大府市

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おおぶし
大府市
Aichikenko2.JPG
Ohbu Aichi chapter.JPG
大府市章
1958年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
団体コード 23223-8
面積 33.68km²
総人口 88,378
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 2,620人/km²
隣接自治体 名古屋市東海市豊明市刈谷市
知多郡東浦町
市の木 クロガネモチ(Holly)
市の花 クチナシ(Gardenia)
-
大府市役所
所在地 474-0025
愛知県大府市中央町五丁目70番地
北緯35度0分42秒東経136度57分49.8秒座標: 北緯35度0分42秒 東経136度57分49.8秒
大府市役所
外部リンク 大府市

大府市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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大府市(おおぶし)は、愛知県知多半島の北端に位置する。市南部には健康・医療・福祉・介護関連の機関が集中するウェルネスバレーを擁する。自動車産業が盛んな工業都市。丘陵部では愛知用水を利用した都市近郊農業が盛ん。

目次

地理[編集]

大府市中心部周辺の空中写真。
1987年撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

地勢[編集]

市域の大部分は新第三紀鮮新世に形成されたなだらかな丘陵である。また市の東部を境川が、市のほぼ中央部を鞍流瀬川が流れ、小規模な沖積平野を形成している。

市域の丘陵部は、戦後愛知用水が開通によりその大部分が急激に園芸用地や住宅地へと変貌を遂げたが、市北部の丘陵部などには広大な森林も残されている。また猿投山古窯址群に含まれる、古代から中世にかけてのおよそ100の古窯址がある。

市域の沖積平野の大部分は、江戸時代に行われた衣ヶ浦の干拓によるものである。現在市域は海に面していないが、かつては沖積平野と丘陵部のたもとまで遠浅の海が入りくんでいたと考えられ、大府市が知多地域に分類されるのもこのためである。1959年伊勢湾台風2000年東海豪雨の際には、こうした沖積地の大部分は冠水し、その被害は甚大であった。なお、市内の北崎町内には近崎(ちがさき)という地名が残っているが、これは当時の近崎付近が衣ヶ浦に面した岬であり、辺り一面には茅(ちがや)が生い茂っていたことに由来する。かつて近崎は、亀崎(現半田市内)・鳶ヶ崎(現知多郡南知多町内)と並んで「知多三崎」と称された。現在、沖積平野部の大部分は水田用地で、一部は工業用地や住宅地としても開発が進んでいる。

市域は、北部が名古屋市に、東部が三河地方に接し、南部が知多半島に臨み、古くから交通の要衝として発展してきた。現在では国道155号・366号、県道57号などの主要道が市内を横断し、北部には伊勢湾岸自動車道、国道23号が東西に走り、西部には知多半島道路が南北に走っている。

鞍流瀬川に沿ってJR東海道本線が走り、大府駅からは武豊線を分岐する。

市街地は大府駅と共和駅を中心に発展している。

隣接している自治体・行政区[編集]

町一覧[編集]

  • 朝日町(あさひちょう)
  • 馬池町(うまいけちょう)
  • 江端町(えばたちょう)
  • 追分町(おいわけちょう)
  • 大府町(おおぶまち)
  • 梶田町(かじたちょう)
  • 神田町(かんだちょう)
  • 北崎町(きたさきちょう)
  • 北崎町(きたさきまち)
  • 北山町(きたやまちょう)
  • 共栄町(きょうえいちょう)
  • 共西町(きょうせいちょう)
  • 共和町(きょうわちょう)
  • 共和町(きょうわまち)
  • 米田町(こめだちょう)
  • 桜木町(さくらぎちょう)
  • 高丘町(たかおかちょう)
  • 大東町(だいとうちょう)
  • 中央町(ちゅうおうちょう)
  • 月見町(つきみちょう)
  • 東新町(とうしんちょう)
  • 長草町(ながくさまち)
  • 長根町(ながねちょう)
  • 半月町(はんつきちょう)
  • 柊山町(ひいらぎやまちょう)
  • 一屋町(ひとつやちょう)
  • 宮内町(みやうちちょう)
  • 明成町(めいせいちょう)
  • 桃山町(ももやまちょう)
  • 森岡町(もりおかちょう)
  • 森岡町(もりおかまち)
  • 横根町(よこねまち)
  • 吉川町(よしかわちょう)
  • 吉田町(よしだちょう)
  • 吉田町(よしだまち)
  • 若草町(わかくさちょう)

河川[編集]

[編集]

