愛鷹山

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愛鷹山
Mount Fuji and Mount Ashitaka 20101204.jpg
函南町より望む愛鷹山と富士山
標高 1187.5 m
所在地 静岡県富士市沼津市
長泉町裾野市
位置 北緯35度14分17秒 東経138度47分39秒 / 北緯35.23806度 東経138.79417度 / 35.23806; 138.79417座標: 北緯35度14分17秒 東経138度47分39秒 / 北緯35.23806度 東経138.79417度 / 35.23806; 138.79417
種類 成層火山
愛鷹山の位置(静岡県内)
愛鷹山
愛鷹山 (静岡県)
Project.svg プロジェクト 山
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愛鷹山(あしたかやま)は静岡県富士山南麓にある標高1,187.5mの。広義には愛鷹山塊, 愛鷹連峰の総称として愛鷹山と呼ばれ、この総称の方が日本二百名山の1つで、愛鷹山塊の最高峰は標高1504.2mの越前岳。狭義にはこの山の南端の愛鷹山峰のことを指す。

特徴[編集]

愛鷹山は第四紀成層火山[1]箱根火山と同時期に形成された。およそ40万年前に噴火が始まり、10万年前に黒岳溶岩ドーム火砕流を噴出したのを最後に火山活動を終えた[1]。山体はフォッサマグナ地域に含まれ[2]、富士山と同じく、フィリピン海プレートユーラシアプレートの境界付近に位置する。位牌岳の西側に火口があったと考えられているが、活動の終息から長期間が経過し、開析が進んでいるため明瞭な火口地形は残っていない。

標高800メートル以上の地域では、ピンク色のアシタカツツジに代表される特有の植物が生育している他、環境省の特定植物群落調査にも選定されたブナの原生林が見られる[2]。季節によってヤマボウシトリカブトが咲く。南麓には茶畑が多く、東名高速道路が通る。

愛鷹山峰の山頂には愛鷹明神を祀る桃沢神社が鎮座しており、このことが連峰最高峰でないにも関わらず連峰を代表する理由といわれる。

古くは足高山と記されていた。富士山を中心に愛鷹山(足高山)、山梨県の足和田山、箱根の足柄山を合わせて「富士三脚」と呼んだ。

縁起のよい初夢『一富士、二鷹、三なすび』の鷹は、駿河国で2番目に高い愛鷹山を指すという一説がある。しかし、実際には駿河国で愛鷹山より高い山はある。

愛鷹山塊[編集]

愛鷹山塊の主な山岳(北から)

  • 黒岳 1,087m(溶岩ドーム
  • 越前岳 1,504.2m(最高峰)
  • 前岳 1,336m
  • 鋸岳 1,296m
  • 呼子岳 1,310m
  • 位牌岳 1,458m
  • 大岳 1,262m
  • 袴腰岳 1,248m
  • 愛鷹山 1,187.5m

愛鷹山の姿[編集]

十国峠から望む愛鷹山と富士山。左端に沼津アルプス駿河湾、右端に箱根山中央火口丘

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]