戦場ヶ原

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三本松付近より(2005/04/10)
(2001年05月撮影)

戦場ヶ原せんじょうがはら)は栃木県日光市日光国立公園内にある湿原である。

湯川(湯滝の下流)が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったのが、堆積によって湿原化したもの。

2005年11月、上流の湯ノ湖、湯ノ湖から流れ出る湯川、下流の小田代原と共に、奥日光の湿原としてラムサール条約登録湿地となった。

目次

[編集] 名前の由来・伝承

「戦場ヶ原神戦譚」による。すなわち、アカギの神(赤城山)とニッコウの神(二荒山(男体山))がそれぞれ大ムカデ(赤城山)と大蛇(男体山)に化けて戦った戦場であるという伝説に基づくもの。なお、この伝説で勝ったのはニッコウの神(男体山)である。

[編集] 農業と開拓・開墾の歴史

戦場ヶ原を縦断する国道120号を挟んで北側は草原化しており、高地栽培、山上げ栽培の農地として利用されている。イチゴ、カランコエに加えて、シャコバサボテンアッツザクラなどが山上げ栽培されている。戦場ヶ原農地開拓の歴史は明治時代まで遡れるが、第二次世界大戦後、旧満州から満蒙開拓団だった人々の引き上げ先として入植した。

[編集] 環境問題

中央部分を国道120号が縦断していてさらに、湯川からの水を農地の農業用水として取水しているため湿地が草原化し始めていると、危惧する声もある。

また、昭和60年代より日光国立公園内における鹿の生息数が増加し、湿原植生の破壊が危惧され始めた事から、平成13年(2001年)より戦場ヶ原と小田代原を囲む形で防鹿柵が設置された。

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