半田市
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半田市(はんだし)は、愛知県の市である。尾張・知多地方に属する。
古くから知多半島の政治・経済の中心であり、港湾都市として発達した街である。戦前の1937年(昭和12年)3町合併により、知多半島で最初に市制を施行した。その後は、昭和30年前後の合併ブームや平成の大合併でも合併が行われないまま現在に至っている。
古くより醸造業が盛んで、太平洋戦争後には自動車関連産業などの製造業も進出。日本で初めて非核自治体宣言を提唱した市でもある。『ごんぎつね』などで知られる童話作家新美南吉の出身地でもあり、市内には新美南吉記念館があるほか、記念館周辺には童話にちなんだ花畑なども広がっている。
中部国際空港の開港に伴い、新たにこの地方への営業所の設置を図る企業も多かったが、常滑市内では十分な受け入れ体制が整っていなかった。その為、代わってこの半田市内に拠点を置く企業が多い。これは企業というより住居についてであり、知多半島の高校の約4割が半田市に集中している事から子弟の教育の面で半田を選ぶ傾向があるが、単身者向けの住居は常滑市内に多くできてきた。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 隣接している自治体
[編集] 人口
| 半田市と全国の年齢別人口分布図(比較) | 半田市の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は半田市
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 歴史
江戸時代、市域は尾張藩、犬山藩、寺社の領地であった。市制施行まで知多郡に属していた。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 半田村・亀崎村がそれぞれ町制を施行し半田町・亀崎町となる。
- 1890年(明治23年)12月17日 - 成岩(ならわ)村が町制を施行し成岩町になる。
- 1906年(明治39年)5月1日 - 亀崎町・有脇村・乙川(おっかわ)村が合併し亀崎町となる。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 半田・成岩・亀崎の3町が合併し、県下6番目の市として半田市が発足する。当時の人口は5万477人。
- 2008年(平成20年)3月31日 - 人口が12万人を突破する。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
- 姉妹友好都市
[編集] 経済
古くから酒、醤油、味噌などの醸造業が栄えていた。江戸中期より酒粕を用いた酢の醸造が始まると、江戸のにぎり寿司ブームもあり、樽詰めされた酢は尾州廻船によって江戸にも運ばれた。こうした醸造業の発展は現在の半田市の形成に繋がり、ミツカンなどに代表される日本有数の食品産業の町への基礎となった。
戦前には重工業も盛んになり、中島飛行機に代表されるように航空機産業も発達した。軍需産業の一拠点となった半田市は戦争中には空襲の標的となり、多大な被害を受けることになった。戦後は再び重工業が復興し、臨海部の工業地帯を中心に栄えている。
[編集] 産業
[編集] 市内に本社をおく主要な企業
- 知多信用金庫
- 半田信用金庫
- 知多乗合(知多バス)
- 安全タクシー
- 名鉄知多タクシー
- ミツカングループ本社-食酢のトップメーカー。旧中埜酢店。
- 中埜酒造株式会社 - 銘柄名:國盛(くにざかり)
- 天埜酒造合資会社 - 銘柄名:初夢桜(はつゆめさくら)
- キッコウトミ株式会社-明治25年創業の味噌・醤油醸造元
- 中利
- みどり乳業株式会社
- 株式会社鶴弥
- 輸送機工業株式会社 - 前身は中島飛行機半田工場。
- ツカサ工業株式会社
- 加藤電機株式会社(カーセキュリティ)
- 株式会社中京医薬品
- 株式会社カメレン - 建築内外装用タイルおよびレンガの製造
- 東海興業株式会社
- 中埜総合印刷株式会社
- 株式会社衣浦電機製作所-愛知のブランド認定企業
- バロンパーク株式会社(ガソリンスタンド「ユニーオイル」経営)
- 株式会社大三化成
- 愛知化学陶磁器株式会社(わらし工房)
- かめさきカホリン - 全国的にも数少ない豆腐の型箱専門の製造業者
- とりとり亭(本店所在地)
- 衣浦臨海鉄道
[編集] 慢性的な渋滞 半田市街・衣浦大橋
半田市街(半田市域)・阿久比町域および衣浦大橋が、道路事情の整備不足から慢性渋滞になっている。これが中部国際空港・知多半島と西三河を分断する要因になっており、新幹線三河安城駅からの中部国際空港直通バスにも影響が出ている。西三河のトヨタ自動車グループのような絶対的な産業基盤の乏しい半田市では、財政力の弱さから道路整備が遅れている。現在、衣浦大橋周辺での道路改良計画が愛知県によって策定されている。
衣浦トンネルについても半田市側はたどり着くまで、又は利用した後が大変である。 例えば知多半島道路・半田インターを降りてから東郷町より東は古くからの片側1車線の道しかないので、慢性渋滞になっていて、通過時間の予測がしにくい。他の市と比べて幹線における右折車線が肝心な所にないことも渋滞が多い一因である。 例えば出口町から半田大橋間の約5kmは赤信号が長く、いつも渋滞しており通過に10分から15分を要することが多い。
[編集] 中部国際空港開港と半田市立半田病院