丘陵部には溜池が多く、近年は公園としての整備も進んでいる。なお、ここでは上池と下池を合わせて表記する。

  • 荒池(共和町)
  • 茨池(北崎町)
  • 杁口池(長草町)
  • 午池(横根町)
  • 大池(梶田町)
  • 奥池(桜木町)
  • 御城池(神田町)
  • 海陸兵池(半月町)
  • 上釜池、下釜池(梶田町)
  • 籠池(長草町)
  • 上鴨池、下鴨池(桃山町)
  • 上池(北崎町)
  • 神様池(宮内町)
  • 上宮池、下宮池(明成町)
  • 亀池(長草町)
  • 川池(若草町)
  • 北崎大池、星名池(北崎町)
  • 口無大池(共和町)
  • 源竹池(長草町)
  • 権兵衛池(長草町)
  • 白魦池(長草町)
    新池と大府市中心市街遠景
  • 新池(若草町)
  • 宝池(横根町)
  • 立会池(大府町)
  • 辰池、源ヶ池(神田町)
  • トチネ池(追分町)
  • 鳥池(明成町)
  • 長草大池(長草町)
  • 二ツ池 - 増田池、平戸池(横根町)
  • 横根大池(横根町)

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  • 井田山
  • 上野山
  • ガンジ山
  • 狐山
  • 木の山
  • 高根山
  • 遠山(どおやま)
  • 長根山
  • 名高山
  • 羽根山
  • 柊山
  • 横根山


行政[編集]

  • 市長 久野孝保
  • 副市長 岡村秀人
  • 教育長 梶谷修

歴代市長[編集]

  • 初代 大島武雄
  • 二代 鷹羽操
  • 三代 福島務
  • 四代 久野孝保 (現職)

行政体系[編集]

  • 企画政策部
    • 秘書広報課
    • 企画政策課
    • 財政課
  • 総務部
    • 総務課
    • 税務課
    • 契約検査課
    • 市民課
  • 市民協働部
    • 協働促進課
    • 生活安全課
    • 環境課
  • 福祉こども部
    • 福祉課
    • 児童課
  • 健康文化部
    • 健康推進課
    • 保健医療課
    • 文化スポーツ課
  • 建設部
    • 都市計画課
    • 土木課
    • 維持管理課
    • 建築住宅課
  • 産業振興部
    • 農政課
    • 商工労政課
  • 水道部
    • 水道課
    • 下水道課
  • 会計管理者
    • 会計課
  • 教育委員会
    • 学校教育課
    • 生涯学習課
  • 農業委員会事務局
  • 監査委員事務局
  • 議会事務局
    • 議事課
  • 議会事務局
    • 議会事務局
  • 消防本部
    • 庶務課
    • 予防課
    • 消防署


財政[編集]

行政機関[編集]

  • 共長出張所
  • 大府分団
  • 横根分団
  • 北崎分団
  • 共和分団
  • 長草分団
  • 吉田分団
  • 森岡分団
  • 共和交番
  • 神田交番
  • 吉田交番
  • 大府市デイサービスセンター
    • 横根介護プランセンター
    • ヘルパーセンター
  • 長草デイサービスセンター
    • 長草介護プランセンター


現在、大府市と東浦町を管轄とする新たな警察署の誘致に向け、愛知県に陳情がなされている[1]

広域行政[編集]

市民憲章[編集]

1971年9月1日に制定された市民憲章は、以下のとおりである。

わたくしたち大府市民は、限りない市の発展に願いをこめて市民憲章を定めます。 

1.自然を愛し美しい郷土をつくりましょう。
1.教養を深め豊かな心を育てましょう。
1.健康でしあわせな家庭をつくりましょう。
1.仕事に誇りをもちりっぱな社会人になりましょう。
1.きまりを守り明るい平和なまちをつくりましょう。

統計[編集]

人口[編集]

2010年度国勢調査によれば、総人口は85,249人であった。昼間人口85,517人で、昼夜間人口比率は100.31%となっている。また外国人人口は1,636人で、外国人人口比率は1.92[%]となっている[2]

Demography23223.svg
大府市と全国の年齢別人口分布(2005年) 大府市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大府市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
大府市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 48,960人
1975年 56,211人
1980年 62,277人
1985年 66,696人
1990年 69,720人
1995年 73,096人
2000年 75,273人
2005年 80,262人
2010年 85,254人
総務省統計局 国勢調査より

姉妹都市・提携都市[編集]

日本国内[編集]

