東栄町

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とうえいちょう
東栄町
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
北設楽郡
団体コード 23562-8
面積 123.40 km²
総人口 3,413
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 27.7人/km²
隣接自治体 新城市
北設楽郡設楽町豊根村
静岡県浜松市
町の木 スギ
町の花 ヤマユリ
町の鳥 ウグイス
東栄町役場
所在地 449-0292
愛知県北設楽郡東栄町大字本郷字上前畑25
北緯35度4分36.9秒東経137度41分52.1秒
Toei town office.JPG
外部リンク 東栄町公式ページ

東栄町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
花祭。小林地区の「ちゃつの舞」

東栄町(とうえいちょう)は、愛知県東三河山間部(奥三河)に位置するである。

北設楽郡に属する。10世紀までは宝飯郡であった。花祭という伝統芸能が残る町として有名である。

町役場のある大字本郷が商業、公共交通、中学教育の拠点である。

地理[編集]

町域の91%が山林・原野で占められており、標高700~1,000mの山々が連なっている。 県立自然公園と天竜奥三河国定公園の指定を受けている。

  • 川:大千瀬川、振草川
  • 山:明神山(標高1,016m)

隣接している自治体・行政区[編集]

愛知県

静岡県

歴史[編集]

江戸時代、現町域にあった村は一部が寺社領であったほかは幕府領だった。

  • 1889年(明治22年)10月1日 - 北設楽郡本郷村御殿村園村三輪村振草村が発足する。
  • 1900年(明治33年)7月16日 - 本郷村の一部(下田、川角)が分村し下川村となる。
  • 1921年(大正10年)10月1日 - 本郷村が町制を施行し本郷町となる。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 本郷町と下川村、御殿村、園村の各村が合併して東栄町となる。
  • 1956年(昭和31年)
    • 7月1日 - 三輪村の一部(奈根、長岡)を編入する。
      ※ 編入後は、東栄町大字三輪となる。
    • 9月30日 - 振草村の一部(古戸、上粟代、下粟代、小林)を編入する。
      ※ 編入後は、東栄町大字振草となる。旧振草村の「大字」が、東栄町大字振草の「」とされた。
明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在



別所村 本郷村 本郷村 本郷村 大正10年10月1日
町制 本郷町
昭和30年4月1日
合併 東栄町
東栄町 東栄町
寄近村
三ツ瀬村
下田村 明治33年7月16日
分立 下川村
下川村
川角村
月村 御殿村 御殿村 御殿村
中設楽村
足込村 園村 園村 園村
御園村
西薗目村
東薗目村
奈根村 三輪村(一部) 三輪村(一部) 三輪村(一部)
(奈根、長岡)
昭和31年7月1日
東栄町に編入
畑村 池場村
(一部)
上粟代村 振草村(一部) 振草村(一部) 振草村(一部)
(古戸、上粟代、下粟代、小林)
昭和31年9月30日
東栄町に編入
下粟代村
古戸村
小林村

経済[編集]

産業別労働力人口比率は、第1次産業11.4%、第2次産業40.1%、第3次産業48.4%である。(2000年国勢調査)

産業[編集]

民間金融機関[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography23562.svg
東栄町と全国の年齢別人口分布(2005年) 東栄町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 東栄町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
東栄町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 7,706人
1975年 6,752人
1980年 6,236人
1985年 5,898人
1990年 5,441人
1995年 5,124人
2000年 4,717人
2005年 4,347人
2010年 3,758人
総務省統計局 国勢調査より

保健[編集]

教育[編集]

  • 町立東栄小学校
  • 町立東栄中学校

閉校した学校[編集]

  • 愛知県立新城東高等学校本郷校舎(募集停止、2008年3月閉校)
  • 町立栗代小学校(2007年3月閉校)
  • 町立古戸小学校(2007年3月閉校)
  • 町立奈根小学校(2010年3月閉校)
  • 町立東部小学校(2010年3月閉校)

交通[編集]

鉄道[編集]

ただし東栄駅は町の南の外れ(旧三輪村域)にあり、中心部からはかなり離れている。

路線バス[編集]

道路[編集]

電気[編集]

東栄町では中部電力株式会社電気を供給している。

現在の東栄町域で初めに電気事業を手がけたのは、旧本郷町にあった本郷電気製材である。同社は1918年(大正7年)に開業し、東栄町の前身6町村のうち本郷町・下川村・御殿村へ電気の供給を始めた。1924年(大正13年)には振草村・園村も供給範囲に加えている[1]。残る三輪村は、同社ではなく八名郡大野町(現・新城市)の大野電気1921年(大正10年)に供給範囲に加えた[2]

現在の東栄町域に電気を供給していた本郷電気製材・大野電気の2社は1939年(昭和14年)に中央電力へと統合され[3]、続く配電統制により1942年(昭和17年)に中部配電へと統合、この地域は同社の供給区域へと編入された[4]。戦後の電気事業再編で1951年(昭和26年)に中部電力が発足すると同社の供給区域に組み入れられ[5]、現在に至っている。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事など[編集]

スターフォーレスト御園
東栄温泉遠景
  • 花祭 (国の重要無形民俗文化財
    • 毎年11月から3月にかけて催される。神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈る目的で鎌倉時代から伝わる神事。開催地域は、東栄町のほか設楽町津具地区と豊根村である。
    • 約40種類にもおよぶ舞が夜を徹して行われ、中でも「鬼の舞」が最も有名である。「て~ほへ、てほへ」の掛け声とともに舞う姿は優美である。
  • 煮え渕ポットホール
  • とうえい温泉
  • スターフォーレスト御園(北設楽郡東栄町御園字野地91-1)
    • 天文台と宿泊施設が1つになった施設。迫力の星空を生で体験できるほか、60センチ反射望遠鏡とプラネタリウムが楽しめる。
  • 粟代鉱山: 化粧品などに用いる絹雲母を産出する[1].
  • チェンソーアート: 日本のチェンソーアート発祥の地と呼ばれ、毎年5月最後の土日に東栄ドームにて世界大会が開かれる。[2].

出身有名人[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 芳賀信男『東三河地方電気事業沿革史』、2001年、p.190
  2. ^ 東栄町誌編集委員会(編)『東栄町誌』自然・民族・通史編、東栄町、2007年、p.1286
  3. ^ 『東三河地方電気事業沿革史』、pp.212,214,216
  4. ^ 中部配電社史編集委員会(編)『中部電力社史』、社史編集委員会、1954年、pp.19-20,39ほか
  5. ^ 愛知県全域が中部電力の供給区域である。中部電力10年史編集委員会(編)『中部電力10年史』、中部電力、1961年

外部リンク[編集]