ウルトラマンタロウ
| ウルトラマンタロウ | |
|---|---|
| 放送時間 | 金曜 19:00 - 19:30(30分) |
| 放送期間 | 1973年4月6日 - 1974年4月5日(53回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | 円谷プロダクション、TBS |
| 監督 | 山際永三 ほか |
| 脚本 | 田口成光 ほか |
| プロデューサー | 熊谷健 橋本洋二 |
| 出演者 | 篠田三郎 名古屋章 東野孝彦 三谷昇 三ツ木清隆 木村豊幸 津村秀祐 西島明彦 松谷紀代子 あさかまゆみ 小野恵子 斎藤信也 ペギー葉山 ほか |
| 音声 | モノラル放送 |
| オープニング | 「ウルトラマンタロウ」 |
『ウルトラマンタロウ』は、1973年4月6日から1974年4月5日までTBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全53話が放送された円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組と、同作品に登場するヒーローの名前である。
なおタイトルロゴは「ウルトラマンT」であり、「T」にタロウの振り仮名がある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] 作品概要
ウルトラシリーズ第6作(ウルトラマンシリーズとしては第5作)にして、『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンA』に続く第2期ウルトラシリーズ第3作目。『ファイヤーマン』や『ジャンボーグA』と並び、「円谷プロ創立10周年記念番組」として制作された。なお、番組名のロゴが『ウルトラマンT(“T”に“タロウ”とルビふり)』と描かれているため、略称で「T」と呼称されることもある。
本作の大きな特徴として、それまでは神秘の象徴として描かれる面の多かったウルトラマン像に親しみやすい印象を付加している点が挙げられる。その最たる例が主人公の“タロウ”という名称である。企画当初、主人公の名称には「ウルトラマンスター」などが挙がっていた。その後「ウルトラマンジャック」が有力な候補となったが、「ジャック」が当時大きな問題となっていたハイジャックを連想させるという事情から取り止めとなった。この「ジャック」が西洋のおとぎ話の主人公の名前としてよく使われる名前だったことから、それに対応する日本の名称として「○○太郎」に因んだ「タロウ」と名付けられたという[1]。
それまでのウルトラシリーズに比べ、同じ円谷作品の『快獣ブースカ』で見られたようなおとぎ話や寓話などを題材としたストーリーが多く見られる。また、本作ではウルトラの母の存在が初めて明らかにされ、「ウルトラ兄弟」の概念に加えて文字通り「ウルトラファミリー」の構想を付加し、ホームドラマ的な作風が濃くなっている。他のウルトラファミリーの客演が多いことや、主題歌がそのまま特撮場面の挿入歌となっている点(番組後半ではエレクトーン演奏を用いた主題歌のインストゥルメンタル版が使われていた)なども特徴である[2]。一方、特撮作品としての本分もおざなりにされているわけではなく、躍動感のある戦闘アクションや、当時としては精巧に制作された秘密基地、戦闘機などの各種プロップやミニチュアセット、光線技に見られる光学合成などは、円熟された特撮の妙味を醸し出している。
それまでのシリーズでは、オープニング映像にキャラクターのシルエット映像を使っていたが、本作はZATのメカニックを紹介する映像(主にそれぞれが格納庫から現れて基地から発進する様子)を使っている。この「防衛チームのメカニック紹介」パターンは、次作『ウルトラマンレオ』でも用いられ、以後のウルトラマンシリーズでは、前述の「シルエット映像」パターンと同様にオープニング映像の基本的様式として踏襲されている。
本作は主要キャストの交代や降板などが多かった。例を挙げると次の通りである。
- ヒロインの白鳥さおりをあさかまゆみが演じたが、第16話で降板し、第20話から小野恵子に交代。
- 西田隊員が第8話で宇宙ステーションV9へ転任し、その後任として上野隊員が登場したが、彼も第35話を最後に姿を消す。
- 朝日奈隊長が第1 - 8、10、35、51、53話(最終回)の計12回しか登場していない。
- 荒垣副隊長が第51話で宇宙ステーションへ転任し、二谷新副隊長が参入した。
その理由は以下の通り。
- あさかが当時の事務所との契約で13本演じることになっていたため(実際は15本)。
- 西田隊員役の三ツ木清隆も、上野隊員役の西島明彦も、それぞれ別のドラマに出演することになったため。
- 演じた名古屋章が多忙だったため。
- 荒垣副隊長を演じた東野孝彦が怪我のため。第49話や第50話でのアフレコにも参加しておらず、代わりに沢りつおが担当した。
昭和ウルトラマンシリーズのなかで本作と『ウルトラマンレオ』は、最終回でウルトラマンが地球を去るシーンが存在しない[3]。
放送話数が全53話と、ウルトラシリーズのなかで第2位の話数である(第1位は『ウルトラマンコスモス』の全65話)。また、第2期ウルトラシリーズのなかで本作のみが4月に放送終了したが、この理由には「次作『ウルトラマンレオ』の制作が遅れたために1話撮り増した」「4月から放送開始する他の特撮ヒーロー番組と競合する編成を避けるためだった」という2説が存在する(後者はジェネオンエンタテイメントの「ウルトラマンタロウ1973」より)。
[編集] 構成
基本的には、怪獣との戦いで瀕死の重傷を負った[4]主人公・東光太郎がウルトラの母からウルトラの命を授けられて復活し、ウルトラマンタロウとなって地球を守り抜いていく様を描いている。
第8話以降、小学生の子ども(東光太郎を兄のように慕う白鳥健一少年の友達や同級生)の抱えるエピソードに、奇怪な事件およびその主犯となる怪獣とZATの闘いが交差したものが多くなっていき[5]、ZATの事件解決に終始している作品はほとんどない(終盤では、東光太郎や他の隊員たちはBパートに入ってから出番が増える回が存在する)。これは第2期ウルトラシリーズの特徴といえるが、本作で最も顕著に表れている。
[編集] 怪獣
前半の敵は怪獣のみで、本作の怪獣は前作『ウルトラマンA』の「超獣(怪獣を超える存在)」の設定を覆し、「超獣を超える怪獣」であると設定されていた。第1話では超獣オイルドリンカーが怪獣アストロモンスに捕食されるシーンが存在し、この「超獣よりもさらに強い怪獣」をアピールしていた。また、実在の生物をモチーフとした怪獣が多いのも初期の特色である。怪獣の生態が細かく設定されている話がおおく、この点も本作のストーリーの特徴の一つとなっている。
その後、第27話でのメフィラス星人の登場を皮切りに宇宙人も多く登場するようになり、終盤では独特で奇抜な怪獣が多く登場するようになった。なお、タロウやZATが怪獣、とりわけ人類と対立する意思を持たないものの生存権を尊重する描写も多く、回が進むごとに顕著になっている[6][7]。
[編集] 玩具展開
前年に放映された『ウルトラマンA』や『ミラーマン』で、ブルマァクから発売された怪獣ソフトビニール人形が不振だったため、本作の怪獣はほとんど商品化されていない。しかし『ウルトラマンA』のタックファルコンや『ミラーマン』のジャンボフェニックスなどのメカ類は好調だったため、本作はメカ類を売り出すことに注力しており、前述のようなオープニングになった。さらにオープニングのみの登場メカ、本編に未登場のメカなども商品化され、どれも子ども受けする派手なデザインとなっていた。
また、「ウルトラ兄弟セット」や「ウルトラファミリーセット」などの形式で、過去のウルトラマンソフトビニール人形がセット売りされるようにもなる。こうしたヒーローや防衛チームメカ重視の潮流のなかで、怪獣のデザインは商品化を前提としないため、『帰ってきたウルトラマン』の初期のように売れる怪獣をデザインするという縛りから解放され、自由なデザインの怪獣が生まれるようになった。
[編集] 作品の評価
本作は、変身ヒーローブームが峠を越える中で平均視聴率17%を記録しており[8]、児童雑誌の人気投票では常に首位になる人気作であった[9]。また、他の第2期ウルトラシリーズ[10]とは異なり、放映延長に当たっての番組強化に関する文書が作成されず、キングブレスレットの登場や第27話からの宇宙人の登場、レギュラー俳優の交代などはあるものの、制作方針に関わるような路線変更がなかったことも、本作の人気が安定していたことを示している。
しかし、それまでのウルトラシリーズと比べて、コミカルな演出や派手なメカデザイン、児童をメインにしたストーリーなど、作風に顕著な変化が見られたため[11]、旧作ファンには本作を否定する向きもあった[12]。
[編集] 物語
物語は、ウルトラマンエースが地球を去った後、世界中を旅して回っていた主人公・東光太郎(ひがし こうたろう)がボクサーを目指して[13]日本に帰国したところから幕を開ける。
港を襲った超獣オイルドリンカーを追い払うことに成功した光太郎だったが、彼の持ち帰ったチグリスフラワーの球根から怪獣アストロモンスが誕生する。亡き母と瓜二つの緑のおばさん(ウルトラの母の変身体)の激励を受けて宇宙科学警備隊ZATへ入隊した光太郎は、小型戦闘機スーパースワローに搭乗してアストロモンスに勇敢に立ち向かうが、アストロモンスの攻撃を受けて爆発の炎に包まれてしまった。
死線をさまよう[4]光太郎の前にウルトラ5兄弟が現れると、その身体をウルトラの国へと運んだ。そして、そこでウルトラの母が光太郎にウルトラの命を授けたことで、ウルトラ6番目の弟・ウルトラマンタロウが誕生した。
地球へ帰還した光太郎は、左腕に装着したウルトラバッジを掲げてタロウに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。
[編集] キャラクターとしてのウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウはウルトラの父とウルトラの母の実子であり、ウルトラセブンの従弟でもある[14]。ウルトラの父と母の養子であるウルトラマンAは義兄にあたる。また、主題歌の歌詞では、「ウルトラマンNo.6」と呼ばれている[15]。なお、光の国では「タロウ」という名前は「勇気を持ち正義を愛する者」という意味が込められている。
デザインは、ウルトラセブンの姿をベースとして[16]、頭部には、2本の角がある[17]。さらにセブン同様、額のビームランプと、アイスラッガーのような大きな突起を持ち[18]、胸にはカラータイマーを備えている。
ウルトラマンエースの後を受けて地球防衛の任務に就き、地球では宇宙科学警備隊ZATの東光太郎として活躍しながら、超獣以上の力を持つ怪獣や宇宙人と戦う。
公式設定では「光太郎と合体した」とされているが、劇中の描写では光太郎自身がタロウへの変身能力を得ている[19]ため、両者の人格が個別にあるように演出されておらず、変身後の台詞や掛け声も光太郎役の篠田三郎が担当している。
光太郎のボクサーとしての資質が変身後も引き継がれている。
他のウルトラマンとは異なり、必殺技の名前を叫んで使用する(劇中ではウルトラの母がマザー光線、ゾフィーがウルトラフロストを、名前を叫んで使用している)。また、戦闘中にカラータイマーが点滅することが極めて少なく、戦闘終了後に点滅することも何度かあった。
ウルトラ兄弟が集結した第33・34話で、「兄に頼りがち」や「増長しやすい」と演出されているが、これは第33・34話のみの演出である。戦いのなかでの兄弟の共闘も、あくまで援護の範囲に留まっている。
そして、最終回ではウルトラバッジをウルトラの母に返して[20]人間・東光太郎としてバルキー星人に立ち向かい、勝利を収めた後は光太郎の姿のまま旅立っていった。
のちの『ウルトラマンメビウス』では、「メビウスが地球に降り立つ20年前(1986年)に光の国へ帰還し、現在は宇宙警備隊の筆頭教官として後進の指導に当たっており、メビウスも教え子の1人である」と新たに設定された。
[編集] 身体データ・能力
- 身長:53メートル
- 体重:5万5000トン
- 年齢:1万2千歳(放映当時の設定は1万8千歳)
- 飛行速度:マッハ20
- 走行速度:マッハ1(時速1240キロ)
- 水中速度:160ノット
- ジャンプ力:600メートル
- 腕力:ウルトラ兄弟のなかで一番のパワーを誇る(書籍によっては「16万トンタンカーを持ち上げる」とされている物もある)。
- 職業:宇宙警備隊支部長、宇宙警備隊の筆頭教官
- その他:ウルトラダイナマイトなどで体がバラバラになっても、心臓が無傷なら再生可能。また、想像以上に大きなダメージを受けると、カラータイマーが点滅していなくても身体が青白く発光しながら消滅する。
[編集] ウルトラバッジ
光太郎がタロウとなる以前、緑のおばさんの姿に変身したウルトラの母からお守りとして授けられた変身アイテム。普段は光太郎の隊員服の左袖側面に装着している[21]。ウルトラスチール製のこのバッジには、中央にウルトラルビーや光波エネルギー吸収装置を備えている。物語前半では、前作『A』のウルトラマンエースの変身アイテムであるウルトラリングと同様に、変身のタイミングがやってくるとウルトラルビーが一瞬光って光太郎に変身を促していたが、中盤以降はこのプロセスが見られなくなった。
