クチナシ
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| ?クチナシ | |||||||||||||||||||||
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クチナシの果実 |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Gardenia jasminoides Ellis[1] | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| クチナシ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Common gardenia |
クチナシ(梔子、巵子、支子、学名:Gardenia jasminoides)は、アカネ科クチナシ属の常緑低木。
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[編集] 分布
東アジア(中国、台湾、インドシナ半島等)に広く分布し、日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生する。野生では森林の低木として出現するが、園芸用として栽培されることも多い。
[編集] 形態
樹高1-3mほどの低木。葉は対生で、長さ5-12cm、つやがある。筒状の托葉をもつ。花期は6-7月で、6弁の花を咲かせる。花弁は開花当初は白色だが、徐々に黄色に変わっていく。花には強い芳香があり、学名の種名「jasminoides」は「ジャスミンのような」という意味がある。品種改良によりバラのような八重咲きの品種も作り出されている。
10-11月ごろに赤黄色の果実をつける。果実の先端に萼片のなごりが6本、針状についていることが特徴である。この果実は熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。他にはクチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実のなる木、つまりヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味)からクチナシに変化したという説もある。
[編集] クチナシを利用する動物
スズメガに典型的な尻尾をもつイモムシがつくが、これはオオスカシバの幼虫である。奄美大島以南の南西諸島に分布するイワカワシジミ(シジミチョウ科)の幼虫は、クチナシのつぼみや果実等を餌とする[2]。クチナシの果実に穴が開いていることがあるが、これはイワカワシジミの幼虫が中に生息している、または生息していた跡である。
[編集] 人との関係
人家周辺に栽培されることが多い。ただし、クチナシを植えるとアリが来るといって敬遠する例もある。
果実にはカロチノイドの一種・クロシン(Crocin)が含まれ、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられた。また、発酵させることによって青色の着色料にもなる。これは繊維を染める他、食品にも用いられ、サツマイモや栗、和菓子、たくあんなどを黄色に染めるのに用いられる。また、大分県の郷土料理・黄飯の色づけにも用いられる。クロシンはサフランの色素の成分でもある。
また、果実は山梔子(さんしし)と呼ばれ、日本薬局方にも収録された生薬の一つである。煎じて黄疸などに用いられる。黄連解毒湯、温清飲、五淋散などの漢方方剤に使われる。
黒人ジャズ歌手のビリー・ホリデイはしばしば、クチナシの花を髪に飾って舞台に立った。
[編集] 脚注
- ^ Flora of Japan
- ^ 福田晴夫・二町一成 「イワカワシジミ」 『鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物 -鹿児島県レッドデータブック動物編-』 財団法人鹿児島県環境技術協会、2003年、225頁、ISBN 4-9901588-0-6。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 大野照好監修・片野田逸郎著 『琉球弧・野山の花 from AMAMI』 株式会社南方新社、1999年、153頁、ISBN 4-931376-21-5。
- 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、435頁、ISBN 4-87378-522-7。