日本国外[編集]

国際交流[編集]

姉妹都市であるオーストラリア・ポートフィリップ市との交流事業(作品の交換・生徒の相互派遣)や日系ブラジル人との交流のためのポルトガル語の授業(小学校)など国際色豊かな学校運営を行っている。

歴史[編集]

原始[編集]

現在の市域の大部分は、かつて衣ヶ浦と呼ばれた遠浅の海の一部であり、魚介類が豊富であったことなどから先史時代より人々が集住していた。市域最古の遺跡とされるのが旧石器時代共栄遺跡(共栄町)であり、石鏃などの打製石器剥片石器が出土している。

縄文時代になると、衣ヶ浦沿岸の丘陵部には桟敷貝塚(朝日町)をはじめとする多くの貝塚がつくられた。

弥生時代以降の遺跡としては子安神社遺跡(共和町)が最も規模が大きく、弥生土器土師器などが出土した[4]

古代[編集]

古墳時代になるとこの地方にも大和政権の支配が及び、尾張国造の支配域である尾張国の一部となり、衣ヶ浦を挟んで隣国の三河国と接した。さらに8世紀以降は知多郡に編入された。当時の遺跡としては高山古墳(中央町)が確認されているが、古墳の規模などの詳細は不明である。

飛鳥時代から奈良時代の遺跡としては惣作遺跡(横根町)がある。この遺跡からは多数の製塩土器が出土し、製塩が行われていたと推測される。また 729年(天平元年)には、行基円通寺(共和町)を創建したと伝えられる。

平安時代になると、市域には尾張国衙領や熱田社の荘園が存在した。また窯業生産も盛んであったようで、市域にある羽根山古窯群(横根町)をはじめとする古代から中世にかけてのおよそ100の古窯址群は、猿投山古窯址群に含まれる。の特に吉田第1号窯吉田第2号窯(ともに吉田町)で生産された瓦が鳥羽上皇の宮殿に用いられたことが分かっている。その他市内には、814年(弘仁5年)に弘法大師が三河国から衣ヶ浦を渡って尾張国に上陸した際に宿泊したと伝えられるおしも井戸(朝日町)という場所がある。

中世[編集]

吉川城址

鎌倉時代になると尾張の国にも幕府の支配が及び、小野氏中条氏名越氏などの北条氏一門が守護に任じられて各荘園にも地頭も設置された。現在の長草天神社(長草町)付近には、この地の地頭藤田民部長草城があった。

なお、市内の芦沢の井(吉田町)は、1185年(元暦2年)壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武将平景清が居住した地と伝えられている。

室町時代になると知多郡は三河国守護一色氏の支配下に入った。そして15世紀後半に水野貞守緒川城を築城すると、市域は水野氏の支配下に入った。1467年(応仁元年)に応仁の乱が起こると、尾張守護代であった織田信長が守護の斯波氏を退けて実権を握り、水野氏との衝突が起こったが、後に両者は和睦し、知多半島北部は水野氏の支配下にとどまった。なお延命寺(大東町)には水野氏に関連する書類等が保管されている。また永禄年間には駿河の今川義元の勢力が尾張国にも及び、1558年(永禄元年)から1561年(永禄4年)にかけて織田信長と今川義元、そして水野信元と松平元康(後の徳川家康)が市内を流れる石ヶ瀬川を挟んで衝突した(石ヶ瀬川の戦い)。そして1560年(永禄3年)に桶狭間の戦いで今川義元が敗れると、織田・水野氏は松平元康と和睦し、尾張国は統一された。なお、当時市域には追分城横根城が築城され、現在は首塚などが遺っている。

また中央の公家七津大夫(ななつたゆう)(滝本中納言)が応仁の乱の戦火をさけて大清水(桃山町)付近に移住し、村を「大夫」と名付けたとされ、現在の市名の由来とも伝えられている。

その他、室町時代の遺跡としては吉加波入道によって1397年(応永4年)築城された吉川城址(吉川町)や15世紀末に築城された丸根城址(共栄町)があるが、遺構などは遺されていない[5]

近世[編集]

江戸時代、市域は尾張藩の支配に属した。1608年(慶長13年)には幕府による全国的な検地が実施され、市域では半月村・横根村・吉川村の検地帳が現存している。またこの頃になると衣ヶ浦は境川逢妻川の堆積によって埋め立てられ、新田開発の一環として大規模な干拓が行われた。また両河川が天井川になり排水が困難になったことから、新たに五ヶ村川が開削された。こうして衣ヶ浦は大幅に縮小され、現在とほぼ等しい河川の流路が形成された。また丘陵部でもため池が盛んに建設された。

