仮面ライダースーパー1
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仮面ライダースーパー1 | |
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ドラマ | |
原作 | 石森章太郎 |
監督 | 山田稔、広田茂穂、佐伯孚治、小西通雄、 田中秀夫、奥中惇夫、冨田義治 |
制作 | 毎日放送、東映 |
放送局 | 毎日放送・TBS系 |
放送期間 | 1980年10月17日 - 1981年9月26日 |
話数 | 全48話 |
テンプレート - ノート |
『仮面ライダースーパー1』(かめんライダースーパーワン)は、1980年(昭和55年)10月17日から1981年(昭和56年)9月26日まで毎日放送・TBS系列で毎週金曜19時00分から19時30分(23話まで)、毎週土曜17時00分から17時30分(大阪地区/24話から)、毎週土曜日7時00分から7時30分(東京地区/24話から)(いずれもJST)に放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。「仮面ライダーシリーズ」第7作である。
注意:以降の記述には仮面ライダースーパー1に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
アメリカの国際宇宙開発研究所で、宇宙開発への夢に情熱を燃やす若き研究者・沖一也(おき かずや)は、自ら志願して惑星開発用改造人間・コードネーム「スーパー1」に改造された。
だが、スーパー1の存在を知った暗黒国家「ドグマ」は、スーパー1の引き渡しを要求した。これを断った研究所は、ドグマ怪人ファイヤーコングに襲撃され全滅してしまう。生き残った一也はドグマと戦う事を決意するが、彼はまだ自力で変身する事ができなかった…。
変身の極意を得るため日本に帰国した一也は、赤心寺の門を叩き、そこで赤心少林拳を学んで心身を鍛え上げた。そして半年後、地獄稽古によって変身の極意を会得した一也はスーパー1に変身し、ドグマの怪人たちに立ち向かった。
概要
高年齢層に評価が高かった前作『(新)仮面ライダー』は一定の成功は収めたものの、スタッフとしては満足のいく結果は残せなかった。そのため、次回作の企画は早くから考えられた。前作の第三クールから新ライダーを登場させるという案もあった。
新ライダーは当初は「仮面ライダーV9」という名称で、メカニック的な要素を盛り込んだライダーとして考えられた。その後、名称は「テクノライダー」などの案を経て、「次世代の新たな1号ライダー」を意味する「スーパー1」という名が与えられた。
主役には陸上自衛隊のレンジャー部隊に所属していた経歴を持つ高杉俊介が選ばれ、前作以上にアクションを重視する方向性を決めた。なお、高杉以外の候補者として、後にZXを演じた菅田俊、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』で仮面ライダーガオウを演じた渡辺裕之もいた。
また、スポンサーであるポピー(現バンダイ)の要請もあり、スーパー1はスピード重視のVジェットとアクション用バイクのブルーバージョンのオン・オフ両タイプの2台のマシンを所有するライダーとなり、バイクアクションも前作以上に重視される事になった。
第24話から登場するジュニアライダー隊は、スーパー1の戦いをサポートするなどの活躍を見せ、草波ハルミも含めて重要な存在となっていた。
初期では番組終了後には普通の次回予告が流されたが、第13話から第19話の予告フィルムは、高杉が視聴者に拳法の呼吸法を教えるコーナーに替えられ、次回の話のタイトルコールと一部の映像のみが流された。
前作より引き続いて谷源次郎が登場しているので設定上は前作までと繋がってはいるが、歴代ライダーの客演は劇場版の8人ライダーのみである。メインライターの江連卓によれば「沖一也の成長を描く上で、歴代ライダーの客演は必要ない」と判断し、「歴代ライダーの助っ人は出さないように」とスタッフに呼びかけたとのことである[1]。
初代『仮面ライダー』以来シリーズに関わってきたプロデューサーの阿倍征司と平山亨、ナレーションの中江真司、音楽の菊池俊輔、アクションの大野剣友会、脚本家の伊上勝、監督の山田稔といったメンバーでのテレビシリーズの制作は本作が最後で、単発作品を含めても本作以降はZXのみである。
スーパー1と「赤心少林拳」
沖一也役に抜擢された高杉は空手の有段者だったが、スーパー1が「拳法を使う」という設定を持つため、擬闘の岡田勝、スーパー1役の中屋敷鉄也とともに、クランクイン前に約一か月にわたり、当時都下で道場を開いていた台湾人拳法家の龍明宏の下で、「北派少林拳(ほくはしょうりんけん)」の指導を受けている。
これは、同作のメインライターを務めた脚本家の江連卓が個人的に龍明広に師事していたことによるもので、江連はこの際に、両手を正面で合掌し梅の花を表現する「梅花の型」を採り入れた、スーパー1の変身ポーズを発案している。
ローカル枠移行とシリーズ二度目の中断
制作が遅れることが度々あり、前作を若干延長した上で、本作は1980年10月17日からの放送開始となった。拳法とメカニックという子供が興味を持つ二つの要素をバランス良く盛り込んだスーパー1は、子供達の人気を集め、平均視聴率も前作を上回った(関東13.3%、関西19.6%)。
しかし関東でのキー局であるTBSの番組改編に合わせる形で、24話から放送枠を移動する事になった。本来は終了予定だったため、急遽番組枠が設けられ、スーパー1は関東圏において毎週土曜日朝7時に振り分けられてしまった。それによって児童層の視聴者が離れることを懸念したスタッフは番組の方針を一部変更。玄海老師や弁慶は退場させ、同時期の『太陽戦隊サンバルカン』の人気を意識して新しい敵組織や日用雑貨をモチーフとした怪人、ジュニアライダー隊の登場、敵四大幹部のコミカルなやりとりなど番組内容を子供達によりアピールするものにした。
放送そのものは時間枠異動後の半年を乗り切りスーパー1その物は一年間の放送を無事終了する。が、本作を最後に仮面ライダーシリーズは二度目の中断を迎ることになってしまう[2]。
登場人物
仮面ライダースーパー1と仲間たち
- 沖 一也(おき かずや) / 仮面ライダースーパー1
- 本作の主人公。27歳。アメリカ国際宇宙開発研究所に勤務する科学者。早くに両親を失い、研究所の所長ヘンリー博士に育てられた。
- 惑星開発用改造人間の被験者に志願して、その第1号となり「スーパー1」のコードネームを与えられる。
- 赤心寺の関係者と谷源次郎は一也がスーパー1であることを承知しているが、谷モーターショップの仲間にはジンドグマとの最終決戦前まで正体を伏せていた。
- ドグマの襲撃で研究所が壊滅したために、本来外部のコンピューターからの変身コマンドでのみ変身可能だった一也はスーパー1になる術を失ってしまう。しかし、秘拳・赤心少林拳の修行を積み、そこから得た呼吸法を用いて、自らの意思で変身を遂げられるようになった。最初にドグマの怪人を倒した時に居合わせた谷源次郎から仮面ライダーの名を贈られる。
- 他作品への出演
