橿原市

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かしはらし
橿原市
Kashihara Nara montage.JPG
1段目左:畝傍山
1段目右:耳成山
2段目左:天香具山
2段目右:橿原神宮
3段目左:今井町の街並み
3段目右:奈良県橿原考古学研究所
4段目左:おふさ観音
4段目右:畝傍山口神社
Flag of Kashihara, Nara.svg
橿原市旗
Symbol of Kashihara, Nara.svg
橿原市章
市旗:1976年10月1日制定
市章1956年9月5日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
団体コード 29205-2
面積 39.52km²
総人口 125,205
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 3,170人/km²
隣接自治体 御所市桜井市大和高田市
北葛城郡広陵町磯城郡田原本町
高市郡明日香村高取町
市の木
市の花 くちなし
市の色 白色・緑色・茶褐色
橿原市役所
所在地 634-8586
奈良県橿原市八木町一丁目1番18号
北緯34度30分34.1秒東経135度47分33.4秒
市役所本庁舎
外部リンク 橿原市公式WEB

橿原市位置図

― 市 / ― 町・村

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橿原市(かしはらし)は、奈良県中部の。総人口約125,000人と、奈良市に次ぐ県下第二の都市である。市名は神武天皇が磐余(いわれ)の地において磯城の首長の兄磯城(えしき)を破り、饒速日命も天津瑞を献じて仕えることとなり、神武天皇即位紀元辛酉の年の春正月の庚辰の朔日に畝傍山東南「橿原の宮」に即位建国したことに由来する。市章(シンボルマーク)の金鵄は、神武天皇の弓の弭に止まって光り輝き、長髄彦の兵を追い払ったから意匠された。

地理[編集]

地形[編集]

奈良盆地の南東部に位置し、市域のほとんどは平坦地であるが、畝傍山天香具山耳成山大和三山が優美な姿を見せる。

気候[編集]

夏暑く冬は寒い、また雨が少ない盆地特有の内陸性の気候である。

人口[編集]

Demography29205.svg
橿原市と全国の年齢別人口分布(2005年) 橿原市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 橿原市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
橿原市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 75,508人
1975年 95,701人
1980年 107,316人
1985年 112,888人
1990年 115,554人
1995年 121,988人
2000年 125,005人
2005年 124,728人
2010年 125,573人
総務省統計局 国勢調査より

平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.68%増の125,573人であり、増減率は県内39市町村中6位。

奈良県統計 橿原市の人口

  • 2010年4月1日現在 : 125,605人
  • 人口増加率(2002年→2007年) : -0.8%

歴史[編集]

  • 神武東征の際、大和には多くの国津神がいて、神武天皇の大和入りに歯向かったが、片居(かたい)または片立(かたたち)で破り、大軍が満(いわ)みていたので、改めて磐余(いわれ)と名付けた。また、古代の大和国高市郡遊部(あそべ)郷・久米(くめ)郷・雲梯(うなて)郷、十市郡神戸(かむと)郷の地であり、大和三山(畝傍山・耳成山・天香久山)は、古来から神聖な山として畏れ敬われてきた。大化改新前代に置かれていた宮廷直轄領である六御県(むつのみあがた)は、倭六県(やまとのむつのあがた)ともいい、天皇に献上するための蔬菜を栽培する菜園の霊を祀り、添(そふ)・山辺(やまのべ)・磯城(しき)・十市(といち)・高市(たけち)・葛城(かつらぎ)の6つの(あがた)は、特別視された。市内には、2つの御県神社が存在している。天香山神社・国常立神社・高龗神社・天岩戸神社・畝尾都多本神社・畝尾坐健土安神社・高市御縣神社・十市御縣坐神社久米御縣神社河俣神社(高市御縣坐鴨事代主神社)・畝火山口坐神社天太玉命神社宗我坐宗我都比古神社など数多くの名神大社や延喜式内社が鎮座する。
  • 飛鳥時代には、「八木村付曽武橋当世八木村に俗にそむぼう乃橋というあり。聖徳太子斑鳩の宮より筋違道太子道)を経て、曽武々の橋をわたり、八木の里を過ぎて、橘の宮に通い給いしなり」(玉林抄)とあり、聖徳太子は舎人調使麻呂と愛馬「甲斐の黒駒」を伴って曽武(蘇武)井で休憩されたと伝えられている。
  • 694年に日本最初の都城である藤原京が造営され、都が平城京に移転するまで16年存続した。
  • 戦国時代には今井町が一向宗の布教拠点として環濠城塞都市化し、織田信長軍と闘ったが武装解除されたものの検断権を許されて自治都市として発展し、『海の・陸の今井』と称された。
  • 幕末から神武天皇建国の地として注目され、畝傍陵が造営され、また明治期には官幣大社・橿原神宮も創建された。
  • 高度経済成長期には大阪市京都市奈良市などのベッドタウンとして人口流入が続いた。

