からすみ (菓子)
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からすみは、岐阜県の東濃地方、長野県の木曽郡南部と下伊那郡南西部、愛知県奥三河に伝わる銘菓で、米粉でつくった蒸し菓子のこと。
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[編集] 概要
下記の地域では「からすみ」と言うと、鯔の卵巣の加工品ではなく、米の粉を加工した和菓子を意味する。
このからすみは、全体に細長い棒状の菓子で、包丁で適当な幅に切って食べる。特徴的なのは、長い側面の上部を両側から中央に向けて押し寄せたようになっており、切った断面が富士山のような山の形になっていることである。
食味や作り方は名古屋名物のういろうに似ているが、より固く弾力があり、べとつきが少ない。日が経つと、デンプンがβ化(老化)して、固くなるが、蒸したり、焼いたり、電子レンジで加熱する事で、柔らかさを取り戻せる。
[編集] バリエーション
白砂糖で甘みを付けた白いもののほか、黒糖を使った黒いもの、落花生、砕いたくるみの果肉、紅芋、よもぎの葉などを練り込んだものがある。
[編集] 歴史
からすみの名前の由来は、子宝の象徴としての縁起物であるカラスミの形に似せて作ったという説と、中国で作られた富士山の形をした墨、すなわち唐墨に形が似ているため、この名を取ったという説とがある。
この地方の各家庭では、桃の節句にからすみを作りお祝いをするという風習がある。
[編集] 商品
水分を多く含むため、日持ちが悪いが、真空パックにして、10日間程度の消費期限のものも作られている。