- 沖一也としての登場は『10号誕生!〜』のみ。それ以外の作品はスーパー1としてのみの登場。
- 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』演 - 高杉俊介 スーツアクター - 中屋敷鉄也
- 悪の組織バダンが開発した「時空破断システム」のエネルギー源「バダンニウム84」の輸送を阻止するため、V3こと風見志郎、ライダーマンこと結城丈二と共に来日、同じくバダンニウム84を追っていたZXこと村雨良と出会い、仮面ライダーとしての境遇を語っていく。
- 『仮面ライダーBLACK RX』(第41話 - 第47話)声 - 岸野一彦
- 世界各地でクライシス帝国のスパイと戦っていたが、クライシスの日本総攻撃を予期してアリゾナにいた1号の元に集結。共同での特訓を経た後に帰国し、RXと共闘する。第44話ではRX救出の際に、目くらましのため冷熱ハンドで敵の足元を撃った。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』声 - 根本幸多 スーツアクター - 渡辺淳、高田将司ほか
- 冒頭のライダートーナメント決勝で、V3、BLACKと共に「昭和ライダー」チームの一員として登場。ディケイド、ディエンド、クウガと対戦、劇中で「四段旋風蹴り」をディケイドとクウガに放つ。終盤では大ショッカーに苦戦するディケイドたちを助けるため再登場。ファイブハンドの使用はない。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』声 - 根本幸多
- 『仮面ライダーディケイド 完結編』の冒頭でディケイド激情態と戦うが「クロックアップ」で空中に飛ばされ「ディメンションキック」を受けて爆発。その後カブトと共にライダーカードに封印されてしまう。ファイブハンドの使用はないが、戦闘後にカブトのカブトホーンと共にスーパーハンドが残骸として残される。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- ショッカーに苦戦する1号、2号、電王、NEW電王、オーズを助けるため他のライダーと共に登場。
- 『仮面ライダーフォーゼ』
- 時期は不明だがドクマファイターと戦闘しており、その場面の映像が1号、RX、クウガとともに動画投稿サイトに投稿されている。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- ゴーカイレッドに他のライダー共々亜空間に消されていたが終盤で他のライダー、スーパー戦隊と共に復活し大ショッカー、大ザンギャックと戦った。
- 谷モーターショップの面々とジュニアライダー隊
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- 谷 源次郎(たに げんじろう)
- かつてスカイライダーと共にネオショッカーと戦った人物。ネオショッカーとの戦いが終わってからは「谷モーターショップ」の店長として平和に過ごしていたが、知人のヘンリー博士から一也の世話を頼まれ、半年後の一也との出会いを切っ掛けにドグマ、ジンドグマと戦う。若い頃に一也の両親に世話になっており、一也を実の息子のように見守っている。
- 小塚 政夫(こづか まさお)
- 谷モーターショップの店員。通称チョロ。通称はチョロリンとも呼ばれる。谷やハルミと共に一也をサポートするが、敵に捕まる事も多い。実は昔は裏の世界でも有名な大泥棒で、体の関節を自在に外して、狭い場所に入り込める。この特技の為に第44話ではジンドグマに洗脳され、ロケット燃料の強奪に利用されそうになった。
- 草波 ハルミ(くさなみ ハルミ)
- 谷モーターショップの店員。一也に思いを寄せており、彼に協力してドグマ、ジンドグマと戦う。第13話で成人式をむかえている。後にジュニアライダー隊の隊長となり、隊の指揮を執る。
- 草波 良(くさなみ りょう)
- ハルミの弟。正義感の強い少年。一也を尊敬しており、彼から拳法を習っている。第24話にて木谷教授をジンドグマがさらった際ハルミや大助らとともに尾行、救出の一助となり、その礼として、同行した友人の分も合わせて教授から自転車を贈られる。この時ジュニアライダー隊の結成を発案、隊の中心的存在となる。
- 水沼マサコ(みずぬま マサコ)
- 第24話から登場。ハルミの親友でボランティア活動をしていた。ジンドグマの起こした事件に巻き込まれてからは、ジュニアライダー隊の副隊長兼通信係として働いている。
- 秋田 大助(あきぬま だいすけ)
- 第24話から登場。良の友人で、彼が発案したジュニアライダー隊の一員になる。隊で一番の巨漢。ジュニアライダー隊の隊員は全員スーパー1の顔を模した銀色のヘルメットとペンダントを付けており、赤い自転車に乗って行動する。
- 松岡 シゲル(まつおか シゲル)
- 第24話から登場。ジュニアライダー隊の一員。やせ形で、通称は「やせ」。
- 村山 マモル(むらやま マモル)
- 第24話から登場。ジュニアライダー隊の一員。口数が少なく冷静。
- 田中 タケシ(たなか タケシ)
- 第24話から登場。ジュニアライダー隊の一員。気が弱く、お調子者。
- 石川 ミチル(いしかわ ミチル)
- 第24話から登場。ジュニアライダー隊の紅一点で、気の強い少女。女児用の黄色い自転車に乗っている。
- 石川 マサル(いしかわ マサル)
- 第24話から登場。ミチルの弟でジュニアライダー隊の最年少隊員(彼が乗っている自転車だけ補助輪が付いている)。良たちからは「チビ」と呼ばれている。子供らしくワガママな性格でトラブルを起こす事も多いが、彼の行動が事件解決に繋がる事も多い。
- 玄海 老師(げんかい - )
- 赤心少林拳の最高師範にして、一也の拳法の師である禅僧。老年だが拳法の腕は一也を上回っており、劇場版ではその豪拳で怪人ストロングベアを倒した。第23話でカイザーグロウの攻撃を受けて死亡。だが、カイザーグロウの弱点を見抜き、一也に伝えた。
- 弁慶(べんけい)
- 玄海の一番弟子を務める巨漢。一也を弟のように思っているが、拳法家として心を鬼にして、彼を厳しく鍛える。ちなみに一也にはなぜか「弁慶」と呼び捨てにされている。第23話でテラーマクロ親衛隊が放った矢から一也を守るべく盾となり絶命。
- ヘンリー博士
- 第1話のみ登場。国際宇宙開発研究所の所長で、一也の育ての親。一也と同じく宇宙開発を人類全体の夢だと考えているものの、改造人間になる事を志願した一也に改造人間となれば、二度と人間には戻れないと一度は拒んだ。しかし、その一途で純粋な思いを受け入れ、彼をスーパー1に改造した。その後ドグマへ拉致され協力する事を迫られたが、それを拒んだ為、怪人ファイヤーコングに殺されてしまった。
ドグマ(ドグマ王国)
ネオショッカー壊滅後にB26暗黒星雲から現れた帝王テラーマクロ率いる闇の王国。動植物モチーフでありながら機械的な外観を持つ改造人間を擁する。組織の構成員は「ドグマ拳法」と呼ばれる独自の格闘術を習得し、拳法家や忍者、ボクサーといった武術家を改造した怪人も多い。劇場版の地獄谷五人衆は「地獄谷拳法」を使う。加えてデストロン怪人のような機器の能力を併せ持つ怪人(エレキバスやカセットゴウモル、ツタデンマ)や空想上の動物をモチーフにした怪人(鬼のオニメンゴと龍のヤッタラダマス)など、ネオショッカー怪人よりも多彩な顔ぶれが揃っている。
