設楽町

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したらちょう
設楽町
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
北設楽郡
団体コード 23561-0
面積 273.96 km²
総人口 5,108
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 18.6人/km²
隣接自治体 豊田市新城市
北設楽郡東栄町豊根村
長野県下伊那郡根羽村
町の木 ブナ
町の花 シャクナゲ
設楽町役場
所在地 441-2301
愛知県北設楽郡設楽町田口字辻前14
北緯35度05分50秒東経137度34分17秒
設楽町役場
外部リンク 設楽町公式サイト

設楽町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
岩古谷山
谷高山高勝寺(田峯)

設楽町(したらちょう)は、愛知県東三河北部、北設楽郡に位置するである。2005年10月1日津具村合併(新設合併し)し、新たな設楽町となった。

地理[編集]

行政区域の約9割を山林が占める。

隣接する自治体[編集]

愛知県

長野県

人口[編集]

Demography23561.svg
設楽町と全国の年齢別人口分布(2005年) 設楽町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 設楽町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
設楽町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 10,732人
1975年 9,963人
1980年 9,321人
1985年 8,724人
1990年 8,225人
1995年 7,599人
2000年 6,959人
2005年 6,306人
2010年 5,767人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

  • 1956年9月30日 - 設楽町(田口町段嶺村名倉村振草村の一部が合併)、津具村(上津具村、下津具村が合併)が成立
  • 2004年4月8日 - 設楽町・津具村合併協議会設置
  • 2005年
    • 9月30日 - 設楽町・津具村合併協議会、合併の合意を受けて解散
    • 10月1日 - 津具村と合併、新設楽町が成立
    • 11月20日 - 新設楽町誕生記念式典を奥三河総合センターで開催
    • 11月21日 - 「設楽町章及び設楽町旗の取扱要領」を制定
  • 2007年
    • 1月1日 - 設楽町町民憲章を制定
  • 2014年
    • 1月6日 - 新設移転の役場庁舎で業務開始
明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在



田口町村 田口村 田口村 明治33年10月10日
町制 田口町
田口町 昭和31年9月30日
合併 設楽町
平成17年10月1日
合併 設楽町
設楽町
西路村
東路村
中島村
東田内村 清崎村
萩平村
小代村
塩津村
田枯村 八橋村
向林村
永江沢村
小松野村 小松村
柿平村
怒田輪村
荒尾村
長江村
和市村
大名倉村 名倉村 名倉村 名倉村
清水村 納庫村 西納庫村
貝津田村
川口村
湯谷村
久原村 東納庫村
松本村
寺脇村
神子谷下村
市ノ瀬村
社脇村
万場村
猪之沢村
大久保村
大桑村
大平村
宇連村
川向村
田峯村 段嶺村 段嶺村 段嶺村
上西田内村 田内村
下西田内村
筒井村 三都橋村
折立村
栗島村
笠井島村 豊邦村
桑平新田
松戸村
宇連村 川合村
(一部)
振草村(一部) 振草村(一部) 振草村(一部)
(平山・神田・川合)
平山村
神田村
上津具村 (町方) 上津具村 津具村 明治23年10月23日
分割 上津具村
上津具村 昭和31年9月30日
合併 津具村
(山方)
下津具村 (北方) 下津具村 明治23年10月23日
分割 下津具村
下津具村
(南方)

行政[編集]

財政[編集]

2007年度の当初予算規模は5,445,735千円。歳入は金額順に、地方交付税交付金(2,101,000千円)、町税(713,778千円)、町債(621,000千円)、県支出金(496,325千円)など。歳出では、総務費(1,060,117千円)、教育費(960,307千円)、民生費(854,319千円)、公債費(807,414千円)などとなっている。

行政機構[編集]

旧・設楽町役場
  • 町長
    • 副町長
      • (本庁)
        • 出納室
        • 総務課
        • 企画課
        • 税務課
        • 産業課
        • 町民課
        • 建設課
        • 生活課―窓口センター(神田、段嶺、名倉)
        • ダム対策室
        • 老人福祉施設 やすらぎの里
        • したら保健福祉センター
      • 津具総合支所
        • 管理課
        • 住民課―つぐ診療所
        • 経済課
  • 教育委員会
    • 教育長
        • 教育課
  • 町議会
    • 議会事務局
  • 監査委員
  • 農業委員会
  • 選挙管理委員会

産業[編集]

2005年時点の15歳以上就業者数を見ると、第一次産業が706人、第二次産業が787人、第三次産業が1,697人となっており、第三次産業従事者の割合が過半数を占める。また、過去の数値と比較すると、1965年時点ではそれぞれ3,937人、853人、1,859人であり、第一次産業従事者の減少が目立つ。

農業[編集]

