谷川岳
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| 谷川岳 | |
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谷川岳(2006年10月)
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| 標高 | 1,977m |
| 位置 | 北緯36度50分14秒 東経138度55分47秒 |
| 所在地 | 群馬県みなかみ町 新潟県湯沢町 |
| 山系 | 三国山脈 |
谷川岳(たにがわだけ)は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。 頂部は二峰に分かれており、それぞれ「トマの耳」(標高1,977m)、「オキの耳」(標高1,963m)と呼ばれる。 周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。 日本百名山の一つ。
目次 |
[編集] 概要
元来この山はトマ・オキの二つ耳(2つの頂上の意)と呼ばれ、谷川岳の名は隣の俎嵒(マナイタグラ)に与えられていた。しかし、国土地理院の5万分の1地図の誤記のために、トマ・オキの二つ耳が谷川岳と呼ばれるようになった。トマの耳(標高1,963m)には薬師岳、オキの耳(標高1,977m)には谷川富士の別称がある。
広義には、一ノ倉岳などの周囲の山域も含めて「谷川岳」と呼ぶこともある。
一ノ倉沢などの谷川岳の岩場は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングのメッカとなっている。
谷川岳の標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しく、遭難者の数は群を抜いて多い。1931年(昭和6年)から統計が開始された谷川岳遭難事故記録によると、2005年(平成17年)までに781名の死者が出ている。この飛び抜けた数は日本のみならず世界のワースト記録である。ちなみにエベレストのそれは178人である。1960年(昭和35年)には、岩壁での遭難事故で宙吊りになった遺体に救助隊が近づけず、災害派遣された陸上自衛隊の狙撃部隊が一斉射撃してザイルを切断、遺体を収容したこともあった(谷川岳宙吊り遺体収容)。こうしたところから、谷川岳は「魔の山」とも呼ばれる。
また、気象の厳しさから標高1,500m付近が森林限界となるために比較的低い標高で高山植物が観察でき、首都圏から近いこともあって多くの登山者が訪れている。そうした登山者の中には気軽に訪れる者も少なくなく、急激な気候変動によって遭難する者が跡を絶たない。
[編集] 周辺情報
谷川岳はスキーのメッカでもある。谷川岳天神平スキー場は関東でもっとも有名なスキー場のひとつ。冬場はスキー客と登山客が同じゴンドラで天神平を目指すこともしばしば。谷川岳ロープウェイ「てんじんだいら」駅のそばにはレストハウスがあり、天神尾根の途中、熊穴沢ノ頭に避難小屋がある。また宿泊施設としては山頂(トマノ耳)直下に「肩の小屋」がある。
登山ルート「天神尾根」は、谷川岳ロープウェイの麓土合口駅から山頂天神平駅に上がったところが起点。ロープウェイを利用しない場合は、田尻尾根を使う。西黒尾根は途中「ラクダのコル」で巌剛新道と分岐する。巌剛新道の登山口はロープウェイ「どあいぐち」駅よりさらに国道291号線を上がった地点、マチガ沢付近にある。
国道291号線はここからさらに深く、一ノ倉沢まで続き、舗装が途切れ、清水峠で点線国道になる。周辺、マチガ沢~一ノ倉沢~幽ノ沢~芝倉沢は紅葉の名所。峻厳な岩肌と木々とが相俟った渓谷美で知られる。
上越線・土合駅より北へ進む白毛門は谷川岳の撮影ポイントの一つ。また谷川岳は高山植物の種類も多く、季節には天神平周辺をはじめ、登山道や山頂付近で観察することができる。
[編集] 登山ルート(通常登山)
- 天神尾根ルート
- 西黒尾根ルート
- 厳剛新道ルート
- 谷川連峰縦走路(平標山 - 仙ノ倉山 - 万太郎山 - 谷川岳 - 一ノ倉岳 - 茂倉岳 - 七ツ小屋山 - 朝日岳 - 笠ヶ岳 - 白毛門)
[編集] 登攀ルート(ロッククライミング)
- 東尾根
- 一ノ倉尾根
- 衝立岩中央稜
- 衝立岩正面壁
- コップ状岩壁
- 烏帽子沢奥壁
- 烏帽子沢南稜
- 一ノ倉沢滝沢マイナースラブ
- 一ノ倉沢滝沢第一スラブ
- 一ノ倉沢滝沢第二スラブ
- 一ノ倉沢滝沢第三スラブ
- 一ノ倉沢滝沢ルンゼ状スラブ
- 滝沢リッジ
- 滝沢ドーム
- マッターホルン状岩壁
- 一ノ倉沢二ノ沢
- 一ノ倉沢2ルンゼ
- 一ノ倉沢3ルンゼ
- 一ノ倉沢4ルンゼ
- 幽ノ沢中央壁
- 幽ノ沢右俣リンネ
- 幽ノ沢V字状岩壁
- 幽ノ沢左俣中央ルンゼ
- 石楠花尾根
- 堅炭岩
- 南面幕岩
[編集] 周辺の山小屋
- 肩ノ小屋
- 蓬ヒュッテ
- 熊穴沢避難小屋
- 一ノ倉岳避難小屋
- 茂倉岳避難小屋
- 清水峠避難小屋
- オジカ避難小屋
- 大障子避難小屋
[編集] 貫通する鉄道と道路
[編集] 近隣の山
[編集] 外部リンク
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