前述の通り、光太郎は最終回でウルトラバッジを空の彼方へと投げてウルトラの母に返している。
[編集] 変身方法
ウルトラバッジを右手に持ち、両腕を左右に広げ、眼前から頭上にかざして「タロウー!」と叫んで変身する[22]。このパターンが基本だが、変身ポーズを取らなかった変身も何度か見られた。
また第43話では、モットクレロンが飛ばしてきたと思われる大根を左手に持ち、そのままバッジを持った右手と頭上でクロスするという珍妙な変身場面もあった。
[編集] 技
- ストリウム光線
- タロウの光線技のひとつ。劇中で最も多く使った必殺光線。開いた右手を高く上げると同時に左手を腰にあて、そこから左手を上げて右手に重ねスパークを起こし、両手を腰に添えてエネルギーを貯めてから、両腕をT字型にして発射する。
- 当初は技の発動時に「ストリウム光線!」という叫び声を発しており、エネルギーを充填する際に身体が虹色に光っていたが、中盤以降は見られなくなった。当時の雑誌設定には、技の上達により光らなくなったと解説されていた。しかし、『ウルトラマンメビウス』以降の作品では、これらの描写が復活した。
- 連射が可能で、ウルトラマンAのメタリウム光線の倍以上、ウルトラマンメビウスのメビュームシュートを大幅に超える破壊力を持つ。通常は爆発光線だが、エネルギーの使い方によっては対象を消滅させたり、爆発させずに倒したりすることができる。ただし万能ではなく、無効だった怪獣もいる。エネルギーを貯めずにスピード重視で発射する簡易版や、腕をX字に組んで発射する強力版の「ネオ・ストリウム光線」もある。
- コスモミラクル光線
- ウルトラ6兄弟の力をウルトラホーンに集め、スーパーウルトラマンになったタロウが使った必殺技で宇宙最強の光線。映画『ウルトラマン物語』で使用した技。2009年時点、シリーズ最強の光線技(関連書籍より)。
- ウルトラフリーザー
- 熱エネルギーをマイナス変換させて、「ウルトラフリーザー!」の叫びとともに両手から放つ冷凍光線。コスモリキッドとライブキングを2体同時に凍らせたほか、ゲランも凍らせている(このときはガス状光線だった)。
- アロー光線
- エースのアロー光線とは異なり、ツノのわきからエネルギーを矢尻状にして飛ばす。素早く繰り出せるので、繋ぎ技として使う。ピッコロとメモールに使用。
- ブルーレーザー
- ウルトラホーンから放つ青い熱線。ボルケラーの口から引き出した胃袋、タイラントの鞭、ジレンマの舌を焼き切った。1988年の『ウルトラ怪獣大百科』では、「ホーンレーザー」と呼称されていた。
- シューティングビーム
- 両手先から放つ光線。グロストや、ミラクル星人のビー玉で凍ったテロリスト星人を倒したが、テンペラー星人には無効だった破壊光線タイプと、ゴンゴロスとグランドキングに使い、大ダメージを与えた麻痺光線タイプがある。
- ハンドビーム(スカーレットビーム、赤色光線)
- 手先にエネルギーを集中させ、断続的に放つ赤い光弾。オカリヤンを倒した。
- フット光線
- ジャンプして、スワローキックのポーズで両足から赤色光線を放つ。ロードラの首と腕を跳ね飛ばしたが、すぐに再生されてしまったために通用しなかった。
- クロス光線
- 腕をクロスさせて回転し、周囲にエネルギー波を放射する。メドゥーサ星人に憑依された森山隊員のスーパースワローを墜落させた。
- 反重力光線
- トンダイルが沼の底に蓄えていた球体を浮かび上がらせた光線。
- タロウカッター
- 腕を十字に組んで発射する、三日月型の光のカッター。一度に2発発射され、敵を切り裂いて戻ってくる。テンペラー星人の両手を切り飛ばした。
- ビーム手裏剣
- 右手にエネルギーを集中させ、光の手裏剣を作り出して投げつける。ゴルゴザウルス二世を倒した。
- ワイプレーザー
- ガンザの泡攻撃で泡まみれになった時に使った光線。帯状の光線で体を包み、泡を消した。
- 成長停止能力
- ガンザの腹から生まれた子ガニに当てた光線。巨大化しないように成長を停止させた。
- リライブ光線
- 生命エネルギーの光線。トンダイルに捕らえられた人々の意識を回復させ、負傷したフライングライドロンの子どもの羽根を治療し、、パンドラと藤波に射殺されたチンペを蘇生させ、壊れたアンドロイド聖子を宇宙の星に変えるなど、活躍の場が意外に多かった。
- ウルトラシャワー
- 水や消火液を噴射する。第19話と第28話で火災を消し止めたほか[23]、第41話では落書きから生まれたゴンゴロスの体を濡らして手で拭き消した。第9話ではアリンドウに浴びせており、この際使った液体は油ではないかという説もあるが、真相は不明。
- タロウファイヤー
- 熱エネルギーを炎に変換させて、両手から放つ。1000メートル以上の射程を誇る。お化けキノコを焼き払ったが、小さいキノコが1本だけ残っており、これがマシュラになった。
- アイビーム(ウルトラスコープ)
- 隠れた敵を探し出したり、怪獣の体内を透視する。黄色いガスに隠れたケムジラや、姿を消したゴルゴザウルス二世を発見したほか、空気を溜め込んで膨らんだグロンの体内を透視して、体内で空気が渦巻いているのを確認したり、ゴンゴロスの本体の核を発見した。
- タロウバリヤー
- 光の壁を作り出して攻撃を防ぐ。バリヤーを出したまま多少は前進または後退することも可能で、ミエゴンの火炎をしばらく防いだあと、突然解除することで敵のバランスを崩し、その隙にスワローキックを決めた。
- プッシュリターン光線
- 半球状のバリヤー。敵の攻撃を防ぐだけでなく、バリヤーを前に押し出すことも可能。アリンドウの蟻酸とボルケラーのイエローガスを押し出した。
- タロウスパウト(タロウハリケーン)
- 「タロウスパウト!」の叫びと共に、体をスピンさせて竜巻を起こす。ロードラを竜巻に巻き込んで吹き飛ばし、空中で爆破した。
- ウルトラダイナマイト
- タロウ単体では最強の必殺技。自分の体にエネルギーを充満させ、自らを爆弾にして相手に突っ込んでいく自爆技。相手もろとも大爆発したあと、タロウは自身の再生能力(上述のように心臓が無事なら再生できる)で復活する。
- 本編では自分の優しさを踏みにじったカタン星人を倒す際に使ったが、再生に成功しても多大なエネルギーを消耗して寿命を縮めるために封印した。しかし、『ウルトラマンメビウス』第30話でインペライザーを倒すため、メビウスのDVD封入のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』でもカタン星人の別個体を倒すため、封印を破った。2回使っただけで、タロウの寿命が20年短くなるという。
- 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではこのウルトラダイナマイトを応用し、ウルトラマンベリアルによって奪われたプラズマスパークの残された最後の光を命懸けで守り、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンメビウスらにあとを託した。
- タロウ・ジャンファイヤー(ファイヤーダッシュ)
- ウルトラダイナマイトによく似た技だが、こちらはタロウの体に充満させたエネルギーを炎にして一気に飛ばすもの。ストリウム光線の通じないアリンドウにウルトラシャワーを浴びせてからこれを使って倒した。
- ウルトラ念力
- エンマーゴの剣で首を切り落とされ、上述の自己再生能力とお地蔵様の加護で復活したタロウが念力を放ち、油断しているエンマーゴの首をはねた。
- トゥインクルウェイ
- 腕をクロスさせて放射する光線で、タロウをウルトラの国へと導く。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではメビウスやダイナも使用している。
- ウルトラキック
- 全エネルギーを足に集中し、敵の弱点に浴びせるスピーディなキック。ムルロアの頭部を蹴り飛ばしたほか、映画『ウルトラマン物語』ではウルトラ5兄弟のエネルギーを吸収して「スーパーウルトラマン」と化した状態から、右足を赤熱化させた「スーパーウルトラキック」を、グランドキングに放っている。
- 空中キック
- 空中に飛び上がった後、横向きになって両足で繰り出す強力キック。ゴンゴロスに対して使用し、地面に叩きつけた。
- スワローキック
- 大ジャンプして空中で身体を高速スピンさせてから、急降下してキックする技。変身直後や格闘戦で頻繁に用いられる。ミエゴンを倒した。
- ひざ蹴り
- 敵の腹部や脇などの柔らかい部分をめがけて、強烈なひざ蹴りを何度も打ち込む技。パンドラやムルロアなどに繰り出し、ダメージを与えた。
- アトミックパンチ
- 強靭な肉体をいかしたパンチ攻撃。原子爆弾と同じ威力を持つと言われ、メフィラス星人の腹に大穴をあけたほど。別名「タロウ爆弾パンチ」。巨大化の勢いで飛行しながらアトミックパンチを放つ「フライングアトミックパンチ」もあり、オカリヤンにダメージを与えた。
- 急降下パンチ
- 空高くジャンプしたのち、両手の拳を握り合わせ、相手の頭叩きつけるパンチ。高所から落下する勢いをプラスすることで、破壊力を増大させる。メドウーサ星人の頭部に叩きつけて、多大なダメージを与えた。
- ウルトラチョップ
- 主に相手の急所めがけて打ち込むチョップで、一撃で巨大な岩石を真っ二つにする。
- ハンドナイフ
- リンドンの首を切断した必殺チョップ。
- 脳天割りチョップ
- 相手の頭上から打ち込む強烈なチョップ。マシュラやべムスター(改造)に浴びせたほか、「首投げ」で大地に叩きつけたゴンゴロスに連続で叩き込み、ダメージを与えた。
- ウルトラスウィング
- 倒れた相手の体をつかみ、大きく振り回してから遠くの大地へ叩きつける大技。アストロモンス、ジレンマ、パンドラ、マシュラ、タイラント、サメクジラなどを放り投げた。
- ウルトラパワー
- 全身を虹色に光り輝かせ、一瞬のうちに超パワーを発揮する技で、再生エレキングの角を引き抜いた。また、派生技として、球状になったガラキングを、バレーボールのサーブのように右腕で力いっぱい叩きつけ、宇宙空間に追いやった技もある。
- ウルトラスロー
- 敵を掴んで振り回す「ウルトラスウィング」の応用技。メモールを投げ飛ばして宇宙へ追放した。また、ボルケラーを頭上に担ぎ上げたまま高速回転し、その勢いを利用して宇宙空間に放り投げた、「スクリュースロー」と呼ばれる技もある。
- 首投げ
- 相手の首を締めつけ、敵がひるんだ隙に力いっぱい放り投げる技で、クイントータスなどに繰り出した。同様に相手の腕や腰などをつかんで引き倒す技もあり、こちらもコスモリキッドをはじめとする多くの敵に使用した。
- 背負い投げ
- 相手を背負うように担ぎ上げ、地面に投げつける強力な投げ技。シェルターなどを投げ飛ばしたが、ガンザを投げようとした際は、つかんだハサミが取れて失敗に終わっている。また、相手を両肩に担いで放り投げる技もある。
- 巴投げ
- 相手の体をつかんで後ろに倒れ込み、両足で相手の腹を蹴り上げ、後ろに投げ飛ばす大技。アストロモンスやジレンマ、トンダイル、ムルロア、サボテンダー(改造)、マシュラ、ゲラン、メモール、ベロン、ガラキング、ドロボン、サメクジラなどに放った。
- 岩石落とし
- 相手を頭上高くまで担ぎ上げ、体を回転させることで勢いをつけたのち、放り投げる荒技。変身すると同時に、ベロンを担ぎ上げて投げ飛ばした。
- ウルトラリフター
- 頭上に担ぎ上げた相手を放り投げた技。サボテンダー(改造)やゲランなど、多くの怪獣に使用したほか、ZATの新型爆弾・AZ1974が取りつけられた。ムルロアを投げ飛ばし、空中で爆発させたこともある。
- 6兄弟リフター
- ゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャック、エースのウルトラ5兄弟とともに、高速回転しながら敵を空中に放り投げる合体技。テンペラー星人の2体目を投げ飛ばしたのち、「ネオストリウム光線」を繰り出して撃破した。
- ボール作戦
- 少年が持っていたウルトラマンボール(投げると二つに割れてパラシュートが出てくる、玩具のボール)を利用した戦法。ミクロ化してボールの中に隠れ、それを少年に投げてもらうことで敵に接近し、ボールから飛び出して敵の体内に侵入、巨大化して内部から粉砕する。テンペラー星人を倒したが、倒したのはダミーだった。本物との戦いでは、ウルトラ6兄弟全員がボールの中に入り、少年たちに投げてもらうことで、6人全員が敵に接近してからの登場に成功している。
- 塩漬け作戦
- 塩の入った巨大な桶を出現させ、そこにモットクレロンを押し込んで塩もみすることで、養分を塩に吸い取らせて元の小さな怪獣に戻した。
- 豆まき作戦
- 節分の豆が入った枡を出現させ、オニバンバに豆をぶつけてダメージを与えた。
- ウルトラ・シックス・イン・ワン(ウルトラ6重合体)
- タロウを基本ベースとしたウルトラ5兄弟との合体。ウルトラタワーに収められているウルトラベルを手に入れるために使った。
- タロウショット
- 映画『ウルトラマン物語』で、幼少時のタロウが使った、両腕をL字型に組んで発射する光線。一部資料では「ワイドショット」と表記される。成長に伴い、ストリウム光線を習得して以来使わなくなった。
