トムラウシ山

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トムラウシ山

美瑛から望むトムラウシ
標高 2,141m
位置 北緯43度31分38秒
東経142度50分56秒
所在地 北海道上川支庁上川郡美瑛町
十勝支庁上川郡新得町
山系 大雪山系
  

ウオッちず Google Map トムラウシ山

トムラウシ山(とむらうしやま)は北海道中央部、上川管内美瑛町十勝管内新得町の境にそびえる、大雪山のピークの一つの。「大雪の奥座敷」と称される。標高2,141m。

目次

[編集] 概要

トムラウシとはアイヌ語で「花の多いところ」を意味するとも、「水垢が多いところ」の意だともいわれる。30〜10万年前に活動した火山で、山頂に溶岩ドームがあり、ふもと(新得町)にはトムラウシ温泉がある。国土地理院三角点の名称は「富良牛」と記されているが、これはアイヌ語起源の地名によく用いられる当て字である。

登山ルートは新得町・トムラウシ温泉からのもの、東川町天人峡温泉からのもの、北から白雲岳忠別岳を経る縦走路などがあるが、かなり奥深い山であるため、最短ルートの新得町からのルートを用いても山頂まで6〜7時間はかかり、小屋などの設備も少ない。

その上天候が崩れると夏でも気温は8~10度、体感温度(気温と風速の差)が氷点下まで下がることがある。これによる気象遭難事故も度々起きているため、登頂には夏季でもフリース・ツェルト・固形燃料などの非常用装備の持参と経験者の同行が求められる。

しかし、奥深い山である故に、広大な花畑や湖沼などの大自然が荒らされることなく残されており、多くの登山者が憧れてやまない存在である。ことに、上記の北から縦走してくるルートは、大雪山系の雄大さを余すところなく堪能できる日本屈指の名ルートである。

火山であり、山頂には噴火口もあるが、現在は活動は完全に停止している。噴火口は一部が崩れていてU字型になっており、初夏には火口の底に小さな湖ができる。山の周囲には標高の高い岩場が広がっており、高山植物が多数生息するとともにナキウサギの生息地になっている。

宿泊施設としては、山頂の北へ約2時間ほど下ったところにあるヒサゴ沼に無人の小屋があるが、夏場は込みあうこともあり、テントを持参する方がどちらかというと賢明と言える。

[編集] 遭難事故

夏場でも2件の死亡事故例が報告されている。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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