また、その組織形態は従来の組織と一線を画しており、独自の司法、行政機関を持ち、警察や裁判所も存在する小国家的な性格を持つ。その目的は、この世から弱い者を抹殺して、美しい者や優れた人間達によるユートピア(ドグマ帝国)を建設する事である。
人間態の首領が怪人(改造人間か否かは明確ではない)に変身することや、大幹部の上に首領直属の親衛隊が存在する[3]ことなど、前作までの敵組織と比較して特徴的な点が多い。シンボルマークは「ゲドン」とは違った「横顔のカラス」を模しており、テラーマクロ=カイザーグロウ(カラス)だったのはそのためと推測される。数々の作戦をスーパー1によって阻止されメガール将軍も失ったテラーマクロはカイザーグロウの像の血を浴び、不死身の身体を得たカイザーグロウとなってスーパー1に挑むが倒され、ついにドグマは壊滅する。しかしB26暗黒星雲からは新たな組織がすでに地球に迫っていた。
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でバダン総統はドグマを影で操っていたことを明かしている。
- 帝王テラーマクロ
- ドグマの支配者。右目に機械の義眼をつけた老人の容姿をしている。その正体はネオショッカー大首領と同じくB26暗黒星雲からやって来た宇宙生命体。ただし、後に出版された仮面ライダーマガジンにおいては、「テラーマクロは玄海老師の兄弟子であり[4]、師匠を殺して空飛ぶ火の車のありかを示した地図を奪っていった」との設定が明らかにされた。これは映画で説明されるはずが時間の都合により省かれ、ドグマがなぜ空飛ぶ火の車について知っていたのか不明瞭になってしまったものである。
- 鈴の音とともに姿を現し、怪人達に命令を下す(その鈴の音は部下を苦しめ罰を与えるのにも用いられる)。国内某所の霊山にある宮殿で親衛隊に守られながら玉座に座して戦況を見守っており、最終決戦の時まで殆んどそこを動くことはなかった。しかし、玄海老師に匹敵する程の拳法の達人であり、地獄谷と呼ばれる場所に道場を持つ。
- 地上にドグマの理想郷を築くことが目的で、優秀であると認めない人間はその存在すら許さない。ドグマ内では絶大なカリスマを誇っており、怪人達のほとんどは断末魔に「テラーマクロ!」と叫ぶ程である。
- 続くジンドグマも同じくB26暗黒星雲出身だが、特に関連性は語られなかった。
- カイザーグロウ
- テラーマクロが、宮殿に乗り込んできたスーパー1と戦うために、ドグマの守護神カイザーグロウの像に流れる血を浴びて不死身の体を得て変身した怪人。玄海老師や弁慶など、赤心寺の面々を抹殺し、スーパー1もギリギリの所まで追い詰めた。しかし、血を浴びた際に右肩にカラスがとまっており、そこだけ不死身になっていなかった事を玄海老師に看破されてしまった。ドグマでは聖なる鳥とされていたそのカラスはジンドグマの悪魔元帥が送り込んだスパイだったのである。スーパー1に右肩を集中攻撃され、弱った末にスーパーライダー月面キックを受けて、「ドグマ不滅」を叫びながら爆死した。
- 親衛隊
- テラーマクロを護衛するテラーマクロ直属の近衛兵。常にテラーマクロの傍に控え、時には帝王の意思の代弁者となる。メガール将軍と対等もしくは上の地位にあるようで、メガール将軍を見下したり、作戦に難癖をつけたりする事もあり、両者の間には常に険悪な空気が流れている。比較的高い戦闘力を持ち、剣や槍、弓矢を使って武装し、沖一也とも互角に戦った。最終決戦の際にも弓矢で弁慶を射殺しているが、その直後に玄海老師によって全員倒された。
- メガール将軍
- ドグマの幹部。テラーマクロに忠誠を誓い、怪人たちを指揮している。テラーマクロが登場しない回では実質上の最高司令官的に描かれていた。自分の影武者を複数用意しており、怪紳士に変装して市井に潜り込むこともあった。愛馬バラガに乗り、剣を使った騎馬戦を行う。
- その正体は5年前に消息を絶った国際宇宙開発研究所の科学者・奥沢正人。沖一也以前に惑星開発用改造人間の被験者に志願したが、改造手術は失敗し醜い怪人となってしまう。絶望のあまり自殺しようとしたところをテラーマクロに誘われ、人間達に復讐するためドグマに加わった。その後はドグマの将軍として、様々な悪事に従事していたが、婚約者・池上妙子の写真の入ったロケットは持ち続けていた。
- 最後は自ら出陣し、怪人死神バッファローに変身してスーパー1に決戦を挑んだ。そこにかつての婚約者・妙子が現れてスーパー1とともに「今の技術なら元に戻れる」と説得される。しかし、彼の頭部に埋め込まれていた服従カプセルの影響で、完全に自我を奪われ妙子を殺害してしまい、怒ったスーパー1のスーパーライダー閃光キックを受けて爆死した。最後の言葉は「テラーマクロ!」ではなく「ドグマよ永遠なれ!」だった。
- 死神バッファロー
- メガール将軍が変身した怪人。黒煙の中から姿を現す。その正体は未熟な技術のせいで醜い姿になった、言わば惑星開発用改造人間0号であり、頭部にはドグマの服従カプセルが埋め込まれている。30tの衝撃を誇るショルダーアタックと鉄球を武器として、ドグマの怪人墓場でスーパー1に決闘を挑んだ。
- 青鬼指揮官
- 3話に登場。怪人エレキバスと共に埋蔵金発掘の作戦を担う冷徹な性格の幹部。着用している軍服はゼネラルモンスターの流用。最期は剣でスーパー1に挑むも、スーパーライダー諸手頚動脈打ちを受けて倒された。ちなみに青鬼現場監督、青鬼隊長と呼称している文献もある。
- ドクター・ガイガン
- 9話に登場した。ドグマ超科学研究所・怪人製造チームに属する科学者。怪人製造の天才で厳選した蟹から怪人ガニガンニーを製造したが、親衛隊の不手際でガニガンニーに脱走されてしまう。以後の去就は不明。
- ゾルゲベール
- 14話に登場した悪魔博士と呼ばれる元ナチスの科学者で、様々な兵器を作り、ユダヤ人を虐殺するなどした。30年前に処刑され、研究の為にイギリスの頭脳研究所に脳だけが保存されていたが、それを盗み出したドグマの手によって復活させられる。ナチスが使用していた毒ガス・Rガスを使用する作戦を展開した。怪人ムカデリヤを唆して共にドグマ乗っ取りを画策する。
- 本編では一切語られていないが、書籍等の設定では過去の組織でナチスと関連があった大幹部(ゾル大佐、死神博士(仮面ライダー)、ドクトルG(仮面ライダーV3)、ゼネラルモンスター(スカイライダー)など)とも面識があるとされている。
- 怪人
- これまでの組織の怪人と比べて外見がメカニカルになっており、頻繁に電子音を発する。なお、ほとんどの怪人はドグマ拳法を身に付けており、頭部には服従カプセルが埋め込まれているため、ドグマに忠誠を誓っている。死ぬ直前にテラーマクロの名前を絶叫するのも大きな特徴である。
- ドグマファイター
- 体の90パーセント以上を機械化しているドグマの戦闘員で、剣が武器。単にファイターと呼称される事もある。電子音のような鳴き声を発するが、人語を喋ることも可能。このほか劇中では嗅覚の鋭さ及びそれが仇となる描写も描かれた。オートバイ部隊や科学者タイプ、ドグマ警察に属する者など、様々なバリエーションが存在する。ドグマ壊滅後、生き残った者はジンドグマに回収され、ジンファイターに再改造された。
