阿寒湖

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阿寒湖

初冬の阿寒湖と雄阿寒岳
所在地 北海道釧路支庁
面積 13.28 km²
周囲長 30 km
最大水深 45.0 m
平均水深 17.8 m
貯水量 0.249 km³
水面の標高 420 m
成因 カルデラ湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 富栄養湖
透明度 5.0 m
  
冬の結氷した阿寒湖
ボッケ
阿寒湖上から見た噴煙を上げる雌阿寒岳
雄阿寒岳より俯瞰した阿寒湖

阿寒湖(あかんこ)は北海道東部、釧路市(旧阿寒郡阿寒町)にあるである。全域が阿寒国立公園に含まれ、道東を代表する観光地となっている。北海道で5番目に大きい淡水湖。

特別天然記念物マリモや、ベニザケの湖沼残留型(陸封型)であるヒメマスが生息する。冬は全面結氷し、ワカサギ釣り、スケートスノーモービルなどのウィンタースポーツが盛んで、阿寒湖氷上フェスティバル・冬華火などのイベントも開催される。周囲はエゾマツトドマツなどの亜高山帯針葉樹林、および広葉樹を交えた針広混交林の深い森に覆われている。

2005年11月、ラムサール条約登録湿地となった。

目次

[編集] 地理

  • 湖岸:東岸側に雄阿寒岳がそびえる
  • 島 : 大島、小島、チュウルイ島、ヤイタイ島の4つ。チュウルイ島にマリモ展示観察センターがある。
  • 流入河川 : イベシベツ川、キネタンベツ川、チュウルイ川、ポンチュウルイ川、尻駒別川など
  • 流出河川 : 阿寒川

[編集] 歴史

生成過程

古阿寒湖はカルデラとして誕生し、いったんは外輪山である雌阿寒岳噴火などによって埋め立てられたが、今から1万年程前に雄阿寒岳中央火口丘にあたる)の噴火活動によって堰止湖がつくられた。しかし雄阿寒岳は成長を続け湖面を埋めてしまい、古阿寒湖は分断され、現在の阿寒湖、そして東にあるペンケトーパンケトーが誕生した。なお湖南方向、約8kmの地点に山頂がある雌阿寒岳は現在も活動中の活火山であり、2006年3月21日には小規模な噴火を起こした。

[編集] 利用

[編集] 観光

火山地域にあるため、温泉が沸き湖南岸には阿寒湖畔温泉温泉街がある。遊覧船が出ているほか、環境省の阿寒湖畔エコミュージアムセンターや、阿寒湖周辺の自然保護に貢献した前田一歩園財団が保有する前田記念館(前田一歩園初代理事長であった前田光子の山荘)がある。

遊覧船でチュウルイ島に渡り自然の状態のマリモを見ることが出来る。

湖畔ではボッケと呼ばれる泥火山が噴出し、硫黄の異臭を周辺に放っている。「ボッケ」はアイヌ語で「煮え立つ」を意味する。

また、湖畔の一角には、北海道最大のアイヌコタンアイヌの集落)があり、アイヌの伝統舞踊を公演する演舞場の「オンネチセ」や、アイヌの伝統文化を紹介する2つの資料館(アイヌ生活記念館、森と湖の藝術館)、ならびに、木彫製品などを販売する土産物店などが並んでいる。

[編集] 漁業

ニジマスイトウイワナアメマスコイなどを対象としたスポーツフィッシングのメッカの一つとしても有名で、冬季には、結氷した湖面に穴を開けてのワカサギ釣りも盛んである。また、1920年代に食用に放流されたウチダザリガニが生息している。大きなものは体長20cmほどにもなり「レイクロブスター」と称して販売している。このウチダザリガニは北米原産で特定外来生物に指定されているため、他の水面では放流が禁止され採捕・移動等についても環境省の許可を要する生物であるが、阿寒湖漁業協同組合は外来生物法成立以前からウチダザリガニについて第5種共同漁業権を有している。

[編集] レジャー

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  • チュウルイ島 遊覧船で上陸できる唯一の島。マリモ保護監視人が常駐。
  • ヤイタイ島 雑木が茂っているという意味の「ヤイタイモシリ」。阿寒湖最小の島で、湖の守り神として「白龍山の神」を祭る。
阿寒湖畔
周辺

[編集] 交通

釧路市中心部、美幌町から国道240号が、また足寄町弟子屈町から国道241号が通じる。

公共交通機関は、阿寒バスが釧路駅から阿寒湖畔までの定期バス路線を運行している。また道北バス・阿寒バスの共同運行による釧路~旭川間のサンライズ旭川釧路号北海道北見バス阿寒バスの共同運行による釧路~北見間の特急釧北号も阿寒湖バスセンターを経由する。また夏期を中心として定期観光バスが阿寒湖と川湯温泉方面、美幌駅方面を結んでいる。阿寒湖温泉街の一部ホテルでは、根室本線釧路駅石北本線北見駅釧網本線摩周駅ほかから直通の無料送迎バスを運行している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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