沿革[編集]

市域の変遷[編集]

明治22年 明治29年 昭和3年 昭和31年 現在
奈良県
高市郡 橿原市
八木町
今井町
白橿村 畝傍町
鴨公村
真菅村
金橋村
新沢村
十市郡 磯城郡
耳成村

姉妹都市・友好都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

行政[編集]

市長[編集]

市議会[編集]

  • 議員定数 26名
    • 市議会議長 杉井 康夫(平成25年3月 - )
    • 市議会副議長 小川 和俊(平成25年3月 - )
    • 議会選出監査委員 大北かずすけ
  • 会派
    • 自由民主党・豊政会(2名)
    • 公明党(4名)
    • 日本共産党(3名)
    • 民主党(3名)
    • 光風会(2名)
    • 市民クラブ(3名)
    • 無所属(9名)

(平成24年3月5日現在)

なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第4区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「高市郡・橿原市選挙区」(定数:4)となっている[3]

行政機関[編集]

消防[編集]

  • 奈良県広域消防組合消防本部(慈明寺町)
    • 消防本部内橿原消防署
    • 橿原消防署北出張所(豊田町)
    • 橿原消防署東出張所(小房町)

国・県の機関[編集]

国の機関[編集]

県の機関[編集]

  • 橿原動物指導管理事務所(慈明寺町)
  • 県立橿原公苑(畝傍町)
  • 県立橿原考古学研究所、同付属博物館(畝傍町)
  • 県立橿原文化会館(北八木町)
  • 県立高等学校総合寄宿舎畝傍寮(御坊町)
  • 県立高等学校総合寄宿舎かぐやま寮(栄和町)
  • 社会福祉総合センター(大久保町)
  • 第二生活科学センター(北八木町)
  • 奈良県警察本部運転免許センター(葛本町)
    • 運転免許センター内 県警本部運転免許課
  • 奈良県警察本部ヤング・いじめ110番(久米町)
  • 奈良県警察本部交通反則通告センター庁舎(四条町)
    • 通告センター庁舎内 県警本部交通機動隊橿原分駐所
  • 奈良県警察本部橿原分庁舎(四条町)
    • 橿原分庁舎内 県警本部機動捜査隊橿原分駐隊
    • 橿原分庁舎内 県警本部鑑識課機動鑑識班室
    • 橿原分庁舎内 県警本部自動車警ら隊橿原分駐所
    • 橿原分庁舎内 県警本部高速道路交通警察隊橿原分駐隊
    • 橿原分庁舎内 県警本部交通規制課交通管制中和サブセンター
  • 奈良県警察橿原警察署(四条町)
  • 奈良県水道局水道建設事務所(小房町)
  • 奈良県病害虫防除所(四条町)
  • 奈良県国民健康保険団体連合会(大久保町)
  • 奈良県高齢者総合相談センター(大久保町)
  • 農業技術センター(四条町)
  • 万葉の森管理事務所(南浦町)