- トリプルスピンビーム
- 映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』で使った、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、タロウの3人による合体技。「トリプルスピンビーム!」と叫び、肩を組んで回転しながら、敵のエネルギーを中和させるアンチエネルギー波を放つ。怪獣帝王ゴモラのキャッチビームを無力化した。
- ウルトラフラッシャー
- 「ウルトラフラッシャー!」と叫び、初代マンのスペシウム光線、セブンのエメリウム光線、タロウのストリウム光線を同時に撃つ合体技。映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』で使い、トリプルスピンビームで無力化したキャッチビームを破壊して中に閉じ込められていたハヌマーンを救出した。
- ウルトラチャージ
- 劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で使った、緑色の光エネルギーを、他のウルトラ戦士に分け与える能力。Uキラーザウルス・ネオと戦うウルトラマンらの救援に現れた際、両腕からウルトラマンとセブンのカラータイマーに向けて放ち、回復させた。
- ヒーロー光線(本編未使用)
- 額のビームランプから放つ、溶解光線。内山まもるの漫画作品では幾度か使用している。
- ガッツニードル(本編未使用)
- 拳から放つ、針状の連射光線。
- ウルトラ噴流(本編未使用)
- 両手を合わせ、6色の煙を噴射する。一部の古い資料にはロードラを倒した技とされている物もあるが、誤りである。
- ダッシュワープ(本編未使用)
- 星から星へ瞬間移動する。
[編集] 装備・道具
- タロウブレスレット
- タロウの持つ、攻撃用小型ブレスレット。コスモリキッドに対して使用した両刃の槍=ブレスレットランサーに変化するほか、オカリヤンの口を封じるために使われた光の輪・セット光線を放つ。劇中では2度使用されている。なお、ブレスレットを変化させて使ったのがランサーのみであった為、「タロウブレスレットは一度しか使われていない」とする文献もある。
- キングブレスレット
- ウルトラの母が授けた、大きめの特殊ブレスレット。口輪やマジックハンド、水の入ったバケツに姿を変えるほか、ブレスレットリライブ光線やドライヤー光線を放ったり、タロウバリヤーを発動したりなど、数々の能力を持つ。
- 口輪作戦
- ブレスレットの大きさを変えてバードンのくちばしにはめ、締め付けて火炎攻撃を封じた。グロンの口を塞いだこともある。
- 放電能力
- ブレスレットを敵に投げつけて、敵に命中すると同時に電流を流す。バードンに数回ダメージを与えて撤退させた。
- 分身作戦
- ブレスレットの力で2人に分身する。飛行しながらバードンに使用、撹乱させて大熊山に激突させて倒した。
- ブレスレットリライブ光線
- ブレスレットからリング状のリライブ光線を放ち、ハンターに殺されたチンペを生き返らせた。また、パンドラの傷も癒した。
- タロウバリヤー
- ブレスレットから半球状のバリヤーを発生させる。メフィラス星人(2代目)の光線を防いだ。
- ウルトラチェーン
- ブレスレットの力で縄を鎖に変える。エレキング(再生)の弱点の角に絡めた縄を鎖に変え、全身のパワーを全開させる「ウルトラパワー」で角を引き抜いた。
- ストップ光線
- キングブレスレットから放つ、物体の動きを止める光線。キノコ人間にされ、マシュラの意のままに動く人々を停止させた。
- ドライヤー光線(ブレスレットビーム)
- ブレスレットから放つ熱光線。火に弱いマシュラを倒した。
- ウルトラ解凍
- ブレスレットから高熱を発し、氷を溶かす。グロストの冷気で凍らされたタロウを解凍した。
- クリスマスツリー
- ブレスレットの力で東京タワーに飾りをつけてクリスマスツリーに変えた。第38話で使用。
- ウルトラランス
- ブレスレットの力で、タイラントから奪った鞭を光の槍に変え、投げつけて突き倒した。ストリウム光線の3倍の威力がある。一部の資料には「タロウランス」または「アローランサー」と記載されている。
- 桜
- ブレスレットの力で花の咲いた桜の枝を作り出した。第41話で使用。
- バケツ
- ブレスレットが変形した、水の入った青いバケツ。酔っ払って暴れるベロンに水をかけて酔いを覚ました。
- マジックハンド
- ブレスレットが変形したマジックハンド。オルフィのへその中に隠れたカーン星人をつまみ出した。
- ウルトラベル
- 厳密に言えば装備ではないが、ムルロアとの戦いで使われた道具。ウルトラの国のウルトラタワーに隠されている奇跡の鐘。無限のエネルギーを秘め、鳴らすことで神秘の力を発揮する。ウルトラ長老が作り上げたもので、3万年前、エンペラ星人の怪獣軍団がウルトラの国を襲った際、ウルトラベルの奇跡で撃退したと言われている。ウルトラタワーの命の炎に守られているため、タロウはウルトラ兄弟と合体してベルを入手。ムルロアの吐き出したアトミックフォッグに包まれた地球を、ベルの奇跡で黒煙を取り払った。ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』では、敵を小さくしたり、相手の体力を減らすといった効果もある。
[編集] 生い立ち
ここでは学年誌での設定を記す。
- 誕生
- 誕生時は元気な大きい赤ん坊で、その大きな泣き声にウルトラの父もウルトラの母も驚いた。光の国では子供はすぐ大きくなるが、タロウの場合は特に早かった。生後2週間で歩けるようになり、さらに1カ月すると喋れるようにもなった。小さい頃はいたずら好きで、ウルトラの父にゲンコツされるとすぐに泣き出した。
- 子供時代
- 従兄のウルトラセブンとはよく一緒に遊んでいた。セブンとは歳が3000歳しか違わなかったため、いい遊び相手だった。タロウは力が強くて少し乱暴な子で、心配したウルトラの父が宇宙から善良な怪獣(ラビドッグではない)を連れてきて育てさせると、タロウはこれをとても可愛がり、これがきっかけで優しい子供になった。遊びが大好きで空中公園のガキ大将でもあり、他の子供たちにも人気があった。8歳のとき、12トンもある石を持ち上げたことがある。
- 学生時代
- 約3000年前に学校へ入学。流石にウルトラの父の子供だけあって勉強と体操が得意で、勉強を皆に教えてやったこともあり、子供オリンピックの飛行競争で優勝経験がある。地球にはこの頃、遠足で一度訪れている。学科は平均して成績優秀で、とくにロボット学と宇宙怪獣学は得意だった。合計点は750点。また、一番に卒業している。ちなみに、この時の校長はゾフィーだった。
- 卒業後
- 技を磨くために色々な星に出かけては、凶悪怪獣と戦った。L・P星雲で体重が200万トンもある嫌われ者の怪獣デスガドンを倒し、アンドロメダ星雲で怪獣ダイヤキングを捕らえて宇宙墓場へ連れて行った。
- 現在
- プラズマ核融合装置にいた際に怪獣ギロンガを倒し、その活躍を見ていたゾフィーからウルトラ6番目の弟に選ばれ、地球へ派遣されることになった。そしてTVシリーズの展開へ繋がっていき、現在に至る。
[編集] シリーズでのゲスト出演
- 『新世紀ウルトラマン伝説』
- 他のウルトラ戦士とともに、天空魔と戦った。
- 『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』
- ウルトラマンキングの誕生日を、他のウルトラ戦士とともに祝福する。
- 『ウルトラマンメビウス』
- 劇場版、第24話、第29[24]・30話、第50話、オリジナルビデオ『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に、次の設定で登場。
- 本作の最終回以降、人間・東光太郎として地球で旅を続けていたが、メビウスが地球へ派遣される20年前、ヤプールを封印したウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエースの4兄弟に代わって光の国へ帰還。帰還後はセブンの後を継いで宇宙警備隊の筆頭教官に就任し、後進の指導に当たることになった。メビウスも教え子の1人であり、タロウも彼同様に地球での戦いを通して大きく成長を遂げた。また、ウルトラ兄弟のなかで伝説的存在とされるウルトラ6兄弟の1人にカウントされている。
- 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
- ウルトラマンベリアル復活時、宇宙警備隊訓練生を率いて真っ先に立ち向かうが、返り討ちにされた。その後、ベリアルの攻撃からウルトラの父とウルトラの母を庇い、ベリアルがプラズマスパークタワーからエネルギーコアを奪った後、残されたわずかな光をウルトラダイナマイトの応用技で守りながら凍結した。その光は、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンメビウスがベリアルに立ち向かう際に託した。そして、ウルトラマンゼロがベリアルを倒してエネルギーコアを取り戻したことで復活した。
- 映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』
上記2作品では、『メビウス』での「宇宙警備隊の筆頭教官として後進の指導に当たっている」「ウルトラ兄弟のなかで伝説的存在とされるウルトラ6兄弟の1人にカウントされている」という設定が引き継がれている。
そのほか、2008年の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の初期プロット「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2」は東光太郎とウルトラマンタロウが主役で、1974年に一度分離した彼らが再び合体し、他の兄弟とともに横浜を舞台に、ヒッポリト星人率いる怪獣軍団と死闘を繰り広げるという内容だった。
[編集] 主な登場人物
[編集] ウルトラマン
- 東光太郎(ひがし こうたろう)
- 本作の主人公。
- 白鳥船長のタンカーに便乗して世界中を放浪しながら、ボクシングの修行を積んでいた[13]22歳の明るく活発な好青年。
- ボクサーを目指して日本に帰国後、オイルドリンカーやアストロモンスに立ち向かった勇気と行動力を見込まれ、ZATへ入隊する。初出動で、アストロモンスの攻撃を受けて瀕死の重傷を負ったが[4]、ウルトラの母からウルトラの命を授けられて復活し、ウルトラマンタロウとなって地球の守りに就く。
- 普段は、恩人でもある白鳥船長の家に下宿しており、白鳥船長の子・さおりや弟の健一とは本当の家族同然に仲がよく、健一からは兄のように慕われている。また、その明るく子供好きな性格で、ZATの仲間達とも良好な人間関係を築き上げ、事件の渦中で知り合った子供達とも心を通わせる。
- ボクサーへの夢はタロウに転生後も忘れておらず、朝のロードワークを欠かさず行なっていた。第10話では、減量に耐えながら臨んだ日本アマチュア新人王戦で見事にKO勝ちするが、同話を最後にボクサーを目指しているという描写はなくなった。なお、ボクシングは自分のため、最後の最後まで戦い抜くためにやっている[25]。
- タロウの力に溺れたり、ZATの仲間達と衝突したり、謹慎処分になるなどの描写は見られなかった。ただし、第33・34話でのみ甘えや増長を見せたが、この時のウルトラ兄弟からの叱責によって成長し、第39話で南夕子から評価されても謙遜していた。
- 最終回では白鳥船長を失って心が荒んだ健一に真の勇気を示すと同時に、自身もウルトラマンタロウの力に頼らずに一人の人間として生きることを決意。ウルトラバッジをウルトラの母に返し[20]、ウルトラマンタロウに変身することなくバルキー星人に立ち向かい、「星人爆破作戦」によって勝利を収めた後はZATも退任。ZATの仲間達に新しい勉強をしてくると告げると、再び旅立っていった。
- その後の消息は不明。『ウルトラマンメビウス』以降の作品にウルトラマンタロウが登場しているが、光太郎のその後についての説明はされていない。しかし、『ウルトラマンメビウス』のDVD封入のイラストノベル「ザ・ウルトラマンメビウス」によると、メビウスが地球に降り立つ20年前、ヤプールを封印したウルトラ4兄弟に代わって、ウルトラマンタロウとして光の国へ帰還している。その際、地球に留まらざるを得なくなったモロボシ・ダン(ウルトラセブン)からウルトラバッジを渡されている。人間体での客演は2012年現在、皆無である。
- 緑のおばさん
- アストロモンスに飛び掛かって怪我を負った東光太郎を介抱した、彼の亡き母と瓜二つの交通指導員。その正体はウルトラの母。
詳細は「ウルトラの母」を参照
[編集] 白鳥家
- 白鳥潔(しらとり きよし)
- 東光太郎が日本に帰国する際に乗船した、大型タンカー「日日丸」の船長。白鳥姉弟の父親でもある。普段は世界を航海しているため、家にいないことが多い。妻は既に他界している。
- 臨時の乗組員だった光太郎を正式に雇用するつもりだったが、光太郎がこれを辞退したため、実現しなかった。
- 朝日奈隊長とは親友であり、このことが縁で光太郎が白鳥家に下宿することとなる。
- 光太郎を日本に送り届けてから1年後となる最終回、帰国途中に三浦半島沖でサメクジラの襲撃を受けて死亡した。