1990年と2005年を比較すると、農家数は1,122軒(旧津具村を含む)から843軒に減少した。内訳を見ると、第二種兼業農家の割合が減少し(50.8%から32.4%へ)、代わって自給的農家の割合が増加した(31.3%から44.8%)。

主な生産物は収穫量順に、水稲(1,459t)、トマト(1,499t)、キャベツ(359t)、大根(109t)、(66t)となっている。

工業[編集]

事業所数(従業員4人以上)は、1975年度の41から5年後の1980年度に57にまで増加した。しかしその後は減少傾向にあり、2004年度は15となっている。工業品の出荷額等を見ると、1975年度に75.4百万円であったが1990年度に419.5百万円にまで増加した。その後は3億円台で推移し、2004年に409.4百万円と、再び4億円台に乗せた。

特産としては関谷醸造の日本酒などがある。

商業[編集]

店舗数は一貫して減少傾向にある。1974年度と2004年度を比較すると、209から102に減少した。対して販売額は、140,294万円から378,012万円に、また1店舗当たりの販売額では684.4万円から3,706.0万円に、それぞれ増加しており、店舗の大規模化を示している。

教育[編集]

小中学校に在籍する児童・生徒数は、1995年時点で676人(旧津具村を含む)であったが、2007年時点で429人に減少している。

小学校

  • 町立田口小学校
  • 町立清嶺小学校
  • 町立田峯小学校
  • 町立名倉小学校
  • 町立津具小学校

中学校

  • 町立設楽中学校【田口小学校、清嶺小学校、田峯小学校、名倉小学校】
  • 町立津具中学校【津具小学校】

高校

田口高校と設楽中学校・津具中学校(以上2校設楽町)・豊根中学校(豊根村)・東栄中学校(東栄町)が連携した中高一貫教育を行っている。

特別支援学校

その他

  • 名古屋大学山地畜産実験実習施設(旧草地研究所)
  • 設楽氏

交通[編集]

道路[編集]

平成17年の道路延長は、町全体で491.8km(実延長)。うち企画改良済延長は311.7kmで改良率は63.4%、舗装済道路延長は431.9kmで舗装率は87.8%となっている。

有料道路[編集]

国道[編集]

主要地方道[編集]

一般県道[編集]




 


町道[編集]

設楽町は県道標識と似た六角形の町道標識が存在する。青地に白色の文字で町道番号と町道名称が書かれている。サイズは一般的な県道標識よりもひと回り小さい。旧津具村にも設楽町道の標識が設置されている(それに伴って津具村の村道標識は廃止)。路線数は400以上にも及ぶ。以下は路線名の例。

  • 町道51号 清崎稲目線
  • 町道133号 竹桑田清崎呼間線
  • 町道387号 名倉宇連線

路線バス[編集]

鉄道[編集]

かつては田口鉄道(後の豊橋鉄道田口線)や設楽森林鉄道が営業していたが、いずれも1960年代に廃止しており、それ以降は町内での鉄道の営業はない。

電気[編集]

設楽町では中部電力株式会社電気を供給している。

旧津具村域での電気事業は津具村#電気を参照

現在の設楽町域のうち旧津具村域を除く地域で初めに電気事業を手がけたのは、旧田口町にあった田口電灯、後の豊川電気である。同社は1917年(大正6年)に開業し、設楽町の前身4町村のうち田口町・名倉村へ電気の供給を始めた。その後段嶺村も供給範囲に追加している。残る振草村は、豊川電気ではなく本郷町(現・東栄町)の本郷電気製材1924年(大正13年)に供給範囲に編入した[1]

設楽町域に電気を供給していた豊川電気・本郷電気製材の2社は1938年(昭和13年)から翌年にかけ中央電力へと統合され[2]、続く配電統制により1942年(昭和17年)に中部配電へと統合、この地域は同社の供給区域へと編入された[3]。戦後の電気事業再編で1951年(昭和26年)に中部電力が発足すると同社の供給区域に組み入れられ[4]、現在に至っている。

名所・旧跡・観光スポット[編集]

祭事・催事[編集]

  • 花祭 - 重要無形民俗文化財。1月に白鳥神社で開催。
  • 三河の田楽 - 重要無形民俗文化財。2月に田峯観音と黒倉神社で開催。
  • 地狂言 - 2月に田峯観音で開催。
  • 棒の手 - 8月に諏訪神社で開催。
  • 参候祭 - 11月に対馬神社で開催。

出身有名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 芳賀信男『東三河地方電気事業沿革史』、2001年、pp.186-188,190
  2. ^ 『東三河地方電気事業沿革史』、pp.212,214,216
  3. ^ 中部配電社史編集委員会(編)『中部電力社史』、社史編集委員会、1954年、pp.19-20,39ほか
  4. ^ 愛知県全域が中部電力の供給区域である。中部電力10年史編集委員会(編)『中部電力10年史』、中部電力、1961年

外部リンク[編集]