北設楽郡

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北設楽郡(きたしたらぐん)は、愛知県東北部に位置する人口9,759人、面積553.27km²、人口密度17.6人/km²。(2014年8月1日、推計人口

以下の2町・1村を含む。新城市と共に、新城設楽広域行政圏に所属する。

歴史[編集]

律令制の旧三河国に所属する。設楽郡は、延喜三年(903年)に宝飯郡から分立。

北設楽郡のうち、設楽町北部の一部、豊根村、および長野県南部の根羽村は、古代・中世を通じて、加茂郡(賀茂郡);旧三河国。現在の豊田市みよし市と同じ郡域に所属していた。
戦中~昭和戦後期にかけ、田口町→設楽町に県の地方事務所が置かれていた。

沿革[編集]

  • 1878年明治11年)7月22日 - 郡区町村編制法施行に伴い、愛知県設楽郡を北設楽郡南設楽郡に分割したことで成立。
    田口村に郡役所を設置。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い、北設楽郡に下記の村が成立する。(13村)
    • (明治9年頃)佐太村・大谷村・市原村・河内村が合併し、富山村となる。
    • (明治11年頃)川合村・宇連村が合併し、川合村となる。
    • (明治11年頃)池場村・畑村が合併し、池場村となる。
    • 田口村・八橋村・荒尾(あろう)村・和市村・小松村・長江村・清崎村が合併し、田口村となる。
    • 大名倉村・東納庫村・西納庫村・川向村が合併し、名倉村となる。
    • 上津具村・下津具村が合併し、津具村となる。
    • 田峯(だみね)村・田内(たない)村・三都橋(みつはし)村・豊邦村・松戸村が合併し、段嶺(だみね)村となる。
    • 中設楽村・月村が合併し、御殿(みどの)村となる。
    • 神田村・平山村・上粟代村・古戸(ふっと)村・下粟代村・小林村・川合村の一部(旧宇連村)が合併し、振草(ふりくさ)村となる。
    ※ 合併後は、振草村大字川合となる。 (現:北設楽郡設楽町川合。)
    • 池場村・奈根村・川合村の残部(旧川合村)が合併し、三輪村となる。
    ※ 合併後の地名は、以下のとおり。
      旧池場村大字池場三輪村大字池場 (現:新城市池場
      旧池場村大字三輪村大字 (→ 三輪村大字長岡) (現:北設楽郡東栄町大字三輪
      旧奈根村三輪村大字奈根 (現:北設楽郡東栄町大字奈根
      旧川合村三輪村大字川合 (現:新城市川合
    • 本郷村・川角(かわかど)村・下田村が合併し、本郷村となる。
    • 御園村・東薗目(ひがしそのめ)村・西薗目村・足込(あしこめ)村・下田村が合併し、園(その)村となる。
    • 三沢村・下黒川村・上黒川村・古真立村・坂宇場村が合併し、豊根村となる。
    • 稲橋村・夏焼村・中当村・野入村・大野瀬村・押山村が合併し、稲橋村となる。
    • 武節町村・桑原村・御所貝津村・川手村・黒田村・小田木村・富永村が合併し、武節村となる。
  • 1890年(明治23年)10月23日 - 津具村が上津具村下津具村に分割。(14村)
  • 1900年(明治33年)7月16日 - 本郷村の一部(下田・川角)が分立し、下川村となる。(15村)
  • 1900年(明治33年)10月10日 - 田口村が町制施行し、田口町となる。(1町14村)
  • 1918年大正7年) - 現在人口:34,410名。マラリア患者数:1名。
  • 1921年(大正10年)10月1日 - 本郷村が町制施行し、本郷町となる。(2町13村)
  • 1923年(大正12年)- 郡制廃止。最終郡役所所在地:北設楽郡田口町。
  • 1940年昭和15年)5月10日 - 稲橋村・武節村が合併し、稲武町が発足。(3町11村)
  • 1942年(昭和17年)7月10日 - 北設楽地方事務所を田口町に設置。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 本郷町・御殿村・下川村・園村が合併し、東栄町が発足。(3町8村)