- 第1話のみの登場だったが、東光太郎のZATへの入隊、ウルトラマンタロウとしての転生、白鳥家との縁、最後に一人の人間として生きるきっかけを与えた、ストーリー上の重要人物である。
- 白鳥さおり(しらとり さおり)
- 白鳥船長の長女である女子大生。物語開始時18歳、第6話で19歳になった(年齢は辰巳出版の『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』に記載)。弟の健一や居候の光太郎と3人で暮らし、母がすでに他界しているため、家事をしっかり切り盛りする女性。ソフトボール経験があり、運動神経がいい。
- 光太郎に深い想いを寄せているが、光太郎が他の女性といることに対して焼きもちを焼いたり、森山隊員に対してライバル心を抱いたりしたことは全くないなど、人間が出来ているような節がある。
- 最終回で光太郎が再び旅立っていったため、光太郎と結ばれることはなかった。
- 白鳥健一(しらとり けんいち)
- 白鳥船長の長男にして、さおりの弟でもある、明朗快活で勇敢な小学5年生。
- 光太郎とタロウに憧れ、光太郎を兄のように慕っており、第28話では光太郎に頼まれてエレキング捜索に協力している。光太郎との繋がりで、ZATの隊員たちとも親交がある。
- 成績はオール1か2だが、テストで85点を取ったことがある(第31話)。第27話で少年野球チーム・旭丘トパーズに所属している描写が描かれたが、その後も所属していたかのは不明。
- 父が普段、家にいないことを寂しがってはいるものの、父が船長であることを誇りにしている。最終回ではその父親がサメクジラに襲われて死亡し、助けてくれなかった光太郎を非難したが、自分一人の力でどんな困難にも立ち向かっていく真の勇気を光太郎から教えられ、強く生きていく決意をした。
- ウルトラマンタロウの正体を確定的に知った、唯一の人物でもある。
- 演じた斎藤信也が実際に変声期だったため、回が進むにつれて声が変わっていった。
[編集] ZATメンバー
- 朝日奈勇太郎(あさひな ゆうたろう)
- 年齢42歳(第3話で自ら発言)。ZAT極東支部の隊長。
- 第1話で光太郎の勇気と行動力を見込んで、彼をZATへ入隊させた。また、白鳥船長とは親友であり、これが縁で光太郎に白鳥家への下宿を命じた。
- 基地でのデスクワークが多忙であるため、現場にはあまり出られない。第35話で「女の子がほしがるものは何か」というところから敵の罠を見破るなど、洞察力に優れる一方、前夜に何を食べたかで出動メンバーを決めたこともあるなど、ユニークさも多く見せる。
- 最終回で白鳥船長がサメクジラに襲われて死亡した際には、光太郎に戦線離脱を命じて健一のことに専念させている。そして、光太郎が再び旅立っていく際には握手を交わして送り出した。
- 男性隊員のユニフォームは胸のラインが赤に白の縁取りが施されているが、彼(隊長)のみ黒に金または白の縁取りである。
- 荒垣修平(あらがき しゅうへい)
- 年齢29歳。朝日奈隊長に代わり、現場で部隊の実指揮をとることが多い、ZAT極東支部の副隊長。
- 鷹揚で懐の広い人物であり、的確な命令を下す判断力と、それらに裏打ちされた厚い人望を持つが、時折可愛らしい一面も見せる。髭を生やしていたり、サングラスをかけていたりした時期もあった。第50話を最後に宇宙ステーションに転任して日本支部を離れ、最終回では名前のみが登場。
- 第33・34話では、ウルトラマンが身体を借りた。
- これまでの作品にも「副隊長格」と言うべき隊員は存在したが、「副隊長」が正式な階級として採用されたのは、彼が最初である。これは前述の通り、朝日奈隊長役の名古屋章のスケジュールに配慮した結果であるが、「正副隊長」というチーム構成はのちの作品にも影響を与え、以後は全体を統括する隊長と、現場を指揮する副隊長という役割分担が明確化された[26]。
- 二谷一美(にたに かずみ)
- 第51話で、荒垣に代わって極東支部へ赴任してきた新副隊長。
- 涙もろく負けず嫌いで、副隊長は免除される隊員の体力テストを受け、若い隊員たちに威厳を見せつけようと奮闘したりする一面もある。スーパースワローを指揮官機として好んで搭乗する。わずか3話の登場ながらも、隊長と副隊長のなかでは唯一スカイホエール、コンドル1号、スーパースワローの3機すべてに搭乗している。
- 北島哲也(きたじま てつや)
- 年齢27歳。情報分析と、それに基づく兵器やマシンの開発を得意とする隊員。
- 弁当は忘れても釣り道具は忘れたことがなく、海や沼へ行くと任務を忘れて釣りを始めるほどの、大の釣り好き。兄弟がいるらしく、本人は長男だという。普段は東京都内のアパートで独り暮らしをしている。
- 真理という初恋の幼馴染を眼前で黒い服の男(ドルズ星人)に連れ去られたトラウマを密かに抱え、第45話で再会を果たす。だが、仲間達の警告に聞く耳を持たずに暴走した末、真理からあまりにも悲しき真実を告げられ、幼き頃の恋心は悲恋となって打ち砕かれてしまった。その後、「別れなければならない思い出がある」と悲しみを乗り越え、精神的に成長した。
- 第33・34話では、ウルトラセブンが身体を借りた。
- 南原忠男(なんばら ただお)
- 年齢22歳。九州は宮崎出身で、自らのことを「太陽の子」と表現する明るい性格の隊員。
- マシンの操縦や射撃の腕は、一流である。
- 実家に母親がいる。また、第51話では婚約者の珠子と結婚した[27]。
- 第33・34話では、ウルトラマンジャックが身体を借りた。
- 西田次郎(にしだ じろう)
- 年齢19歳。放電作戦が得意な若手隊員。
- 一応は、第1話で入隊した光太郎の先輩であるが、年齢が自分より上の光太郎を兄貴分として慕っている。
- 第8話で宇宙ステーションV9に転任するが、第13話ではナビゲーターとして再登場する。
- 上野孝(うえの たかし)
- 年齢18歳。第8話で、西田隊員に代わって極東支部に赴任してきた最年少の隊員。
- 西田隊員とは異なり、正真正銘の光太郎の後輩に当たるため、本人も光太郎のことを良き先輩・兄貴分として慕っていた。第25話で、ムルロアをAZ1974で撃退する活躍を見せる。第35話をもって登場しなくなるが、理由は語られなかった。
- 第33・34話ではウルトラマンAが身体を借りた。
- これまでの作品では、主人公は防衛チームの中でも最も格下であることが多かったが、途中からの参加とはいえ、主人公より格下であることが明確にされた隊員は『ウルトラマン』のホシノ隊員以来であり、正規隊員としては上野隊員が初めてである。
- 森山いずみ(もりやま いずみ)
- 年齢18歳。ZAT極東支部の紅一点、気配りがよい女性で、お茶やアイス、ガムを隊員に用意したりする。
- 主に通信を担当し、情報処理が得意だが、戦闘の腕も一級品。初めての実戦参加は第8話だが、その戦闘能力の高さは朝日奈隊長をも驚かせた。
- 第11話では、光太郎の頼みで留守のさおりの代わりに白鳥家に泊まり家事を務めている。さらに第38話において、光太郎との婚礼を夢見ているという描写があるが、描写自体がお遊び的場面だったため、実際に彼に想いを寄せていたか否かは不明(ただし、光太郎に好意を持っていると記述されている書籍が存在)。
[編集] その他
- スミス長官
- 第5話に登場。オロン島を領土に持つ、地球警備隊極東支部の長官。トータス夫妻への殲滅命令をZATに命令するも、それに反発して生かそうと主張するZATに「被害が出たら全責任はZATに負ってもらう」と怒り、「もうZATには頼まない」とZATの作戦を逆手に取った上で攻撃艦隊を差し向ける。そしてトータス夫妻がオロン島に入ったのを見計らって総攻撃をかけ、オロン島を沈没させた。
- 鮫島参謀
- スミス長官の側近で、第5話に登場。腰巾着のようにZATにトータス夫妻攻撃を命じたが、反発して長官を怒らせたことに対して朝日奈隊長を激しくなじり、隊員達を睨みつけながら基地を出ていった。
- 佐野隊長
- ZAT第1ステーションの隊長。改造ベムスターの襲撃を受けて死亡した。南原隊員が見習い時代、世話になったという。妻と息子のトオルがいる。
- 大谷博士
- ZATに協力した宇宙権威の第一人者で、以前からテンペラー星人の存在を認知していた。栄一という息子がいる。ゾフィーに身体を借りられた。
- 南原たか(なんばらたか)
- 宮崎に住む、南原隊員の母親。近眼であり、メガネをかけないと何も見えない。のちに息子の許嫁の珠子を連れて上京した。彼女の明るくハイテンションな性格は、息子にも受け継がれている。タロウのことを「タロウさん」と呼んでいた。
- 珠子(たまこ)
- 南原隊員の許嫁。父が他界したため、南原の母・たかと上京するが、彼が結婚を取り合ってくれなかった。リンドンの襲撃を受けて死亡してしまったが、ウルトラの父のウルトラクラウンで復活した後、南原と結婚した。
[編集] ZAT
ZATとは、"Zareba of All Terrestrial"[28]の略で、地球外からの脅威に立ち向かう特殊編成部隊である。
本部はニューヨークの国連本部内に存在し、支部は南アフリカ連邦(アフリカ)、日本(極東)、アメリカ、北極、アルゼンチン(南米)、フランス(フランス)の6ヵ所にある。 後述のようにアットホームな雰囲気を見せ、ユーモラスな作戦を展開するが、戦闘力と知力を兼ね備えた精鋭であり、コスモリキッド、再生前のデッパラス、シェルター、ムルロア、改造ベムスター、改造ベロクロン二世、ドロボン、バルキー星人といった強敵を撃破する実績をあげている。単独の巨大怪獣撃破数はウルトラシリーズ歴代特捜チームの中でも群を抜いている。また、他の防衛チームでしばしば見られた隊員同士の対立の構図が殆どなく、基地の司令室で飲食したり、将棋を指しているところが描かれたり、市民と草野球やバレーボールに興じたりと、明るくアットホームな雰囲気が貫かれた。
極東支部も各国と連携をとりながら作戦行動を行っている。宇宙ステーションも複数存在する。
既述の通り、隊員たちの交代が多いが、同時に劇中の世界がこれまでのウルトラシリーズに比べて広がっている。第13話でZATが九州で演習を行う際、宇宙ステーションに転勤した西田隊員が連絡係として再登場。さらに第27話では、マンダリン草を探すために世界各地のZAT隊員が登場、航空機ドラゴンには通常のZAT制服とは異なる隊員が搭乗していたり、ZAT基地にも森山隊員のほかに多くの女性隊員が勤務していた。さらに、第40話では木星にも宇宙ステーションが確認されている。なお、放映開始時における男性隊員の苗字は、主人公である東を始め、西田・南原・北島、と方角にちなんで命名されている。
ZAT極東支部の一番の特徴は豊富な作戦である。個々の怪獣の特性を見極め、それぞれに対応する作戦を編み出し、それを遂行していく。失敗することも多いが、発想は実に柔軟である。
他の防衛チームにはウルトラマンとの関係(「ウルトラマンがいつも怪獣を倒すのだから、自分たちは必要ないのではないか?」というジレンマ)に苦悩する隊員が少なからずいるなかで、ZATの隊員達はウルトラマンタロウとも信頼関係で結ばれており、自分達の存在意義を疑わずに互いに助け合って敵と戦う。タロウ登場後に荒垣副隊長が「タロウを援護する!」と発破をかけたり、逆にタロウがZATの作戦を援護する場面がシリーズ中多数見られる。
前述のように、本作は防衛隊メカを売り出すことに注力しているうえ、『ウルトラマン』の頃にはなかったヘルメットやガンなどの防衛隊装備の関連商品が充実しており、商業的に見るとZATは十分な存在意義を持っていた。
ZATが使う戦闘機や車輌などの装備は、ウルトラシリーズきっての奇抜なデザインで知られている。円谷プロ監修の『ウルトラ超兵器大図鑑』では、独自のSF的考証(本書注意書きより)でそれらの兵器はヤプール大戦中のTACのころに盛んに行われた異星の技術研究から生まれたものであり、コンドル1号やスーパースワローの穴の開いた両翼は「重力制御コイル」という装備が搭載されているためと解説されている。
隊員たちは半年に一度、体力テストで審査される。これは科学的知識はもちろん、常に隊員達が強靭な肉体を要求されるためである。ただし、隊長と副隊長は体力よりも指揮能力が問われるため、この審査は免除されている。
前作『ウルトラマンA』までの防衛チームのユニフォームは男女同じだったが、ZAT極東支部の女性隊員のユニフォームは下がスカートになっている。女性隊員のユニフォームがスカートなのは、本作と次作の『ウルトラマンレオ』の2作のみで、『ウルトラマン80』以降は再び男女同じユニフォームに戻っている。また、『ウルトラマンガイア』、『ウルトラマンマックス』、『ウルトラマンメビウス』では女性隊員のユニフォームはズボンとスカートの2種類がある。
[編集] 作戦リスト
以下は独自の作戦の例である。ユーモラスで破天荒な印象の作戦が多く、ZATの特色を出している。
- 電気ショック作戦
- アストロモンスにスカイホエールから送電線を打ち込んで放電する。だが、無効だった。
- 放電作戦
- 川の中に電気を流し、生物を追い出す作戦。多摩川に潜むコスモリキッドを追い出すことに成功した。西田隊員の得意の作戦。
- 高圧パイプ作戦
- ライブキングに飲み込まれた光太郎と健一の愛犬ポチを救うためにライブキングの腹にコンドルから高圧パイプを打ち込んで穴を開ける作戦。穴を開けることには成功したが、肝心の光太郎やポチが出てこないうちにパイプを引き抜かれ、同じく腹に飲み込まれていたコスモリキッドが出てきてしまい、失敗に終わった。