公益法人[編集]

経済[編集]

産業[編集]

工業[編集]

商業施設[編集]

金融機関[編集]

証券会社[編集]

農業協同組合[編集]

  • 橿原・御所・高市地区統括部、金橋支店、橿原農営経済センター、金橋ローン営業センター(雲梯町)
  • 新沢支店(一町)
  • 真菅支店(曽我町)
  • 真菅駅前支店(中曽司町)
  • 耳成支店(葛本町)
  • 畝傍支店(久米町)

各支店にはJAバンクATMが設置されているほか、近鉄百貨店橿原店、イオンモール橿原アルル、オークワ橿原畝傍店にもそれぞれJAバンクATMが設置されている。

日本郵政グループ[編集]

(※2014年6月現在)

  • 橿原郵便局(八木町) - 集配局。
  • 橿原新口(にのくち)郵便局(葛本町=くずもとちょう)
  • 小槻(おうづく)郵便局(土橋町=つちはしちょう)
  • 橿原曽我(そが)郵便局(曽我町)
  • 橿原新賀(しんが)郵便局(新賀町)
  • 耳成(みみなし)郵便局(石原田町)
  • 香具山郵便局(出垣内町)
  • 今井郵便局(今井町)
  • 橿原四条郵便局(四条町)
  • 金橋郵便局(東坊城町)
  • 橿原城殿(きどの)郵便局(城殿町)
  • 畝傍郵便局(久米町)
  • 橿原菖蒲(しょうぶ)郵便局(菖蒲町)
  • 橿原白橿(しらかし)郵便局(白橿町)
  • 橿原新沢(にいざわ)郵便局(一町)
  • 橿原十市(とおいち)簡易郵便局(十市町)
  • 橿原中町簡易郵便局(中町)
  • 上品寺(じょうぼんじ)簡易郵便局(上品寺町)
  • 曲川簡易郵便局(曲川町)
  • 橿原忌部(いんべ)簡易郵便局(忌部町)
  • 慈明寺(じみょうじ)簡易郵便局(慈明寺町)
  • 栄和簡易郵便局(栄和町)
  • 橿原西池尻簡易郵便局(西池尻町)
  • 見瀬簡易郵便局(見瀬町)


  • 大阪支店 近鉄百貨店橿原店内出張所(八木町)(ATMのみ/ホリデーサービスも実施)
  • 大阪支店 イオンモール橿原内出張所(曲川町)(ATMのみ/ホリデーサービスも実施)
  • 大阪支店 デイリーカナート橿原神宮前店内出張所(栄和町)(ATMのみ/ホリデーサービスも実施)

その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、橿原・橿原白橿の各郵便局ではホリデーサービスを実施。

※橿原市全域の郵便番号は「634-00xx」「634-08xx」(いずれも橿原郵便局の集配担当)となっている。

報道機関[編集]

地域[編集]

医療機関[編集]

特定機能病院[編集]

一般病院[編集]

  • 平尾病院
  • 平成記念病院
  • 錦織病院
  • 橿原リハビリテーション病院
  • 大和橿原病院

学校教育[編集]

小学校[編集]

  • 畝傍南小学校
  • 畝傍東小学校
  • 畝傍北小学校
  • 鴨公小学校
  • 晩成小学校
  • 今井小学校
  • 真菅小学校
  • 真菅北小学校
  • 耳成小学校
  • 耳成南小学校
  • 耳成西小学校
  • 金橋小学校
  • 香久山小学校
  • 新沢小学校
  • 白橿南小学校
  • 白橿北小学校


中学校[編集]

  • 畝傍中学校
  • 畝傍中学校二部
  • 八木中学校
  • 大成中学校
  • 橿原中学校
  • 光陽中学校
  • 白橿中学校

高校[編集]

中等教育学校[編集]

