王寺町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| この項目に含まれる文字「葛」は、オペレーティングシステムやブラウザなどの環境により表示が異なります。 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目次 |
[編集] 地理
北は大和川を境に生駒郡三郷町・斑鳩町と接し、東部は北葛城郡河合町・上牧町、南部は香芝市、西部は大阪府柏原市と接する。新興住宅地が多く、大阪市の衛星都市となっている。 王寺駅には西日本旅客鉄道関西本線・和歌山線、近畿日本鉄道生駒線および田原本線(新王寺駅)が接続し、県西部のターミナルとなっている。また、国道25号や国道168号が交わる交通の要衝でもある。
このような事情から、行政上は町でも実質的には市と同等の機能を持っているといえる。
[編集] 町域・郵便番号
町内全域で住居表示が実施されている。
- 636-0002 王寺一丁目~王寺三丁目(おうじ)
- 636-0011 葛下一丁目~葛下四丁目(かつしも)
- 636-0003 久度一丁目~久度五丁目(くど)
- 636-0023 太子一丁目~太子三丁目(たいし)
- 636-0021 畠田一丁目~畠田九丁目(はたけだ)
- 636-0014 藤井一丁目~藤井三丁目(ふじい)
- 636-0001 舟戸一丁目~舟戸三丁目(ふなと)
- 636-0012 本町一丁目~本町五丁目(ほんまち)
- 636-0022 明神一丁目~明神四丁目(みょうじん)
- 636-0013 元町一丁目~元町三丁目(もとまち)
[編集] 北部(王寺・久度・舟戸)
北は大和川、南は葛下川に挟まれ、中央部をJR線・近鉄線が横断する。 王寺駅を中心として市街地が広がり、駅南側の王寺地区に町役場や消防署 などの官公庁や、商業施設が集積している。一方、駅北側の久度地区では 再開発事業が一段落したものの、未だ古い木造家屋や道幅の狭い路地も多い。 東側の舟戸地区では河合町境の馬見丘陵北端に沿って住宅地が形成されている。 この一帯は奈良県内を流れる大和川水系の最下流部にも当たるため、県内では 最も標高が低い区域であるとも言えよう。
[編集] 中部(葛下・本町・元町・藤井)
大和川・葛下川左岸の藤井・元町両地区では明神山麓に沿って住宅が点在する。 2本の川に挟まれ、比較的なだらかな北部とは対照的に、起伏が激しい。 本町地区では町内を縦貫する国道168号沿道を中心に住宅が広がり、町内で 最も人口が集中している。河合町境の葛下地区では北の丘陵部が新興住宅地として 開発がなされているが、南側の葛下川右岸では田園風景を垣間見ることが出来る。
[編集] 南部(畠田・明神・太子)
畠田駅や国道168号を核として住宅地・商業地が混在。町の南の玄関口である。 当地区だけでなく町内全域にも当てはまることであるが、国道の道幅が狭隘であり、 通勤時間帯を中心に渋滞が頻発する。特に畠田4丁目交差点付近においてその傾向が強い。 明神・太子両地区は、明神山東麓に開発された新興住宅地「王寺ニュータウン」を 形成している。明神山への登山口でもある。 現在も宅地の造成によって拡大を続けている。
[編集] 人口
| 王寺町と全国の年齢別人口分布図(比較) | 王寺町の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
|
■紫色は王寺町
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
- データ出典 奈良県統計課の調査による各年10月1日の人口。
- 2007年10月1日現在 : 22,520人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -3.4%
県人口に比例して微減傾向が続いている。
[編集] 歴史
王寺の名は、聖徳太子が建立した放光寺(片岡王寺)に由来するとされる。 現在、放光寺は片岡山の南麓に位置するが、かつては王寺町立王寺小学校付近にあったものと され、同小学校付近では国道168号の拡幅工事にあわせ、発掘調査が行われている。
古代の大和国葛下郡品治(ほむち)郷の地で、延喜式内・片岡神社が鎮座する。 王寺の地名の由来は先述の片岡王寺からという他にも、「品治」が転訛したという説もある。 放光寺と同じく、聖徳太子が建立したと云われる達磨寺が同町本町にある。
近代、鉄道の開通と共に発展を歩んできた「鉄道の町」としての側面を持ち、王寺駅はその象徴と言えよう。西和地区の中枢を担い、北葛城郡3町(王寺・上牧・河合)および生駒郡、香芝市北部をして、さながら小都市圏の様相を呈している。なお、昭和35年の国勢調査から設定された人口集中地区では全ての調査において、奈良県で唯一設定されている町である。(参考)
- 1889年 町村制施行に伴い、藤井村・王寺村が合併し葛下郡王寺村が成立。
