茶臼山駅

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茶臼山駅
駅舎(2007年10月)
駅舎(2007年10月)
ちゃうすやま - Chausuyama
東新町 (1.2km)
(1.2km) 三河東郷
所在地 愛知県新城市富永字四条14
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 23.8km(豊橋起点)
電報略号 ウス
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
359人/日(降車客含まず)
-1999年-
開業年月日 1926年大正15年)5月1日
備考 駅員無配置駅

茶臼山駅(ちゃうすやまえき)は、愛知県新城市富永字四条にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要[編集]

豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の一つである。新城市新城地区の北部地区(旧・南設楽郡東郷村域)に位置する。駅名にある「茶臼山」は、長篠の戦いにおいて豊臣秀吉が陣取った茶臼山本陣があったことによるものであり、愛知・長野県境にある茶臼山との関連はない。

1926年大正15年)に、私鉄豊川鉄道の手によって開業した。その後国有化を経て、1987年昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR東海の経営に移っている。

構造[編集]

ホームが地面に接する地上駅である。ホームは片側(ここでは南側)のみに線路が接する単式ホーム(片面ホーム)1面のみ[1]であり、上下列車双方ともこのホームを使用する。

1996年に改築された駅舎が使用されている。1971年以降無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[2]。かつては木造駅舎が使用されていたが、無人化以降老朽化がすすみ、1995年11月に解体された[3]

歴史[編集]

茶臼山駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部にあたる豊橋・大海間を運営していた私鉄である。この駅を挟む新城から大海までの区間が1900年明治33年)に開通した際、当該区間に途中駅は設置されていなかったが、それから20年以上を経た1926年5月になって茶臼山駅が新設された。

1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国有鉄道飯田線が成立する。これによって茶臼山駅も国有鉄道の駅となった。1971年(昭和46年)には開業時からの貨物営業が廃止されて旅客専用の駅となり、そのまま1987年4月の国鉄分割・民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表[編集]

  • 1926年(大正15年)5月1日 - 豊川鉄道の駅として開業[4]
  • 1943年(昭和18年)8月1日 - 豊川鉄道の国有化に伴い、国有鉄道飯田線の駅となる[4]
  • 1966年(昭和41年)
  • 1971年(昭和46年)12月1日 - 残っていた小口扱貨物の取り扱いを廃止[4]荷物の取り扱いも同時に廃止[4]。同時に無人駅化[6]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 分割民営化によりJR東海が継承[4]
  • 1996年平成8年)2月26日 - 駅舎を改築[7][8]

所在地の遷移[編集]

開業時、所在地は南設楽郡東郷村富沢であった[4]。その後、東郷村は1955年4月に新城町へと合併、1958年11月には新城町は市制を施行して新城市となった。1985年の時点では、所在地は新城市富永で[4]、大字が富沢から現在と同じ富永に変更されている。

停車列車[編集]

茶臼山駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方とも1時間あたり概ね1本(ラッシュ時は最大2本)の列車が停車する。停車する種別は普通列車と、上りに1本のみ設定されている快速列車の2種類であり、特急伊那路」は通過する。

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

東海旅客鉄道(JR東海)
飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
東新町駅 - 茶臼山駅 - 三河東郷駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 川島令三 『中部ライン全線・全駅・全配線』第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社2010年、35頁(配線図)・76頁。ISBN 978-4-06-270064-1方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  2. ^ 東海旅客鉄道(編) 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年、732・733頁。
  3. ^ 笠原香・塚本雅啓 『タイムスリップ飯田線』 大正出版2007年、95頁。ISBN 978-4-8117-0657-3
  4. ^ a b c d e f g h 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTB1998年、99頁。ISBN 978-4-533-02980-6
  5. ^ 桜ヶ丘ミュージアム(編) 『飯田線展』 桜ヶ丘ミュージアム、2003年、100頁。
  6. ^ 『飯田線展』、101頁。
  7. ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修) 『飯田線百年ものがたり』 新葉社、2005年、144頁。
  8. ^ 『飯田線展』、102頁