- コショウ作戦
- 朝日奈隊長が発案。ライブキングに飲み込まれた光太郎とポチを救うためにスカイホエールから1トンのコショウをばら撒き、ライブキングにくしゃみをさせて光太郎たちを吐き出させる作戦。作戦は成功し、ライブキングはくしゃみとともに光太郎たちを吐き出した。因みに朝比奈は「(コショウ購入の)払いはZATでツケておけ」と準備中の電話でやり取りしていた。
- パンチ弾作戦
- 初の2対1の闘いで劣勢なタロウを救うべく、瞬時に敵を倒すために考案された作戦。タロウがこれを察し、ウルトラフリーザーでコスモリキッドとライブキングを凍結させた後、コスモリキッドを鉄球で砕いて倒した。
- バスケット作戦
- 光太郎に差し入れられた弁当の入れ物となったカゴを見た朝比奈隊長が発案した作戦。
- 卵を取り戻したものの自分たちで持てないキングトータスとクイントータスの代わりに卵を運ぶ作戦。四つの卵を巨大なカゴの中に入れた。当初は怪獣達に口にくわえてカゴを運ばせようとしたが、うまくいかなかったため、代わりにスカイホエールでカゴをオロン島まで輸送した。
- しかし、トータス夫妻を生かすというZATの方針に激怒していた地球警備隊極東支部長官のスミスにこの作戦を逆手に取られ、攻撃艦隊のオロン島総攻撃で島ごと沈没させられた挙句、ケガをしたトータス夫妻が凶暴化して日本に逆襲した事によって大失敗に終わった。
- 中和作戦
- ジレンマの吐き出す強力な酸に対し、スーパーアルカリ液を使用。タロウにかけられた酸を中和し、その抵抗力をもたらした。
- 蟻殲滅作戦
- ビルに潜むアリの大群をスカイホエールが蟻酸で誘き出し、コンドルが高圧電流(となっているが劇中では火炎放射にしかみえない)で焼き払う。しかし、作戦は失敗し、アリは合体してアリンドウが生まれてしまった。
- ミラー作戦
- 鏡に映った自分に反応するデッパラスに対し、各戦闘機が巨大な鏡をぶら下げて怪獣を埋立地に誘導。そこにある落とし穴に落としたところをミサイルの集中攻撃で倒した。しかし、一晩で再生し、再生後は作戦が通じなくなった。
- 虫歯治療作戦
- 水中ロケットが口に挟まってしまったシェルターのためにスカイホエールがクレーンで水中ロケットを引き抜こうとしたが、間違ってシェルターの歯を抜いてしまい凶暴化。シェルターは最後にその水中ロケットで爆死した。
- 地雷作戦
- 頑丈な鎧で武装されているエンマーゴを、地雷で攻撃した。
- スプレー作戦
- 姿が見えないミエゴンにスプレーガスを噴射し、色をつけて姿を明確にした。
- 手錠作戦
- 苦戦するタロウを援護するためにオカリヤンの首と左手にスカイホエールとコンドルが強大な手錠をかけ、動きを封じた。
- トリモチ作戦
- 風船ガムが顔にくっつくことをヒントに荒垣副隊長が考え出した作戦。バードンに大量のトリモチをかぶせて動きを封じようとしたが、行水をした直後で体が濡れていたため、しっかりくっつかず中途半端に終わった。
- ひっぺ返し作戦
- 東京ニュータウンの地下に眠る怪獣を地上に引きずり出すため、地表面を覆うコンクリートを剥がす作戦。スカイホエールから地上へ巨大アンカーを打ち込み、引き剥がすことに成功する。地下にいたのはキングゼミラだった。
- ネット作戦
- 寿命が一週間のセミを保護するためキングゼミラに虫かご代わりにネットを放ち、命を保護した。しかし、ニュータウンの住民がそのあまりにも凄まじい泣き声に我慢できずに怒りを爆発させて、ネットを燃やしてしまった。
- ZATハリネズミ作戦
- 無数の時限ミサイルをロードラの体に次々打ち込み、ハリネズミのようにしてからいっせいに爆発させる。しかしロードラには全く効かなかった。
- 王水作戦
- ミサイルなどが効かず、車を溶かし続けるロードラを、王水で逆に溶かしてしまうという作戦。結局はロードラの反撃で放射器を溶かされ失敗した。
- AZ1974作戦
- 水爆の3倍の威力を誇るAZ1974爆弾を使った作戦。しかし発射装置や起爆装置などが完成しておらず、ムルロア襲撃の関係でそれらを取り付ける時間も無かった。この為、発案者の上野隊員自らスカイホエールから怪獣に飛び移って時限爆弾ごと直接体にセットするという決死の作戦として実行する事となったが、ムルロアを倒すことに成功する。
- 首吊り作戦
- スカイホエールとコンドルの間にチェーンを張って弱ってきたムカデンダーの首に巻きつけて締め付けたが、怪獣は首と胴体を分離してこれを逃れた。
- アミアミ作戦
- メフィラス星人(二代目)を生け捕りにするため、網を放った。原始的ながら逆に斬新な作戦だったが、破壊光線で破られて失敗した。
- 真っ二つ作戦
- 過去に現れたベムスターを分析してウルトラブレスレットと同じ威力を持つ回転ノコギリを開発し、スカイホエールに装備して改造ベムスターに対抗する作戦。回転ノコギリはビルを真っ二つにする威力を発揮したが、ベムスターはヤプールに強化されており、ノコギリが壊れてしまい失敗に終わった。
- エネルギー爆弾作戦
- 改造ベムスターの腹の"口"がエネルギー吸収口であることを利用し、2種の爆弾を腹に打ち込み、内部で化学反応させ、その爆発で倒した。
- 薬品作戦
- 兵器が効かないお化けキノコ(マシュラの素)を特殊薬品で攻撃したが、キノコの毒素と混ざった薬品が強力な毒液として変化、これを逆用され失敗に終わる。
- ベル作戦
- 失明したタロウにカタン星人の位置を知らせるため、星人の首にベルをつけた。これでタロウに星人の位置を看破させ撃破に貢献した。
- 白酒作戦
- お酒が大好きなベロンを酔い潰すために、スカイホエール内で合成した白酒を呑ませた。
[編集] 極東支部基地
ZAT極東支部の所在地は、東京都千代田区霞ヶ関1丁目1番地1号にある[29]。
円盤状の基地本体部と、地下に置かれた各メカの格納庫、本体部と格納庫を繋ぐシャフト状のタワー部で構成されている。本体部には、隊員たちの司令室をはじめ、コンピューター制御室、応接室、兵器開発区、居住区、情報区、発進ゲートなどがあり、各航空戦力はタワー内部の回転式エレベーターで本体部までリフトアップされる。緊急事態の際は、本体部が底面からジェット噴射を行い空飛ぶ円盤として機能し、危機を回避することが可能(下部タワー部分は地下へ格納される。なお、基地自体に自衛火器の類は装備されていない模様)[30]。この機能は本来、地下格納庫から直接発進すると思われるアンドロメダの発進を妨げないためのものと思われるが、第1話と第10話で怪獣に襲われた際にのみ使用された。このため、基地自体が重大な被害を受けたり、宇宙人の侵入を許さなかったりするなど、地味ながら功績を上げている。
この基地の隣には、事務セクションのオフィスビルも存在する。
一般市民による本部の見学は可能だが、その際には1週間前までには申し出て、怪獣や宇宙人が化けていたり、乗り移ったりしていないかのチェックを受けなければならない。
[編集] 装備
ZATの装備品(航空機、車両、隊員服、武器など)には、曲線、曲面を多用したラインと、先端部に設けられた球状の突起といったデザイン上の一貫した特徴がある。
[編集] 隊員服
赤と青の明るいイメージの配色のユニフォームで、上下のつなぎ式。高い耐久・耐熱・耐寒性を持つが、光太郎の隊員服は激戦でボロボロになることが何度もあった。また、女性隊員の隊員服は赤と青だけでなく、白も取り入れたミニスカートのワンピースタイプである。
[編集] 銃器類・特殊装備
- ZATヘルメット
- 耐熱、耐圧性に優れており、通信機が内蔵されている。
- 通信機付腕時計(正式名称不明)
- 隊員たちが常に装備している腕時計で、非番の隊員もこれを使って定時連絡を行なっている。
- ZATガン
- ZAT隊員が携帯する拳銃。小型ながら強力な威力を誇り、スカイホエールなどの航空機が撃墜された後の地上戦など全編を通して活躍した。カートリッジによって実弾やレーザー、ガスなどの切り替えが可能だが、第6話ではレーザーでジレンマを、第17話では実弾でケムジラを巨大化させてしまっている。
- 携行用無反動砲
- 先端のミサイルを発射する単発式の大型銃で、発射時の衝撃が体にかからない。別名・ZATブラスター。
- 大型機関砲
- 1秒に100発の弾丸を発射する大口径マシンガン。
- スーパーナパーム
- 肩に背負った点火剤入りのタンクとともに使う火炎放射器で、長時間放射できる。
- X線レーダー
- 第2話で登場した電子装備。地上に設置した小型パラボラアンテナからX線を放射し目標内部を透視する。ライブキングに飲み込まれた光太郎を探知した。
- ZATマイティ
- 殺虫ガスだけでなく火炎放射、熱湯の噴射も可能。第9話でビルに巣食っていた大蟻を駆除するために使われたが、ノズルを溶かされてしまう。第14話で同じモデルの機関銃タイプが確認できる。
- ZATバズーカ
- 第22話のパンドラ攻撃時に登場したバズーカ砲。大型だが軽量で扱いやすくできている。
- 王水銃
- 第23話で使用された大型王水銃。ロードラに対し、塩酸と硝酸の混合液である王水で攻撃したが、ロードラの逆襲によって逆に王水銃自体が溶けてしまい作戦は失敗した。
- 植物トランシーバー
- 第31話で登場した装置で、植物の放つ電波を人語に翻訳する機能を持つ。
[編集] 航空機
- スカイホエール
- 全長:60m 全幅:54m 全高:20m 重量:50t 最高速度:マッハ3.3 乗員:6名
- 主力大型戦闘機で、前線では指揮・管制を司る移動司令室にもなる。また、輸送、偵察といった任務にも使われる多用途機である。上記の作戦に使われる装置は大抵この機で輸送され、2段の水平尾翼が外見上の大きな特徴となっている。大気圏離脱と宇宙空間での航行、さらに垂直離着陸も可能で、機内の化学分析室で薬品調合や白酒の合成も行う。武装は改造ベロクロン二世を倒した機首のレーザー砲、両主翼付け根にぶら下げている箱形のミサイル/ナパーム弾ランチャー、この他にも機体下面より各種オプション兵装、装置などが装備可能という特長から、さまざまな作戦や作戦後の攻撃などの要になっている。
- コンドル1号
- 全長:20m 全幅:23m 全高:9m 重量:22t 最高速度:マッハ8.8 乗員:2名
- 主力高速戦闘機。スカイホエールとペアでの出撃が多く、折り畳み可能のリング状の主翼が特徴的。偵察用カメラと高性能レーダーを搭載し、高度2万mまで飛行可能なため偵察任務にもよく使われたが、大気圏離脱及び宇宙空間の航行はできない。自爆機能もあり、武装は機首のレーザーと主翼の真ん中に付いているZATミサイル。この他にも作戦のために胴体下部にもオプション装備が可能。尾翼部分のミニコンドルは、分離して自立飛行もできるが、劇中では未使用。
- スーパースワロー
- 全長:19m 全幅:17m 全高:8m 最高速度:マッハ9.1 乗員:1名
- 小回りのきく高性能小型戦闘機。長時間強力噴射できるロケットモーターで大気圏離脱や宇宙空間の航行、宙返りや背面飛行などアクロバティックな飛行も可能。そのため操縦が難しいらしく本編での出番はさほど多くない。武装は機体下部についているミサイル。
- ドラゴン
- 全長:12m 乗員:2名
- 第24、27話に登場した小型高速ヘリコプター。コクピットからの視界が広いため、主に捜索や偵察に使われた。機体上部の3枚のローターで上昇し、ジェット噴射による高速移動ができる。フロートが付いており着水も可能。
- アンドロメダ
- 全長:167m 全幅:32m 乗員:8名
- 船体の周囲に3基のロケットエンジンを配置し、光子力エネルギーで飛ぶ宇宙航行用大型ロケット。武装はハイパーミサイル、プラズマミサイル、宇宙魚雷など多彩で、恒星間航行も可能。オープニング映像にのみ登場。
- マゼラン
- 全長:6.7m 乗員:2名
- アンドロメダに搭載されている小型宇宙戦闘円盤。地球では珍しい円盤型の宇宙艇で、惑星調査のための着陸船としての役割を持ち、宇宙戦闘機としても使える。玩具は発売されたが、オープニング映像にも未登場で、スチル写真のみの紹介となっている。
[編集] 車両・潜航艇
- ウルフ777(スリーセブン)
- 全長:6.1m 全幅:1.8m 全高:1.86m 重量:1.86t 最高時速:300km以上 乗員:5名
- 地上攻撃用車両。トヨタ・クラウン2ドアハードトップ「HT-SL」(MS51、前期型)がベース。単体での地上攻撃も可能な本車は、強力なエンジンにより最高時速300km以上での走行も可能。耐熱性を誇るボディはバードンの火炎には耐えたが、メモールの火炎には焼かれてしまった。武装はウルフミサイル、ベータ光線砲、機関砲。ラビットパンダと同じく放電装置を持っている。また高性能レーダーも搭載されておりパトロールにも用いられていた。
- 後年、『プロレスの星 アステカイザー』の敵組織「ブラックミスト」の車両として黒色塗装を施されて流用されている。
- ラビットパンダ
- 全長:3.8m 全幅:1.51m 全高:2.75m 重量:1.51t 乗員:2名
- 小型特捜車。バモスホンダがベース。フロントノーズに高性能レーダーを装備するなど主にパトロールに使われた。その奇抜で可愛らしいデザインらしからぬ強固な装甲を誇り、対怪獣用レーザー砲、バズーカ砲も搭載されているなど戦闘車両としても威力を発揮した。強力な放電装置を持っている。