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』第28話(ライダーシリーズ通算1000回記念話)では元ショッカー戦闘員・千堂院の欲望から生み出された戦闘員軍団に混じって登場している。正体はヤミー(『オーズ』の怪人)。
ジンドグマ
ドグマ壊滅後に現れた、悪魔元帥と配下の四幹部によって支配された新たなる組織。ドグマと同じくB26暗黒星雲からの侵略者で、器物・日用品をモチーフにした怪人を操る。怪人が改造人間か機械生命体かは不明。組織の三大原則として「暴力、略奪、破壊」を掲げ、「ジンドグマに逆らう者は直ちに殺せ。必要なものは略奪し、不要なものは全て破壊せよ」というジンドグマ憲法に基づき、地球征服を企む。ジンドグマのマークはアルファベットのJをモチーフにしている。なお、劇中では描写されなかったが、ジンドグマは元々ドグマに属していた者のうち、途中でドグマから分裂した勢力によって結成されたという裏設定が存在する。
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でバダン総統はドグマ共々影で操っていたことを明かしている。
- 悪魔元帥
- ジンドグマの支配者で、テラーマクロと同じくB26暗黒星雲から送り込まれた宇宙生命体。性格は冷酷非情極まりなく、人間よりも機械を絶対的に信じており、自らの体も機械化している。四大幹部を率いて非情な暗躍を次々実行させるが、幹部連の子供じみた功名争いには呆れた表情を見せる時もある。その正体は多頭蛇の怪人サタンスネーク。最終話で富士の樹海に再建された国際宇宙開発局を急襲、魔女参謀と共に宇宙船ジュピタースーパー1号を強奪し、これを使って宇宙から地球を攻撃しようとする。スーパー1を空気のない密室に閉じ込めて窒息させようとしたが、宇宙用に作られたスーパー1には通用しなかった。
- サタンスネーク
- 悪魔元帥が変身したジンドグマ最後の怪人。まばゆい光に包まれて変身する。多数の蛇が絡みついた姿をしている。伸縮自在の蛇の首で敵の体を捕らえ、蛇の両眼からスネークビームを打ち出して攻撃する。最終話で変身してスーパー1に決戦を挑むが、奪われた稲妻電光剣で全ての首を跳ね飛ばされた末に体を貫かれた。最後はスーパー1を道連れにしようとしたが失敗、爆死した。
- 魔女参謀
- その名のとおり魔女のような妖艶な姿をしており、口から下は黒いヴェールで隠している。強力な妖魔術を使いこなす他、変装術にも長けており、自らスパイ活動も行なう。狡猾な作戦と強力な怪人を駆使してスーパー1を苦しめた。持っている杖はキセルや吹き矢としても使用できる。残忍な性格ながら他の幹部連に作戦を非難された時に「シャラップ(黙れ)」と感情的になるなど、どこかコミカルな面があり、他の演じるギャグシーンも女性的である。ジンドグマ幹部連にかき氷をおやつとして出すシーンなどもあり、食事の準備などは妖怪王女より所帯じみた一面も見せた。最終話で悪魔元帥と共に国際宇宙開発局を占拠、怪人マジョリンガに変身した。
- マジョリンガ
- 魔女参謀が変身した超A級怪人。変身時の描写はサタンスネークと同じ。巨大な蝶に変身する他、超能力で岩石を飛ばす。悪魔元帥が貸し与えた稲妻電光剣でスーパー1を襲い苦しめたが、逆にその剣で首元を貫かれた。最後は元の姿に戻り、ジンドグマの栄光を叫びながら爆死した。
- 幽霊博士
- 怪人の製造を担当している老科学者だが、前線で指揮を取る事もある(靴に拘ったファッションである)。魁偉な容姿に反してその性格はかなり間抜けで、時間や数字に細かく食い意地が張っていたり意地汚く子供じみているが、鬼火司令と妖怪王女が倒された時には彼らの死を悼み敵討ちを誓うなど仲間思いの一面も見せる。全身が白く、左腕と右足を機械化しており、幽体を操る能力も持つ。47話で超A級怪人ゴールドゴーストに変身。
- ゴールドゴースト
- 幽霊博士の変身。名乗っていないが、他の3幹部の変身と同様超A級怪人と思われる。スーパー1の前に最初からこの姿で現れ、変身の様子は描かれていない。機械的な外見を持ち、赤い左目は自身の幻影を映し出す装置になっている。武器は左腕から発射するロケット弾。宇宙産の金色の猛毒カビを都内に降らせて黄金病を蔓延させる一方、人々に黄金病に感染した一也こそが感染源だと吹き込み、人々に一也を抹殺させようと捕らえさせた。しかし、一也は谷たちによって救われ、スーパー1の反撃を受ける。最後はレーダーハンドのレーダーアイを撃ち込まれて致命傷を負った所をスーパーライダー天空連続キックを受けて元の姿に戻り、自らの死を認めない遺言を残して爆死した。
- 鬼火司令
- 人骨をモチーフにした服をまとっている。電磁エネルギーを火炎に変えて、杖から発射する。豪気、攻撃的かつ短気な性格だが、部下をその気にさせて上手に使い、眼鏡に適った人物には鷹揚な一面を見せるなど武人的な気質の人物である。指揮する怪人にもその性格が反映された物が多い。その正体はジンドグマの超A級怪人オニビビンバ。46話で暗殺部隊「夜光虫」を率いてスーパー1を急襲。この攻撃でスーパー1の視神経メカを損傷させた。その直情的な性格から、他の大幹部連に比べると作戦の密度が粗かった。
- オニビビンバ
- 鬼火司令の本来の姿のジンドグマ超A級怪人。ベルトのスイッチを押して火花に包まれつつ変身する。妖怪王女と共にスーパー1を抹殺しようとした。武器は大鎌と背中のオニビビンババズーカ砲、右腕を変形させた火炎放射器。サタンドールと共にスーパー1をおびき出して倒そうとするが、視力を取り戻したスーパー1のスーパーライダー水平線キックによって倒された。
- 妖怪王女
- 顔に蝶を象ったマスクをつけた女性幹部。気まぐれでイタズラ好きな性格をしており、作戦も遊び半分で行なっている。人間の美女に化けたが、それ以前の彼女自身の素の状態でもスタイルは抜群である。プライドも高く、自分を辱めた者には容赦しない。悪魔元帥や他の3大幹部に比べると、ジンドグマが目指す恐怖政治などの俗な目標には、それほど興味が無いような態度も見せていた。46話で超A級怪人サタンドールの正体を現した。
- サタンドール
- 妖怪王女が変身した超A級怪人。変身の際は妖しい光を伴う。強大な念動力でスーパー1の肉体をも操り、瞬間移動能力で相手を翻弄する。フランス人形に変身して、谷モーターショップに潜入、谷たちにケガを負わせた。そしてジュニアライダー隊を人質に取り、オニビビンバと共に失明したスーパー1を倒そうとするが、スーパーライダー水平線キックで返り討ちにされた。軽い性格のように見えて、芯の強い部分があり、怪人体変身後も己の信念から、最後まで打倒仮面ライダースーパー1と自分の無念を晴らす事を捨てずに、それを遺言として残した。
- 怪人態は着ぐるみではなく、妖怪王女役の吉沢自身が演じている(声は別人が吹き替えている)。
- 怪人
- 地球上の道具や機械をモチーフに作られた怪人たち。ユニークな外見をした者が多いが、その能力は極めて高く、スーパー1は何度も窮地に追い込まれた。知能はさほど高くないものの人間の言語を流暢に喋ることが出来る。
