新城市

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しんしろし
新城市
Flag of Shinshiro Aichi.svg
新城市旗
Symbol of Shinshiro Aichi.svg
新城市章
市旗・市章、共に2005年平成17年)10月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
団体コード 23221-1
面積 499.00km²
総人口 47,421
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 95人/km²
隣接自治体 豊橋市岡崎市豊川市豊田市
北設楽郡設楽町東栄町
静岡県浜松市
市の木 ヤマザクラ
市の花 ヤマユリ
市の鳥
市の石
市のカエル
コノハズク
松脂岩
モリアオガエル
新城市役所
所在地 441-1392
愛知県新城市字東入船6番地1
北緯34度53分57.3秒東経137度29分55秒座標: 北緯34度53分57.3秒 東経137度29分55秒
新城市役所
外部リンク 新城市

新城市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

特記事項 世帯数:16,339世帯(2007年9月1日)
 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
鳳来寺仁王門
湯谷温泉
新城駅前通り商店街(2011年5月)。
新城市中心部周辺の空中写真。
1983年撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

新城市(しんしろし)は、愛知県東部、東三河に位置する

概要[編集]

豊橋市豊川市の北に位置し、旧設楽郡の玄関口にあたる。

2005年10月1日に、南設楽郡鳳来町作手村合併し、県内で豊田市に次ぐ2番目に広い自治体となった。

地理[編集]

本宮山などの山々に囲まれていて、市の中央に豊川が流れる。

隣接する自治体・行政区[編集]

愛知県

静岡県

人口[編集]

Demography23221.svg
新城市と全国の年齢別人口分布(2005年) 新城市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 新城市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
新城市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 54,042人
1975年 54,204人
1980年 54,239人
1985年 54,965人
1990年 54,583人
1995年 54,602人
2000年 53,603人
2005年 52,178人
2010年 49,871人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

歴代市長[編集]

  • 2005年9月30日までの新城市
    • 初代 - 星川重助(1958年11月1日 - 1959年4月30日)
    • 二代 - 小野田辰雄(1959年5月1日 - 1975年4月30日)
    • 三代 - 近藤長一(1975年5月1日 - 1991年4月30日)
    • 四代 - 山本芳央(1991年5月1日 - 2005年9月30日)
  • 新城市
    • 市長職務執行者 - 齋藤善英(旧作手村長)(2005年10月1日 - 市長選出まで)
    • 初代 - 穂積亮次(旧鳳来町長)(2005年11月13日 -)3期目

行政区域[編集]

  • 行政区域は大字を基本とし、xx町の名称は区域名として原則使用していない。(但し、通称としては、栄町、西新町、東新町が存在)なお、大字の呼称は旧新城市、旧鳳来町では発足時より削除している。
  • 1955年までの旧新城町域に大字は設定されず、住所は新城市字xxとなる。
  • 旧新城市域には区画整理による新地名(城北、緑ヶ丘、市場台)も存在する。
  • 旧作手村域は、新城市作手xxとなった。
  • 旧鳳来町域は、旧鳳来町の大字がそのまま新城市の大字となった。

歴史[編集]

戦国期の永禄4年(1561年)6月29日、松平元康が菅沼定氏に与えた判物写に「新城・田嶺・武節三所……一所城代可申付之事」とある(譜牒余録/岡崎市史6)。天正2年11月の永住寺追鐘銘には「三州設楽郡新城村」と見える(古鐘銘集成)。同9年3月7日の竜沢寺勧化帳写によれば、「三州新代」の英寿寺は竜沢寺へ1貫文勧進している(竜沢寺文書/福井県史資料編4)となっており、新城市HPに記載される由来以前に、新城と呼ばれている。

1576年(天正4年)、奥平信昌長篠城より新城城(現在の新城小学校周辺)に移転築城。

江戸時代においては市域の北部(旧設楽郡)は主に交代寄合菅沼氏の領地、市域の南部(旧八名郡)は、主に定府大名安部氏の武蔵国岡部藩の領地であった。1868年(慶応4年)明治新政府方についた安部氏は、陣屋を当時の半原村(現新城市富岡)に移して、半原藩を発足させたが、すぐに版籍奉還となった。1871年(明治4年)の廃藩置県では、半原村に半原藩改め半原県の県庁が置かれたが、額田県との合併を経て愛知県に合併された。

明治、大正時代は、南設楽郡役所が新城町(新城駅周辺)、八名郡役所が富岡村(1906年合併により八名村)に置かれ、2つの郡の中枢地となった。大正の郡制廃止後、太平洋戦争中、南設楽郡新城町に南設楽郡と八名郡を管轄する八楽(はちらく)地方事務所が置かれ、南設楽郡と八名郡は新城町に中枢が統一された。