1782年(天明2年)に鳴海陣屋(現 名古屋市緑区)が設置されると、市域の農民はこの配下に入り、農民は年貢などを納めた。特に東海道鳴海宿に近接した村は、助郷役なども課された。当時から市域では人の往来が盛んであり、東浦街道などの街道も整備され、道しるべの石柱なども現存している。また、隣りの刈谷藩とも交流があった[6]

近現代[編集]

明治維新後、尾張藩は名古屋藩になり、鳴海陣屋は廃止された。さらに1871年(明治4年)の廃藩置県によって名古屋藩から名古屋県となり、知多郡はここに編入された。しかし三河の10県が統一して額田県になると、知多郡はそちらに繰り入れられた。なお、1872年(明治5年)に両県は合併し愛知県となった。

1889年(明治22年)以降、市域の諸村が合併して「大府村」となった。初代村長には鈴置善平が就任した。

1887年(明治19年)には武豊線が開通し、翌年には大府駅が営業を開始した。さらに翌年には東海道本線が開通し、大府は東海道本線と武豊線の分岐点として、交通の要衝となった。

1915年(大正4年)には町制を施行して「大府町」となった。初代町長には深谷甲太郎が就任した。

第二次世界大戦期には、現在の豊田自動織機長草工場付近に三菱航空機知多工場があり、陸軍の四式重爆撃機「飛龍」を生産した。その工場の北西には出荷用の飛行場(大府飛行場、ただし大部分が東海市域に属する)が建設され、国鉄大府駅との間には専用鉄道(三菱専用引き込み線)が敷設されていた。三菱は当時の大府町(大府市)と隣接の上野町(東海市)にまたがる丘陵地帯に、およそ570万坪(約19平方キロ)の土地を取得した。知多丘陵地の山を削り、谷を埋める30か月にわたる大工事の末、1944年4月に長さ1,300mの滑走路に総組立工場と整備工場が付属した三菱航空機知多工場が完成した。さらに、1944年12月より、上野町大字富木島に航空本部の飛行場拡張工事が実施され、近隣集落から多くの勤労奉仕に出た。

市域は大きな空襲を免れて終戦を迎えた。その後大府飛行場の一部は農業開拓者の農場に転換され、残り6万坪も旧大府町のあっせんにより、1952年2月豊田自動織機製作所が買い受けた。

戦後愛知用水が開削されると、市域の丘陵部では園芸盛んになり、名古屋市に生鮮野菜を供給する近郊農業の一大拠点へと変貌した。さらに工業の面でも豊田自動織機住友重機械工業をはじめとする大企業や中小企業の誘致が推進され、高度経済成長期を経て中京工業地帯の一翼を担う工業都市へと成長を遂げた。

その一方で宅地造成も積極的に推進され、1970年(昭和45年)に市制施行した。また、1974年(昭和49年)施行の第1次総合計画により「健康都市」が市の都市目標として定められ、さらに1986年(昭和61年)に「健康都市宣言」をし、2006年(平成18年)には健康都市連合に加盟した。現在は東浦町と共同でウェルネスバレー構想を掲げ、医療サービスやスポーツなど健康関連諸分野の充実化を推進している。[7]

年表(明治以降)[編集]

明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在


追分村 共和村
桶狭間を除く)
共和村 共和村 共和村
桶狭間を除く)
明治39年5月1日
合併 大府村
大正4年11月1日
町制 大府町
昭和45年9月1日
市制 大府市
大府市 大府市
横根追分村
追分新田
木之山村
八ツ屋新田
又右衛門新田
伊右衛門新田
長草村 長草村 長草村 長草村
横根村 横根村 横根村
大府村 大府村 大府村 大府村
広恵新田
北尾村 北崎村 北崎村 北崎村
近崎村
吉川村 吉田村 吉田村 吉田村
半月村
猪伏村 森岡村(一部) 森岡村(一部) 森岡村(一部)

教育[編集]

大学[編集]

短期大学[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]


特別支援学校[編集]

2018年、新たに県立知的障害特別支援学校が開校する予定[8]

幼稚園[編集]

私立
  • 大府大和幼稚園
  • 大府西パレット幼稚園
  • ジーニアス幼稚園
  • 至学館大学附属幼稚園

保育所[編集]