- ZAT専用車
- 宇宙人の追跡や偵察に使われる。第26話より緑色の三菱・コルトギャラン4ドアセダンが登場。この車両は第34話でテンペラー星人に壊されたため、最終話までは赤い三菱・ランサーが使われた。
- ベルミダーII世
- 全長:23m 全幅:5.6m 全高:8m 最高時速:90km(地上)・60km(地中) 乗員:4名
- 「ウルトラマン」のペルシダーの後継車である地底戦闘車両。第8話に登場。先端に装備された2基のドリルはダイヤの1万倍の硬さを誇る。ドリルは逆回転も可能。スカイホエールに搭載され現場に輸送される。本編での武装は6連装式地底ミサイルだったが、オープニング映像では2基の大型ドリルミサイルが装備されている。
- バギー
- 第12、13話で登場。移動用らしく戦闘には参加していない。
- アイアンフィッシュ
- 全長:46m 全幅:17m 全高:31m 最高速度:40ノット(水上)・35ノット(水中) 乗員:10名
- 高性能研究用原子力潜航艇。ZAT唯一の水中戦力で深海魚のような姿をしている。武装は左右両舷に搭載されたスーパープラズマミサイルと、上部の超高圧放電装置。本部基地の地下格納庫に格納されている。水深2万mまで潜航可能。
- オープニング映像にのみ登場。玩具も発売されているが本編には登場しなかった。
[編集] 宇宙ステーション
- ZATステーションNo.S1009
- 第13話に登場。第7話より異動になった西田隊員の転任先。九州で演習を行うZATを宇宙からサポートした。
- ZAT第1ステーション
- 第29話に登場。月の軌道上を回るZATの宇宙ステーションの一つで、ZAT本部の隊員たちとも親交があった佐野隊長が勤務していたが、改造ベムスターに奇襲され、ZAT本部からの救助も間に合わず丸呑みされてしまった。
[編集] スタッフ
- プロデューサー:熊谷健、橋本洋二 (TBS)
- 脚本:田口成光、阿井文瓶、上原正三、佐々木守、石堂淑朗、斉藤正夫、大原清秀(木戸愛楽、大原清名義でも執筆)、村山庄三(第21話原案)、深田太郎[31](第9話原案)
- 監督(本編):真船禎、深沢清澄、高橋勝、筧正典、前田勲、山本正孝、吉野安雄、岡村精、山際永三
- 監督(特殊技術):高野宏一、佐川和夫、鈴木清、矢島信男、東條昭平、大木淳、山本正孝、川北紘一、山際永三、大平隆、小林正夫、高橋勝
- 音楽:日暮雅信
- 演奏:サロン・アンサンブル
- 撮影(本編):森喜弘、井上光雄、中町武、中堀正夫、和栗惣治、小林茂、佐藤敏彦
- 撮影(特撮):大岡新一、佐藤貞夫
- 照明(本編):佐山五郎
- 照明(特撮):近藤勝、松丸善明、鎌田靖男
- 美術(本編):鈴木儀雄
- 美術(特撮):青木利郎、桜井克彦、島崎尭司、小川富美夫
- 編集:小林熙昌
- 視覚効果:中野稔
- 助監督(本編):前田勲、米山紳
- 助監督(特撮):宮坂清彦、鈴木義昭、西田耕一、小宮高広、中田新一、白川俊夫
- 製作担当:内田貴夫、片桐崇維
- 録音・効果:東京映画映像部(現:東宝サウンドスタジオ)
- 効果:協立音響 ※第12話のみ
- 現像:東京現像所
- 制作協力:日本現代企画(第4・5話のみ)、東宝映像株式会社(第6・7話のみ)
- 造形:開米プロダクション、エキスプロダクション
- 挿画:内山まもる ※第25話
- 製作:円谷プロダクション、TBS
[編集] キャスト
[編集] レギュラー・セミレギュラー
- 東光太郎:篠田三郎
- 朝日奈勇太郎:名古屋章(第1 - 8・10・35・51・53話)
- 荒垣修平:東野孝彦(第1 - 34・36 - 50話)
- 二谷一美:三谷昇(第51 - 53話)
- 西田次郎:三ツ木清隆(第1 - 7・13話)
- 南原忠男:木村豊幸
- 北島哲也:津村秀祐
- 上野孝:西島明彦(第8 - 30・33 - 35話)
- 森山いずみ:松谷紀代子(第20・43話は出演せず)
- 白鳥さおり:あさかまゆみ(第1 - 16話)、小野恵子(第20 - 53話)
- 白鳥健一:斎藤信也
- 緑のおばさん / ウルトラの母:ペギー葉山(第1・3・19・20・24・53話)
- 南原隊員の母・おたか:磯村千花子(第13・51話)
- ZAT女性隊員:大隈さとみ、中楯富久子、永本泉、藤岡恵子
- ナレーション:瑳川哲朗(第51話を除く)[32]、名古屋章(第51 - 53話)※瑳川が急病のための代理
[編集] 主なゲスト出演者
- 白鳥潔(日日丸船長):中村竹弥(第1話)
- ボクシングジム会長:寺内大吉(第2・3話)
- 第四さくら丸船員:金子富士雄、都家歌六、湊俊一(第4話)
- 佐久間:桂小かん(第4話)
- 白井:片岡五郎(第4話)
- 黒崎:草薙幸二郎(第4・5話)
- 八田:竹田将二(第4・5話)
- スミス長官:ピエロ・カラメロ(第5話)
- 鮫島参謀:大下哲矢(第5話)
- 船員:野本博(第7話)
- 次郎:矢崎知紀(第8話)
- 田中巡査:大泉滉(第8話)
- 次郎の父:外山高士(第8話)
- 近所の熊谷さん:熊谷健(第8話)※ノンクレジット
- 平田俊夫:紺野秀樹(第9話)
- 平田秀一:石井宏明(第9話)
- アケボノビルのオーナー:富田仲次郎(第9話)
- 建設会社責任者:西川敬三郎(第9話)
- ビルの警備員:辻しげる、樋浦勉(第9話)
- 太田アナウンサー:鹿島信哉(第9話)※ノンクレジット
- 岩坪かなえ:下野照美(第11話)
- かなえの養母:万里昌代(第11話)
- 林田タケシ:野島千照(第12話)
- タケシの父:平松慎吾(第12話)
- 中山:小高まさる(第12話)
- 開発社長:立原博(第12話)
- 島田老人:浜村純(第14話)
- 現場主任:大前均(第14話)
- 良助:斉藤健夫(第14話)
- 紅カオル:本郷淳子(第15話)
- カオルの母:西恵子(第15話)
- カオルの祖父:浅野進治郎(第15話)
- 亜理人:山田浩之(第16話)
- 亜理人の父:守田比呂也(第16話)
- 音楽教師:桂木美加(第16話)
- 大熊山地震研究所所員:今井和雄、山村哲夫(第17話)
- 小林タケシ:西脇政敏(第17 - 19話)
- タケシの母:金井由美(第17 - 19話)
- 小林彰(タケシの父):二瓶秀雄(第17 - 19話)
- お杉:磯村みどり(第20話)
- お杉の夫:岡村春彦(第20話)
- 正一:石井秀人(第21話)
- 正一の母:楠トシエ(第21話)
- 藤波隆夫:佐久間亮(第22話)
- 藤波優子:中田喜子(第22話)
- 三島六郎:梅津昭典(第23話)
- 六郎の父・馨:富田浩太郎(第23話)
- 六郎の母・好子:瞳麗子(第23話)
- 岩森兄弟の父・善晴:石堂淑朗(第24話)
- 岩森兄弟の母・ヨウコ:青木和子(第24話)
- 岩森一郎(ゾフィー):斎藤則幸(第24・25話)
- 岩森初子(ウルトラマン):田島幸恵(第24・25話)
- 岩森次郎(ウルトラセブン):柴山二三雄(第24・25話)
- 岩森三郎(帰ってきたウルトラマン):山野辺修(第24・25話)
- 岩森四郎(ウルトラマンA):佐野信寿(第24・25話)
- 岩森末子(ウルトラマンタロウ):宮原由美(第24・25話)
- 灯台職員:里木佐甫良(第25話)
- コンビナート職員:西郷昭治(第25話)
- ZATメディカルセンター医師:山本廉(第25話)
- 笠井竹雄:高橋仁(第26話)
- 竹雄の父・仙吉:江戸家猫八(第26話)
- 史男:吉村影史(第27話)
- 史男の母:根岸明美(第27話)
- 医師:長沢大(第27話)
- 看護婦:三田美枝子(第27話)※ノンクレジット
- 安田商店・店主:肥土尚弘(第27話)
- 三兄弟:大山正明、紺野秀樹、西郷英利(第28話)
- 三兄弟の祖父:今村源兵(第28話)
- 海野八郎:大和田獏(第29・30話)
- 佐野トオル:宮田真(第29・30話)
- トオルの母:蓮川久美(第29・30話)
- 武田大介:佐藤宏之(第31話)
- 大介の母:上月左知子(第31話)
- 大介の父:山本廉(第31話)
- 教師:川上大輔(第31話)※32話に誤クレジット
- 不良中学生:清水昭博、岩崎洋也、二瓶秀哉(第31話)
- ドンちゃん:大山正明(第32話)
- 教師:新海丈夫(第32話)※31話に誤クレジット
- 大谷栄一:西脇政敏(第33・34話)
- 大谷博士:竜崎勝(第33・34話)
- ハヤタ(ウルトラマン):黒部進(第33・34話)
- モロボシ・ダン(ウルトラセブン):森次晃嗣(第33・34話)
- 郷秀樹(帰ってきたウルトラマン):団次郎(第33・34・52話)
- 北斗星司(ウルトラマンA):高峰圭二(第33・34話)
- 青木まち子:浅野由香(第35話)
- 清彦:矢崎知紀(第36話)※知記とクレジット
- 清彦の姉・陽子:久保田民栄(第36話)
- ビル設計技師・岩坪:平泉征(第36話)
- 建設作業員:菊池英一、遠矢孝信(第36話)
- 警官:石山克巳(第36話)
- めぐみ:山田圭子(第37話)
- めぐみの祖父:池田生二(第37話)
- ひとみ:天野美保子(第38話)
- ひとみの両親:小松英三郎、川口節子(第38話)
- ミラクルおじさん(ミラクル星人):長沢大(第38話)
- 南夕子:星光子(第39話)
- はこべ園の園長:寄山弘(第39話)
- タケシ:山田光治(第40話)
- 正博:高橋仁(第41話)
- 正博の母:北川泰子(第41話)
- 金持ちのオバサン:五月晴子(第41話)
- 島田タツオ:松坂雅治(第42話)
- アンドロイド聖子:川口真有美(第42話)
- 島田信吾:三島耕(第42話)
- 武志:矢崎知紀(第43話)
- 武志の父:大木正司(第43話)
- きさらぎ星人(オニバンバ):笠井ひろ(第44話)
- 一郎:小松陽太郎(第44話)
- 二郎:新井つねひろ(第44話)
- 一郎と二郎の母:新井麗子(第44話)
- 山川真理(メモール):夏川圭(第45話)
- マンションの大家:大泉滉(第46話)
- 太一:大山正明(第46話)
- 太一の母:瞳麗子(第46話)
- 沢口竜一:山下克弘(第47話)
- 太郎:古堀宏(第48話)
- 坂本団長(カーン星人):草野大悟(第49話)
- ユキ:坂口良子(第50話)
- モッちゃん:新敷浄(第50話)
- 老人ホーム責任者:牧田正嗣(第50話)
- 真一郎(老人ホームの老人):浜村純(第50話)
- 老人ホームの婆さん:小峰千代子(第50話)
- 珠子(南原隊員の許嫁):今井美佐子(第51話)
- 住職:石川隆昭(第51話)
- 中西一郎:松葉寛祐(第53話)
[編集] 声の出演
- ウルトラマンタロウ:篠田三郎
- ウルトラの母:ペギー葉山(第1・3・19・20・24・53話)
- ライブキング:阪脩(第2・3話)
- メフィラス星人:西川幾雄(第27話)
- テンペラー星人:丸山詠二(第33・34話)
- ゾフィー:鹿島信哉(第33・34話)
- ウルトラマン:黒部進(第33・34話)
- ウルトラセブン:森次晃嗣(第33・34話)
- 帰ってきたウルトラマン:団時朗(第33・34話)
- ウルトラマンA:高峰圭二(第33・34話)
- カタン星人:西川幾雄(第35話)
- メドウーサ星人:西川幾雄(第37話)
- ミラクル星人:長沢大(第38話)
- テロリスト星人:鹿島信哉(第38話)
- モチロン:渡部猛(第39話)
- ウルトラの父:鹿島信哉(第39話)
- オニバンバ:笠井ひろ(第44話)
- ピッコロ:京田尚子(第46話)
- ベロン:渡部猛(第48話)
- オルフィ:丸山詠二(第49話)
- 荒垣修平:沢りつお(第49・50話)
- ドロボン:渡部猛(第52話)
- バルキー星人:鹿島信哉(第53話)
[編集] スーツアクター
[編集] 放映リスト
※各怪獣の詳細はウルトラマンタロウの登場怪獣を参照。
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | ゲストウルトラマン | 監督 | 特殊技術 | 脚本 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1973年4月6日 | 1 | ウルトラの母は太陽のように | 宇宙大怪獣 アストロモンス 吸血植物 チグリスフラワー オイル超獣 オイルドリンカー |
ウルトラの母 ウルトラ5兄弟 |
山際永三 | 佐川和夫 | 田口成光 |
| 1973年4月13日 | 2 | その時 ウルトラの母は | 液体大怪獣 コスモリキッド 再生怪獣 ライブキング |
― | 山本正孝 | ||
| 1973年4月20日 | 3 | ウルトラの母はいつまでも | ウルトラの母 | ||||
| 1973年4月27日 | 4 | 大海亀怪獣 東京を襲う! | 大亀怪獣 キングトータス 大亀怪獣 クイントータス |
― | 吉野安雄 | 鈴木清 | 上原正三 |
| 1973年5月4日 | 5 | 親星子星一番星 | 大亀怪獣キングトータス 大亀怪獣クイントータス 大亀怪獣 ミニトータス |
ウルトラセブン | |||
| 1973年5月11日 | 6 | 宝石は怪獣の餌だ![34] | なめくじ怪獣 ジレンマ | ― | 筧正典 | 川北紘一 | 田口成光 |
| 1973年5月18日 | 7 | 天国と地獄 島が動いた! | 大ガニ怪獣 ガンザ 大ダコ怪獣 タガール |