大学[編集]

専修学校[編集]

  • 奈良県医師会看護専門学校
  • 奈良県病院協会看護専門学校
  • ル・クレエ橿原美容専門学校
  • 日建学院橿原校
  • 原田服飾専門学校
  • ひまわり服飾専門学校

各種学校[編集]

社会教育[編集]

文化施設[編集]

  • かしはらナビプラザ
  • 奈良県立橿原文化会館
  • 奈良県立橿原考古学研究所
    • 研究所付属博物館
  • 奈良県立橿原公苑
  • 橿原市立かしはら万葉ホール
    • 万葉ホール内 市立図書館
    • 万葉ホール内 市立こども科学館
  • 橿原市公民館
  • 婦人青少年会館
  • 今井まちなみ交流センター「華甍」
  • 歴史に憩う橿原市博物館(旧・千塚資料館)
  • おおくぼまちづくり館
  • 橿原市昆虫館
  • サイクリングターミナル千輪荘
  • 福祉センターやわらぎの郷
  • リサイクル館かしはら
  • 奈良県医師会館
  • 奈良県木材会館
  • 奈良県薬業会館
  • 橿原市商工経済会館

スポーツ施設[編集]

  • 奈良県立橿原公苑
  • 橿原市立橿原運動公園
    • 市立橿原運動公園内橿原市総合プール
    • 市立橿原運動公園内硬式野球場
    • 市立橿原運動公園内軟式野球場
    • 市立橿原運動公園内ソフトボール場
    • 市立橿原運動公園内多目的グラウンド
    • 市立橿原運動公園内庭球場
  • 橿原市立曽我川緑地体育館
    • 市立曽我川緑地体育館併設庭球場
    • 市立曽我川緑地体育館併設多目的広場
  • 橿原市立中央体育館
  • 橿原市立香久山体育館
  • 橿原市立万葉の丘スポーツセンター
    • スポーツセンター内庭球場
    • スポーツセンター内アーチェリー・弓道(遠的)場
    • スポーツセンター内パターゴルフ場

職業訓練[編集]

公共職業能力開発施設[編集]

独立行政法人事務所[編集]

隣接する自治体[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

中心となる駅[編集]

  • 畝傍駅
  • 大和八木駅
  • 橿原神宮前駅

JTB時刻表等には、畝傍駅を市の代表駅として表記してあるが、利用客数からみても、実質的な代表駅と言えるのは、近鉄大和八木駅である。また、橿原神宮前駅も近鉄の運行上中心駅といえる。 以前、皇族が神武天皇陵を参拝する際には国鉄(現JR西日本)が使われていた。そのため、畝傍駅には貴賓室が設けられていたことがある(しかし現在は、京都駅より近鉄を利用することが殆どで有り、JR西日本は運行数が少ないため利用人数も少ない)。

隣接市町村への連絡[編集]

御所市
桜井市
大和高田市

バス[編集]

道路[編集]

名所・旧跡・祭事・催事[編集]

今井町・河合家住宅
おふさ観音
久米寺
称念寺
畝火山口神社
益田岩船

名所・旧跡[編集]

橿原市・桜井市・明日香村にある史跡を「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」としてユネスコ世界遺産(文化遺産)暫定リストに掲載している。橿原市にある史跡では、藤原京跡・本薬師寺・見瀬丸山古墳・大和三山などがリストに含まれている。

天皇陵

神社

寺院

古墳・遺跡

その他

レジャー[編集]

行事[編集]

橿原市出身の有名人[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p164
  2. ^ 橿原市旗
  3. ^ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会
  4. ^ “のぞいて小さな“海” - イオンモール橿原に水族館”. 奈良新聞 (奈良新聞本社). 2013年6月13日)
  5. ^ “ダイヤモンドシティ、近畿圏最大規模郊外型SC「アルル」、橿原市にオープン”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2004年3月5日)

外部リンク[編集]