白藤の滝

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白藤の滝(しらふじのたき)


白藤の滝
所在地 北海道足寄郡足寄町
位置 北緯43度25分20秒 東経143度59分02秒 / 北緯43.42222度 東経143.98389度 / 43.42222; 143.98389
落差 20 m
滝幅 7 m
水系 十勝川水系白水川
地図
プロジェクト 地形
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白藤の滝(しらふじのたき)は、北海道足寄郡足寄町茂足寄にある雌阿寒岳を源流とする白水川にかかり、落差20メートルほどの直瀑である。

滝面は、第四紀更新世の雌阿寒岳火山の火砕流が堆積した溶結凝灰岩である[1]。滝崖には茶色の柱状節理がみられる。流れ落ちた水は濁っていることが多い。

滝は足寄町東部、国道241号阿寒湖畔温泉からオンネトー方面へ20分程度西進した標高600メートルほどの場所にある。観光ガイド等に紹介されることは少なく、付近に観光客向けの施設等もない。国道からは、滝まで徒歩5分程度の場所まで自動車で入ることができる。かつては滝の裏まで入り込むめたが、2006年の豪雨等により途中倒木が激しく、2007年の時点では滝壺脇まで到達するのは困難である。

脚注[編集]

  1. ^ 北中康文『日本の滝1 東日本661滝』山と渓谷社、2004年、14頁。ISBN 4-635-06257-0 

外部リンク[編集]

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