戦後の沿革[編集]

年表[編集]

明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在



新城村 新城村 新城町 新城町 新城町 昭和30年4月15日
合併
南設楽郡新城町
新城町 昭和33年11月1日
市制 新城市
平成17年10月1日
合併 新城市
新城市
新町村
問之町村
野田村 野田村 千秋村 千秋村 明治39年5月1日
合併 千郷村
千郷村
大野田村
中市場村
中村 豊島村
定池村
根古屋村
稲木村
川田村
石田村
片山村 西郷村 西郷村
徳定村
諏訪村
山村 山村
臼子村
今出平村
西杉山村 杉山村
東杉山村
下平井村 平井村 平井村 平井村 明治39年5月1日
合併 東郷村
東郷村
宗高村
上平井村 上平井村
恵美酒方村
岩広村 富沢村
設楽村
西矢部村 矢部村
東矢部村
清井田村 八束穂村 信楽村 信楽村
新間村
柳田村
宮脇村
下々村
川路村
竹広村
大海村
有海村
浅木村 浅谷村 石座村 石座村
谷下村
大宮村 大宮村
大坪村
常延村
川上村 富永村
重広村
夏目村
門前村
草部村
出沢村
須長村 須長村
名高田村
森長村
牛倉村 牛倉村
真国村
黒口村


半原村 富岡村 富岡村 富岡村 明治39年7月1日
合併 八名村
八名村
下宇利村
中宇利村
黒田村
小畑村
庭野村 長部村 長部村
一鍬田村
八名井村
日吉村 日吉村 日吉村 明治39年7月1日
合併 舟着村
舟着村
吉川村
乗本村 乗本村 乗本村 昭和31年9月30日
境界変更
鳳来町に編入
鳳来町
上吉田村 山吉田村 山吉田村 山吉田村 山吉田村 昭和31年9月30日
南設楽郡鳳来町
に編入
下吉田村
竹之輪村
黄柳村 黄柳野村
多利野村



海老村 海老村 明治27年4月28日
町制 海老町
海老町 海老町
双瀬村 副川村
大石村
山中村 中島村
湯島村
身平橋村 四谷村
大林村
古宿村
大代村
須山村 連合村
方瀬村
真菰村
小野村



池場村 池場村
(一部)
三輪村
(池場・川合)
三輪村
(池場・川合)
三輪村
(池場・川合)
三輪村
(池場・川合)
昭和31年7月1日
南設楽郡鳳来町
に編入
川合村 川合村
(一部)


大野村 大野村 明治25年4月18日
町制 大野町
大野町 昭和31年4月1日
合併
南設楽郡鳳来町
鳳来町
名号村 明治23年10月20日
分立 名号村
明治39年7月1日
合併 七郷村
七郷村
名越村 明治23年10月20日
分立 名越村
能登瀬村 明治23年10月20日
分立 能登瀬村
井代村 明治23年10月20日
分立 井代村
六郎貝津村 睦平村 明治23年10月20日
分立 睦平村
下平村
細川村 明治23年10月20日
分立 細川村
一色村 高岡村 高岡村
巣山村



長篠村 長篠村 長篠村 長篠村
浅畑村 富栄村
下平村
寺林村
大峠村
引地村 豊岡村
橋平村
湯谷村
柿平村
槙原新田
吉村 富保村
岡村
大草村
横山村 横川村 昭和31年9月30日
境界変更
新城町に編入
昭和33年11月1日
市制 新城市
滝川村
布里村 (七久保) 布里村 布里村 明治39年7月1日
合併 鳳来寺村
鳳来寺村
(上記以外) 鳳来町
塩平村 塩平村 玖老勢村 鳳来寺村 鳳来寺村
椎平新田
葛村 葛村
長楽新田
栃下村
塩谷村
門谷村 門谷村
黒谷村
峯村
田代村
源氏村 愛郷村 愛郷村 愛郷村
島田村
忍原村
大輪村
只持村 只持村 只持村
一色村 一色村 一色村
塩瀬村 塩瀬村 塩瀬村
寺林村 白鳥村 巴村 巴村 明治39年5月1日
合併 作手村
作手村 作手村 作手村
相月村
河合村
野郷村
須山村 清岳村
市場村
北畑村
長者平村 高里村
川尻村
草谷村
鴨ケ谷村 鴨ケ谷村
手洗所村
岩波村
西田原村 田原村 田原村 田原村
東田原村
黒瀬村
菅沼村 菅沼村 菅沼村
御領村 守義村
小田村
道貝津村
善夫村
木和田村
赤羽根村 高松村 高松村 高松村
弓木村
川手村
小林村
杉平村 杉平村 杉平村
田代村 田代村 田代村
和田村 保永村 保永村 保永村
見代村
戸津呂村
大和田村 大和田村 大和田村
荒原村 荒原村 荒原村



