鳩間島
| 鳩間島 | |
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1977年度撮影(国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成) |
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| 座標 | 北緯24度28分22秒 東経123度49分12秒 |
| 面積 | 0.96 km² |
| 海岸線長 | 3.9 km |
| 最高標高 | 33.8 m |
| 最高峰 | 鳩間中森 |
| 所在海域 | 東シナ海 |
| 所属諸島 | 八重山諸島 |
| 所属国・地域 | |
鳩間島(はとまじま)は、西表島の北5.4kmに位置する八重山諸島の島である。行政区域は沖縄県八重山郡竹富町鳩間に属し、面積は0.96km²[1]。
目次 |
概要[編集]
人口67人(2013年1月31日現在)[2]。半農半漁の島である。
島の成因は隆起珊瑚礁。形状はほぼ円形で、周縁部は平坦であるが、中央部に鳩間中森と呼ばれる丘陵があり、灯台が立つ。それより北側が農地として開墾され、南側に集落がある。
島内には亜熱帯の海浜性植物の群生が見られ、野生のヤギも生息している。土地利用は多くが原野のままで、肉用牛の放牧も行われている。
- 入域観光客数(年別)[3]
- 2003年 - 586人
- 2004年 - 2,475人
- 2005年 - 3,162人
- 2006年 - 1,974人
- 2007年 - 7,962人
- 2008年 - 10,106人
- 2009年 - 9,150 人
- 2010年 - 8,856人
- 2011年 - 5,419人
- 2012年 - 5,911人
- 肉用牛飼育頭数 - 5頭(2010年12月31日現在)[4]
- 給水設備 - 簡易水道(普及率100%。西表島より海底送水)[5]
- 総電力使用量 - 226,309kwh(平成19年4月~平成20年3月末の累計)[6]
歴史[編集]
明治末期から大正期にかけてカツオ漁が盛んだったが、その後カイジンソウやツノマタの養殖などを経て、現在は海藻、シャコガイの養殖が中心となっている。
1980年代初めに、島唯一の小学校の児童が1人だけになり、廃校の危機にさらされた際に、親類や全国各地からの離島留学制度等による里子引き取りなどで小学校を守ったというエピソードが、森口豁によって『子乞い - 沖縄孤島の歳月』(凱風社、ISBN 978-4773629064)という本にまとめられ、これを原案・原作として尾瀬あきら作のマンガ『光の島』や、2005年に日本テレビで放送されたドラマ『瑠璃の島』が制作された。『瑠璃の島』では、舞台は鳩海島(はとみじま)という架空の島とされたが、ロケは鳩間島で行われた。また、主題歌の『ここにしか咲かない花』は、コブクロが実際にこの島を訪れた上で作られた。
『瑠璃の島』の放映後、定期便の増便とともに鳩間島を訪れる観光客が急増、宿泊施設や食堂、商店などが次々にオープンするなど観光地として大いに注目されるようになった。
交通[編集]
以前は鳩間島に立ち寄る定期船は週に数本しかなく、上原港から傭船もしくは郵便船にて鳩間島へ向かうのが一般的であった。2006年4月から、石垣港(離島ターミナル)と西表島上原港を結ぶ2社の高速船の一部が鳩間島に寄港するようになり、石垣から鳩間島への日帰り渡航も可能となった。ルートは、石垣港-鳩間島-上原港-石垣港、もしくは石垣港-上原港-鳩間島-石垣港。また、3社によって貨客船(カーフェリー)が、日曜を除く毎日運航されている。
2009年には、「いとま浜ターミナル」と名付けられた旅客ターミナル及び浮桟橋が新設され利便性が大いに向上した。
ただ、10月から3月までの間は季節風の影響で海が大荒れすることが多く、石垣港-鳩間島・上原港便は欠航することが珍しくない。数日にわたって運休することもあるので注意が必要となる。定期便が欠航した時は、石垣港から西表島大原港に渡り、送迎バスなどで上原地区へ向かい、上原港から傭船もしくは郵便船にて鳩間島に渡ることになる。この場合は、鳩間島の各民宿か上原港の関係者に依頼することになる。
- 八重山観光フェリー(2010年4月現在)
- - 石垣港(離島ターミナル) 高速船(上原港経由:所要50分)が1日1便 高速船(直行:所要40分)が1日1便就航
※ほか、貨客船(カーフェリー)が週3便就航
- - 石垣港(離島ターミナル) 高速船(上原港経由:所要50分)が1日1便 高速船(直行:所要40分)が1日1便就航
