大神島

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大神島
Ogamijima Okinawa Japan01s3s1800.jpg
大神島
座標 北緯24度55分1秒
東経125度18分29秒
面積 0.24 km²
海岸線長 2.75 km
最高標高 74.4 m
所在海域 東シナ海
所属国・地域 日本の旗 日本・沖縄県
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Miyako oogami.JPG
手前左側が大神島。手前中央は池間島、中央の大きな島が宮古島。
大神島の空中写真。この写真は上方が北東方向である。多数の珊瑚礁に囲まれている。この画像の左下方向延長線上(北西側)に、八重干瀬が広がる。1977年撮影の4枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

大神島(おおがみじま)は、宮古列島のひとつである。宮古島の北約4kmに位置し、行政区分としては沖縄県宮古島市に属する。2005年の合併以前は平良市に属していた。面積は0.24km2、人口は約50人。

概要[編集]

集落は港がある島の南側に集中する。集落から丘を登ると遠見台があり、宮古島池間島を展望できる。集落以外の島内の多くは聖域とされ、島民以外の(場合によっては島民も)立ち入りが禁じられている。2000年5月には島の約20%にあたる6万m²を焼失する山火事が起きている[1]

半農半漁の島で、カーキダコと呼ばれる干ダコが特産。高齢化と過疎化が進んでいる。近年、観光による振興が図られ、観光客が増加している。

島の周囲にはサンゴ礁が発達しており、海岸には浸食により根元が細く削られたノッチと呼ばれる奇岩が点在する。

17世紀の海賊キャプテン・キッドが財宝を隠したという伝説がある[2]。ただし、キャプテン・キッドは大西洋及びインド洋を中心に活動しており、大神島はその活動範囲からは大きく外れている。

交通[編集]

船舶[編集]

  • 島尻漁港〜大神漁港 - 合名会社大神海運により、夏季1日5往復、冬季1日4往復の定期便が運航されている。

道路[編集]

  • 一周道路 - 当初は島を一周する道路が計画されていたが、現在も島の東部から北部にかけての約1/4強が未完成である。そのため、道路は島の東端付近と北端付近で行き止まりになっている。工事が中断された理由として、工事の途中でブルドーザーの爪が折れたり、機械が故障したりしたため、予定ルート変更をしたが、それでも工事関係者や島民が原因不明の病気に次々とかかるなどの異変が続いたためと伝えられている。道路の中断部にはお祓いの跡がみられる[要出典]
  • 大神島と他の島を結ぶ橋はない。

公共施設[編集]

  • 宮古島市立大神小中学校 - 小学校は2006年度から、中学校は2008年度からそれぞれ休校していたが[3]、2011年3月31日に廃校となり、校舎は解体されている[4]

観光[編集]

宿泊施設がないため、日帰りが中心である。

島の北西部の一周道路と海岸とに挟まれてできた潮だまりを利用して、熱帯魚を畜養し、観察できる自然水族園を設ける構想がある[5][6][7]

言語[編集]

大神島では、宮古方言のひとつである大神方言が話される。大神方言は、音韻的に特殊である[8]

脚注[編集]

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  1. ^ 島の20%が焼失/大神島で原野火災 - 琉球新報、2000年5月8日
  2. ^ 宮古島/池間島/大神島/来間島 沖縄県企画部地域・離島課
  3. ^ 大神中、休校へ 自治会長「寂しいが仕方ない」 - 琉球新報、2008年3月25日
  4. ^ 島の学びや消える/大神小中学校 - 宮古毎日新聞、2011年12月3日
  5. ^ 大神島に自然水族園、専門家が現場視察、提案 - 宮古新報、2010年11月4日
  6. ^ 大神島に「水族園」構想 専門家視察、自然生かし活性化 - 琉球新報、2010年11月5日
  7. ^ 大神島を「自然水族園」へ - 宮古毎日新聞、2011年5月18日
  8. ^ 南琉球大神島方言の音対応と音変化 - 岩手大学教育学部研究年報第59巻第2号(1999.12)39-53

外部リンク[編集]