黒坂村(一部) 合併
下山村(一部)
下山村(一部) 明治39年5月1日
合併
下山村(北中河内)
下山村(北中河内) 昭和23年2月1日
南設楽郡作手村
に編入
羽布村(一部) 合併
富義村(一部)
富義村(一部)

産業[編集]

農業[編集]

豊川にそって平地が広がり川沿いに田や畑が開かれている。農業生産額でみると、鶏(採卵用)が多く、続いて野菜・米・果物の順になっている。また、新城で作られた茶は三河しんしろ茶として市場に出回っている。新城八名地区で作られるさといもに八名丸というものがあり、名古屋豊橋に出荷されている。もともと、転作作物として作られており、強い粘りが特徴。

工業[編集]

横浜ゴム新城工場

旧新城市部は戦後になってから工業団地を多数造成し、農業中心の産業構造から転換急成長した。1959年市議会で工場誘致条例をつくり、愛知県の協力を得て条件の整った工業団地を作った。

商業[編集]

旧新城市部は新城駅周辺、旧鳳来町部は三河大野駅周辺を中心に商店街が形成されていたが、近年は国道151号線新城バイパス沿いに中心が移っている。

2010年からは毎月第4日曜日の午前中、新城中央通り(旧国道151号)に軽トラックによる特産品の即席販売市「しんしろのんほいルロット」が開催されており、開催日には買い物客で賑わう。「ルロット」とはタヒチ島パペーテにある軽トラックによる屋台レストラン広場のこと。

名物[編集]

日本茶、鳳来牛-地元農家生産による和牛

名物料理[編集]

サーキット場[編集]

姉妹都市[編集]

国内[編集]

国外[編集]

世界新城サミット[編集]

市制40周年を迎えた1998年に、新城市の呼びかけで、世界各地の「新しい城」という意味の名をもつ地方都市の代表が新城市に集まり「世界新城サミット」が開催された。これを契機として各都市間の市民交流も行われた。これ以降、隔年でサミットが開かれてきたが、2008年の第6回サミットが最後となる。

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

すべて市立

小学校[編集]

すべて市立

  • 鳳来寺小学校
  • 鳳来西小学校
  • 海老小学校
  • 連谷小学校
  • 黄柳川小学校
  • 東陽小学校
  • 鳳来東小学校
  • 作手小学校(北校舎=旧開成小学校,南校舎=旧巴小学校)

キリスト教会と神学校[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

バス[編集]

  • 豊鉄バス
    • 新豊線(豊橋駅前~新城市民病院~東新町~新城富永)
    • 田口新城線(新城市民病院~新城警察署~新城東高校~八束穂~本長篠駅前~鳳来寺~田口)※津具方面へ利用の場合は田口で乗換が必要
    • 毎年11月の土曜・休日は、本長篠駅前~鳳来寺~鳳来寺山頂のバスが運行される(11月23日は鳳来寺山もみじまつりのため、本長篠駅前~鳳来寺のバスも増便運行)。
  • 新城市Sバス(平日のみ運行)
    • 作手線(休日も運行)
    • 北部線
    • 中宇利線
    • 吉川市川線
  • 市営バス(旧鳳来町営)
    • 長篠山吉田線 - 県境を越え静岡県浜松市まで乗り入れる
    • 秋葉七滝線
    • 布里田峰線
  • 市営バス(旧作手村営)
    • 守義線(岡崎市・くらがり~高里~守義~鳴沢橋)
    • 大和田線(戸津呂~大和田)
  • 東名ハイウェイバス - 豊橋北バスストップ豊橋市

道路[編集]

一般国道[編集]

主要地方道[編集]

一般県道[編集]

道の駅[編集]

病院[編集]

新城市民病院が医師不足のため救急医療を夜間中止し、豊川市民病院豊橋市民病院、県外の浜松市の聖隷三方原病院に依存している。現在市民病院改革委員会を作り立て直している。

観光[編集]

観光[編集]

長篠城趾
阿寺の七滝

行事[編集]

出身有名人[編集]

参考文献[編集]

  • 愛知県八名郡役所著『八名郡誌』(愛知県八名郡役所、1926年)
  • 新城教育委員会編『わたしたちの新城』(新城教育委員会、1995年)

脚注[編集]

  1. ^ 市町村自治研究会編『全国市町村要覧(平成18年版)』(第一法規、2006年10月25日、ISBN 4474022297)p.508
  2. ^ 財団法人自治体国際化協会・姉妹提携情報
  3. ^ 新東名高速道路 浜松いなさJCT〜豊田東JCT 開通予定時期の見直しについて 中日本高速道路 2014年7月23日付

外部リンク[編集]