市立
  • 大府市立荒池保育園
  • 大府市立追分保育園
  • 大府市立大府保育園
  • 大府市立北崎保育園
  • 大府市立共長保育園
  • 大府市立共和東保育園
  • 大府市立長草保育園
  • 大府市立柊山保育園
  • 大府市立桃山保育園
  • 大府市立横根保育園
  • 大府市立吉田保育園
  • 大府市立米田保育園
  • 大府市立若宮保育園


私立
  • 共和保育園
  • 保育園さくらんぼ

職業訓練校など[編集]

小中学校の給食[編集]

大府市では知多半島で唯一、小中学校に給食室を設置している。給食室では調理員が朝から少数で全校生徒分の給食を作っている。なお、献立は小学校および中学校でそれぞれ統一されている[9]

学校間のかかわり[編集]

市内に愛知県立大府特別支援学校特別支援学校)を擁しており、特別支援学校生徒との交流が生徒会児童会レベルで継続されている。また、各小中学校には障害者を少数だが、受け入れる教室を持っている。

高校進学特例[編集]

大府市は尾張学区に属するが、調整特例により市内の中学生は三河学区である刈谷市および知立市の公立高等学校普通科に進学できる。

施設[編集]

図書館[編集]

文教施設[編集]

二ツ池セレトナ
大倉会館

文化施設[編集]

大府市勤労文化会館
  • 大府市勤労文化会館 - 1000人収容のもちのきホールや400人収容のくちなしホール、宿泊施設、会議室など
  • おおぶ文化交流の杜 - おおぶ文化交流の杜図書館、こもれびホール、音楽スタジオなど
  • 石ヶ瀬会館(ミューいしがせ) - 図書室を備えており、大府市中央図書館への図書の返却が可能。その他ホール、会議室などを備える。
  • 大府市民活動センター(コラビア) - 交流スペース、会議室、団体活動室など
  • いきいきプラザ - 会議室、フィットネスルーム、学習スペースなど

公民館[編集]

各公民館は図書室を備えており、大府市中央図書館への図書の返却が可能。その他、ホールや会議室などを備える。

  • 大府公民館
  • 神田公民館
  • 北山公民館
  • 共長公民館
  • 長草公民館
  • 東山公民館
  • 森岡公民館
  • 横根公民館
  • 吉田公民館(農村環境改善センター)

福祉施設・児童センター[編集]

  • 福祉の家
  • 北山老人憩の家
  • 大府児童老人福祉センター
  • 神田児童老人福祉センター
    • 神田児童老人福祉センター北崎分室(建設中)
  • 北山児童センター
  • 東山児童老人福祉センター
  • 共和西児童老人福祉センター* 共長児童センター
  • 吉田児童老人福祉センター
  • 石ヶ瀬児童老人福祉センター
  • 子どもステーション
  • 発達支援センターおひさま
  • 大府包括支援センター(ふれあいサポートセンタースピカ内)
    • 大府包括支援センター東分室(大府市社会福祉協議会内)


スポーツ施設[編集]

  • 吉田多目的グラウンド
  • 米田多目的グラウンド
  • 桜木多目的広場
  • 長草多目的広場
  • 横根フットサルコート
  • 大府市営テニスコート
  • あいち健康の森公園 - テニスコート、球技場、パターゴルフ場、ジョギング・ウォーキングコース、体育館など。


公園[編集]

あいち健康の森公園
大倉公園

医療機関[編集]

産業[編集]

農業[編集]

古来より市域では稲作が行われており、丘陵部には農業用のため池が数多く現存する。

また、戦後愛知用水が開削されると、丘陵部は名古屋市などに生鮮野菜を供給する典型的な近郊農業地帯になり、酪農も行われるようになった。

現在は観光農業も行われている。

特に当市での生産量が、伊勢芋(木の山芋)が愛知県内1位、タマネギが同2位である。(大府市ホームページ・市勢要覧のデータによる)

市内には大府青果卸売市場のほか、ブドウをはじめイチゴジャンボ梨の直売所が数多く存在する。

主な農産物
木の山芋(木の山地区で作られる伊勢芋
木の山五寸にんじん
キャベツ
ジャンボ梨
タマネギ
ブドウ
イチゴ
JA産直店舗
JAあぐりタウン げんきの郷
グリーンプラザおおぶ「知多の旬菜農場」
グリーンプラザきょうわ

工業[編集]