- 安栄観光(2010年4月現在)
- - 石垣港(離島ターミナル) 高速船が(上原港経由:所要50分)が石垣発1日1便 鳩間発1日2便 高速船(直行:所用40分)が石垣発1日2便 鳩間発1日1便就航
※ほか、貨客船(カーフェリー)石垣→鳩間→上原→石垣が週2便就航 石垣→上原→鳩間→石垣が週1便就航
- - 石垣港(離島ターミナル) 高速船が(上原港経由:所要50分)が石垣発1日1便 鳩間発1日2便 高速船(直行:所用40分)が石垣発1日2便 鳩間発1日1便就航
- 石垣島ドリーム観光(2010年4月現在)
- - 石垣港(離島ターミナル) 石垣港発の高速カーフェリーが週3便(月・木・土)就航(所要55分)(石垣発8:00→鳩間発9:30→上原発10:20→鳩間発10:50→石垣着11:45)
- その他
- 傭船、郵便船など
公共施設[編集]
- 金融機関:鳩間簡易郵便局(ATMは無いがキャッシュカードによる引き出しは可能)
- 学校:竹富町立鳩間小中学校
- 公共施設:鳩間コミュニティーセンター(鳩間公民館)
- 宿泊施設:民宿・ペンション(8軒。うち2軒は素泊まり専用)
- 病院・診療所:なし
名所・旧跡・文化財[編集]
- 中森 - 先島諸島火番盛(国の史跡)のひとつ。竹富町指定天然記念物(昭和47年8月30日指定)。
- 下り井戸 - 竹富町の史跡(昭和47年8月30日指定)。
- 鳩間節歌碑記念碑 - 2009年5月設置[8]。
- 民謡
- 「鳩間中森」 - 竹富町無形民俗文化財(民謡の部 昭和51年1月25日指定)。
- 「千鳥節」 - 竹富町無形民俗文化財(民謡の部 昭和51年1月25日指定)。
祭事[編集]
- すぴ願 - 旧暦12月。
- カー願 - 旧暦12月。
- 正月願 - 旧正月。
- 初願(ぱちにがい) - 旧暦1月。
- 二月願 - 旧2月。
- 世願(ゆーにがい) - 旧暦3月。
- カー願 - 旧暦3月。
- 豊年祭 - 旧暦6月。船漕ぎ競漕・棒術・舞踊。
- 結願(きちごん) - 旧暦8月。舞踊・狂言。
- 九月願 - 旧暦9月。
- 十月願 - 旧暦10月。
- 島ししゃる - 旧暦11月。
- 鳩間島音楽祭 - 5月3日。
御嶽[編集]
- 友利御嶽
海岸[編集]
- 屋良浜
- 立原浜
- 船原浜
- 外若の浜
- 島仲の浜
いずれも竹富町が指定する海水浴場ではない。
その他[編集]
- 現在は自治会の方針により、島内での野宿・キャンプ等は厳禁とされている。
- 島唯一の学校である、鳩間小中学校の生徒・PTAの手によって星の砂の採取・販売を行っており、収益金はPTA資金として子どもたちのために使われる。
- BEGINの2002年7月3日発売のアルバム『ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜』に、『恋の島 鳩間島』という楽曲が収録されている。「屋良の浜辺」、「島仲道」など、島内の地名等をおりまぜて歌われている。
- 1996年7月31日には、TBSテレビ(県内では琉球放送)・おはようクジラ内の「クジラ総合研究所」では、「沖縄スペシャル」の一環として、当島から全国に生中継を行った。
- 島内全世帯に地上デジタルテレビ受信機が普及したことにより、2011年5月3日開催された第14回鳩間島音楽祭会場で、総務省沖縄県テレビ受信者支援センター(デジサポ沖縄)から鳩間公民館長に「地上デジタル放送全世帯普及達成認定証」が授与され、公民館長は「全世帯地デジ化完了宣言」を行った[9][10]。
ギャラリー[編集]
脚注[編集]
- ^ 鳩間島の基礎データ(沖縄県公式ページ)
- ^ 竹富町地区別人口動態票(平成25年1月末) (PDF)
- ^ 竹富町入域観光客数(年別)
- ^ 八重山要覧(平成23年度版) 第2章 産業 (PDF) 沖縄県総務部八重山事務所
- ^ 沖縄県の水道概要 平成17年度版 (PDF) 沖縄県福祉保健部薬務衛生課
- ^ 沖縄電力(株)離島カンパニー八重山支店
- ^ 全国民宿ガイド昭文社刊1992年7月
- ^ 『八重山日報』2009年5月4日
- ^ 鳩間島全世帯への地上デジタル放送受信機普及が完了(平成23年4月28日、総務省沖縄総合通信事務所・総務省沖縄県テレビ受信者支援センター報道資料)
- ^ 『八重山日報』2011年5月4日、4面
外部リンク[編集]
- 竹富町ホームページ(公式サイト)
- ぱいぬ島ストーリー - 竹富町観光協会
- 鳩間島 沖縄39離島情報サイト
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