  • 1956年(昭和31年)7月1日 - 三輪村が分割され、一部(長岡、奈根)が東栄町に、残部(川合、池場)が南設楽郡鳳来町に編入される。(3町7村)
    ※ 合併後は、東栄町大字三輪となる。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - (3町3村)
    • 田口町・段嶺村・名倉村・振草村の一部(平山・神田・川合)が合併し、設楽町が発足。
    • 振草村の残部(下粟代・上粟代・小林・古戸)が東栄町に編入される。
    ※ 合併後は、東栄町大字振草となる。旧振草村の「大字」が、東栄町大字振草の「」とされた。
    • 上津具村・下津具村が合併し、津具村が発足。
  • 2003年平成15年)10月1日 - 稲武町が東加茂郡へ移行。(2町3村)
  • 2005年(平成17年)10月1日 - 設楽町・津具村が合併し、設楽町が発足。(2町2村)
  • 2005年(平成17年)11月27日 - 富山村が豊根村に編入。(2町1村)
明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
別所村 本郷村 本郷村 本郷村 大正10年10月1日
町制 本郷町
昭和30年4月1日
合併 東栄町
東栄町 東栄町
寄近村
三ツ瀬村
下田村 明治33年7月16日
分立 下川村
下川村
川角村
月村 御殿村 御殿村 御殿村
中設楽村
足込村 園村 園村 園村
御園村
西薗目村
東薗目村
奈根村 三輪村 三輪村 三輪村 昭和31年7月1日
東栄町に編入
畑村 池場村
池場村 昭和31年7月1日
南設楽郡鳳来町に編入
南設楽郡鳳来町 平成17年10月1日
新城市に編入
新城市
川合村 川合村
宇連村 振草村 振草村 振草村 昭和31年9月30日
合併 設楽町
設楽町 平成17年10月1日
合併 設楽町
設楽町
平山村
神田村
上粟代村 昭和31年9月30日
東栄町に編入
東栄町 東栄町
下粟代村
古戸村
小林村
田口町村 田口村 田口村 明治33年10月10日
町制 田口町
田口町 昭和31年9月30日
合併 設楽町
設楽町 平成17年10月1日
合併 設楽町
設楽町
西路村
東路村
中島村
東田内村 清崎村
萩平村
小代村
塩津村
田枯村 八橋村
向林村
永江沢村
小松野村 小松村
柿平村
怒田輪村
荒尾村
長江村
和市村
大名倉村 名倉村 名倉村 名倉村
清水村 納庫村 西納庫村
貝津田村
川口村
湯谷村
久原村 東納庫村
松本村
寺脇村
神子谷下村
市ノ瀬村
社脇村
万場村
猪之沢村
大久保村
大桑村
大平村
宇連村
川向村
田峯村 段嶺村 段嶺村 段嶺村
上西田内村 田内村
下西田内村
筒井村 三都橋村
折立村
栗島村
笠井島村 豊邦村
桑平新田
松戸村
上津具村 (町方) 上津具村 津具村 明治23年10月23日
分割 上津具村
上津具村 昭和31年9月30日
合併 津具村
津具村
(山方)
下津具村 (北方) 下津具村 明治23年10月23日
分割 下津具村
下津具村
(南方)
樫谷村 三沢村 豊根村 豊根村 豊根村 豊根村 豊根村 豊根村
粟世村
兎鹿島村 上黒川村
老平村
大沢村
小谷下村 古真立村
間袋村
大立村
溝淵村 下黒川村
中久名村
小造村
坂場村 板宇場村
川宇連村
佐太村 富山村 富山村 富山村 富山村 富山村 富山村 平成17年11月27日
豊根村に編入
大谷村
市原村
河内村
稲橋村 稲橋村 稲橋村 稲橋村 昭和15年5月10日
合併 稲武町
平成15年10月1日
東加茂郡に移行
東加茂郡稲武町
平成17年4月1日
豊田市に編入
豊田市
夏焼村
中当村
野入村
大野瀬村
押山村
武節町村 武節村 武節村 武節村
桑原村
御所貝津村
川手村
黒田村
小田木村
東加茂郡富永村

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『各地方ニ於ケル「マラリア」ニ関スル概況』(内務省衛生局。大正8年)(国立国会図書館のホームページ『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能)

外部リンク[編集]

他にも音羽町史にも、古代三河国山間部の郡域地図が掲載されている。