- ジンファイター
- ジンドグマの戦闘員。ドグマのファイターを再洗脳、強化したもので、新たに顔に銀色のマスクが着けられ、体には銀色の線が入った。人間に変身する能力を持つ。鬼火指令配下の暗殺部隊・夜光虫や、悪魔元帥直属の親衛隊も存在しており、こちらは顔が金色に染められている(親衛隊は47話から登場)。
仮面ライダースーパー1
惑星開発用改造人間で、平和利用の目的で改造された唯一の仮面ライダー[5]。「仮面ライダー」の名は、ドグマの怪人を倒した時に、谷源次郎に与えられたものである。
本来は、外部のコンピューターからの変身コマンドでのみ変身する。ドグマの襲撃で研究所が壊滅したために、自力での変身ができなかったが、後に秘拳・赤心少林拳の修行を積み、赤心少林拳から得た呼吸法と拳法の発勁をベースにしたポーズで変身できるようになった。ジンドグマ登場以後は変身ポーズが簡略化された。
惑星開発用として体内に重力制御装置を持ち、この働きでジャンプ力は測定不能(重力制御装置を用いない場合は100m)。改造による機械部分は全身の7割である。歴代ライダーと違いエネルギーを生む主機関は体内の原子炉(核融合炉とする資料も存在)でベルトの風車「サイクロード」は補助機関に過ぎない。宇宙空間には体内熱を逃がす伝導体が存在しないため、排熱に非常に神経を使った設計となっている。吐き出した息を再生利用する循環型酸素ボンベで1ヶ月の連続宇宙活動が可能。
谷モーターショップのある町の地下に秘密基地を持っており、そこにあるチェックマシーンでメンテナンスを行なう。チェックマシーンは八角形の透視装置で一也の内部メカをチェックし、故障箇所があれば光線で修理するが、ダメージを受けた箇所によってはすぐに直らない場合もある。漫画『新 仮面ライダーSPIRITS』では、チェックマシーンによるメンテナンスを受けられないため、一時変身不可能になるという窮地に追い込まれた。
スーパー1および怪人の造形や美術全般は造形会社「コスモプロダクション」が担当した。
専用ツール
- サイクロード
- スーパー1の変身ベルト。変身時にバックルが展開、風車が回転する。
- ファイブハンド
- 元々は惑星開発用ツールとして開発されたスーパー1の特殊装備。その名の通り5種類の腕(肘から下のグローブ部分)を換装し、武器として使用。「チェンジ・○○ハンド!! 」の掛け声とベルトのスイッチで瞬時に交換される[6]。
- スーパーハンド
- 300トンの力を秘めた、変身時に通常装備している銀の腕。格闘戦に最も適している。
- パワーハンド
- 50トンの物体の落下を受け止め、さらに投げ返す事ができる怪力を発する。色は赤。威力は500トンになる。
- エレキハンド
- 3億ボルトのエレキ光線(呼称は第21話から)を発射する青い腕。連続発射も可能。第16話ではオニメンゴの目からの熱線を押し戻している。第47話では黄金病の浄化光線を発射。
- 冷熱ハンド
- 右腕からは超高温火炎、左腕からは冷凍ガスを発射する緑色の腕。しかし『仮面ライダーBLACK RX』の客演(第44話「戦え! 全ライダー」)では右腕から冷凍ガスを発射している。
- レーダーハンド
- 腕に装着されたレーダーアイを射出し、半径10km以内の様子を調べることが出来る金の腕。レーダーアイはミサイルとしても使用可能であり、21話ではバチンガルを倒すきっかけを作り、47話ではゴールドゴースト(幽霊博士)に致命傷を与えた。至近距離から放つことで、45話ではショオカキングを撃破している。
Vマシン / Vジェット
- 重量:450kg
- 最高時速:600km(Vマシン)、1340km(Vジェット)
- 最高出力:2000馬力
一也の愛用マシン。元々はヘンリー博士が開発した惑星開発用マシンで、マイクロ・ソーラー・システム・エンジンを動力源としており、10km先まで見えるパワーサーチャーを装備している。スイッチを入れるとジェット推進装置や安定翼が展開して高速走行形態であるVジェットに変形する(当初はVジェットの呼称はなかったが、変形後を区別するために児童雑誌が名づけたものが正式名称となった)。Vジェット時の最高時速は1,020kmで、資料によっては1,340kmという記述も見られる。オンロードでの走行を得意としており、偵察や敵の追跡に使用される。高速で走行できる反面、悪路には弱く、戦闘には使用されなかった。
ベース車はハーレーダビッドソンFLH Classic80。1980年を記念して作られた1340cc モデルで、Vジェットの最高速度はこの排気量に拠る。車両本体のバッテリーでVジェット変形のためのモーターも起動していたため、度々バッテリー上がりを起こし、また、その重装備(モーターを含めた車重は450kg超)のため、転倒して破損するなど運用性は高くなかったという。仮面ライダーの乗用マシンとしては、仮面ライダークウガでガスガス製が登場するまで唯一の外国メーカー製であった。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では、惑星開発用に作られたという設定に基き、スーパー1がVジェット(Vマシン)を使って宇宙空間でコンテナを運びながら飛行するシーンがある。その後Vジェットは第一部終盤で月面上に置き去りにされるが、第三部にて月面に取り残されたZXが地球上のスーパー1から遠隔操作されたVジェットに乗って月面から脱出、戦いへ復帰した。これの基になったのは『仮面ライダーX』において、V3がクルーザーで敵アジトに乗りこんだ場面である。
ブルーバージョン
- 全長:2850mm
- 重量:300kg
- 最高時速:500km(ブースター使用時:800km)
一也のもう一つの愛用マシン。Vジェットと同じく元々は惑星開発用に作られたもので、その名のとおり青い車体をしている。最高時速は350kmという説もある。動力は原子力エンジン。普段は地下基地で待機しており、車体後部のアンテナでスーパー1の出す指令電波を受けて、どこへでも駆けつける。オフロード用のマシンでVジェットよりもスピードは落ちるが、悪路には強く、戦闘でも活躍する。10km先まで照らせるヘッドライトが装備されている。47話では体当たり技・スーパーライダーブレイクを使用。
撮影用車両はスズキのモトクロッサーRM25080年型。一部資料には輸出用ハスラーと書かれているが誤りである。サスペンションを換装してあり走行性能が高く、エンディングに見られるように特にジャンプ力に優れ水平40m、高さはビルの2階程まで跳べたという。反面、「車高が高いので扱いにくい」という声が出され、実際に一台転倒により大破している。そのため、22話から前作のスカイターボのベースと同じ市販オフロード車SP370に変更。スカイターボ3台の内1台を改良して作られた。外装からはフロントカウル内のメカが省略されており、フロントのVマークが赤である、またスイングアームの形状やサスペンションの取り付け位置から別車両であることが判断できる。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では、惑星開発用に作られたという設定に基き、スーパー1がブルーバージョンを駆って宇宙空間を飛行するシーンがある。