住友重機械工業名古屋製造所

市では、自動車製造業をはじめ機械・化学・繊維・食品など多様な工業が行われ、多くの中小企業が集積する工業団地も広く整備されている。

平成23年度現在、市の製造品出荷額は7219億4948万円であり、その内の63.1%は輸送用機械器具製造業が占める[10]

市内の主な工業団地など
大府市鉄工団地
新江工業団地
木の山工業区
工業専用地域 - 北崎町北東部、朝日町南部

商業[編集]

リソラ大府ショッピングテラス

大府駅共和駅付近の両地域が市内の商業の中心となっている[11]

主な商業施設
あおい書店新大府店
アオキスーパー大府店
アピタ大府店
エディオン大府店
カーマホームセンター大府店
業務スーパー大府店
キンブル大府店
グリーンプラザおおぶ・きょうわ
ケーズデンキ大府店
コジマNEW有松インター店
セリア大府店
中京テレビハウジングプラザ大府会場
ドミー大府店
フィールキャンパス/エクボ共和店
マックスバリュ大府店
リソラ大府ショッピングテラスヤマナカ大府フランテ館)


宿泊施設
  • アズイン大府(中央町)
  • ステーションイン大府(中央町)
  • 冨士屋旅館(中央町)
  • 共和ステーションホテル(共栄町)

ウェルネスバレー産業[編集]

国立長寿医療研究センター

大府市は1987年(昭和62年)に「健康づくり都市宣言」をし、さらに2006年(平成18年)には健康都市連合に加盟し、健康都市づくりを推進している。さら東浦町と共同でウェルネスバレー構想を提唱し、今後はあいち健康の森公園付近に医療関連の企業などの誘致、インフラの整備などが推進される[12]

ウェルネスバレー関連機関
独立行政法人 国立長寿医療研究センター
健康増進・老年病予防センター
あいち小児保健医療総合センター
あいち健康の森公園
あいち健康プラザ(知多郡東浦町)
社会福祉法人 仁至会
認知症介護研究・研修大府センター
介護老人保健施設 ルミナス大府
障害者福祉施設 サンサン大府
特別養護老人ホーム 愛厚ホーム大府苑
協同組合 健康木の住まい ウッドビレッジ
JAあぐりタウン げんきの郷
住宅型有料老人ホーム さわやかの丘
至学館大学
社会福祉法人 憩の郷


バイオマス産業[編集]

2013年6月11日に開催されたバイオマス活用推進会議において、大府市は中部地区で唯一のバイオマス産業都市の第一次選定地域に決定された。市の構想では、メタン発酵ガス化発電では中部地区最大級[13]となる発電施設を市内に建設し、バイオマス資源とエネルギーを地産地消する「都市近郊型バイオマス・新エネルギー利活用ネットワーク」の知多半島地域における拠点を構築していくとしている[14]

企業一覧[編集]

市内に本社を置く主な企業
愛三工業 本社/本社工場
アイ・タック技研 本社
アペックス 本社
イヅミ工業 本社/北崎工場
協和工業 本社
コサカ精機 本社/本社工場
住友ナコ マテリアル ハンドリング 本社/本社工場
大和機工 本社/本社工場
デンソーテクノ 本社
東海興業 本社
東洋発酵 本社/中央研究所
日本高圧電気 本社/技術研究所
ネスター 本社
ネットオフ 本社
名機製作所 本社/本社工場


市内に拠点を置く主な企業
豊田自動織機長草工場
伊藤忠食品 大府ドライ物流センター
木曽路 名古屋工場
グッドマンジャパン グッドマン大府
高圧ガス工業 名古屋工場事務所
鴻池運輸 大府配送センター
佐川急便 名古屋南店
ジョインテックス ジョインテックス中部センター
住友重機械工業 名古屋工場
西濃運輸 大府支店
大興運輸 大府物流センター
中部飼料 大府研究所
デンソー技研センター 技術研修所
トーエネック 大府営業所
豊田自動織機 大府工場/共和工場/長草工場/技能専修学園
トヨタ輸送 長草営業所
トランコム大府事業所/大府ロジスティクスセンター
ナリコマエンタープライズ 中部営業所/中部セントラルキッチン
日立住友重機械建機クレーン 名古屋工場
日立物流 大府出張所
めいらくグループ名古屋製酪大府工場


文化[編集]

スポーツ[編集]

大府市では、戦前より地域スポーツが盛んに行われてきた。現在も市民参加型のスポーツチームが数多くあるほか、市が毎年主催する大府シティ健康マラソン大会には市内外から多くの選手が参加する。平成22年には文部科学省が全国的に展開を進めている総合型地域スポーツクラブとしてOBUエニスポが設立された[15]

