヒーフロート
  • ココアフロート
  • 抹茶フロート
など

主なフードメニュー

  • ポテト野菜サンド
  • タマゴハムミックス
  • ジャーマンソーセージ
など
※その他、店舗によりパスタやデニッシュを販売

デザートメニュー・ケーキメニュー及び季節メニュー

  • クッキー
  • コーヒーゼリー
コーヒーゼリーにソフトクリームをのせた商品。
※季節によりケーキや期間限定メニューを販売

その他

ベローチェのメロンパン
2003年にラジオ放送で谷村新司が話題にしたことから、一気に評判となりブームとなった。しかしながら現在は、当時の商品は取扱していない。

カフェ・ラ・コルテ[編集]

店名の「コルテ」はイタリア語で、宮廷や中庭を意味している。イタリアは日差しが強く宮廷にはカフェを楽しむ中庭があったことにちなんで命名された。

「カフェ・ラ・コルテ」は、メニューがコーヒーだけでなくアルコール類も充実しているカフェバー。

7時 - 18時はセルフサービスで、18時以降はテーブルサービスで営業。

メニューがコーヒーだけでなくアルコール類も充実しているカフェバー。

2008年に東京都赤坂に本格的なイタリアンバールとして1号店を開店。

しかし、イタリアと生活習慣が異なる国内では浸透が難しく、現在は業態を「カフェバー」に変更して東京都日本橋に1店舗運営している。

商品情報[編集]

商品情報(セルフサービス:18時まで)

主なドリンクメニュー

  • ブレンドコーヒー
  • アイスコーヒー
  • アメリカンコーヒー
  • エスプレッソ
  • カフェラテ
  • アイスカフェラテ
  • レモンティー
  • ミルクティー
  • オレンジジュース
  • コーヒーフロート
  • オーレフロート
  • ココアラテ
  • 抹茶ラテ
  • 抹茶フロート

主なフードメニュー

  • チョコレートケーキ
  • コーヒーゼリー
  • ケーキ

タイムメニュー

  • トースト
  • ベーコンポテトパニーニ
  • ナスとベーコンのトマトソース
  • 生ハムとベビーリーフのジェノベーゼ
  • 切りベーコンのカルボナーラ
  • 生ビール
商品情報(テーブルサービス:18時から)

カクテルなど

  • 生ビール
  • ハウスワイン赤 グラス
  • ハウスワイン白 グラス
  • ハイボール
  • ジンジャーハイボール
  • カシスオレンジ
  • カシスソーダ
  • ミックスベリーミルク
  • ストロベリーソーダ〜ノンアルコール〜
  • ライチソーダ〜ノンアルコール〜
  • ノンアルコールビール
  • ジントニック
  • ジンバック
  • 紀州南高梅酒

ソフトドリンク

  • アメリカーノ
  • アイスコーヒー
  • カフェラテ
  • アイスカフェラテ

かつて存在した業態[編集]

新宿珈琲館&洋酒館
1969年開店。現在は業態変更しカフェ・ベローチェ新宿三丁目店として展開。
カフェ・ヴィラージュ
1987年新百合ヶ丘店、1988年国立店を開店するがのちに閉店。
カフェテリアノックノック京王八王子店
1988年開店し1997年リアナパデッラに業態変更ののち別会社として独立。

批評・批判[編集]

評価[編集]

公益財団法人日本生産性本部が2009年より実施している日本版CSI(顧客満足度指数)で、カフェ・ベローチェは2010年度、2011年度、2013年度において顧客満足度1位を獲得している。

日本版CSIは、日本のサービス産業の競争力強化と生産性向上を目的として、ある商品・サービスを購入・利用して、どのように感じたのか、お客様の購買行動に共通する心の動きをモデル化し、顧客満足の構造を把握できる指数を提供している[2][3]

雇用問題[編集]

2013年、カフェ・ベローチェで勤務していたパートタイマーが、雇用契約を終了したことの不当性と、人格を傷つけられたとして、運営会社シャノアールを相手に雇用の継続と200万円の損害賠償金を求めて東京地裁に提訴した。2016年2月16日、東京高裁で和解が成立した。

その他[編集]

シャノアール研修センター
千葉県市川市塩浜地区に研修と商品開発の機能を集約した施設を保有。
コーヒー鑑定士
ブラジルのコーヒー積出港であるサントス市商工会議所が認定するコーヒー鑑定士の資格である「クラシフィカドール」の育成を積極的に行う。

関連会社[編集]

  • 株式会社リアナ
  • 株式会社あゆみBOOKS

脚注[編集]

外部リンク[編集]