吉野町

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よしのちょう
吉野町
Cherry blossoms at Yoshinoyama 01.jpg
花見シーズンの吉野山
右上の大屋根は金峯山寺蔵王堂
Flag of Yoshino Nara.JPG
吉野町旗
Yoshino Nara chapter.JPG
吉野町章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
吉野郡
団体コード 29441-1
面積 95.65 km²
総人口 8,155
推計人口、2012年12月1日)
人口密度 85.3人/km²
隣接自治体 桜井市宇陀市
吉野郡東吉野村川上村
 黒滝村下市町大淀町
高市郡明日香村
吉野町役場
所在地 639-3192
奈良県吉野郡吉野町大字上市80番地の1
吉野町役場
外部リンク 吉野町ホームページ

吉野町位置図(奈良県)

― 市 / ― 町・村
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吉野山の紅葉

吉野町(よしのちょう)は、奈良県中部に位置する。桜で有名な吉野山があり、近隣の吉野山地(紀伊山地)から切り出される吉野杉の集散地でもある。2012年「日本で最も美しい村」連合に加盟。

目次

地理 [編集]

奈良県中部、吉野郡の北に位置する。
北は竜門山地が東西に走り、南は大峰山系(町域内では青根ヶ峰が最高点になる)へと続く山々が広がっている。また東には台高山脈から続く山々が迫っている。これらに挟まれ、町の中央を吉野川(紀の川)が東南から西へ、高見川が東西へと流れている。

吉野川は、上流(川上村)から津風呂川が流入する付近までは大きく左右に蛇行し山を縫うように流れている。この途中、新子・窪垣内付近で高見川が合流する。妹山・背山を越えた吉野高校付近で、大きく左に曲がると下流(大淀町)に掛けて、比較的直線な河川が続いている。吉野川沿いの蛇行している内側には比較的、平らな場所が細長く続き、集落を形成している。また吉野川の支流の中流付近にも比較的、開けた土地があり集落を形成している。

なお、町役場などがある上市地区は川と山に挟まれた僅かな間に家々が密集しているが、古くは、この付近も吉野川が南へ蛇行しており、その内側で、地名の由来となった市が開かれていた。しかし、江戸時代中期の水害により、北側が切れて南側は中州となった。この時、人家は北岸(現在の上市地区)と南岸の丹治に移ったという。その後、1959年昭和34年)の伊勢湾台風水害により、この中州が浸かると、二つに分かれていた吉野川を一つにするため、中州の北岸を削って川幅を広げ、南岸を埋め立て対岸と接続し、今日の地形に至っている。(現在、その名残として吉野小学校と貯木場のある元中州であった場所は吉野川を挟んで上市の飛び地となっている)。

自然 [編集]

隣接している自治体 [編集]

人口 [編集]

Demography29441.svg
吉野町と全国の年齢別人口分布(2005年) 吉野町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 吉野町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
吉野町(に該当する地域)の人口の推移
1970年 16,419人
1975年 15,841人
1980年 15,182人
1985年 14,541人
1990年 13,421人
1995年 12,427人
2000年 11,318人
2005年 9,984人
2010年 8,636人
総務省統計局 / 国勢調査

奈良県統計 吉野町の人口

  • 2007年10月1日現在 : 9,380人
  • 人口増加率(2002年→2007年) : -13.8%

歴史 [編集]

沿革 [編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、上市町、吉野村、国樔村、龍門村が成立。
  • 1890年(明治23年)9月23日 - 龍門村から中龍門村、上龍門村(現・宇陀市)が分村。
  • 1894年(明治27年)6月8日 - 国樔村から中荘村が分村。
  • 1928年(昭和3年)4月24日 - 吉野村が町制施行し(旧)吉野町となる。
  • 1956年(昭和31年)5月3日 - 上市町、吉野町、国樔村、中荘村、龍門村、中龍門村が合併し現在の吉野町が発足。
  • 1968年(昭和43年)9月 - 町章を制定する。[1]
  • 2004年(平成16年)7月7日 - 吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産文化遺産)に登録された。
  • 2012年(平成24年)10月4日 - 「日本で最も美しい村」連合への加盟が認定された。

行政 [編集]

  • 町長:北岡篤
  • 町議会:議員定数12名

なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第4区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「吉野郡選挙区」(定数:2)となっている[2]