また多くの著名なスポーツ選手も数多く輩出しており、市にゆかりのあるオリンピック金メダリストも多い。

バドミントン 
現在最も盛んなスポーツの一つで、市内に本社を置く東海興業はバドミントン日本リーグの2部リーグ(男子の部)に加盟しているほか、市内の学校は全国大会に出場するなど有力校が多く、日本ユニシスに所属する打田しづか野尻野匡世篠谷菜留を輩出している。またわかしゃち国体では大府市民体育館がバドミントン競技の会場になったほか、全国レベルの大会やバドミントン日本リーグの試合が開催される。
レスリング
至学館大学レスリング部は世界でも名門として知られており、吉田沙保里伊調千春伊調馨姉妹ほか多くの有力選手を輩出。
柔道
大石道場吉田秀彦谷本歩実らを輩出している。
野球
高校野球では大府高校は公立の有力校で、春夏合わせて7回の甲子園出場経験を持ち、卒業生に元巨人槙原寛己や元阪神赤星憲広などがいる。
社会人野球では、三菱自動車岡崎硬式野球部三菱重工名古屋硬式野球部が市内にある三菱大府グラウンドを練習拠点にしている。
その他
市内に本社を置く愛三工業の陸上競技部や自転車競技部の愛三工業レーシングチームが有名である。
同じく市内に本社を置くアペックスのバスケットボールチーム、ホーリーナイツは愛知県実業団リーグに加盟している。
また大相撲では、元関取服部祐兒や岩崎翔平(最高位 : 西序二段71枚目)が大府市出身である。
市内に拠点を置く主なスポーツクラブ
  • フィットネスクラブ レスポ大樹大府
  • アスティスポーツクラブ大府店
  • アクトススポーツクラブ大府
  • カーブス大府桃山
  • スイムクラブ大府
  • ゴルフ倶楽部大樹
  • 名南カントリークラブ
  • 大府グリーンゴルフ・コスミックヤード
  • ゴルフ工房フラッグ
  • グリーンフィールド名高山
  • ヤマカゴルフガーデン
  • 名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校


音楽[編集]

市では音楽活動が盛んであり、市内の9つの公民館をはじめ、大府市勤労文化会館おおぶ文化交流の杜石ヶ瀬会館などが市民の活動の拠点となっている。

市役所の1階ロビーでは、定期的に市主催のロビーコンサートが開催される。

美術[編集]

市内には美術館がないが、市内の文化施設では市民の芸術作品の展示が行われる。また大府市役所の地下ロビーなど、市内の公共施設には絵画や彫刻が数多く展示されており、市民は美術に親しむことができる。

また市民参加型の写生大会として、毎年4月のつつじ祭りの中で「親と子の写生大会」が開かれる。

演劇[編集]

劇団シアターガッツは大府市を拠点に活動している。

交通[編集]

鉄道[編集]

市の北東部に東海道新幹線が通過しているが、市内に駅は設置されていない(最寄り駅は名古屋駅である)。また、市域には名古屋鉄道は通過していない(県内の市町村では、他には新城市田原市長久手市が同様である)。

路線バス[編集]

上記の他、名古屋市営バスの高速1号系統と緑巡回系統が国道23号を通過している。市バスは大府市内に停留所を持っていないが、名古屋市との境界付近にある有松町口無池停留所の回転場が市域にある。なお、かつては名鉄バスも大府駅前から知立駅有松駅前後駅などへ向かっていた。

道路[編集]

有料道路[編集]

その他、名古屋高速3号大高線が市域を通過する。

一般国道[編集]

県道[編集]

主要地方道[編集]
一般県道[編集]


金融・郵便・警備[編集]

銀行[編集]

信用金庫[編集]

農業協同組合[編集]

証券会社[編集]

保険会社[編集]

日本郵便[編集]

大府郵便局
  • 大府郵便局  
  • 大府長草郵便局
  • 大府柊山郵便局
  • 大府森岡郵便局
  • 大府横根郵便局
  • 大府吉田郵便局
  • 共和郵便局

警備[編集]

その他[編集]

  • 一般社団法人 愛知県食品衛生協会 (食品衛生センター内)
  • 愛知貨物輸送協同組合

観光[編集]

大府市の指定文化財については、大府市指定文化財一覧を参照。

寺社[編集]

知多四国八十八箇所[編集]
大府七福神[編集]

