久米島

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久米島
座標 北緯26度20分28秒
東経126度48分18秒
面積 59.11km²
海岸線長 53.31km
最高標高 310.4m
所在海域 東シナ海
所属国・地域 日本の旗 日本沖縄県
  
沖縄諸島、位置図(久米島は上の図の最も左端に位置する)

久米島(くめじま)は、沖縄県の離島で那覇市の西、約100kmに位置する、人口1万人弱の。行政上は島全域が久米島町(くめじまちょう)に含まれる。

ダイビング地として有名で、国内の大手航空会社が共にリゾートホテルを展開しており(現在は撤退または撤退予定)、長く広がるイーフビーチには民宿なども多く点在する。

また、東北楽天ゴールデンイーグルスが発足年度からこの地にキャンプを構えたことで、その方面でも広く知られるようにもなった。

目次

[編集] 地勢・自然

火成岩からなる島で全体に山がちではあるが、東海上には「ハテの浜」と呼ばれる全長5km以上ものサンゴ洲島 (coral sand cay) が連なっている。

水が豊富で、古くから沖縄県では米所として知られた。生物は沖縄本島と共通する部分が多いが、固有種も生育・生息する。例えばクメジマボタルは幼虫が水生のホタルとしてゲンジボタルヘイケボタルと共に例外的に分布し、現在は保護のために「久米島ホタル館」が中心となって活動をしている。他にも日本国内で唯一の淡水性のヘビであるキクザトサワヘビなどが分布する。また、久米島のハブは独特の斑紋の個体があり、クメジマハブと呼ばれることがある。

久米島の名を持つ生物に、以下のようなものがある。

[編集] ラムサール条約登録湿地

2008年(平成20年)10月30日絶滅危惧種であるキクザトサワヘビの生息地である宇江城岳渓流及び湿地255haが、「久米島の渓流・湿地」としてラムサール条約に登録された[1][2]。また同地域は1998年(平成10年)6月15日に、種の保存法に基づく「宇江城岳キクザトサワヘビ生息地保護区」の管理区域に指定されている(全体で600ha)。

[編集] 交通

[編集] 道路

[編集] 路線バス

  • 久米島町営バスが一周線・島尻線・空港線の3路線が運行しており、空港線は飛行機のダイヤに合わせている。
  • 路線バスではないが久米島交通が観光バスを運行している。

[編集] 船便

  • 久米商船が毎日午前と午後の2便、島内の兼城港と那覇港(泊ふ頭)との間を運航しており、うち午前便は渡名喜島を経由する(3月~11月の週末は兼城港発のみ午後便も渡名喜島を経由)。なおゴールデンウィークと8月を除く月曜日と一方の船がドック入りの期間中は午前のみの運航。