必殺技
とどめのキック技に関しても拳法家の設定が活かされ、空中で赤心少林拳の型を決めながら“スーパーライダー”の名を冠した各種キック技を使う。
- スーパーライダー月面キック
- 空中で一定の型を決め、その後で空中を飛び回り一瞬の隙をついてキックを決める。最も多用された必殺技で、カイザーグロウ(帝王テラーマクロ)を倒した技でもある。
- スーパーライダー閃光キック
- 空中で一定の型を決め、その後超高速のキックを繰り出す。死神バッファロー(メガール将軍)を倒した技でもある。なお、バリエーションとして、閃光キックやスーパーライダー稲妻閃光キックも存在する。スーパー閃光キックと呼称されたこともある。
- スーパーライダー旋風キック
- スーパーライダー閃光キックと同じ要領であるが、相手にはスーパー1の姿がぶれて見えるらしい。一度だけ、旋風スーパーキックと呼称されたがそれは仮面ライダーを名乗る前の事である。
- スーパーライダー梅花二段蹴り
- 梅花の型を習得したスーパー1が、ギョストマと再戦した時に放った技。空中で一定の型を決め、その後で前方宙返りを数回してから二段蹴りを決める。
- スーパーライダー日輪キック
- 空中で一定の型を決めた後、頭部に三度蹴りこんで、更に背面ジャンプをしてからとどめのキックを決める。
- スーパーライダー月面宙返りキック
- 空中で一定の型を決め、月面宙返りをしてからキックを決める技
- スーパーライダー十字回転キック
- 空中で一定の型を決め、その後大の字になって、前方宙返りしてからキックを決める技。
- スーパーライダー旋風二段蹴り
- スーパーライダー稲妻旋風キック
- スーパーライダー旋風キックの強化バージョン。
- スーパーライダー反転三段キック
- 空中で一定の型を決め、その後で両足キック、更に背面ジャンプで反転、三段蹴りを決める。
- スーパーライダー水平線キック
- 回転系の蹴りではなく真一文字に打ち抜くキック。
- スーパーライダー天空連続キック
- 赤心少林拳諸手打(せきしんしょうりんけんもろてうち)
- 敵の頭部を挟み込む様に両側頭部に手刀を浴びせる。劇場作品で使用。赤心少林拳は「梅の花」をベースとした拳法で変身ポーズの決め手に行われる型は「梅の花」を指している。
- 赤心少林拳合掌(せきしんしょうりんけんがっしょう)
- 合掌し精神統一により敵の幻術を破ったり、分身の術を使う相手の本体を見抜く技。機能的にはストロンガーの「カブトキャッチャー」と同等だが、内部機能ではなく沖一也(スーパー1)の精神が左右する。
キャスト
レギュラー・準レギュラー
- 沖一也 / 仮面ライダースーパー1 - 高杉俊价
- 草波ハルミ - 田中由美子
- 小塚政夫(チョロ) - 佐藤輝昭
- 草波良 - 早川勝也 (2 -)
- 玄海老師 - 幸田宗丸 (2、10、12、13、17、23)
- 帝王テラーマクロ - 汐路章
- メガール将軍 - 三木敏彦
- 悪魔元帥 - 加地健太郎
- 魔女参謀 - 藤堂陽子
- 幽霊博士 - 鈴木和夫
- 鬼火司令 - 河原崎洋夫
- 妖怪王女 - 吉沢由起
- 弁慶 - 西山健司 (2、10、12、13、17、23)
- 水沼マサコ - 永塚りえこ (24 -)
- 秋田大助 - 田中和則 (24 -)
- 松岡シゲル - 渡辺忠臣 (24 -)
- 村山マモル - 岩城歩 (24 -)
- 田中タケシ - 萩原等司 (24 -)
- 石川ミチル - 中村和泉 (24 -)
- 石川マサル - 荻堂盛幸 (24 -)
- 谷源次郎 - 塚本信夫
ゲスト
括弧内の数字は出演回。
- ヘンリー博士 - 大月ウルフ (1)
- 猿渡剛介 - 石橋雅史 (1,2)
- 白鳥さゆり - 内海和子 (3)
- 青鬼指揮官 - 新海丈夫(3)
- イスマエル王子 - 石田信之 (4)
- 菅原ケイ子 - 里見和香 (4)
- ジョー鰐淵 - 三井恒 (11)
- 大石秀人 - 大西徹哉 (12.13)
- 木谷教授 - 吉水慶 (24)
- スプレーに吸い込まれる若者 - 神谷政浩 (31)
- 古賀長官 - 柄沢英二 (32)
- ピエローヤ - 篠田薫 (36)
- 警官 - 山浦栄 (36)
- 尾崎理於奈 - 長沢大 (43)
スーツアクター
- 仮面ライダースーパー1[7] - 中屋敷鉄也
- 仮面ライダースーパー1(7,8話代役)[7]、鬼火司令[7]、怪人[7] - 河原崎洋夫
- 仮面ライダースーパー1(11-13,30,31話の一部、9,10,43-46話代役)[7] - 橋本春彦
- 仮面ライダースーパー1(代役)[8] - 岩井潤一
- 仮面ライダースーパー1(トランポリン)[7]、怪人[7] - 上田弘司
スタッフ
- 原作 - 石森章太郎(石ノ森章太郎)
- 連載 - テレビマガジン、おともだち、たのしい幼稚園、テレビランド、冒険王
- 資料担当 - 青柳誠
- プロデューサー - 平山亨、阿部征司
- 脚本 - 江連卓、土筆勉、鷺山京子、熊谷節、伊上勝、富田祐弘、吉田耕助
- 監督 - 山田稔、広田茂穂、佐伯孚治、小西通雄、田中秀夫、奥中惇夫、冨田義治
- 中国拳法指導 - 龍明広(北派少林拳)
- 空手指導 - 渡辺安章
- 技斗 - 岡田勝
- 音楽 - 菊池俊輔
- 音楽協力 - あんだんて
- 撮影 - 小林武治、松村文雄、瀬尾脩、加藤弘章
- 照明 - 戸塚和夫
- 美術 - 丸山裕司、宮国登
- 助監督 - 山田純生、伊藤一男
- 仕上製作 - 映広音響
- 録音 - 太田克己
- 編集 - 菅野順吉
- 効果 - 今野康之(スワラプロ)
- 選曲 - 茶畑三男
- 記録 - 栗原節子、安部伸子
- 撮影助手 - 川合俊二
- 照明助手 - 諸星輝夫、磯野雅宏
- トランポリン - 上田弘司
- 装置 - 内藤靖夫
- 装飾 - 大晃商会
- 衣裳 - 東京衣裳
- 美粧 - 入江美粧
- 操車 - スリーチェイス
- キャラクター製作 - コスモプロダクション
- 合成 - チャンネル16
- 車輌制作 - 十和モータース
- 協力 - スズキ自動車
- 現像 - 東映化学
- 進行主任 - 小迫進
- 制作事務 - 川原一哲、伊藤浩
- 制作担当 - 佐久間正光
- ナレーター - 中江真司
- 制作著作 - 毎日放送、東映
放映ネット局
- 近畿広域圏 MBS 毎日放送(制作・幹事局)
- 関東広域圏 TBS 東京放送(現・TBSテレビ)
- 北海道 HBC 北海道放送
- 青森県 ATV 青森テレビ
- 岩手県 IBC 岩手放送(現・IBC岩手放送)
- 宮城県 TBC 東北放送
- 秋田県 ABS 秋田放送
- 山形県 YBC 山形放送
- 福島県 FTV 福島テレビ
- 新潟県 BSN 新潟放送
- 山梨県 UTY テレビ山梨
- 富山県 KNB 北日本放送
- 石川県 MRO 北陸放送
- 福井県 FTB 福井テレビ
- 長野県 SBC 信越放送
- 静岡県 SBS 静岡放送
- 中京圏 CBC 中部日本放送
- 鳥取県・島根県 BSS 山陰放送
- 岡山県・香川県 RSK 山陽放送 + RNC 西日本放送
- 広島県 RCC 中国放送
