蒼井優

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あおい ゆう
蒼井 優
蒼井 優
生年月日 (1985-08-17) 1985年8月17日(38歳)
出生地 日本の旗 日本 福岡県[1]福岡市[要出典]
身長 160cm[1]
血液型 A型[1]
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画CM
活動期間 1999年 -
事務所 イトーカンパニー
公式サイト YU AOI OFFICIAL WEBSITE
主な作品
テレビドラマ
14ヶ月』/『タイガー&ドラゴン
Dr.コトー診療所2006』/『おせん
龍馬伝』/『Dr.倫太郎
映画
花とアリス
ニライカナイからの手紙
ハチミツとクローバー
フラガール』/『蟲師
百万円と苦虫女』/『おとうと
洋菓子店コアンドル
るろうに剣心』/『東京家族
 
受賞
日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞
2006年『フラガール』
ブルーリボン賞
主演女優賞
2006年『フラガール』『ハチミツとクローバー
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
助演女優賞
2006年『フラガール』『ハチミツとクローバー』『虹の女神
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蒼井 優(あおい ゆう、1985年8月17日[1] - )は、日本女優モデル。本名非公開。福岡県[1]福岡市[要出典]出身。イトーカンパニー所属。身長160cm、血液型はA型[1]

略歴

福岡市立東箱崎小学校筑紫女学園中学校[要出典]堀越高等学校[2]を経て、日本大学芸術学部演劇学科中退[要出典]

小学生の頃から地元のモデル事務所に所属してCMや広告に出演しており、1999年、1万人の中からミュージカル『アニー』のポリー役に選ばれデビューした。1999年夏に、オーディション情報誌『月刊デ・ビュー』(オリコン・エンタテインメント刊)の「夏の特別オーディション」企画に掲載されていたタレント募集の中から現事務所に応募し、以来所属している。

2001年には、岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』で映画に初出演する。その後、2002年に「三井のリハウス」の10代目リハウスガールに選ばれ、2003年に『高校教師』(TBS)で初めて連続ドラマにレギュラー出演するなど、活躍の場を広げていった。

2005年、7本の映画出演作が公開され、『ニライカナイからの手紙』で単独初主演を果たした。

2006年、第11回釜山国際映画祭にて行われたスターサミットアジア2006に参加し、これからアジアの映画を担っていく女優として市原隼人香椎由宇らと共にカーテンコールの1人に選ばれた。映画『鉄コン筋クリート』では声優に初挑戦した。以降も女優業だけでなく『ミヨリの森』や『いけちゃんとぼく』等で声優にも挑戦している。

2006年度は、映画『フラガール』などでの演技が認められ、第30回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、第49回ブルーリボン賞主演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を総なめにした。

2008年、ドラマ『おせん』(日本テレビ)で連続ドラマ初主演を果たす。映画出演が多く続き、連続ドラマ出演はこれが2年ぶりとなった。

2010年、『龍馬伝』(NHK)のヒロインの一人、役で大河ドラマに初出演した。

人物

新潮社ニコラ』では本名で読者モデルオーディションを受けたが、その後すぐ現在の事務所に所属になり、蒼井優としてモデル活動を始めた。女優をはじめたきっかけは、東京に遊びに来る理由が欲しかったから[要出典]

小学生の頃、学校でイジメが流行り、本人も何かがきっかけでイジメの標的になってしまったことがある[要出典]

本人曰く「自分は個性がないところが個性だ」。絶対音感の持ち主だが、本人曰く自分は「音痴」なので、歌っていると気持ち悪いという[要出典]

クワイエットルームにようこそ』では、摂食障害の役のため、役作りで体重を7kg落としたという(松尾スズキ談)。

2004年、『花とアリス』で訪れた第9回釜山国際映画祭で、韓国での映画の熱狂ぶりと日本映画の認知度の低さに驚き、日本映画にもっと深く関わっていきたいと思うようになる。

JRAのCMで共演した小池徹平とは高校の同級生だったが[2]高校時代は口を利いたこともなかった。後に『僕らの音楽』では小池との対談が実現し、当時のぎこちないやり取りなど思い出話を語っている。現在は打ち解けて仲も良く小池のことも「徹っちゃん」と呼んでいる[要出典]

また、小泉今日子ともプライベートで親交がある[3]

年齢より若く見られることがよくある[要出典]

チャットモンチーのファンで、携帯の機種を変更する前は『シャングリラ』をアラーム音にしていた[要出典]

愛車はトヨタ・ランドクルーザーFJ60[4]。(このためにAT限定解除)友人でもある写真家の高橋ヨーコから譲り受けたものである。→エンジンが壊れたため手放し、現在は新しい車に乗っている[5]

好きなブランドはコム・デ・ギャルソンミナ・ペルホネンなど。写真集「トラベル・サンド」「ダンデライオン」ではコム・デ・ギャルソンの私服を着用している。

大のかき氷好きである。10代のころ台湾で食べたかき氷をきっかけにはまり、自宅には業務用かき氷機がある。2009年には『Casa BRUTUS』にてかき氷の食べ歩きの連載を開始、『今日もかき氷』として書籍化もされた。

黒髪のストレートのロングヘアがトレードマークであったが、2012年、ベリーショートになった。2014年頃から再び髪を伸ばし始め、2015年にはロングヘアに戻っている[要出典]

