エアアジア・ジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
エアアジア・ジャパン株式会社
AirAsia New Logo.svg
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
東京都港区1丁目4番3号
(2015年7月現在)[1]
設立 2014年平成26年)3月14日[2]
業種 空運業
事業内容 航空輸送事業など
代表者 小田切義憲(代表取締役社長CEO
資本金 70億円(予定)
主要株主 エアアジア (49%)
オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド (19%)
楽天 (18%)
ノエビアホールディングス (9%)
アルペン (5%)
特記事項:2014年平成26年)3月14日に準備会社「AAJR株式会社」として設立[2]。同年5月1日に現社名に変更[2]
テンプレートを表示

エアアジア・ジャパン(AirAsia Japan)は、2014年に設立された日本の格安航空会社である。2011年から2013年にかけて同社名であった航空会社(バニラ・エア)とは、全く別の法人である。

概要[編集]

マレーシアの格安航空会社エアアジアは、2011年に全日本空輸と提携し、2012年よりエアアジア・ジャパンとして運航していたが、2013年に提携を解消し、エアアジア・ジャパンはバニラ・エアへと社名を変更した。

エアアジアは提携解消後に日本への再進出計画を明らかにし[3][4]、提携解消時点で4、5社と交渉していることを明らかにした[5]。提携解消後の2013年8月にエアアジアCEOのトニー・フェルナンデスが、日本事業失敗の理由としてコスト構造・路線選択・経営者が間違えていたことが理由とし、エアアジア側には問題ないとした[6]。日本再参入時には、船頭が複数になった経緯を鑑みて単独運営にこだわり[6]、成田空港を拠点とした事業を行わないと明言した[6]

2014年2月14日に、ブルームバーグがCEOのフェルナンデスに行ったインタビューで、日本での事業提携先を絞り込んだことを明らかにした[7]。同年3月14日、中部国際空港内に準備会社「AAJR株式会社」を設立[2]。同年4月10日に、2015年をめどに新会社を設立することを発表[8]。その一環として、茨城空港に調査チームを派遣することを明らかにした[8]。同年5月1日に、準備会社の名称を「エアアジア・ジャパン株式会社」に変更した[2]東洋経済新報社の取材によると、楽天が大株主になり資本参加する方向で交渉が進んでおり、他にも日本企業が2、3社程度出資する可能性がある事が明らかになっている[9]

2014年7月1日に記者会見を行い、2015年夏ダイヤから2機で就航し、2015年中に4機体制化。2016年以降は毎年5機ずつ導入すると発表[10][11]。株主はエアアジアが49 %、楽天が18 %、ノエビアホールディングスが9 %、アルペンが5 %、オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンドが19 % をそれぞれ出資したと明らかにした[12][13]

メディア各社では中部国際空港を拠点に展開すると報道されている[14][15][16]2015年1月にエアアジア・ジャパンは、新たな本拠地とする中部国際空港勤務の職員を40名程募集すると発表した。 主な業務は国内線、国際線に乗務する先任、または一般の客室乗務員業務、それに付随する関連業務だとしている。この発表により2代目エアアジア・ジャパンが中部国際空港を本拠地として日本市場に再度参入する事がほぼ確実となった。[要出典]

2015年7月21日、国土交通省に航空運送事業許可申請を行った[17]

歴史[編集]

エアアジア・ジャパンとバニラエアに関する動き(クリックで拡大)
  • 2014年(平成26年)
    • 3月14日 : 中部国際空港内に準備会社「AAJR株式会社」を設立。
    • 5月1日 : 準備会社の名称を「エアアジア・ジャパン株式会社」に変更。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 : 中部国際空港勤務の職員を40名程採用すると発表。2代目「エアアジア・ジャパン株式会社」が中部空港を本拠地とする事がほぼ確定する。
    • 夏ダイヤ : 2015年5月以降、中部国際空港を本拠地として就航開始予定。運航開始は2016年初めからとなる可能性もあると報道される。
    • 2015年4月 : 2015年末運航開始を予定しているエアアジア・ジャパン(2代目)が、名古屋/中部空港?仙台線に就航する意向であることがわかった。東北放送により報道された。

保有機材[編集]

機材に関しては、機種はA320-216でJA01DJ~JA10DJがすでに航空機の予約登録が行われており、JA01DJは2015年7月、JA02DJは2015年8月、JA03JD~JA10DJまでは2016年1月で予約登録されている。 初号機の受領は2015年7月になる。[要出典]

脚注[編集]

  1. ^ エアアジア・ジャパン、来春に日本路線再参入 国内線は中部空港を拠点に 産経ニュース 2015年7月21日
  2. ^ a b c d e エアアジア・ジャパン、5月1日付けで準備会社の社名を変更 本社は中部国際空港に - traicy 2014年5月19日
  3. ^ 「日本に真のLCCない」 エアアジア、再進出に意欲 朝日新聞デジタル 2013年8月24日付(2013年12月29日確認)
  4. ^ エアアジアからのお知らせ - エアアジア(2013年12月29日確認)
  5. ^ 『ANA エアアジアとの合弁解消発表 LCC、日本流サービスで エアアジアは再参入狙う』 - 日本経済新聞 2013年6月26日 9ページ
  6. ^ a b c 『日本へ単独再参入を計画 エアアジアCEOに聞く』 - 朝日新聞 2013年8月24日 8ページ
  7. ^ エアアジアCEO:日本の事業提携先絞り込み完了、社長内定 - ブルームバーグ 2014年2月14日
  8. ^ a b エアアジア:日本路線に再参入へ 15年にも合弁会社設立 - 毎日新聞 2014年4月10日
  9. ^ スクープ! 楽天が航空事業に参入へパートナーは東南アジア最大手LCCのエアアジア 東洋経済ONLINE 2014年6月26日付
  10. ^ 新生『エアアジア・ジャパン』を設立 ?エアアジア、日本のLCC市場へ再参入? エアアジア 2014年7月1日付
  11. ^ エアアジア・ジャパンが都内で設立会見開催! 楽天・三木谷浩史氏も登場 Traicy 2014年7月1日付
  12. ^ エアアジア・ジャパン、出資パートナーを発表! 楽天は18%を出資 Traicy 2014年7月1日付
  13. ^ エアアジア・ジャパン株式会社に対する出資のお知らせ ノエビアホールディングス 2014年7月1日付
  14. ^ 楽天が格安航空事業に参入へ 全日空の元提携先「エアアジア」と組む 産経新聞 2014年6月26日付
  15. ^ 楽天LCC参入:需要急増にらみ…15年にも国内路線 毎日新聞 2014年6月26日付
  16. ^ 楽天、航空事業に来年参入 エアアジアに出資 旅行部門と連携 SankeiBiz 2014年6月27日付
  17. ^ エアアジア、16年春就航へ…中部空港が拠点 読売新聞 2015年7月21日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]