- 山口県 TYS テレビ山口
- 徳島県 JR→JRT 四国放送
- 愛媛県 RNB 南海放送
- 高知県 KUTV テレビ高知
- 福岡県 RKB毎日放送
- 長崎県 NBC 長崎放送
- 熊本県 RKK 熊本放送
- 大分県 OBS 大分放送
- 宮崎県 MRT 宮崎放送
- 鹿児島県 MBC 南日本放送
- 沖縄県 RBC 琉球放送
音楽
主題歌
仮面ライダーシリーズは基本的にOP・EDの歌詞表示は無いが、本作は前作『仮面ライダー (スカイライダー)』の後期に引き続き歌詞表示が行われた。ただ前作と異なりカタカナ語もひらがなで表記されていた(「ジュニアライダー隊の歌」は除く)。また、次回予告時のBGMは従来、オープニングテーマのインストゥルメンタルだが、本作では全編を通して前期エンディングテーマ「火を噴けライダー拳」のインストゥルメンタルだった。
- オープニングテーマ「仮面ライダースーパー1」
- 作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊价、こおろぎ'73
- エンディングテーマ
-
- 「火を噴けライダー拳」 (第1 - 23話)
- 作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊价、こおろぎ'73
- 「ジュニアライダー隊の歌」 (第24 - 48話)
- 作詞:赤井圭/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
挿入歌・イメージソング
作曲は全て菊池俊輔。前作に引き続き、武市昌久(「いちひさし」名義)が編曲で参加した。本作の主題歌・挿入歌LPは『太陽戦隊サンバルカン』の主題歌・挿入歌LPと同時期に発売され、編曲者(いちひさし)、挿入歌の歌唱者(水木一郎)、バックコーラス陣(こおろぎ'73、ザ・チャープス、コロムビアゆりかご会)と、共通点が多い。なお、主演俳優が挿入歌を担当するのは本作がシリーズ初である(主題歌はこれまでにもあった)。
- 「無敵の勇者スーパー1」
- 作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊价、コロムビアゆりかご会
- 怪人との決戦シーンで頻繁に使用された。
- 「夢の流れ星」
- 作詞:石森章太郎/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:水木一郎
- 「秘伝赤心少林拳」
- 作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊价、コロムビアゆりかご会
- 「世界にひとり」
- 作詞:石森章太郎/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:水木一郎、こおろぎ'73、ザ・チャープス
- 「ファイブハンドロック」
- 作詞:赤井圭/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:高杉俊价、コロムビアゆりかご会
- 「行け!スーパーマシン」
- 作詞:八手三郎/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:高杉俊价、コロムビアゆりかご会
- 「九人ライダー永遠に」
- 作詞:赤井圭/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73
放映リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1980年 10月17日 |
1 | 惑星用改造人間の大変身 | 江連卓 | 山田稔 | |
10月24日 | 2 | 闘いの時来たり! 技は赤心少林拳 | |||
10月31日 | 3 | 行け! 地の果て ドグマの黄金郷 |
|
広田茂穂 | |
11月7日 | 4 | 走れ一也! ドグマ死の結婚行進曲 |
|
土筆勉 | |
11月14日 | 5 | 跳べ一也! 悪魔のマシーンレース |
|
山田稔 | |
11月21日 | 6 | 助けて― くもの巣館の恋人たち |
|
江連卓 | |
11月28日 | 7 | ドグマ式生きているコンピューター |
|
鷺山京子 | 佐伯孚治 |
12月5日 | 8 | 闘え一也! 死のドグマ裁判 |
|
土筆勉 | |
12月12日 | 9 | 見たぞ!! ドグマ怪人製造工場の秘密 |
|
江連卓 | 小西通雄 |
12月19日 | 10 | 危うし! 悪魔のクリスマスプレゼント |
|
土筆勉 | |
12月26日 | 11 | SOS! 一也よ、ドグマに協力せよ!! |
|
熊谷節 | 山田稔 |
1981年 1月9日 |
12 | 強敵あらわる! 赤心少林拳敗れたり |
|
江連卓 | |
1月16日 | 13 | 見つけたり! 必殺"梅花"の技 |
| ||
1月23日 | 14 | ドグマ全滅? 悪魔博士の笑いガス |
|
土筆勉 | 田中秀夫 |
1月30日 | 15 | 天才怪人対ライダーの知恵くらべ |
|
熊谷節 | |
2月6日 | 16 | 助けて! 一ツ目怪人が襲ってくるよ |
|
江連卓 | 佐伯孚治 |
2月13日 | 17 | 一也の血が欲しい! 不思議な剣が呼ぶ |
| ||
2月20日 | 18 | ファイブ・ハンド チェンジ不能!! |
|
土筆勉 | 奥中惇夫 |
2月27日 | 19 | 悪魔の学習塾!! 恐怖のラジカセ怪人 |
|
鷺山京子 | |
3月6日 | 20 | 君の家に! ドグマの電話が今夜鳴る |
|
伊上勝 | 山田稔 |
3月13日 | 21 | 緊急指令! ファイブ・ハンドを奪え!! |
|
江連卓 | |
3月20日 | 22 | 怪人墓場の決闘! メガール将軍の最期 |
|
小西通雄 | |
3月27日 | 23 | 不死身の帝王テラーマクロの正体は? |
| ||
4月11日 | 24 | レッツゴー!! ジュニア・ライダー隊 |
|
山田稔 | |
4月18日 | 25 | 飛行機も吸いよせる!! 強力磁石怪人 |
| ||
4月25日 | 26 | 時計にご用心? ジンドグマの罠!! |
|
伊上勝 | 佐伯孚治 |
5月2日 | 27 | 子供の味方! チャイルドXの正体は? |
|
土筆勉 | |
5月9日 | 28 | 人間を写しとる怪奇ビデオ怪人! |
|
伊上勝 | 山田稔 |
5月16日 | 29 | 雨あめ降れふれ! 怪奇傘男!! | 江連卓 | ||
5月23日 | 30 | 悪の超特急! ローラースケート怪人 |
|
伊上勝 | 小西通雄 |
5月30日 | 31 | 人間を吸いこむ! スプレー怪人の恐怖 |
|
鷺山京子 | |
6月6日 | 32 | ライダーを餌にしろ! 釣り竿怪人出現 |
|
伊上勝 | 山田稔 |
6月13日 | 33 | みんなで闘おう! 恐怖のラジコン怪人 |
|
富田祐弘 | |
6月20日 | 34 | マサルがひろった魔法の赤ランプ |
|
江連卓 | |
6月27日 | 35 | 怪奇イス人間! 処刑の部屋! |
|