― | 石堂淑朗 | ||
| 1973年5月25日 | 8 | 人喰い沼の人魂 | 大蛙怪獣 トンダイル | ― | 岡村精 | 山本正孝 | 田口成光 |
| 1973年6月1日 | 9 | 東京の崩れる日 | 大羽蟻怪獣 アリンドウ | ― | 石堂淑朗 | ||
| 1973年6月8日 | 10 | 牙の十字架は怪獣の墓場だ! | 海象怪獣 デッパラス | ― | 山際永三 | 大平隆 | 木戸愛楽 |
| 1973年6月15日 | 11 | 血を吸う花は少女の精 | 蔦怪獣 バサラ | ― | |||
| 1973年6月22日 | 12 | 怪獣ひとり旅 | 噴煙怪獣 ボルケラー | ― | 深沢清澄 | 山本正孝 | 田口成光 |
| 1973年6月29日 | 13 | 怪獣の虫歯が痛い! | 虫歯怪獣 シェルター | ― | |||
| 1973年7月6日 | 14 | タロウの首がすっ飛んだ! | えんま怪獣 エンマーゴ | ― | 山際永三 | (ノンクレジット) | 石堂淑朗 |
| 1973年7月13日 | 15 | 青い狐火の少女 | 狐火怪獣 ミエゴン | ― | 筧正典 | 大平隆 | 斎藤正夫 |
| 1973年7月20日 | 16 | 怪獣の笛がなる | 笛吹き怪獣 オカリヤン | ― | 田口成光 | ||
| 1973年7月27日 | 17 | 2大怪獣タロウに迫る! | 食葉怪獣 ケムジラ 火山怪鳥 バードン |
― | 深沢清澄 | 小林正夫 | |
| 1973年8月3日 | 18 | ゾフィが死んだ! タロウも死んだ![35] | ゾフィー | ||||
| 1973年8月10日 | 19 | ウルトラの母 愛の奇跡! | 火山怪鳥 バードン | ウルトラの母 ゾフィー |
|||
| 1973年8月17日 | 20 | びっくり! 怪獣が降ってきた | 鳥怪獣 フライングライドロン(母子) | ウルトラの母 | 山際永三 | 山本正孝 | 石堂淑朗 |
| 1973年8月24日 | 21 | 東京ニュータウン沈没 | 蝉怪獣 キングゼミラ | ― | 田口成光 | ||
| 1973年8月31日 | 22 | 子連れ怪獣の怒り! | カンガルー怪獣 パンドラ カンガルー怪獣 チンペ |
― | 筧正典 | 大平隆 | 大原清秀 |
| 1973年9月7日 | 23 | やさしい怪獣お父さん! | しんきろう怪獣 ロードラ | ― | 石堂淑朗 | ||
| 1973年9月14日 | 24 | これがウルトラの国だ! | 宇宙大怪獣 ムルロア 宇宙蛾 スペースモス 宇宙犬 ラビドッグ |
ウルトラの母(ノンクレジット) | 山際永三 | 佐川和夫 | 田口成光 |
| 1973年9月21日 | 25 | 燃えろ! ウルトラ6兄弟 | ウルトラ5兄弟 | ||||
| 1973年9月28日 | 26 | 僕にも怪獣は退治できる! | 百足怪獣 ムカデンダー | ― | 深沢清澄 | 小林正夫 | 阿井文瓶 |
| 1973年10月5日 | 27 | 出た! メフィラス星人だ! | 悪質宇宙人 メフィラス星人(二代目) 怪草 マンダリン草 |
― | 大原清秀 | ||
| 1973年10月12日 | 28 | 怪獣エレキング満月に吼える! | 月光怪獣 エレキング(再生) | ― | 高橋勝 | 山際永三 | 石堂淑朗 |
| 1973年10月19日 | 29 | ベムスター復活! タロウ絶体絶命! | 異次元超人 巨大ヤプール(改造) 宇宙怪獣 ベムスター(改造) |
― | 山本正孝 | 高野宏一 | 田口成光 |
| 1973年10月26日 | 30 | 逆襲! 怪獣軍団 | 異次元超人 巨大ヤプール(改造) 宇宙怪獣 ベムスター(改造) サボテン超獣 サボテンダー(改造) ミサイル超獣 ベロクロン二世(改造) |
― | |||
| 1973年11月2日 | 31 | あぶない! 嘘つき毒きのこ | きのこ怪獣 マシュラ キノコ人間 |
― | 筧正典 | 深沢清澄 | 大原清秀 |
| 1973年11月9日 | 32 | 木枯し怪獣! 風の又三郎 | 木枯し怪獣 グロン | ― | 阿井文瓶 | ||
| 1973年11月16日 | 33 | ウルトラの国 大爆発5秒前! | 極悪宇宙人 テンペラー星人 | ウルトラ5兄弟 | 真船禎 | 山本正孝 | 佐々木守 |
| 1973年11月23日 | 34 | ウルトラ6兄弟最後の日! | |||||
| 1973年11月30日 | 35 | 必殺! タロウ怒りの一撃! | 目つぶし星人 カタン星人 | ― | 深沢清澄 | 高橋勝 | 田口成光 |
| 1973年12月7日 | 36 | ひきょうもの! 花嫁は泣いた | ねこ舌星人 グロスト | ― | 阿井文瓶 | ||
| 1973年12月14日 | 37 | 怪獣よ故郷へ帰れ! | 逃亡怪獣 ヘルツ 醜悪星人 メドウーサ星人 |
― | 筧正典 | 大木淳 | 石堂淑朗 |
| 1973年12月21日 | 38 | ウルトラのクリスマスツリー | エフェクト宇宙人 ミラクル星人 緑色宇宙人 テロリスト星人 |
― | 田口成光 | ||
| 1973年12月28日 | 39 | ウルトラ父子餅つき大作戦! | うす怪獣 モチロン 月星人 南夕子 |
ウルトラの父 | 山際永三 | 山本正孝 | 石堂淑朗 |
| 1974年1月4日 | 40 | ウルトラ兄弟を超えてゆけ! | 暴君怪獣 タイラント | ウルトラの母 ウルトラの父 ウルトラ5兄弟 |
田口成光 | ||
| 1974年1月11日 | 41 | 母の願い 真冬の桜吹雪! | らくがき怪獣 ゴンゴロス | ― | 深沢清澄 | 高橋勝 | 阿井文瓶 |
| 1974年1月18日 | 42 | 幻の母は怪獣使い! | おうむ怪獣 エレジア アンドロイド聖子 |
― | 大原清秀 | ||
| 1974年1月25日 | 43 | 怪獣を塩漬にしろ! | 食いしん坊怪獣 モットクレロン | ― | 真船禎 | 東條昭平 | 阿井文瓶 |
| 1974年2月1日 | 44 | あっ! タロウが食べられる! | 鬼面宇宙人 きさらぎ星人 きさらぎ星人 オニバンバ |
― | 田口成光 | ||
| 1974年2月8日 | 45 | 日本の童謡から 赤い靴はいてた… |
凶悪宇宙人 ドルズ星人 うろこ怪獣 メモール |
― | 筧正典 | 矢島信男 | 阿井文瓶 |
| 1974年2月15日 | 46 | 日本の童謡から 白い兎は悪い奴! |
わんぱく宇宙人 ピッコロ | ― | 石堂淑朗 | ||
| 1974年2月22日 | 47 | 日本の童謡から 怪獣大将 |
冬眠怪獣 ゲラン 宇宙怪獣 ゴルゴザウルスII世 |
― | 山際永三 | 大木淳 | 阿井文瓶 |
| 1974年3月1日 | 48 | 日本の童謡から 怪獣ひなまつり |
酔っぱらい怪獣 ベロン 宇宙少年 ファイル星人 |
― | |||
| 1974年3月8日 | 49 | 歌え! 怪獣ビッグマッチ | 歌好き怪獣 オルフィ 宇宙怪人 カーン星人 |
― | 前田勲 | 矢島信男 | 石堂淑朗 |
| 1974年3月15日 | 50 | 怪獣サインはV | 球好き怪獣 ガラキング | ― | 阿井文瓶 | ||
| 1974年3月22日 | 51 | ウルトラの父と花嫁が来た! | 不死身怪獣 リンドン | ウルトラの父 | 筧正典 | 大木淳 | 阿井文瓶 |
| 1974年3月29日 | 52 | ウルトラの命を盗め! | 泥棒怪獣 ドロボン | 帰ってきたウルトラマン | 石堂淑朗 | ||
| 1974年4月5日 | 53 | さらばタロウよ! ウルトラの母よ! | 宇宙海人 バルキー星人 海獣 サメクジラ |
ウルトラの母(緑のおばさんの姿) | 田口成光 |
[編集] 音楽
東京レコード(AMONレーベル、ディスコメイトの前身・販売元はビクター音楽産業)からEPが発売。初版約30万枚という当時としては高い売り上げを残した。
[編集] 主題歌
- 「ウルトラマンタロウ」
-
- 作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:武村太郎、少年少女合唱団みずうみ
- 「武村太郎」は福沢良一の変名。シンセアレンジは日暮雅信によるものであり、2011年現在正式にクレジットされたことはないが、サントラ盤の曲目解説の欄に明記されている。
- CBSソニーからは子門真人、コロムビアからは三鷹淳、東芝レコードからは沢木順のカヴァー・ヴァージョンがそれぞれ発売された。
- 前作『ウルトラマンA』まで主題歌を作詞してきた東京一こと円谷一の死去に伴い、その後任として阿久悠が登用された。阿久によると、当時7歳の長男が奇しくも名前が「太郎」ということもあり、父親として尊敬されるため作詞をしたという[36]。
[編集] 挿入歌
- 「ウルトラ六兄弟」
-
- 作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:武村太郎、少年少女合唱団みずうみ
- 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でアレンジバージョンが使用された。
- 後にProject DMMのカヴァー・バージョンが発表された。
- 「ウルトラの母のバラード」(38、53話)
- キングレコードからは、ペギー葉山によるカヴァー・ヴァージョンが発売された。
[編集] その他
- 第31話では、不良中学生がキャロルの『ファンキー・モンキ・ベイビー』に合わせて踊るシーンがある。
- 第48話では、山本リンダの『狙いうち』、フィンガー5の『恋のダイヤル6700』、金井克子の『他人の関係』が挿入歌として使用された。
- 第50話では、ユキとガラキングのバレーボール対決のシーンで、坂口良子の『サインはV』が使用された。
[編集] 他メディア展開
[編集] 雑誌
小学館が権利を持っており、学年誌や『週刊少年サンデー』に掲載された。高学年向けの学年誌には特撮の解説が掲載された。
- 放映終了後、朝日ソノラマ社の『別冊マンガ少年・素晴らしき特撮映像の世界』(1979年刊)に、実相寺昭雄監督による未映像化脚本「怪獣無常!昇る朝日に跪く」を元にした漫画(作画:いたはししゅうほうとアルゴノウツ)が掲載されている。
[編集] 漫画連載
- 週刊少年サンデー
- めばえ
- 谷口健男
- よいこ
- 小学一年生
- 森義一
- 石川賢
- 小学二年生
- 小学三年生
- 小学四年生
- 小学五年生
- 内山まもる
- 全12話のうち、3話のみが『ザ・ウルトラマン』の単行本に収録された。それ以外のエピソードは単行本未収録。
- 主人公は東光太郎ではなく、地球侵略のため暗躍するインベーダーの存在を知ったがために追われ放浪の旅を余儀なくされたタケル少年。インベーダーはタケルの抹殺を目論みさまざまな罠を仕掛ける一方、侵略のため怪獣を操り人々を恐怖に陥れていく。
- 光太郎=タロウとタケルはテレパシーで結ばれており、タケルが危機に陥ると登場してインベーダーや怪獣と戦う。また光太郎はタケルのことを弟のように思っているという描写もある。
- インベーダーが人間に化けて社会に潜伏していたり(なかには刑事になっているものもおり、これによりタケルが窮地に陥るという展開も)、タケルを追うインベーダーによって何の関係もない人々が巻き添えをくらい負傷するなど、SF色の強いハードな物語となっている。
- 内山まもる
- 小学六年生
- 森藤よしひろ
- 小学館ブック
[編集] 映画
『東宝チャンピオンまつり』にてテレビ版を劇場用にブローアップした作品が3シーズンにわたって公開された。
- 『ウルトラマンタロウ』:1973年7月21日公開
- 第1話の劇場版
- 『ウルトラマンタロウ 燃えろ! ウルトラ6兄弟』:1973年12月20日公開
- 第25話の劇場版
- 『ウルトラマンタロウ 血を吸う花は少女の精』:1974年3月21日公開
- 第11話の劇場版
- 『ウルトラマン物語』:1984年7月14日公開
- 本編終了の11年後公開された映画で、新撮シーンを含めたタロウの成長を描いている。詳細は当該項目を参照。
[編集] CM
- 1982年には 永谷園『すし太郎』のCMとして北島三郎と一緒にウルトラマンタロウがちらし寿司をつくるバージョンが制作、放送された。本作放送終了後8年後に、第2期ウルトラシリーズのキャラクターが登場したCMが放送されたのは珍しい例である。ウルトラマンタロウの知名度が伺えるCM。
[編集] その他
- 東光太郎を演じた篠田三郎は他の昭和ウルトラシリーズの主演俳優とは異なり、のちのウルトラシリーズには出演していない。しかし、特撮誌などのインタビューでは「初主演作品という喜びは大きかったし、今見ても本当に嬉しそうに演じている」「『タロウ』は自分にとって財産」「一年間も主役を演じられるから嬉しかった」「撮影するのも撮影所に通うのも楽しかった」と当時の様子を語っており、以下の撮影当時の裏話などをいくつも紹介している(○…1999年、辰巳出版の『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』で初めて証言したもの、△…2005年、本作のDVD発売時に行われたインタビューで初めて証言したもの、□…ファミリー劇場で2007年4月に放送された『ウルトラマンTのすべて』で初めて証言したもの、☆…2007年、角川書店の「特撮 NEW TYPE THE LIVE」2007年7月号でのインタビューで初めて証言したもの)。