かつては4月~10月の季節運航で高速船も運航していたが2004年で廃止され、2005年から既存の大型フェリーの運航を現在の1日2便に増便した

[編集] 航空便

[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • はての浜
    • 久米島の東側、奥武島オーハ島の沖合に浮かぶ長さ約7kmの3つの砂洲。久米島に近い方から「前の浜(メーヌハマ)」「中の浜(ナカヌハマ)」「果ての浜(ハティヌハマ)」と名付けられているが、総称して「はての浜」と呼ばれている。イーフビーチから送迎船で渡ることができ、海水浴シュノーケリングを楽しめる。砂浜だけの島で日よけとなる施設がない(仮設小屋のような簡易な施設のみあり)ため、遊ぶ際は日焼け止めが必需品。
  • イーフビーチ
  • 五枝の松
  • 上江洲家住宅
  • 畳石
    • 島の東にある奥武島の海岸に、五角形や六角形に区切られた火山岩安山岩)が整然と並ぶ柱状節理。岩の直径は1mにも達し柱状節理の直径としては極めて大きい。近年浸食による風化が著しい。県指定天然記念物。
  • バーデハウス久米島
    • 上記畳石の目の前に建てられた、海洋深層水温浴施設。ドイツなどの温泉施設を模した、世界初の海洋深層水を使用した温浴施設「バーデプール」や深層水スパ・サウナなどがある。
  • 宇根の大ソテツ
    • 宇根集落の喜久村家の庭にある樹齢250年以上といわれる2株の大ソテツ。県指定天然記念物。
  • 太陽石
    • 比屋定集落の東にある巨石。農作業の時期を知るために日の出の位置を線で刻んだといわれている。県指定史跡
  • ミーフガー
    • 大きな割れ目のある岩。女性が拝むと子宝に恵まれるとの言い伝えがある。
  • ヤジヤーガマ
    • 島西部にある鍾乳洞。全長800メートルにも及ぶ規模である(現在は途中迄で折り返し)。明治時代まで風葬に使われていたという説があり、洞窟内には今でも骨壷(厨子甕)や人骨が見られる。入場料要。
  • ヒデンチガマ(洞窟潜水
  • おばけ坂
    • 島西部にある短い坂。下り坂だが途中から上り坂に見えるため、物を転がすと上り坂を上っていくように見える。
  • 久米島の久米仙
    • 泡盛酒造メーカー。島北部に醸造所があり、併設の直売所がある。
  • あじまー館
    • 体験プログラムに参加可能な「島の学校@久米島」、沖縄料理「あんまー食堂」、島の特産品を販売する「島むんショップ」などがある。

現在、久米島と奥武島との間には1982年開通の海中道路があるが、以前は奥武島住人は徒歩や潮の満ちた時間には竹馬で渡島し久米島へ通勤通学していた。海中道路の完成以降、潮の流れが大きく変わってしまい中間点にあった砂州や海底が非常に深くえぐり取られ危険なため潮の干満に関わらずそのような渡島は禁止されている。

[編集] 放送

  • テレビは1964年琉球放送(RBC)テレビが県内では初めてテレビ中継局を設置、県内民放テレビでは唯一VHFの中継局。その後NHK(設置当時は復帰前の1971年で沖縄放送協会(OHK)だった)、沖縄テレビ(OTV)が設置したが、OTVが設置したのは本土復帰後の1977年UHFによる中継局だった。当時はNHKもVHFだったため、リモコン式テレビが導入されるまでOTVは親局の8ではなく、Uにセットされていた。その後1995年にNHKはEスポによる混信解消でUHFに変更。琉球朝日放送(QAB)は同年秋の開局と同時に中継局を設置。また最初からUHFだったOTVと、後からUHFに変更したNHKは町役場のある島の東側にも中継局を設置した(RBCは久米島局で十分カバーできるため、QABは開局したばかりで設置しなかった)。
  • 久米島での地上デジタルテレビジョン放送2007年に久米島中継局、2008年に久米島東中継局でそれぞれ開始された(アナログ放送で久米島東中継局が未設置だったRBC・QABでもデジタル新局として開局した)。
  • ラジオはNHKFMのみ設置されており(84.2MHz)、AM局は沖縄本島の那覇本局から直接受信している。またFM沖縄も那覇本局からの放送エリアにギリギリ入っているため受信可能。AM局に関しては本島北部・大東島・先島地区同様に今後FM波での中継局設置が予想される。
中継局周波数一覧(TVの単位はCH)
所在地 総合 教育 RBC OTV QAB
久米島(アナログ) 36 34 4 57 42
久米島(デジタル) 33(1) 25(2) 30(3) 31(8) 32(5)
久米島東(アナログ) 51 49 61
久米島東(デジタル) 20(1) 19(2) 21(3) 22(8) 23(5)

(デジタル局のカッコ内の数字はリモコンキーID番号)

[編集] 久米島出身の有名人

  • 小島よしお
    本人曰く住んでいたのは半年間だったが、母親が沖縄県出身である。

[編集] 備考

  • 古くから稀に降雪が伝えられてきたが、1977年2月17日、沖縄県では史上唯一のが正式に観測された(降ったものは正確にはだが、気象観測で霙は雪に分類されるため)
  • 水がよく、酒所としても知られる。二軒の酒造所があり、特に久米島の久米仙は県外にも有名。ただし、同名「久米仙」の泡盛が那覇でも造られている。

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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