伊上勝 | 冨田義治 |
7月4日 | 36 | ハサミ怪人のチョキンチョキン作戦!! | 吉田耕助 | ||
7月11日 | 37 | 巨腕コマ怪人! 灯台の死闘!! |
|
伊上勝 | 山田稔 |
7月18日 | 38 | 危い! 冷蔵庫怪人の中に入るな!! |
|
江連卓 | |
7月25日 | 39 | 強力ライター怪人の弱点はどこだ!! |
|
伊上勝 | 佐伯孚治 |
8月1日 | 40 | あっ人間が溶ける! 石けん怪人出現 |
|
吉田耕助 | |
8月8日 | 41 | 動物園の一也・水中檻から脱出不能? |
|
江連卓 | 奥中惇夫 |
8月15日 | 42 | 悪魔元帥の大仮装パーティ |
|
伊上勝 | |
8月22日 | 43 | 世界が凍る!? 扇風機怪人の威力 |
|
富田祐弘 | 山田稔 |
8月29日 | 44 | ニョキ・ニョキのびるハシゴ怪人の魔手 |
|
鷺山京子 | |
9月5日 | 45 | 君の考えた最優秀怪人ショオカキング | 伊上勝 | 佐伯孚治 | |
9月12日 | 46 | 悪魔元帥怒る! 変身せよ鬼火! 王女!! |
|
江連卓 | |
9月19日 | 47 | 黄金の雨! 幽霊博士最後のワナ!! |
|
山田稔 | |
9月26日 | 48 | 地球よさらば! 一也宇宙への旅立ち!! |
|
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻が東映ビデオよりリリースされている。
- 2004年7月21日から10月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全4巻の各2枚組で各巻12話収録。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
他媒体展開
映画
- 『仮面ライダースーパー1』
-
- 監督:山田稔
- 脚本:江連卓
- 特撮監督:矢島信男
- 1981年3月14日、東映まんがまつりの一編として公開。
- DVD:2003年12月5日発売「仮面ライダーTHE MOVIE BOX」、2006年発売の「仮面ライダーTHE MOVIE VOl.4」に収録.
- BD:「仮面ライダー THE MOVIE Blu-ray BOX 1972-1988」(2011年5月21日発売)に収録。
- 劇場版のみの登場人物
-
- 地獄谷五人衆
-
- 地獄谷道場においてテラーマクロが直々に鍛えた五人の精鋭。テレビ版の後期OPにも登場している。
- サタンホーク
- 鷹爪拳の使い手・鷹爪火見子(演 - マキ上田) が変身する。地獄谷五人衆のリーダー格で、他の五人衆と共にマタギの里山彦村を襲撃し、古代中国の破壊兵器・火の車を奪った。鋭い爪が武器。ドグマ唯一の女性怪人である。
- ヘビンダー
- 蛇拳の使い手・蛇塚蛭夫(演 - 大西徹哉)が変身する。地獄谷五人衆の一人で、分身の術などを使う。武器は口から吐く蛇と伸びる蛇状の右腕。ドグマの襲撃から生き延びたマタギの子供達をサタンホークと共に捜索した。
- クレイジータイガー
- 虎拳の使い手・大虎竜太郎(演 - 中屋敷鉄也)が変身する。地獄谷五人衆の一人。体の一部を長槍にして使用するが、スーパー1に奪われた。ストロングベア、ゾゾンガーと共にマタギの里山彦村を見張っていた。
- ストロングベア
- 熊拳の使い手・熊嵐大五郎(演 - 不知火艶)が変身する。地獄谷五人衆の一人であり、鉄球や三日月型のブーメランを武器として使用する。最後は玄海老師と戦うが、返り討ちにあう。『SPIRITS』などの外伝を除けば、人間に倒された珍しい例となっている。
- ゾゾンガー
- 象拳の使い手・象丸一心斎(演 - 宍戸久一郎)が変身する。地獄谷五人衆の一人であるが、戦闘時は、拳法技より武器のバズーカによる攻撃を多用する。サタンホークと共に火の車を操縦していた。
- ドグマ復讐兵団
- 再生されたネオショッカー怪人とドグマ怪人の混成部隊。メンバーはファイヤーコング、カマギリガン、カメレキング、スパイダーババン、アリギサンダー、スネークコブラン、ガニガンニー、ギョストマの8体と前作のネオショッカー怪人のクラゲロン、黄金ジャガー、ゾンビーダの3体。声:八代駿、沢りつお、山下啓介、朝戸鉄也。このうちクラゲロンとゾンビーダはベルトがドグマのものに変更されていたが黄金ジャガーのみネオショッカーの物のままだった。書籍によってはドグマ側が幹部級怪人の黄金ジャガーを尊重したものとする解釈がなされている。
- 8人ライダー
- 本作以前の仮面ライダーシリーズに登場してそれぞれ日本を守った仮面ライダーたち。前作『仮面ライダー (スカイライダー)』の最終回でネオショッカー壊滅と同時に消息を絶っていたが、本作で再登場しスーパー1と共闘する。スーツアクターの演技と声優のアフレコによる登場だったが、V3のみオリジナルキャストの宮内洋が声を担当した。当時の児童向けムックでは、ネオショッカー大首領を宇宙で爆破させた後テレパシーで連絡を取り合い、人工衛星を基地として地球への生還を果たしたと語られている。
バラエティ
- オレたちひょうきん族
- 1984年2月4日放送のタケちゃんマン内で、松本竜介が着て登場。
- 退場する際に、扉に激しくぶつかっている。
註
- ^ 講談社『仮面ライダーオフィシャルファイルマガジン』第5集のインタビューより
- ^ 次のシリーズ再開は6年後の『仮面ライダーBLACK』からとなった。
- ^ 一般怪人に対して身分をわきまえろと発言する、大幹部であるメガール将軍に対しても横柄な態度で接するなど、位の高さが多く描写された。
- ^ 『新 仮面ライダーSPIRITS』において、「宇宙生命体にして兄弟子」と両方が採用され見事に昇華した。
- ^ ただし、仮面ライダーXも蘇生目的での改造とは言え、設計自体は深海での学術調査や作業を主目的としたものである。
- ^ なお、第21話において、怪人バチンガルにパワーハンド、エレキハンド、冷熱ハンドをそれぞれ奪われる描写があり、形状変化ではなく交換脱着方式であることが判明した。
- ^ a b c d e f g 『大野剣友会伝 ヒーローアクションを生んだ達人たち』風塵社、1999年7月15日。ISBN 4-938733-69-2。
- ^ 村枝賢一『仮面ライダーSPIRITS』 第5巻、講談社、2003年9月22日。ISBN 4-06-349144-7。
外部リンク
- 高杉俊介 公式ウェブサイト -沖一也の軌跡- - 高杉俊介公式サイト。
毎日放送制作・TBS系列 金曜19時台前半枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダースーパー1
|
毎日放送 土曜17時台前半 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダースーパー1
|
TBS 土曜朝7時台前半 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
アニメ再放送枠
※直前は『サンダーバード』 |
仮面ライダースーパー1
|
アニメ再放送枠
※最初は『ザ☆ウルトラマン』 |