常滑市内には3次救急に対応出来る病院が存在しない。その為、中部国際空港の開港に伴い、知多半島で唯一の救命救急センター(3次救急対応)が半田市立半田病院内に設置された。
[編集] 教育
半田市は尾張学区に属し、中学生は尾張地方の県立および名古屋市立の普通科高校に進学可能だが、衣浦大橋を挟んで対岸の高浜市にある高浜高校の普通科には進学できない。
[編集] 大学・高等学校等
- 学校法人日本福祉大学 半田キャンパス
- 愛知県立半田高等学校
- 愛知県立半田東高等学校
- 愛知県立半田工業高等学校
- 愛知県立半田商業高等学校
- 愛知県立半田農業高等学校
- 愛知県立半田養護学校
- 愛知県立ひいらぎ養護学校
[編集] 中学校
[編集] 小学校
- 半田市立半田小学校
- 半田市立雁宿小学校
- 半田市立さくら小学校
- 半田市立岩滑小学校
- 半田市立乙川小学校
- 半田市立乙川東小学校
- 半田市立横川小学校
- 半田市立亀崎小学校
- 半田市立有脇小学校
- 半田市立成岩小学校
- 半田市立宮池小学校
- 半田市立花園小学校
- 半田市立板山小学校
[編集] 交通
[編集] 国道
[編集] 県道
- 愛知県道34号半田常滑線
- 愛知県道46号西尾知多線
- 愛知県道55号名古屋半田線(通称半田街道)(有料道路知多半島道路を含む)
- 愛知県道511号武豊大府自転車道線
[編集] 有料道路
[編集] 鉄道
[編集] 路線バス・空港バス
半田市は知多半島の中心に位置し、古くから知多半島内や西三河地区への路線バスの基点となっており、現在は西三河地区から中部国際空港への中継地となっているため、路線バスの系統は多いが、バス利用者は多くなく便数も減少しつつある。同市に本社を置く知多乗合(知多バス)が市内を通るほぼ全ての路線バス・空港バスを運行しているが、空港バスの西尾空港線のみ名鉄東部観光バスとの共同運行。なお常滑線はほぼ毎時2本、それ以外の路線は毎時1本以下の運行頻度となっている。また、上池線・亀崎線・鴉根線・花園線については、半田市と知多乗合との協定により、赤字を補填するため市税から年度毎に約2,000万円程度の補助金を給付している。
2007年6月15日よりジェイアールバス関東による、東京駅行きの長距離バス路線知多シーガル号が運行開始した。
- 知多乗合
- 常滑線 - 知多半田駅~板山~常滑駅~中部国際空港
- 半田空港線 - 知多半田駅~清城町~新美南吉記念館西~中部国際空港
- 岩滑(上)線 - 知多半田駅~半田高校前~新美南吉記念館西~椎の木園
- 岩滑(下)線 - 知多半田駅~岩滑小学校前~新美南吉記念館西~椎の木園
- 刈谷線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~刈谷駅前
- 上池線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~緑ヶ丘
- 衣浦線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~亀崎県社前~三河高浜駅前
- 亀崎線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~亀崎県社前
- 鴉根線 - JR半田駅前~市役所前~成岩駅前~図書館・博物館~青山駅前~君ヶ橋住宅西
- 花園線 - 青山駅前~君ヶ橋住宅西
- 安城空港線 - 中部国際空港~住吉町駅~三河高浜駅前~三河安城駅前
- 西尾空港線 - 中部国際空港~住吉町駅~市役所前~碧南中央駅~西尾駅前~蒲郡駅前
- ジェイアールバス関東
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 博物館「酢の里」
- ミツカングループが設立した日本で唯一の酢の総合博物館。
- 國盛「酒の文化館」
- 中埜酒造が運営する酒の博物館。
- 新美南吉記念館
- 半田市が設立した新美南吉の記念文学館。
- 半田赤レンガ建物
- 旧中埜家住宅
- 旧・中埜半六家の別邸。国の重要文化財。
- かみや美術館
- 半田空の科学館
- プラネタリウムやイベントの開催。
- 常楽寺
- 徳川家康ゆかりの寺。本能寺の変に際し、家康が岡崎へ逃げ帰る途上に立ち寄ったといわれる寺。家康から贈られたと言われる鐙などがここに保存されている。
- はんだ山車まつり(5年毎に開催、10月第1土日)次回開催日程は2012年10月
- 亀崎潮干祭(5月3・4日)
[編集] 出身有名人
- あかほりさとる(作家)
- 秋月達郎(作家)
- 澤田ふじ子(作家)
- 大碇紋太郎(元大関)
- 新美南吉(作家)
- 二宮隆雄(作家)
- 原田治(作家)
- 小栗風葉(小説家)
- 三遊亭とん馬(落語家)
- 原田篤(俳優) - 女優・秋本奈緒美の夫。
- 竹内銃一郎(劇作家)
- 光岡映二(格闘家)
- 長谷川良平(元・プロ野球選手、元・プロ野球監督)
- 槙原寛己(野球解説者、元・プロ野球選手)
- 山本梅荘(画家)
- 貴島サリオ(歌手)
- ケイコ・リー(ミュージシャン)
- 野崎真一(作曲家)
- 間瀬礼章(舞台俳優)
- 森信三(教育者、哲学者)
- 奥谷かひろ(漫画家、あかほりさとるの妹)
- 大宮三郎(アニメプロデューサー) - アニメーター・渡辺真由美の夫。
- 石原大二(株式会社コメ兵創業者)
- ホンキートンク(漫才コンビ)
- 永井聖美(競艇選手)
[編集] 外部リンク
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