- 1890年 奈良~王寺を結ぶ鉄道(関西鉄道)が開通。
- 1892年 関西鉄道、大阪・湊町駅(現在のJR難波駅)まで全通。
- 1896年 葛下郡・広瀬郡が併合、北葛城郡王寺村となる。
- 1926年 町制施行し、王寺町となる。
- 1957年 香芝町大字畠田を編入。
- 1982年 大和川と葛下川の水位上昇により町内の広範にわたって浸水。甚大な被害を受ける。
- 2004年 1975年より王寺駅前久度地区再開発事業が計画・実行され、王寺駅北地区では大型商業施設(西友王寺店)を核とした再開発ビル「り~べる王寺」がオープンした。
- 2005年 ニチアス王寺工場と、同社子会社の竜田工業(斑鳩町)で、元従業員らがアスベストが原因による中皮腫により死亡していたことが判明。
- 2006年 毎年8月に大和川河川敷で開催されていた花火大会が、近年の見物客急増による警備上の問題を理由として中止になる。
- 2008年 国道25号と王寺駅南口を直結する「王寺大橋」が開通。
[編集] 教育
[編集] 大学
- 私立白鳳女子短期大学(葛下)
[編集] 高等学校
- 奈良県立王寺工業高等学校(本町)
[編集] 中学校
- 王寺町立王寺中学校(本町)
- 王寺町立王寺南中学校(畠田)
[編集] 小学校
- 王寺町立王寺小学校(本町)
- 王寺町立王寺北小学校(舟戸3丁目)
- 王寺町立王寺南小学校(太子)
[編集] 医療機関
[編集] 救急指定病院
- 医療法人 果恵会 恵王病院(王寺)
※当町からほど近い位置に奈良県立三室病院(三郷町)も存在する。
[編集] 官公庁
[編集] 国・県の機関
[編集] 町の機関
- 王寺町役場本庁舎(王寺)
- 出張所(畠田)
- 水道部(元町)
- やわらぎ会館(王寺)
- 町立図書館(王寺)
- 王寺アリーナ(王寺)
- 地域交流センター(久度)
- 中央公民館(久度)
- 文化福祉センター・南公民館(畠田)
[編集] マスメディア
[編集] コミュニティラジオ
[編集] 隣接する自治体
[編集] 交通機関
[編集] 鉄道
王寺駅は快速停車駅であり、天王寺駅(大阪市)まで平均19分、奈良駅(奈良市)まで平均16分で結ばれ、利便性が高い。
[編集] バス
[編集] 道路
[編集] 一般国道
[編集] 県道
[編集] 経済・産業
[編集] 日本郵政グループ
[編集] 銀行・共同組織
- 三菱東京UFJ銀行大和王寺支店(久度)
- 三井住友銀行大和王寺支店(王寺)
- 南都銀行王寺支店(久度)
- 南都銀行王寺南支店(王寺)
- 大和信用金庫王寺支店(王寺)
- 奈良中央信用金庫王寺支店(久度)
- 奈良中央信用金庫畠田支店(畠田)
余談だが、王寺町内には三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行のメガバンク2行が進出している。日本の郡部においては極めて珍しいことである。
[編集] 証券会社
- 岡安証券奈良王寺支店(王寺)
[編集] 大型商業施設
[編集] その他事業所等
- ニチアス王寺工場(王寺)
- 日本通運王寺ペリカンセンター(王寺)
[編集] 名所・旧跡・観光・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡
[編集] 祭事
- ベルフェスタ(毎年秋分の日)
- 冬季イルミネーション(葛下川沿い)
[編集] 町のキャッチフレーズ
和(やわらぎ)の鐘が鳴るまち王寺
和(やわらぎ)とは、聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条、「以和為貴」の精神を表している。町内には「やわらぎ」と名の付く施設が散見される。また、西和地区7町合併構想(詳細は後項参照の事)が掲げられていた際、新市名の候補に「やわらぎ市」があった。国道25号と国道168号が交差する、本町1丁目交差点角にはそのシンボルである和の鐘が設置されている。
[編集] 政治
[編集] 議員
[編集] 行政
[編集] 町長
植田忠行(1993年3月1日就任。現在4期目) 任期は2009年2月28日まで
[編集] 合併問題
生駒郡の斑鳩町、安堵町、三郷町、平群町と北葛城郡の上牧町、河合町との合併が審議され、新市名の候補は「西和市」「法隆寺市」「西奈良市」「やわらぎ市」「西大和市」の5つに決定。合併協議会での投票の結果、新市名は「西和市」と決まったが、王寺町・斑鳩町・平群町で実施された住民投票の結果、財務状況が良好である王寺・斑鳩両町で反対票が多数となり、両町が合併協議会を離脱。協議会は解散され、合併は白紙に。県内第二の人口となる15万都市は幻と消えた。
[編集] 町出身の有名人
[編集] ゆかりのある人物
[編集] 外部リンク
|
|||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||