地域 [編集]

教育 [編集]

病院 [編集]

  • 吉野町立吉野病院

スポーツ施設 [編集]

  • 吉野運動公園

経済 [編集]

林業 [編集]

町内には貯木場があり定期的に市が開かれている。また吉野貯木場周辺には工場が立ち並び製材業が盛んである。製材で生産されるのは主に集成材だが、他に磨き丸太や端材を再利用した割り箸などが生産される。

観光 [編集]

桜の時期には吉野山への花見客で大変、賑わうが、それも一ヶ月ほどで、それ以外のシーズンは振るわない。吉野山中心部には旅館や土産物店、食事処などが多く集まっている。

商業 [編集]

上市の地名にあるように下流の下市と共に吉野川沿いの市場町として栄えてきた。また道路事情が悪かった時代においては、吉野郡奥地への物資供給地としても発展した。かつては大和上市駅のある尾仁山から六軒町、本町、横町、上の町、轟、立野までの1.5キロメートルに渡って商店街が形成されていたが、戦後には道路が整備されマイカーの普及、人口の減少などにより衰退した。

その他 [編集]

吉野杉で作られた酒樽は、香りが良いとして重宝されてきたが、町内にも古くから日本酒が造られてきた。現在、町内で生産されているのは「猩々」(北村酒造)、「八咫烏」(北岡商店)、「花巴」(御芳野商店)の3つ。

金融機関 [編集]

  • 南都銀行 上市支店(上市)、新子出張所(新子)

農業協同組合 [編集]

日本郵政グループ [編集]

  • 吉野郵便局(丹治) - 集配局。ゆうちょ銀行ATMのホリデーサービス実施局(2012年12月現在)。
  • 吉野上市郵便局(上市)
  • 吉野山郵便局(吉野山)
  • 吉野宮滝郵便局(宮滝)
  • 新子(あたらし)郵便局(新子) - 元集配局。
  • 竜門郵便局(平尾) - 元集配局。
  • 中竜門郵便局(柳) - 元集配局。

※吉野町内の郵便番号は「639-31xx[3]」「639-33xx」「639-34xx」(いずれも吉野郵便局の集配担当)となっている。なお、民営化以前は「639-34xx」区域の集配業務は新子郵便局が、「639-33xx」区域の集配業務は中竜門郵便局がそれぞれ担当していたが、両局とも2007年(平成19年)2月19日付で集配業務を吉野郵便局に移管し、現在は窓口業務のみとなっている[4]

交通 [編集]

鉄道 [編集]

ロープウェイ [編集]

バス [編集]

  • 奈良交通
    • 大和八木・大淀バスセンター - 湯盛温泉杉の湯
      • 旧169号線を通る国栖経由と、五社トンネルを通る樫尾経由がある。
  • スマイルバス(吉野町コミュニティバス)
    • 吉野病院(吉野神宮駅近く)を起点に町全域に至るバスが運行されている。
  • 吉野大峯ケーブル自動車
    • ケーブル吉野山 - 奥千本口(春の吉野山交通規制中は竹林院前 - 奥千本口となる)。

道路 [編集]

国道 [編集]

主要地方道 [編集]

都道府県道 [編集]

その他 [編集]

  • 吉野大峯ドライブウェイ - 吉野山中千本・竹林院前から奥千本・金峯神社前まで至る
  • 吉野大峰林道 - 奥千本・金峯神社前から洞川高原林道に至る

観光 [編集]

主な年中行事 [編集]

  • 2月3日 - 金峯山寺鬼火の祭典
  • 旧正月14日 - 浄見原神社国栖奏
  • 4月3日 - 吉野水分神社お田植祭
  • 4月11・12日 - 金峯山寺花供会式
  • 4月29日 - 吉野神宮春の大祭
  • 5月26日 - 吉野川鮎漁解禁
  • 7月7日 - 金峯山寺蛙飛び行事
  • 9月27日 - 吉野神宮秋の大祭
  • 10月第3日曜日 - 吉野山秋祭り

脚注 [編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p166
  2. ^ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会
  3. ^ 吉野郡大淀町の一部地域も該当。
  4. ^ 「集配拠点等の再編実施局」日本郵政公社近畿支社(当時)2007年2月9日付報道発表資料より。

関連項目 [編集]