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石垣やいま村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石垣やいま村

地図
地図
施設情報
開館 1981年昭和56年)3月11日[1]
所在地 907-0021
日本の旗 日本 沖縄県石垣市名蔵967-1
位置 北緯24度24分15.6秒 東経124度8分39.7秒 / 北緯24.404333度 東経124.144361度 / 24.404333; 124.144361 (石垣やいま村)座標: 北緯24度24分15.6秒 東経124度8分39.7秒 / 北緯24.404333度 東経124.144361度 / 24.404333; 124.144361 (石垣やいま村)
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石垣やいま村(いしがきやいまむら)は、沖縄県石垣市にある日本最南端かつ最西端のテーマパークである。園内には4棟の古民家が移築され、伝統的な家並みが再現されている。

沿革

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1981年昭和56年)3月11日名古屋鉄道グループの名鉄不動産が八重山民俗園(やえやまみんぞくえん)として開業[1]

2000年(平成12年)8月に石垣市の平田観光もとなぐら観光を設立し、名鉄不動産から八重山民俗園のリースを受けて運営するが[2]、2002年末に運輸業に専念するため契約終了を決定。2003年1月には、名古屋鉄道の事業再編のため、名鉄不動産も事業から撤退することが明らかになった[3]

これを受けて、うえちグループが事業を譲受し[3]、新たにあやぱに株式会社を設立して、2003年5月1日から運営を行っている。2008年平成20年)までに4軒の古民家が移築・復元されたのをきっかけに、同年10月1日に園名を現在の名称に改めた[4][5]。なお、2013年(平成25年)3月7日には新石垣空港内に、あやぱに株式会社によって八重山そば専門店「やいま村」が開業している[5][6]

概要

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園内には八重山諸島の古民家が移築・保存されており、それぞれの民家では三線の演奏、シーサーの着色、サーターアンダーギー作り、琉球衣装での撮影などが体験できる[7]。また、水牛池、カンムリワシ保護ゲージ、リスザル園があり[5]、リスザル園では飼育しているリスザルに園内で販売されている専用の餌を与えることもできる[8]

ラムサール条約登録湿地名蔵アンパルに隣接しており、名蔵アンパルの登録域内に延びたウッドデッキに沿ってマングローブや、そこに住むベニシオマネキオキナワハクセンシオマネキミナミトビハゼ(トントンミー)、天然記念物セマルハコガメ等の生物を観察することもできる[9]

古民家

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牧志邸
森田邸
大濱邸
喜舎場邸

牧志邸・森田邸・大濱邸・喜舎場邸の4軒が登録有形文化財に登録されている[10]

  • 牧志邸(まきしてい)
    1923年大正12年)築造。石垣市長牧志宗得の旧邸宅。1980年(昭和55年)に移築。2007年(平成19年)12月5日に「八重山民俗園旧牧志家住宅主屋」として登録有形文化財に登録されている[11]
  • 森田邸(もりたてい)
    1909年明治42年)築造。旧士族・森田家の邸宅。1984年(昭和59年)に移築。2007年(平成19年)12月5日に「八重山民俗園旧森田家住宅主屋」として登録有形文化財に登録されている[12]
  • 大濱邸(おおはまてい)
    1907年(明治40年)築造。第7代早稲田大学総長・大濱信泉の旧邸宅。2008年(平成20年)に移築。2015年(平成27年)11月17日に「石垣やいま村旧大浜家住宅主屋」として登録有形文化財に登録されている[13]
  • 喜舎場邸(きしゃばてい)
    1923年(大正12年)築造。民俗学研究者・喜舎場永叙の旧邸宅。2008年に移築。2015年11月17日に「石垣やいま村旧喜舎場家住宅主屋」として登録有形文化財に登録されている[14]
  • 上地家/農民の家(うえちけ/ハルサーのいえ)
    復元家屋。「シートーヤー」と呼ばれる木製の臼を水牛に挽かせる伝統的なサトウキビの搾り出し作業を実演している。
  • 石垣家/海人の家(いしがきけ/ウミンチュのいえ)
    復元家屋。伝統漁法の道具やウミガメの剥製などが展示されている。

カンムリワシ

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カンムリワシのよんなー

当園にはカンムリワシ保護ゲージが設けられており、沖縄県の傷病野生鳥獣保護飼養ボランティアとして、交通事故などにより保護されたカンムリワシのリハビリを行っている[5][15]

2008年(平成20年)5月11日からは、「よんなー」(八重山方言で「ゆっくり」という意味)と名付けられた[16]雄のカンムリワシ1羽が一般公開されている。この個体は、2007年(平成19年)3月に交通事故に遭って西表島で保護され、同年9月から当園で飼育されているもので、野生復帰は無理と判断され終生飼養されることになった[17]八重山地方で飼育中の個体が一般公開されるのは初めてである[18]。なお、八重山地方以外では、沖縄市沖縄こどもの国で緊急保護されたカンムリワシが一般公開されている[18][19]

アクセス

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開園時間

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  • 9時 - 17時30分(入園最終受付17時)
  • 年中無休(台風接近時など臨時休業の場合あり)[5]

脚注

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  1. 1 2 “名鉄不動産が石垣島に観光施設”. 中部財界 1981年4月号 (中部財界社) (1981年4月).pp56
  2. 沿革(2000年代~1990年代) : 平田観光について”. 八重山観光情報ねっと. 平田観光. 2008年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月24日閲覧。
  3. 1 2 渡久地明「八重山民俗園をうえちグループが経営」『沖縄観光ニュース』沖縄観光速報社、2003年4月1日。オリジナルの2004年5月19日時点におけるアーカイブ。
  4. “登録有形文化財、旧牧志・森田家など完成 八重山民俗園”. 八重山毎日新聞. (2008年9月16日). オリジナルの2008年9月24日時点におけるアーカイブ。
  5. 1 2 3 4 5 やいま村について”. 石垣やいま村. あやぱに株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  6. やいま村”. 南ぬ島石垣空港. 石垣空港ターミナル株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  7. アトラクション”. 石垣やいま村. あやぱに株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  8. リスザルの森”. 石垣やいま村. あやぱに株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  9. 名蔵アンパル”. 石垣やいま村. あやぱに株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  10. 1 2 石垣やいま村 (PDF). 石垣やいま村. あやぱに株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  11. 八重山民俗園旧牧志家住宅主屋 - 文化遺産オンライン文化庁
  12. 八重山民俗園旧森田家住宅主屋 - 文化遺産オンライン文化庁
  13. 石垣やいま村旧大浜家住宅主屋 - 文化遺産オンライン文化庁
  14. 石垣やいま村旧喜舎場家住宅主屋 - 文化遺産オンライン文化庁
  15. “カンムリワシ放鳥 星野”. 八重山毎日新聞. (2016年1月19日)
  16. da.net/e9094675.html カンムリワシのよんなーくん”. 石垣やいま村 ブログ (2016年10月29日). 2018年9月14日閲覧。
  17. カンムリワシ一般公開”. 石垣やいま村 ブログ (2008年5月12日). 2018年9月14日閲覧。
  18. 1 2 “カンムリワシ一般公開 環境省“飼育個体”は八重山初”. 八重山毎日新聞. (2008年5月10日)
  19. “カンムリワシ 石垣で初公開”. 琉球新報. (2008年5月12日)[リンク切れ]

外部リンク

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