- 本作に出演する直前、『ウルトラマンA』第20話で、船乗りを目指す篠田一郎青年役でゲスト出演したのは、『A』の次の主役を自分にやってもらうため、撮影現場の雰囲気を知ってもらうため。□
- 東光太郎役のオーディションを受けた役者の中に、松平健がいた。△
- 本作出演が決まって『ウルトラマンA』の撮影現場を見学した際、北斗星司役の高峰圭二がマフラーを巻いているのを見て自分も使いたくなり、高峰に許可をもらって本作の撮影でもマフラーを使うことになった。○
- 撮影所には電車で通っており、いつのまにか眠り、目を覚ますとファンの子どもたちが集まり、真剣な眼差しで自分を見つめていた。○
- 東光太郎を演じるに当たって特別に意識したり心がけたことはなく、役の一環として捉えていた。△
- 本作に登場する怪獣の中では、デッパラスが印象に残っている。○
- ウルトラマンタロウも最後はウルトラの国へ帰ると思っていたが、雑踏の中へ消えるというラストには驚いたし考えもしなかった。△
- 本作の終了後に息子が生まれ、物心付いたら観せてやろうと、おそらく再放送時に1本だけ本作をビデオに録画した。しかし、それが2話完結の前編でタロウが苦戦して次回に続くという終わり方だった。これを観てからというもの、息子は本作をまったく観てくれないという。○
- ウルトラマンタロウ=東光太郎のその後については、「人間として平和のために頑張っていると思う」と考えているという。☆
- また、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて開設されたホームページ「ウルトラマン基金」にも「ウルトラマンタロウからウルトラの父やウルトラの母への願い」としてメッセージを寄せている。
- 前述の通り、白鳥さおり役の朝加真由美は第16話で降板したが、デビュー曲『虹色の夢』が第23話で使用されている。
- 南原隊員を演じた木村豊幸は芸能界を引退しており、長らく特撮誌などのインタビューを受けることはなかったが、『ウルトラ情報局』2008年2月号においてゲスト出演した。
- 本作でメインライターを務めた田口成光は、本作の放送当時に生まれた息子に「光太郎」と名付けようとしていた。しかし、親戚の子に偶然同じ名が付いてしまったために断念したが、その代わり、孫には「光太郎」と名付けている(ファミリー劇場『ウルトラ情報局』2007年5月号でのインタビューより)。名前の由来は東光太郎からである。
- 第14話のオンエアから1ヵ月後の1973年8月4日、ロケバスが茄子(もしくはコンニャク)の畑に転落する事故が発生し、篠田を含むキャスト・スタッフが8名が怪我をした。
- 関西のABCラジオで、1973年6月から89年3月に放送された浪速のモーツァルトことキダ・タローがメインパーソナリティーを務めた『フレッシュ9時半!キダ・タローです』の番組ジングルに「タロウ、タロウ、タロウ”フレッシュ9時半! キダ”タロウ」と、テーマソングの一部に”フレッシュ9時半! キダ”をかぶせる形で使われていた。
- 金子修介監督が映画『みんなあげちゃう』にウルトラの母を出演させた際、出演時間に対して秒いくらという形でギャラを算定して出演料を円谷プロに支払ったという。
- 『ウルトラマンコスモス』の主人公・春野ムサシ役の杉浦太陽、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以降の作品でウルトラマンゼロの声を演じている宮野真守らは幼少時ウルトラマンタロウが好きだったと語っており、杉浦は七夕の短冊に「タロウになりたい」と書いたこともあるという。
- 『SmaSTATION!!』2009年12月19日放送分で「ウルトラマン 9のヒミツ」と題した特集が組まれた際、「ファンが選ぶ対決ベスト3」に、本作でのバルキー星人との戦いが第2位にランクインした。また、この時のゲストだったロンドンブーツ1号2号の田村亮も、ウルトラマンタロウが好きだったと語っていた[37]。
- 『コメットさん』第43話「初恋の人ウルトラマン」に、ウルトラマンタロウが登場。地球で生活していたタロウが、知り合いの宇宙人の少年を救うために変身し、そのままウルトラの国へ帰還するという内容である。このエピソードでタロウは人間の姿で登場しているが、コメットから「タロウさん」と呼ばれていること、OPでもウルトラマンタロウとしかクレジットされていないこと、そして下塚誠が演じていることから、竹書房の『ウルトラマン画報』では「東光太郎と分離後のタロウ自身の変身体・太郎青年」と解釈されている。
- 『仮面ライダー電王』の「イマジンあにめ3」に、ウルトラマンタロウのパロディキャラクター・ウルトラマンタロスが登場。声は『ウルトラマン物語』『ウルトラマンメビウス』でもタロウ役を担当した石丸博也が演じている。
- 漫画『てんとう虫の歌』の劇中で、TVを観ながら主人公の兄弟が『ウルトラマンタロウ』主題歌を合唱するシーンが存在するが、画面に映っているタロウは角はあるものの、ウルトラマンエースを思わせる外観であった。
[編集] 映像ソフト化
- DVD(デジタルウルトラシリーズ)は2005年5月27日に1 - 5巻、6月24日に6 - 10巻、7月29日に11 - 13巻が、それぞれメモリアルセットとして発売。1巻のみ5話収録で、2巻以降は4話収録。
[編集] 脚注
- ^ NEWSポストセブン ウルトラマンタロウ 本当は「ジャック」になるはずだった。のちに「ジャック」は帰ってきたウルトラマンの正式名称と設定された。
- ^ この「主題歌の特撮場面への挿入」は、次作『ウルトラマンレオ』にも引き継がれる。
- ^ 本作でメインライターを務めた田口成光は、後年のインタビューで「タロウは人間として始まらせて人間として終わらせたかった」と語っている。
- ^ a b c 書籍によっては「命を失った」と解釈されている。
- ^ 東光太郎を演じた篠田三郎も、のちのインタビューにおいて「この作品は子どもが主役である」と語っていた。
- ^ これについて、本作で脚本を担当した石堂淑朗は辰巳出版の「タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ」でのインタビューで「子どもが怪獣が殺されるのを見て、夜寝られなくなった聞いたから」と話していた。
- ^ こうした傾向は、平成に入ってから『ウルトラマンガイア』や『ウルトラマンコスモス』へと受け継がれた。こうした作風は、『ウルトラマンティガ』の長野博も『長野博withウルトラマンティガ』のロングインタビューで高く評価している。
- ^ 前作『ウルトラマンA』の平均視聴率18.6%よりは低下した事実は否めないが、当時のテレビ業界では人気番組のボーダーラインは視聴率は15%以上であり、その点では十分に人気番組であった。
- ^ 「ファンタスティックコレクションNo.11 空想特撮映像のすばらしき世界 ウルトラマンPART2」(朝日ソノラマ)のp27より。
- ^ 『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンA』『ウルトラマンレオ』における路線変更については各作品の記事を参照。
- ^ 本作で助監督を務めた深沢清澄は、本作のDVD発売時に行われたインタビューで「シリアスなストーリーはやりたくなかった」と語っている。
- ^ ただし、本作についてストレートな批判を行っている書籍は「ファンタスティックコレクションNo.11 空想特撮映像のすばらしき世界 ウルトラマンPART2」(朝日ソノラマ)のみであり、その文章も決して本作を全否定してはいない。
- ^ a b 円谷プロ監修の書籍に「ボクシングの修行を終えて日本に帰国した」と記述されている。
- ^ ウルトラの母がセブンの母の妹。
- ^ ウルトラシリーズの主役ヒーローとしては5人目だが、ゾフィーを加えたウルトラ6兄弟の6人目としての扱い。
- ^ M78星雲のウルトラ族には、ウルトラマンやゾフィーのような銀色を基調としたシルバー族、セブンのように赤色を基調とするレッド族の2パターンがあるとの雑誌での設定があり、タロウはレッド族に属する。
- ^ 後年ウルトラホーンと名が付けられ超戦士の証であるとの設定が加えられた。ウルトラの父から受け継いだものという設定もある。幼少時はこの角は小さく、映画『ウルトラマン物語』で語られたエピソードを経て、現在の大きさになったとされる。
- ^ 「タロウはセブンのようなウルトラ念力をまだ習得していないため、アイスラッガーとしては使用できずにいる」と記述された書籍もある。
- ^ 企画書のサンプルストーリーでも、「光太郎がウルトラの命を得たことでタロウが誕生した」と記述されている。
- ^ a b CBCの『ウルトラマンメビウス』公式サイトのタロウのプロフィールにも「任期を終えた後、バッジを返した」とある。
- ^ 企画段階では「ウルトラの心臓を守る」という意味も込め、光太郎の左胸のちょうど心臓の真上の部分に装着することになっていた。だが、光太郎役の篠田三郎が実際に着用したところ、バッジがかなり大きいため、演技の際に立ち振る舞いに不便であるとの指摘があったため、変更された。
- ^ 名前を叫ぶ描写は第10話から。当初は「デヤッ」や「フンッ」などと叫ぶか、無言でバッジを掲げるだけだった。この一連の動きは、篠田三郎の考案によるもの。なお、ヒーロー名を叫んで変身するパターンは、後発のウルトラヒーローに引き継がれている。
- ^ 後者はガス状であることから、「消化フォッグ」と呼称された文献も存在する。
- ^ 当初はゾフィーが登場する予定だった(『メビウス』のDVD封入の作品解説書「MEBIUS FILE」より)。
- ^ 前者は第3話でボクシングジムのオーナーから、後者は第10話でさおりからボクシングをやっている理由を尋ねられた際の発言。
- ^ ただし、のちの作品でも副隊長が常置されたわけではなく、次作『ウルトラマンレオ』には副隊長が置かれていない。『ウルトラマンダイナ』でも、コウダ隊員が途中から副隊長に昇格し、『ウルトラマンガイア』の堤チーフのように、チームが大所帯のために名称が異なる例もある(石室コマンダーが隊長に相当)。
- ^ 他の作品でも隊員の婚約者が登場することはあったものの、劇中で明確に結婚のシーンが描かれたのは彼が初めてである。また、演じた木村豊幸も撮影終了後に結婚している(「ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE」より)。
- ^ "zareba"は東アフリカなどで見られる、イバラで出来た畜産用の柵のことで、意訳すれば「地球全ての防御壁」といった意味。元は、『帰ってきたウルトラマン』のMAT以降の「防衛隊の名はアルファベット3文字」という慣例に従って単に語感のよさから命名されたもので、正式名や意味は後付け設定である。
- ^ 現実世界におけるこの番地は、警視庁本庁舎と日比谷公園に挟まれた、法務省・検察庁・東京高等裁判所・東京地方裁判所・弁護士会館・公正取引委員会などの法曹関連の官公庁施設が所在しているエリアである。実際、この設定を意識してか、第33話や第45話で隊員たちの登場するシーンに霞ヶ関・永田町の官公庁・国会エリアがロケ地として使われていることが確認できる。
- ^ ZAT基地を商品化し、年末年始商戦で大きな利益を得たタカトクトイス(当時はタカトク)は、次作『ウルトラマンレオ』ではスポンサーになってMAC基地を商品化して大きな期待をかけたが、MAC基地はあまり売れず、年末年始商戦が終わった頃にMAC基地は劇中で破壊され、タカトクはスポンサーから降りた。
- ^ 本作の主題歌を作詞した阿久悠の実子で、現在は作曲家(当時7歳)。
- ^ 第52話は次回予告と次番組『ウルトラマンレオ』の開始予告ナレーション、第53話は『レオ』の開始予告ナレーションのみ。
- ^ 男性が演じているため「子供の夢を壊す」としてクレジットされなかった(辰巳出版『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』より)。
- ^ 予告でのサブタイトルは「怪獣は宝石がお好き」となっている。
- ^ 本作の中では、タロウが先に死亡している。一部の書籍では「タロウが死んだ! ゾフィも死んだ!」と誤記されている。
- ^ 阿久悠『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』新潮社、2004年、170頁。ISBN 4104708011
- ^ 本放映時、田村は乳児から1歳だったため、リアルタイムではなく再放送で観ていたと思われる。
[編集] 関連項目
| TBS系 金曜19時台前半 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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ウルトラマンタロウ
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