波照間島

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波照間島
Hateruma aerial.jpg
波照間島(1977年度撮影)国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
座標 北緯24度3分33秒
東経123度46分57秒
座標: 北緯24度3分33秒 東経123度46分57秒
面積 12.77 km²
海岸線長 14.8 km
最高標高 59.5 m
所在海域 太平洋
所属諸島 八重山諸島
所属国・地域 日本の旗 日本 沖縄県八重山郡竹富町
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波照間島の位置
日本最南端之碑

波照間島(はてるまじま)は、沖縄県八重山諸島にある日本最南端の有人島。人口542人(2009年3月31日現在 住民基本台帳による)。

概要[編集]

八重山方言では「我らの島」を意味する「ベスマ」と呼ばれ、現地でもこの呼び方を使うことがある。 波照間という表記は当て字であり、「果てのうるま」(「うるま」は、琉球、または珊瑚礁の意味)に由来するという説が一般的である。これに対して、金関丈夫インドネシア系言語であるアミ語台湾アミ族の言語)で「沖の島」を「ボトル」と呼ぶことと関係があるのではないかとの説を唱え、宮良当壮と論争になった[1]

島の成因は隆起珊瑚礁であるが比較的起伏が大きく、中央部には標高60mに達する地点もあり、この付近に灯台が立つ。

主な産業はサトウキビ栽培と製糖である。また、島内の酒造所では、泡盛の中でも、製造量が少なく入手困難なことで有名な「泡波」という銘柄を生産している。

有人島として日本最南端の島であるとともに、民間人が日常的に訪問できる日本最南端の地[2]でもあり、「日本最南端の碑」と「日本最南端平和の碑」が建てられている。また、島内にある波照間郵便局は「日本最南端の郵便局」である。

緯度が低く、日本国内では南十字星を好条件で観測できる数少ない島であり、高那崎に程近い島の南海岸には星空観測タワーが立っている。周囲に人工的な灯りが極めて少ないため、他の場所では見えにくい星を肉眼で観測することができる。同タワーには200mmの屈折式天体望遠鏡プラネタリウムがあり、観光客も見学可能である。

島の周囲にはニシ浜、ペー浜、ペムチ浜など白砂の美しい砂浜が多いが、ニシ浜以外は基本的に遊泳禁止である。

2006年5月17日には、修学旅行に来ていた横浜市立鶴見工業高等学校の男子生徒3名が遊泳禁止区域の海に入り亡くなった(1名は遺体が見つからず、死亡認定。)[3]

波照間島のさらに南に「南波照間島」(パイパティローマ)があるという伝説がある。重税から逃れるため、1648年に島人が南波照間島に渡ったという伝聞が、琉球王府の記録である『八重山島年来記』に記されている[4]

島内には、小学校および中学校があるが高校は無いため、島の子どものうち進学希望者は、中学校を卒業すると島外の高校へ通うために島を出る。

波照間島にはサキシマハブなどハブ類は生息していない。

島内には信号機が一つも無い。

気候[編集]

波照間 1980年から2010年
雨温図説明
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151
 
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126
 
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27
 
 
192
 
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198
 
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165
 
28
24
 
 
161
 
26
21
 
 
106
 
23
18
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁 2011年9月6日閲覧

熱帯雨林気候(Af)に属する。

  • 最寒月平均気温18.8℃(1月)
  • 乾燥限界622mm<年平均降水量1789.7mm
  • 最少雨月降水量106.2mm(12月)

住所[編集]

全域が沖縄県八重山郡竹富町波照間となっている。郵便番号は907-1751である。

アクセス[編集]

波照間港
波照間空港

石垣島との間を結ぶ。

航路[編集]

かつては波照間海運石垣港との間にフェリー・高速船を就航させていたが、運航休止となった。

空路[編集]

波照間空港
2007年11月30日までは琉球エアーコミューターが、同年12月28日より2008年10月まではエアードルフィン石垣空港へ就航していたが、エアードルフィンの運行停止に伴い、現在は路線が無い。

観光[編集]

文化財[編集]

竹富町指定無形民俗文化財[編集]

  • 民謡の部 波照間島節 夜雨節 祖平花節 波照間口説 波照間口説
  • 舞踊・狂言の部 太鼓(テーク)波照間島節 夜雨節 祖平花節

名所・観光スポット[編集]

  • 高那崎 - 日本最南端之碑、日本最南端平和の碑がある。竹富町指定名勝 昭和47年8月30日指定
  • 星空観測タワー
  • ニシ浜 - 「ニシ」とは方言で「北」の意味であり、島の北側にある。
  • 浜シタン群落 竹富町指定天然記念物 昭和47年8月30日指定
日本最南端平和の碑 
コート盛 
オヤケアカハチ誕生の地 
ニシ浜ビーチ 

脚注[編集]

  1. ^ 「日本の地名」 谷川健一岩波新書、1997年4月21日
  2. ^ 領土としての日本最南端は東京都小笠原村沖ノ鳥島(北緯20度25分31秒)だが、有人島から遠く離れた無人島であり定期航路もないため、民間人が訪れることは極めて困難である。
  3. ^ 鶴見工業高生2人死亡の水難事故判決、横浜市に1600万円賠償命令/横浜地裁”. カナロコ (2011年5月14日). 2013年12月28日閲覧。
  4. ^ 「石垣市史叢書13 八重山島年来記」p28 石垣市 平成11年2月13日発行

関連項目[編集]

外部リンク[編集]