チョコレートフォンデュゆで卵が苦手であり、苦手な食べ物を食べるとすぐに顔や態度に現れてしまう。『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「新・食わず嫌い王決定戦」では、そのあまりのわかりやすさから、同じく同コーナーを苦手としている大竹しのぶに次ぐ「新・最弱王」と呼ばれるに至っている[6]

出演

テレビドラマ

映画

劇場アニメ

テレビアニメ

舞台

ドキュメンタリー

  • 情熱大陸(2006年9月10日、TBS)
  • 天空のロストワールド〜南米アマゾン・ギアナ高地 地球創世の記憶〜(2008年12月22日、テレビ朝日)
  • 龍馬を愛した女たち〜ヒロインたちの龍馬伝〜(2010年3月6日、NHK)

ナレーション

その他テレビ番組

ラジオドラマ

CM

その他

書籍

写真集(単独)

写真集(複数)

  • きもののたび(2003年、ワイレア出版)
  • ナキガオ(2004年、近代映画社)
  • 花とアリス寫眞館(2004年、扶桑社) - 鈴木杏と共演
  • A girl like you 君になりたい。(2005年、マガジンハウス)
  • ビジョメガネ(2005年、ソニーマガジンズ)
  • CHANEL「The Little Black Jacket」(2012年、Steidl)

ガイドブック

エッセイ

  • From 優(2003年、講談社)
  • 蒼井優 8740 DIARY 2011-2014(2014年、集英社)

雑誌

連載

  • Casa BRUTUSマガジンハウス
    • 「蒼井優の春夏秋冬、かき氷」(2009年 - 2013年)
  • MORE(集英社)
    • 「8740」(2011年 - 2014年)
  • MEKURU(ギャンビット)
    • 「自分論文」(2014年 - )

カレンダー

  • 蒼井優カレンダー 2003(2002年、ハゴロモ)
  • 蒼井優カレンダー 2008(2007年、ハゴロモ)
  • 蒼井優カレンダー 2009(2008年、ハゴロモ)
  • 蒼井優カレンダー 2010(2009年、ハゴロモ)
  • 蒼井優カレンダー 2011(2010年、ハゴロモ)

カタログ

  • BEAMS BOY(2008年9月、2009年9月)
  • JOURNAL STANDARD(2010年11月、2011年4月) - コラボレーションプロジェクト「sun sand sound」

受賞歴

  • 男たちの大和/YAMATO(2005年)
    • 第30回日本アカデミー賞優秀助演女優賞
  • 岸辺の旅(2015年)
    • 高崎映画祭最優秀助演女優賞
  • その他
    • 第20回(2006年度)DVD&ビデオで〜た大賞 ベスト・タレント賞
    • 第26回(2008年度)ATP賞テレビグランプリ2009 特別賞(『天空のロストワールド〜南米アマゾン・ギアナ高地 地球創世の記憶〜』における極めてユニークなレポーターとして)
    • 第17回(2009年度)読売演劇大賞優秀女優賞(『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』)

出典

  1. ^ a b c d e f PROFILE”. Yu Aoi Oficcial Web. イトーカンパニー. 2015年10月1日閲覧。
  2. ^ a b c 蒼井優&小池徹平、同級生コンビがJRAの新キャラクターに就任”. マイナビニュース (2007年11月30日). 2015年10月1日閲覧。
  3. ^ 『蒼井優 8740 DIARY 2011-2014』、61頁
  4. ^ 『BRUTUS』2012年12月1日号、19頁
  5. ^ 『ROLa』2013年11月号、82頁
  6. ^ ゆでたまごを食べて号泣! 女優・蒼井優の可愛いすぎる天然っぷり - メンズサイゾー・2014年9月12日
  7. ^ 蒼井優、柄本明らが出演、カンヌ出品作「岸辺の旅」の新たなキャストが発表に”. 映画ナタリー (2015年5月11日). 2015年5月12日閲覧。
  8. ^ 黒沢清、「岸辺の旅」で深津絵里と対峙する蒼井優を「ほれぼれする女優」と絶賛”. 映画ナタリー (2015年9月24日). 2015年10月1日閲覧。
  9. ^ 山田洋次監督20年ぶりの喜劇「家族はつらいよ」製作決定!「東京家族」キャストが再結集”. 映画.com (2014年9月25日). 2015年9月10日閲覧。
  10. ^ 山田洋次監督作品『家族はつらいよ』2016年全国公開”. 「家族はつらいよ」製作委員会 (2014年9月25日). 2015年9月10日閲覧。
  11. ^ オダギリジョー×蒼井優×松田翔太!山下敦弘監督『オーバー・フェンス』に豪華キャスト集結”. シネマトゥデイ (2015年9月10日). 2015年9月10日閲覧。
  12. ^ 蒼井優、7年ぶり映画単独主演!行方不明の28歳・独身会社員役演じる”. 映画.com (2015年10月20日). 2015年10月20日閲覧。
  13. ^ “映画『キャプテンハーロック』三浦春馬が声優初挑戦、ハーロック役は小栗旬”. マイコミジャーナル. (2012年5月8日). http://news.mynavi.jp/news/2013/05/08/006/index.html 2013年5月8日閲覧。 
  14. ^ 蒼井優:「スティッチ!」3年ぶり最新作でヒロイン声優”. MANTANWEB (2015年7月8日). 2015年7月8日閲覧。
  15. ^ 第37回日本アカデミー賞優秀作品発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2014年3月7日閲覧。

関連項目

外部リンク