神社[編集]

長草天神社

旧跡[編集]

詳細は「歴史」の項を参照。


温泉[編集]

祭事・催事[編集]

1月
2月
  • 長草天神社「どぶろく祭り」- 毎年2月25日直前日曜日に開催。
  • 大府梅盆展
  • パフォーマンスライブ - 市内を拠点に活動する青少年によるグループが出演するライブイベント
  • 大府市民美術展
4月
  • 大府菜の花まつり
  • 七社神社マントウ馬まつり
  • 大倉公園つつじまつり
  • 大府あきんどフェスティバル
6月
  • おおぶWELL噛む健康祭
7月
  • 共長夏まつり - 毎年7月最終に開催
8月
  • 大府夏まつり - 中央通りで開催。
  • 大府シティ健康マラソン大会(メイン会場石ヶ瀬小学校
10月
  • 北尾山之神社祭礼 - 知多型山車による祭礼
  • 近崎神明社祭礼 - マントウ
  • 横根藤井神社祭礼 - 子供三番叟
  • 大府市産業文化祭り
通年行事
  • 熱田神社祭礼・朝市 - 朝市は毎月0または5のつく日に、熱田神社の境内で開かれる[16]
  • 大府市音楽祭
  • 市役所ロビーコンサート


名所・その他[編集]

  • ヒメボタル - 市では、当市域が東海地区有数のヒメボタルの生息地であるとしている[17]
  • 星名池のハス
  • 白魦池のスイレン
  • 大府長根山ぶどう狩り


出身有名人[編集]

政財界
スポーツ選手
芸能人・アナウンサー
文化人
その他

その他[編集]

楽曲[編集]

マスコットキャラクター[編集]

  • おぶちゃん - 大府市健康づくりマスコットキャラクター。
  • 共和の金ちゃん - 金メダルのまち「共和」マスコットキャラクター。大府市にゆかりのある、レスリングの吉田沙保里選手をモチーフとしている。 
  • オブリーくん - ゴミ減量推進キャラクター。市指定のゴミ袋に印刷されている。
  • いもメン - 市特産品の木の山芋(木の山地区で作られる伊勢芋)をモチーフとしている。大府市非公認キャラクター。

ナンバープレート[編集]

大府市の公用車はすべて「名古屋」ナンバーである。また、原動機付自転車第一種、二種乙、二種甲およびミニカー小型特殊自動車については、2012年10月1日より、おぶちゃんナンバープレートが交付されている[18]

小選挙区[編集]

衆議院小選挙区において、知多半島10市町で大府市のみ愛知県第7区に属する。

郵便番号[編集]

大府市の郵便番号は「474-00**」である。

脚注・参考文献[編集]

  1. ^ [www.city.obu.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000001/1385/11090101.pdf‎] - 大府市行政評価システム 施策評価表(2013年10月21日閲覧)
  2. ^ 大府市(愛知県)の人口情報 - patmap都市情報|大府市(2013年10月20日閲覧)
  3. ^ a b c 富山県小矢部市との災害時相互応援協定の締結について (PDF)”. 大府市 (2014年2月13日). 2014年2月20日閲覧。
  4. ^ 大府の歴史 - 原始古代 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
  5. ^ 大府の歴史 - 中世 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
  6. ^ 大府の歴史 - 近世 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
  7. ^ 大府の歴史 - 近代現代 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
  8. ^ 大府に県立特別支援校 18年度に開校へ - 中日新聞
  9. ^ 学校給食について - 大府市(2013年10月22日閲覧)
  10. ^ おおぶの統計 6.工業 - 大府市(2013年10月22日閲覧)
  11. ^ 新駅構想 - 大府市(2013年10月20日閲覧)
  12. ^ ウェルネスバレー構想 - 大府市(2013年10月20日閲覧)
  13. ^ バイオガス発電施設の建設決定について - オオブユニティ株式会社(2013年12月4日閲覧)
  14. ^ バイオマス産業都市の第一次選定地域として決定されました - 大府市(2013年12月4日閲覧)
  15. ^ OBUエニスポとは何ですか [よくある質問 | 大府市]
  16. ^ 催し物案内 - 大府市観光協会(2013年10月20日閲覧)
  17. ^ 大府の自然 - 大府市(2013年10月4日閲覧)
  18. ^ 「おぶちゃんナンバープレート」及び「おぶちゃん特別住民票」の交付について (PDF)”. 大府市 (2012年8月28日). 2013年11月12日閲覧。
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]